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![]() 3回にわたって、 Rockyサロンとネーミングして、 セミナー《モチベーションを高める「言語アプローチ」》を、 開催しました。 (主催 食コーチングプログラムス 各回講師 大橋禄郎先生 時間 10時30分~17時30分) 第1回 Rockyサロン テーマ 《モチベーション入門》 2022年8月28日(日) 会場 神奈川近代文学館 時間 10時30分~17時30分 第2回 Rockyサロン テーマ 《自分や人のモチベーションを高めるために 基本となること》 2022年9月25日(日) 会場 かながわエルプラザ 時間 10時30分~17時30分 第3回 Rockyサロン テーマ 《モチベーション・アッパー」 としての思想とスキル》 2022年10月30日(日) 会場 かながわエルプラザ 時間 10時30分~17時30分 3回シリーズのこの研修には、 各地から、延べ約100名近くのかたに 受講していただきました。 ご参加いただいた方々の感想を拝見して、 (このホームページの活動報告をご参照ください) 「自分や第三者のモチベーションを支えるために 必要な考え方やスキルをいま、学ぶことができてよかった」 と、振り返っておられます。 こうしたご意見をうかがうにつけて、 人生100年時代における 「栄養士の社会的使命」の 方向性を示していただく機会を設けたことの意義を あらためて感じた3回シリーズでした。 先生は、3回のご講義の中で、 アブラハム・マズローの(以下、マズロー) 「5段階欲求説」を、 今までとは別の視点で解説してくださいました。 マズローの「5段階欲求説」には、 「科学性に欠ける」という学者もおられるとか。 しかし、大橋先生は、 「そもそも人間の『見えない行動』を科学することは できるのか。人間は、ロボットのように セットしたようには動かない」 「代案を示すことがなく、ただ『科学的でない』として 無視するのは、知的好奇心を満たし、 真理を追究する姿勢として適切だろうか」と指摘されます。 今回、私たちは、 マズローの5段階欲求説を、 大橋先生の提唱される「健康の6大要素」と比較しながら 学ばせていただいたことは、 大きな財産となりました。 「『健康の6大要素』の4番目以降の、 《4.ストレスコントロール》 《5.よい人間関係の維持」》 《6.生きがい》は、 マズローのいう、 『連帯への欲求』『尊敬されたい欲求』『生きがい』と、 重なるところが多い」と、大橋先生。 モチベーションが低下している人に (クライアントだけではなく) 私たちは日常的によく出会います。 ・声が小さく、覇気がない表情や姿勢の人。 ・顔見知りであっても、挨拶しない人。 ・身だしなみを、まったく気にしない人。 ・時間にルーズな人。 ・食が細く、好き嫌いが多い人。 ・社会との接点を自ら閉じている人。 ・食事時刻が毎日バラバラ(無関心)な人。 ・自身の健康や体型に無頓着な人 ・人との集まりの場を極端に嫌う人。 ・仕事と家の往復しか居場所がない人。 いろいろのタイプの人がいるにもかかわらず、 私たち栄養士がかけるコトバは 「いつも一緒」「同じことを言う人」と 思われていないだろうか……と考えます。 昔から「木を見て、森を見ず」というコトバが ありますが、 私たち栄養士は、 「検査値を見て、人を見ず」ということに なっていないだろうか……と。 大橋先生のご講義によると、 たとえば、 「食後に間食がやめられない」という人の場合、 「1つの理由として、 その人のモチベーション不足」と指摘されます。 「夜、なにもすることがないから、 間食をしたり、アルコールを飲んだり…… ということはないだろうか……」と。 「モチベーション不足」のために、 そうした行動になり、結果、 体重がオーバーしてしまうという考察には、 おおいに共感します。 「どんな格好をしても私の自由」、 「1日ゴロゴロしていたら、夕方になった」 「食欲がない」 などという事例も、 「予定がない」(刺激がない)ことも モチベーション不足によるもの、 ということなるのでしょう。 お知り合いの70代、80代の方々は、 みなさん元気そのもの、という方が多いことに 先生のご講義を拝聴してふと、 おひとり、おひとりのお顔を思い浮かべました。 「いまも現役で店に立っている」 「昔と変わらず、著述業に専念している」 「畑仕事をしている」 「ペットを飼っている」 「自宅の庭の植物の世話がけっこう忙しい」 そうおっしゃる方々の共通点は、 ハツラツとして、健康そのものというところ。 「自分を必要としてくれる人、動物、植物」などの環境が あることが、その要因なのだということも、 あらためて、このシリーズのご講義で 実感することができました。 3回シリーズの最後のご講義の中では、 「植物にもモチベーションがある」ことを お教えいただきました。 「人間だけではなく、 植物もコミュニケーションを行なっている」と。 私たちに見える色や香り、甘みといった コミュニケーション記号を使って、 鳥や昆虫にメッセージを送ることによって、 自分の趣旨を遠くへ運んでもらう、 まさに、 「コミュニケーションはモチベーションの記号化」です。 