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以下にご案内させていただきました。 ご興味、ご関心をお持ちのかたであれば どなたでもご参加いただけます。 ご見学も歓迎します。 詳細は、お尋ねください。 New!!!・2024年12月8日(日) 《 食や健康のお話を楽しく語るための9つの心得 簡潔表現を磨くための箇条書きトレーニング》 主催 ひろしまコミュニケーション教室 講師 大橋 禄郎先生 時間 10時30分~16時30分 会場 広島市中区スポーツセンター ★どなたでもご参加いただけます。 詳細は、お尋ねください。 New!!! ・12月14日(土) 《おせち料理教室》 ――これだけはつくりたい、おせち5品―― 主催 アクションクッキング 講師 影山なお子 時間 14時30分~17時30分 会場 横浜中華街 影山オフィス ★リクエストを多くいただいておりましたおせち料理教室。 今年は、12月30日以外にも、おこないます。 ★影山なお子からひとこと。 お席、まだございます♬ アクションクッキング恒例の「おせち料理」教室。 ごいっしょにいかがでしょう? New!!! ・12月15日(日) 「食ジム」第136回 《「健康環境」としての身だしなみを、 どう向上させてゆけばよいか。 ――「年相応」を考えがちな日本人の身だしなみを、 抜き打ちチェック―― 主催 食コーチングプログラムス 座長 佐藤由起子さん 時間 11時~18時 会場 横浜開港記念会館 4号室 ★影山なお子からひとこと。 「食ジム」は、ご自身のコミュニケーションスキルを ぐーんと向上させます。 1つのテーマを1日かけて深ぼりする研修は、 ココ以外ないのではないでしょうか。 あなたのご参加、お待ちしています。 New!!! ・12月21日(土) 《栄養士のための食育講座 ――学童での講座を例に――》 主催 パルマローザ 講師 米澤 須美先生 時間 10時30分~12時 会場 関内ホール リハーサル室2番 ★影山なお子からひとこと。 「食育」活動の専門家としてもご活躍の 栄養士・米澤須美さんが、 学童でご講演なさった内容と同じテーマで 私たち栄養士にお話ししてくださいます。 こんなチャンス、絶対ないのでは? 私も参加します。もちろん。 New!!! ・12月21日(土) 《栄養士のための話し方講座》 主催 パルマローザ 講師 渡辺 由佳先生 (テレビ朝日 元アナウンサー) 時間 13時30分~14時 会場 関内ホール リハーサル室2番 ★影山なお子からひとこと。 「栄養士が話し方を習う?」なんて驚かれることも。 人前でお話したりする機会が多い栄養士の私たち。 こんなとき、「話し方も、内容もイイネ」って 評価していただきたい……と思うのです。 パルマローザでは、20年以上、話し方の先生に、 お出でいただいて、継続して学んでいます。 講師は、テレビ局でご活躍なさっていた渡辺由佳先生。 とってもステキな先生です。 New!!! ・12月22日(日) 《一流を目指す講話力セミナー ②》 主催 食コーチングプログラムス 講師 大橋 禄郎先生 時間 11時~18時 会場 横浜開港記念会館 *2回目からご参加の方も歓迎します。 ご希望の方は、1回目の補講もさせていただきます。 ★影山なお子からひとこと。 「『○○』というテーマで講演をしてください」と 依頼いただいたら、どうするか。 誰かにチェックしていただいていますか。 話し方だったり、内容だったり、服装だったり。 ここでは、講演を依頼されたらどうするか、から始まり、 実際に、講演を全員にしていただきます。 同じテーマでも、20人いれば、20人全部異なります。 こうした研修会が、 もっと多くの場所や組織での開催があれば……と思うのです。 途中からのご参加もOKです。 New!!! ・12月28日(土) 《栄養士のための韓国語講座 初級④》 主催 パルマローザ 講師 ユ イェイル先生 時間 11時~12時 会場 横浜韓国語スクール *オンラインご希望の方はお知らせください。 ★影山なお子からひとこと。 20代のころ、韓国に1か月間だけ語学留学していたことがありました。 異国で学ぶのもライブ感があって楽しいものですが やはり、入門や初級は、 母国・日本で学びたいと思ったことから、 韓国語セミナーを開催しています。 語学ができれば、人脈が広がり、世界が広がる……ことを 全員が体感しています。 オンラインでの授業もOKです。 途中参加のかたは、 オンラインでこれまでの動画をお送りします。 New!!! ・12月30日(月) 《おせち料理教室》 主催 アクションクッキング 講師 影山なお子 時間 15時~18時 *当日つくったおせち料理は、その場でお召し上がりいただくほか、 別途、お重に入れてお持ち帰りいただけます。 ・2025年1月2日(木) 《新春 ぶらパルマ in 熱海》 主催 パルマローザ ガイド 大橋 禄郎先生 時間 10時30分~ 集合場所 熱海駅 ★影山なお子からひとこと。 毎年、1月2日は、パルマローザメンバー有志で いろいろの場所に出かけ日帰りで楽しんでいます。 今年は、「熱海」に出没しますよ。 ご家族、ご友人を誘っておいでください。 New!!! ・1月11日(土) パルマローザ新春セミナー 《心の栄養補給」のサポートもする、 「人生100年時代」の栄養士のカタチ》 主催 パルマローザ 講師 大橋 禄郎先生 時間 11時~18時 会場 横浜開港記念会館 ★影山なお子からひとこと。 新春セミナーは、毎年「縁起がよいセミナー」として 知られています。 2025年年始も、 大橋禄郎先生にご講義を務めていただきます。 よい1年になりますように♬ New!!! ・1月12日(日) 「食ジム」 第137回 《社会と向き合う「姿勢」のあり方を考える》 主催 食コーチングプログラムス 座長 奧村 花子さん 時間 11時~18時 会場 横浜市技能文化会館 New!!! ・1月13日(月/祝) 《「問いかけ 100本ノック」in 2025》 主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 時間 11時~17時 会場 影山なお子 横浜中華街オフィス ★影山なお子からひとこと。 「食コーチング」といえば、「問いかけ」!! と、おっしゃっていただけるほど、 認知していただいているように実感しています。 2025年の「問いかけ」100本ノックをぜひ受けにいらしてください。 New!!! ・1月18日(土) 《こう尋ねられたら、こう答える100本ノック》 主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 時間 11時~17時 会場 影山なお子 横浜中華街オフィス ★影山なお子からひとこと。 「クライアントからこう尋ねられたら、どう答えればよいの?」 そんなご質問に、お応えします。 「問いかけ」てばかりでは、もちろん 食事相談はつとまりません。 「栄養士としてどんな答え方がよいのか」 と、迷っておられるあなたに、オススメします。 どなたでもご参加いただけます。 New!!! ・1月19日(日) 「食コーチング」輪読会 主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 時間