あるとき、私たちには聞こえない 「音」を使って植物は、植物どうしで危険を察知したことを 共有したり、生きるために必要な「栄養」をシェアしたり。 この3回シリーズで、 モチベーションが、 「壮大なもの」であることが 理解できました。 受講された方の職域はさまざま。 病院や行政などの組織で働く方から、 企業や個人の自宅に出向き、 食事相談をなさる方や フリーランスで働く方まで。 大橋先生のご講義は、 「クライアント」ためだけのものではなく、 私たちの日常の姿勢や言動、行動そのものが、 誰かの健康に対するモチベーションアップになるのだと、 繰り返し、具体的にお教えくださいます。 つまり、モチベーションは、 ビジネススキルとして理解するのではなく、 まずは、自分自身のため、 そして、自分の家族のため、 さらには、社会を活性化するための知識であり、 原動力である……と。 そして、先生は、 「人々のモチベーションを上げる人」のことを、 「モチベーション・アッパー」と造語されました。 3回シリーズの最終日、 いろいろの場所で 集合写真を撮っていると、 通りがかりの年配の女性が、 「あなたたち、どういうお集まり?」 「みんな、きれいね~」と、 お声をかけてくれました。 私たちの表情、姿勢、しぐさ、身だしなみが、 日常生活の1シーンでも、 まわりの方々のモチベーションをあげることができたとすれば、 大橋先生の提唱される 「モチベーション・アッパーのライフスタイル」 に、少しでも近づけているかしら??? と、うれしくなりました。 先生から学ばせていただいた、 「モチベーション・アッパー」としての、 食事相談の心構えやスキルが、 からだの細胞1つ1つに染みこんでゆくかのよう……。 いま、その余韻を感じながら、 このブログを書いています。 そろそろ日本大通の名物イチョウ並木は 黄金に色づく季節です。 彼ら(イチョウたち)は、 私たち、動物たち、鳥たち、昆虫たち、 あるいは、仲間のイチョウたちに、 どんなメッセージを 伝えようとしているのでしょうか。 イチョウたちの黄色い刺激に風情を感じる人は、 ご自身の人生に どんなモチベーションを抱くのでしょうか。 #
by palmarosaK
| 2022-11-09 23:14
| 大橋禄郎先生
![]() イベントを以下にご案内させていただきました。 お目通しいただけましたら幸いです。 ご参加ご希望のかたは、 影山なお子宛てに、メールでお尋ねください。 折り返し、詳細をお知らせいたします。 new!! ・2022年10月23日(日) 《栄養士のためのフェイスストレッチ》 主催 パルマローザ 会場 イギリス館 時間 14時~16時30分 講師 佐藤利絵先生 (フェイスストレッチインストラクター new!! ・10月26日(水) 《輝き続ける栄養士になるためのマナー、 コミュニケーション力》 主催 東京家政大学 会場 東京家政大学 8号館 83A講義室 時間 10時55分~12時35分 講師 影山なお子 対象 東京家政大学学生 150名 ・10月29日(土) 『ライフデザインブック』輪読会 主催 パルマローザ 講師 大橋禄郎先生 会場 横浜市技能文化会館 時間 10時30分~17時 *『ライフデザインブック』のご本をご持参ください。 ・10月30日(日) 《Rockyサロン》 最終回 テーマ 「モチベーション・アッパー」としての思想とスキル。 主催 食コーチングプログラムス 講師 大橋禄郎先生 会場 かながわ労働プラザ ・11月5日(土) 『食コーチング』輪読会 主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 会場 関内ホール 時間 11時~17時 *『食コーチング』のご本をご持参ください。 ・11月6日(日) 《アクションクッキング》 テーマ 「季節感を演出する」 サンマご飯/土瓶蒸し/かぼちゃのプリン ・11月12日(土) 「健康支援者の身だしなみーー 健康をカタチにする身だしなみシリーズ①」 第1回 テーマ 「オンナ度を上げるコートテクニック」 主催 食コーチングプログラムス 講師 大橋禄郎先生/影山なお子 会場 横浜市技能文化会館 時間 10時30分~17時 ・11月13日(日)~15日(火) 「食コーチング」 in 沖縄。 主催 食コーチングプログラムス ガイド 影山なお子 会場 沖縄・那覇市 ・11月18日(金) 《人生100年時代の食と健康》 主催 横浜 中 ロータリークラブ 講師 影山なお子 会場 ホテルニューグランド ・11月19日(土) 《アクションクッキング》 「めんそ~れ横浜 from 沖縄」 主催 アクションクッキング 講師 影山なお子 会場 影山なお子横浜中華街オフィス 時間 14時~17時 *エプロン、ハンドタオル、スリッパをご持参ください。 ・11月20日(日) 「食ジム」 《栄養士は余暇に関する話題力をどう磨けばよいか》 主催 食コーチングプログラムス 座長 大橋 禄郎先生 会場 横浜市技能文化会館 時間 10時~17時 *単発でのご参加、歓迎します♪ ・11月21日(月) 《栄養士のための「食コーチング」》 主催 愛知県豊橋市保健所管内栄 講師 影山なお子 対象 豊 (豊 ![]() ・11月26日(土) 「食コーチングセレクション」⑨ 《異業種の人と会食をするときの栄養士としての態度、 メニューの選び方、話題力とは》 主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 会場 影山なお子横浜中華街オフィス 時間 11時~17時 *単発でのご参加、歓迎します♪ ・11月27日(日) 「デコパージュ」でクリスマスを演出する。 完成するあいだに、 アクションクッキングのお料理をお召し上がりいただきます。 主催 アクションクッキング 講師 影山なお子 会場 影山なお子中華街オフィス 時間 14時~17時 ・12月3日(土) 『食コーチング』輪読会 主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 会場 影山なお子横浜中華街オフィス 時間 11時~17時 ・12月4日(日) 「食コーチングセレクション」⑨ 《異業種の人と会食をするときの栄養士としての態度、 メニューの選び方、話題力とは》 主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 会場 影山なお子横浜中華街オフィス 時間 11時~17時 *単発でのご参加、歓迎します♪ 「絵手紙でメリークリスマス!!」 主催 パルマローザ 講師 大橋禄郎先生 会場 関内ホール 時間 11時~17時 対象 「絵手紙に挑戦したい」とお考えのかたであれば、 どなたでもどうぞ。 new!! ・12月11日(日) 「健康視点で見る映画研究会」「健映研」 主催 食コーチングプログラムス ゲスト講師 大橋禄郎先生 講師 影山なお子 場所 都内 詳細は、お尋ねください。 ・12月17日(土) 《アクションクッキング》 「世界のおせち」 主催 アクションクッキング 講師 影山なお子 会場 影山なお子横浜中華街オフィス 時間 14時~17時 *エプロン、ハンドタオル、スリッパをご持参ください。 ・12月18日(日) 「食ジム」116回 テーマ 《栄養士は、外食店利用のメリットをどう認識し、 どう健康支援に、役立てるか》 主催 食コーチングプログラムス 座長 堀之内文美さん アドバイザー 大橋禄郎先生 影山なお子 会場 横浜市技能文化会館 時間 10時30分~17時30分 詳細は、お尋ねください。 ![]() new!! ・12月24日(土) "SAS(スタンバイ・アクションサロン”)へようこそ。 へようこそ。 主催 食コーチングプログラムス 特別ゲスト 大橋禄郎先生 会場 横浜中華街オフィス 時間 11時30分~15時30分 詳細は、お尋ねください。 ・12月30日(金)
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by palmarosaK
| 2022-10-20 21:13
| スケジュール
![]() 大橋禄郎先生の86歳のバースデーツアーに、 《パルマローザ》メンバーの栄養士さんと ご一緒させていただきました。 10月の沖縄は、まだまだ真夏。 日中の平均気温30℃は超えています。 昨年、一昨年とも、 12月初旬に訪れた沖縄は、 「初冬」の気温だったため、 久しぶりに、沖縄の「夏」に再会することができました。 私たちの旅は、 旅のスケジュール発表からスタートします。 海の旅に限らず。 そのことによって、 旅に行く前から、旅の準備性がアップします。 「行きは何を着ていこう」 「靴は? スニーカーは?」 「ホテルでの部屋着は?」 「夜通しトークのときに着るものは?」 「ホテルでの朝食のときには?」 「2日目~4日目の街歩きのスタイルは?」 「座間味島へのスノーケリングのときは?」 などと、すでに旅の道幅と奥行きを イメージするところから すでに旅は始まっています。 そのため、持参する荷物は多くなります。 今回は、マイ・ウェットスーツやフィン、 2キロのウェイト、スニーカー3種類(運動靴を含め) パンプス2種類、下駄、ビーチサンダルなどもあったため、 大きなスーツケース2個を 今回も事前に那覇のホテルに送りました。 宅配時代に生きることに感謝!! 「旅の持ち物は、なるべくコンパクトに」と、 おっしゃる人もいらっしゃいますが、 そこで、そのとき、どんな身だしなみをするか、 という問題は、 人生、いかに生きるべきか、 というくらいに大事な問題。 旅先は同じであったとしても、 「その旅、そこでの見聞、そこでのファッションは一期一会」 たとえ、出番のなかった衣類やアクセサリーなども、 その旅を盛りあげる脇役として存在します。 「なんで、あれを持ってこなかったのだろう?」と 旅先で悔し涙にくれるよりも、 ホテルのクローゼットでスタンバイしている二軍選手たちを 視界の隅に見届ける心の余裕、 それがリッチな旅。 時と場合で、 「やはり、あなた出番よ」ということだって 旅先ではよくあること。 今回の旅は、8名の大人と、9か月の赤ちゃんが一緒。 旅の想い出は、 どこに宿泊するかによっても その土地の印象がずいぶん変わります。 大勢での旅になるので、 シティホテルに泊るときは、 集合するときに便利な、 「クラブラウンジ」が利用できるホテルを選ぶようにしています。 クラブラウンジは、 各ホテルがホテルの顧客のために設けている、 サロンのような場所。 セルフのカフェがあったり、 軽食をいただけます。 ホテルによっては、 大人のスペースなので、 「家族以外の人と定期的に旅をしたことはない」 という人にとっては、 いつもと異なる旅の楽しみを知ることに。 朝からビールをちょっと…… というひとときは、旅の解放感を高めてくれます。 さて、今回の旅は、視覚の収穫、味覚の収穫、聴覚の収穫、 ★朝7時にみんなで「農連市場」を探索。 「農連市場」でそれぞれお買い物を。 ・青パパイヤのしりしり (沖縄のチャンプルに欠かせない食材) ・沖縄マンゴー (自販機で冷凍のカットマンゴーをその場でいただきました) ・シーカーサー ・ムーチー (月桃の葉に包まれたあんなしの甘いお餅) ・沖縄のお餅 (沖縄は餅米ではなく、米粉をつかったお餅) ★公設市場でお食事、お買い物。 ・ミミガーの和え物(豚の耳) ・ぐるくんの唐揚げ ・もずくの天ぷら ・へちまの味噌炒め ・豆腐よう ・ジーマミ豆腐 ・「の~まんじゅう」 ・サーターアンダギー ★国際通りでお買い物&イートイン ・ブルーシールアイスクリーム ・ステーキ(滞在中3回) ・新垣商店の「ちんすこう」 ★滞在したホテルのモーニングビュッフェ&ラウンジで ・オリオンビール ・フーチャンプルー ・沖縄そば ・紅いもサラダ ・切り干し大根のしりしり ★おもろまちにある、DFSショップでショッピング ★「美ら海」水族館に向かう途中の道の駅「許田(きょだ)」で 「沖縄に行ったことがあるけれど、 『美ら海水族館』には行ったことがない」 「離島には行ったことがない」人も半数はいらしたため、 その都度、予定を変更しながら楽しむことができました。 今回の旅は、 大橋先生のリクエスト 「沖縄滞在中に、座間味島に行きたい」 とのことで、 沖縄滞在3日目は、 座間味島に行った最後が2015年10月だったので、 7年ぶりの座間味でした。 座間味島の古座間味ビーチに到着した一同、 エメラルドブルーの海に大感激。 半年前、沖縄本島でスノーケリングした私たちですが 本島との海のちがいに圧倒されていました。 大橋先生も「座間味島歴50年で初めてのこと」だそう。 座間味島は、那覇からフェリーや高速船で行くのですが 晴れていても波が少しでもあれば欠航になるくらい、 たどり着くのが難しいという印象があります。 とくに台風の時期は。 私たちが出かけた日は、 天候にも恵まれ、海のべた凪状態で 「最高のスノーケリング」日和でした。 7年前にも出会ったこの海のすばらしさは、 7年後のいまも健在でした。 口々におっしゃっていたことの1つに、 「現地の人とのコミュニケーションが楽しかった」 せっかく現地の旅をしているわけですから、 いろいろの情報を聞けることで、 その旅の奥行きがとても深くなり、 一生忘れられない旅になることは、 これまでも大橋先生とご一緒する旅の先々で体験していました。 旅先で、いろいろの人に声をかけていただきました。 「お帽子でやってくる大勢のお姉さんたち」という 印象で覚えてくださっている食堂のお姉さん、 「あれ? いつもの時期より早くない? 」と、 初めてみんなで伺った農連市場のおばさまからは、 「12時に起きて、ここには朝の3時から働いている。 午前8時に家に帰るという生活よ」 というお話をお聞きできました。 同じくお餅を売っているお店のお姉さんからは、 「沖縄のお餅と内地ではちがうの。 『水切り餅』知らない? 内地はもち米からつくるでしょう? 沖縄のお餅は、普通のお米からつくるの。 だから、のびない。お正月のお雑煮でぐーんとのびるような お餅にはならないのが特徴」と教えていただきました。 野菜を販売しているおばさまからは、 「横浜から来たの? 藤沢にも、ここから野菜を送るのよ。 これ? ヨモギ。 沖縄ではヨモギは料理に欠かせないからね。 『ヨモギの天ぷら』は沖縄の家庭料理」 私たちのやりとりをじっとご覧になっていたおじさまは、 「今度はマンゴーの時期にいらっしゃい」 「ここにもたくさん並ぶから」と声をかけていただきました。 そうそう、ホテルのクラブラウンジでは、 1人で沖縄のホテルに泊っているという、 米軍の基地に勤務する50代後半の女性に、 「あなたたちのファッションがステキ!」と、 声をかけられました。 米軍基地のある山口県岩国市にお住まいの栄養士さんが、 流ちょうな英語でご対応されていたのも 「身だしなみコミュニケーション」がきっかけ。 往き帰りの日本航空の客室乗務員からは、 私たちの帽子やエコバッグ(JALのCAのスカーフ柄のバッグ)をご覧になり、 「みなさまは、どういうお集まりなんですか」 「このお帽子ステキ。どこで買えるのですか」 「エゴバッグ、当社のものを使ってくださっているんですか。 え? 全員がお持ちなの? エプロンまでご持参されているのですか。旅に?」 などと、機内でも客室乗務員の方々と盛り上がりました。 沖縄ステイ滞在中、 私たち8人と赤ちゃんを乗せてくれた ジャンボタクシーの運転手さんは、 道中、「沖縄復帰のときは19歳だった」と。 「日本に復帰して沖縄はすごくよくなった」 「学校などの建物がきれいになった」 「車検というシステムが日本復帰で スタートしたことで、沖縄の車がきれいになった」話、 などなど、現地の人の生の声をたくさん聞けたことは 沖縄のコトバ、沖縄の食べ物、 道中のタクシーでは、会話が途切れることなく、 美ら海までの2時間の車内は楽しいものでした。 沖縄で毎年お世話になっている食堂のお姉様たちに、 昨年のお写真をフォトブックにして プレゼントさせていただいたところ、 とても喜んでくださり、 他のお客様が嫉妬されるくらい、 私たちに、極上のおもてなしをしてくださったことも、 ハラハラしながらその様子を見ていた仲間たちのことも、 「旅は視覚だけでなりたっているのではない」と おっしゃいます。 「旅は、現地の人に問いかけて、たくさんの情報を 教えていただいたことで、より想い出の旅になる」と。 大橋先生がスノーケリングやダイビングをなさるときには いつも「この海におじゃまさせていただいている」 という意識を持たれるのだそう。 そのことを教えていただいているからか、 どこに伺うときにも、 「この場所におじゃまさせていただいている」ことを 忘れないように、 ご挨拶をかならずしっかりとするようにしています。 当たり前のことかもしれませんが、 「おはようございます」「こんにちは」「ありがとうございます」と お声かけして、 それから 「このお野菜は、なんというのですか」 「どうやって召し上がるんですか。みなさまは」 「このお魚は?」 「この土地のコトバでなんというのですか」 などとインタビュー。 そしてこちらも、 「横浜から来ました」 「4泊5日で旅をしています」 「栄養士の仲間たちと毎年、 沖縄が大好きなので旅をしています」 旅は、「何回どこそこに行った」という回数を競うものではなく、 1回でも、記憶に残るような温かい旅ができただろうか…… ということだと思っています。 そのためには、現地の人に「問いかけ」コミュニケーションから 新鮮でホットな情報が得られ、 あたたかい気持ちで滞在中を過ごすことができました。 初秋の横浜に戻ったいまも、 心は、あたたかい気持ちで満たされています。 コミュニケーションが多いほど、 旅の記憶の残存率は高くなることは確か。 いまも、頭の中では、 沖縄の陽光が輝き続けています。 #
by palmarosaK
| 2022-10-15 02:33
| ダイビング
![]() 《パルマローザ》は、 2022年9月で発足以来、満20年を迎えました。 20年前の9月28日、東京新橋の公民館で、 第1回がスタートしました。 テーマは、 「あなたが目指す栄養士、世間が求める栄養士」 航空会社勤務の時代、 新任客室乗務員の私のインストラクターだった、 先輩客室乗務員・岡林温子(あつこ)さんにご協力いただきました。 ![]() ![]() リゾートホテルの立ち上げにも関わっておられました。 「フィリピン人のスタッフがよくしてくれるの~」 「モトムラちゃんもいっしょにフィリピンで仕事しない?」と、 国際電話をかけてくださったことも。 帰国されてからは、 地元横浜の経営者で集まる組織に所属され、 さまざまな経営者のコーチを担当されて、 成果を出されていました。 こんなことがありました。 岡林さん主催の社員研修会が開催されたとき、 「岡林さんがこうした企画をすると聞いたから、 北海道の出張を短縮させてここに来たんだよ」 という経営者が何人もいらっしゃったことに 驚きました。 スタッフの女性陣からは、 「私たち、岡林先生のファンなんです」という声も。 同行させていただいた研修会の先々で、 いかに、岡林さんが、 会社のトップからスタッフの1人1人にまで、 信頼が厚いかということも 間近に知ることができました。 会社を退職された後も、 世間に必要とされている岡林さんの、 ご活躍ぶりとお人柄とを いつも誇りに思っていました。 そうそう、 企業に所属する、 栄養士のための研修会を 岡林さんと1年間、 担当させていただいたことがありました。 岡林さんのお仕事のスタイルを 間近で拝見させていただけたことは 私の一生の財産になっています。 パルマローザ立ち上げのときには、 たくさんのご協力やアドバイスをいただきました。 たとえば、こんなことがありました。 それは、管理栄養士として著名なある先生に 講師をお願いしようとしたときのことです。 岡林さんにそのプランをお話すると、 岡林さんは 「……う~ん……。どうかな~……。 著名だからというだけでお呼びすれば、 人は集まるかもしれないけれど、 まだパルマローザのカラーが決まっていない段階で、 その先生にお任せしてしまうと、 モトムラちゃん(私の旧姓)のカラーでは なくなってしまうのでは?」 「そこは、モトムラちゃんが担当すればいいじゃない?」 栄養士ネットワーク《パルマローザ》という組織を 立ち上げた大きな理由は、 いろいろの職場で働く栄養士さんたちと 情報交換する場の必要性を感じたから。 セミナーなどで、 多くの同業の人と同じ会場で学びながら、 終わると、それぞれが黙って帰途につく。 いま学んだことを、 席の近い人と少しでも語り合えたら、 いろいろの受け止め方と接することができるし、 いろいろの評価基準があることを知ることができる、 それは、自分の情報に磨きをかけることになり、 情報の価値が何倍にもふくらむはず。 それなのに、みなさんは、 ひとことも語り合うことなく、家路を急ぐ。 これでいいのかしら? 航空会社のCAから病院の栄養士になったものの、 栄養士の同期は1人、あるいは誰もいない…… 私自身、そういう環境にあったために、 語り合う仲間がほしいと思いつつ、 いろいろの研修会に参加していました。 こう経験を繰り返すうちに、 「待っていてもダメ。 それだったら自分でネットワークをつくろう」 と考えたのが20年前だったのです。 そんな思いや夢を、 フリーで働いている知人の栄養士さんにお話ししたところ、 「すごくおもしろそう! 私も参加してみたい! 」 と、おっしゃってくださいました。 「やっぱり、私のような想いは、 みなさんももっているのだ」 そこで『栄養と料理』の催しものコーナーで この企画を紹介していただきました。 当時、集まってくださった方は5人。 たった1人の企画に、5人もの方が都内各地から お出でいただいたことは、 私にとって大きな励みになりました。 それからは、 セミナーが終わった後は、 主催者として、 近くのカフェでお茶をすることを提案し、 きょうの感想をお聞きしたり、 今のお仕事をお尋ねしたり、 この先のご自身の将来や夢をお聞きしたり……ということを くり返しました。 当時、勤務していた病院の院長が、 私たちの企画に賛同してくれて、 複数回、ほぼボランティアで 私たち栄養士に、最新の情報を教えてくださったり、 同じく勤務先の臨床検査技師さんが、 私たちの活動を応援してくださったりしました。 やがて、 臨床検査技師の総会に、 私《栄養士代表)を講師として招いてくださり、 臨床検査技師のみなさんに、 栄養学の話や、 まだ構想段階であった 「食コーチング」についても 「食コーチング」のお話をさせていただいたときに、 お聞きになっていたその企業の役員の方が、 「この話はおもしろい。 もっと多くの場でお話してみませんか」 というご依頼をいただき、 2005年神戸で開催された、 糖尿病学会のランチョンセミナーで 「食コーチング」の講話を担当させていただくことになりました。 お聞きしたところ、 栄養士が糖尿病学会でランチョンセミナーを担当したのは、 この年が初めてだったそうで、 ありがたいことに、 担当させていただいたこのランチョンセミナーは、 たくさんの方がたにお集まりいただきました。 自分のアイディアを夢のまま放置しないで、 第三者に声に出して言い続けたことで、 どんどん夢が現実になり、 そこにご参加いただく栄養士さんたちの夢もいっしょに 大きくなりました。 パルマローザ発足2年目のころ、 『栄養と料理』という、 多くの栄養士が購読する食の専門雑誌で、 《がんばれ栄養士》という特集が1年間組まれました。 2003年7月に掲載される特集のために、 2003年4月ごろからインタビューが始まりました。 そのインタビューで2人のかたとお目にかかり、 東京・駒込にある女子栄養大学5階にある、 「松柏軒」という実習用レストランで インタビューを受けました。 そのときは、 私が提唱し始めていた 「食コーチング」についての話題がメイン。 そのインタビュアーは、私にこうお尋ねになりました。 「影山さんは、栄養士さんのサークルをつくっておられますよね。 《パルマローザ》ってどういう意味なのですか。 なぜそれをつくろうと思われたのですか」 パルマローザは、ハーブの名前です。 イネ科の植物で、一見地味なハーブであるけれど、 その香りは、バラやレモン、オレンジなどがミックスしたような 温かい、そしてスパイシーで魅力的な香り。 「バラの香水」によく使われる原料の1つに、 このパルマローザがよく使われていると、 アロマセラピースクールで学びました。 お値段がバラよりもお安いことも理由のようですが。 「一見地味なサークルのように見えて、 内面は、熱く、燃えている人たちの集団。 そしてじっくり1人1人とおつきあいをすることで、 1人の魅力が、お互いの相乗効果となり、 そこに集う全員が、 さらに魅力的になるというようなサークルにしたい」 「人は栄養素だけでは健康にならない。 人々の生きがいを見つけ、それを応援することで ますます健康になっていただくということを、 栄養士自らが体感し、 それを実践できるようなネットワークにもしたい」 最後に、こうお伝えしたことを覚えています 「自分のためにこのサークルをつくったのだと、 お話ししていて確認することができました。 誰かのため……ではなく、 まさに自分のために必要だったんです」 すると、そのインタビュアーは、 こうきっぱりおっしゃいました。 「それが大事。 自分のために必要だからつくった……というのが いちばん続くんですよね。人のためにはそこまでがんばれないもの」 自分でも予期せぬ返事が返ってきたことで、 「これでいいんだ」とうれしかったことはもちろん、 「長く続けようと考えていたわけではないけれど、 いまおこなっていることが未来に続くのか……」と、 心に響いたことを覚えています。 このインタビュアーこそが、大橋禄郎先生であり、 いま、パルマローザが継続しているのは、 つねひごろ、アドバイスをしてくださる大橋先生のおかげ。 インタビューしてくださってから18年経ちました。 先生は、 グループ活動においての細やかな法則を ご自身の著書の中で(『「予暇」で自分を組みかえる』) 述べておられます。 ・年齢幅があるほうが活性化する。 ・開催する会場は、いつも決まったところではなく、 ときには異なる会場でおこなう。 ・セミナーなどに初めて参加する人がいるときには、 アテンドをする係を決めて、 「きょうはどちらからおいでくださったのですか」 「どなたかの紹介ですか」 「きょうのセミナーはいかがでしたか」などと、 声をかけ、その人が少しでも居心地がよい環境になるよう 対応する。 ・会社名(組織名)、役職などの肩書きで人を呼ばない。 ・歳を聞かない。 この20年間は、 以下のことを意識してセミナーを企画しました。 (1)その道のプロの先生から継続して、学び続ける。 ・栄養士のための立ち居振る舞いセミナー ・栄養士のための英会話セミナー ・栄養士のための話し方セミナー ・栄養士のための文章教室 ・栄養士のためのフェイスストレッチセミナー ・栄養士のためのメイクセミナー ・栄養士のための写真教室 ・栄養士のための輪読会 ・栄養士のための身だしなみセミナー 上記は、発足時から続いている いまも大人気のセミナーです。 (2)1年に数回、合宿というカタチでセミナーをおこなう。 コロナ禍など関係なく、毎年、定期的に合宿を通じて、 大いに遊び、大いに学んでいます。 ここ1年間で尋ねたところは……、 沖縄県、長崎県、福岡県……。 (3)主催者である影山も会費を支払って参加している。 主催者の影山も、一会員として、年会費、参加費を支払って 毎回参加しています。 自分のお金で学ばないと身につかないというのが理由ですが、 主催者自らが、参加費を払って学び続ける姿勢は 他の栄養士さんたちの刺激にもつながっているようです。 (4)自主独立をコンセプトに。 (組織的にも経済的にもどこにも拘束されない状態) パルマローザ発足当初は、 企業の会議室をお借りして セミナーを開催したときもありました。 しかし、研修を中断して その会社のPRをする時間を設けなくてはならない、 などの制約が窮屈になってきたこと、 自分の主催するセミナーであるにもかかわらず、 自分たちの好きにできないもどかしさを感じてから、 パルマローザは、 スポンサーをつけないで開催し続けています。 (5)会員証がある。 お知り合いのデザイナーのかたに、 毎年デザインをしていただき、 ステキな会員証をつくっています。 パルマローザに所属することが、 ココにいらっしゃる方の誇りと自信になるよう、 (5)定期的に『エンパル』で情報発信をしている。 『エンパル』とは、 栄養士ネットワークパルマローザの略称 『エンパル』を2006年9月から発行。現在47号。 「他の栄養士組織(出版)では書けない、見ることができない 貴重な情報が、ココにある」ことをコンセプトに、 大橋先生にアドバイザーになっていただき、 1年に3~4号、配信している。 『エンパル』は定期購読制をとっており、 毎号、日本各地からご依頼いただいた方々に、 会員と手分けして郵送しています。 (6)毎年、「皆勤賞」と「輝いていたデ賞」を表彰している。 参加者の士気を上げるために、 毎年、上記の賞を設け、 「今年いちばん輝いていた人」を参加者全員に推薦していただき、 各部門別に輝いていた人たちを表彰するというシステムをつくっています。 こんなありがたい言葉をいただくことが多くなりました。 「元気でないときこそ、ここに来たくなる」 「私の趣味は、横浜の『パルマローザ』に毎月出かけること」 「ここに所属していなかったら、今の自分がなかった」 「ここに出かけることが、私の健康な証」 「もうどの組織も退会したけれど、 ここには退会というコトバもない私」 身に余るコトバをいただいた私は、 「もう後戻りはできない……」と 不安や迷いを押さえつけて前進を続けています。 後戻りしようなんて思ったことはないけれど、 1つ1つのイベントを、 企画し続けてきたことで、 たくさんの人に出会い、たくさんの人から 20年前、 「パルマローザ」をつくったばかりのころ、 同時に、 外野からは、 「10年後、あなたが、どうなっているか見届けたい」 グループ活動の名人・大橋先生からは、 「10年、とにかく続けてみると、 そこから次の10年が見えてくる」と お言葉をいただいて以来、 いま、10年が経ち、20年が経ちました。 パルマローザは、衰退するどころか、 20年前にいらしていた方が、 いまでは組織のトップになっていたり、 教育機関で教授クラスになっていたり、 フリーランスの栄養士として、 各地の栄養士組織からご講演のご依頼、 お仕事のご依頼があったり……。 いま、組織にいる方は、 次のステップへ着々と準備されています。 参加者の1人だった方々が、 いまでは、 パルマローザを担ってくれるたいせつな1人になり、 私は、いま、とても心強い気持ちでいっぱい。 主催者の私以上に、 参加してくれている人たちが、 「次はこうしたい」「次回はどこで何をしますか」 などと、提案をしてくれるまでになりました。 主催者の情熱しだいで、 組織の衰退が確実になることを、 いろいろの組織を見聞きしたことで学ばせていただきました。 さあ、これからの10年、20年はどうするか。 「人生100年時代の栄養士の社会的使命」というタイトルで、 この秋、各地の栄養士組織から研修のご依頼をいただいています。 まさに、いまの私は、 その100年時代の後半戦をスタートさせたばかり。 この先も、 おおいに遊び、おおいに学び、おおいに人生を謳歌しながら、
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by palmarosaK
| 2022-09-27 22:42
| パルマローザサークル
![]() 「一般体操指導員」の資格取得のための、 研修の1コマを担当させていただきました。 私が都内の病院栄養士として勤務していたときに 同僚のドクターからの紹介で、 2003年8月に、日本体育大学で 「スポーツコーチのための『食コーチング』」というテーマで お話させていただいたのが最初でした。 それから19年間、 毎年、担当させていただいています。 一般体操指導員とは、 市民の健康や体力づくりを促進する有資格者のこと。 講習会は年に1回(2日間)開催されます。 受講者は、すでに一般の方々に運動を教えている指導者や、 将来、「運動」を通して地域、組織、社会に 貢献したいという学生さんなどを対象にしています。 自己流で教えてしまっていないか、 昔の知識やスキルのまま教えていないか、 などの振り返りの機会とするほか、 最新の運動事情、トラブル事例、海外での体操の取り組みなどを 専門講師が講義をし、スキルアップしていくという2日間。 私が担当する1時間は、以下の内容で進行しました。 1.イントロクエスチョン(一部抜粋) 同意できるものには○を、同意できないものには×を。 *( )人間のからだは、 自分に必要な栄養素を自然に欲するようにできている。 *( )試合前にトンカツなどを食べて「勝つ」ことを目指すのは 栄養的にも極めて有効である。 2.誤った食事観を人に押しつけない指導員として……。 ・「フードファディズム」を流布させるランナーにならない。 ・「フードファディズム」の定義。 ・こんなのが「フードファディズム。 3.食生活から見たベストパフォーマーの条件 4.こんな質問をされたらどうする? 5.人にとって「食」の持つ意味とは。 どの研修会でも、 「イントロクエスチョン」を冒頭でおこなうことが多いのは、 このイントロクエスチョンで、 参加者の準備性がぐーんとアップするのを、 毎回、拝見しているから。 お互い、初めて会う者どうしが、 このイントロクエスチョンで熱く熱くなる!! 受講者からは、 「え~? 自分に必要な栄養素って、 なにもしなくても自然に欲するようにできていると思った~」 「確かに、もしそうであれば、医者いらずですよね?」 自らが考え、自らが分析することで、 健康に関する情報には矛盾が少なからずあることを、 自ら気がつくようになる貴重な1コマ。 今回も、「フードファディズム」への関心が 高かったように感じます。 アシスタントを務めてくださった栄養士・甲斐和恵さんも 後ろの席からご覧になり、 「みなさん、身を乗り出して聞いていました」 と、指摘してくれました。 大橋禄郎氏は、 「フードファディズ」を、 「食品の成分的特徴と健康との関係を むりやりに結びつけるご都合主義のこと」 と定義しています。 会場の半数以上が大学生だったこともあり、 「『フードファディズム』というコトバを 初めて聞いた」という人が 1/3くらい、いらっしゃいました。 世間ではいろいろの健康法が次から次へと出てきます。 ・1日2食が人を健康にする。 ・○○という食材は「体によい」。 ・○○という食材は、「体を冷やす」からよくない。 などなど。 こういう俗説に惑わされて、 体調を悪くしたり、珍説を人に押しつけて 敬遠されたりする人も少なくないでしょう。 「からだを冷やす食品」などは、 いまも、公共放送の連続講座の中にも出てくるとか。 「一般体操指導員」を目指す方々は、 食のプロになろうとする人ではないけれど、 「食」の話題は、 どの年代からも質問受けると、とおっしゃいます。 一般の方にとっては、 相手が栄養士ではないからこそ、 「食」の疑問について尋ねやすいし、 指導員のほうも、知らないがゆえに、 浅い知識のまま、 自信たっぷりに話すことにもつながってしまう……。 講義の最後は、演習で、 「こんな質問をされたらどう答えるか」 というテーマで、 ・即答することで、相手の質問の意味など、 その背景を遮断してしまう。 ・問いかけることで、相手のニーズが掘り起こされる。 ・「答え」は、相手の中にあることが少なくない。 だから、核心をついた「問いかけ」をおこなう。 今年も、一般体操指導員の資格取得のお仕事が終わりました。 このお仕事が終わったら、毎年、秋の訪れを感じます。 日本大通りのイチョウ並木の下には、 たくさんのギンナンが……。 まもなく、この周辺も黄色一色になるのでしょう。 「運動の秋」にもなります。
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by palmarosaK
| 2022-09-24 22:28
| 一般体操指導員
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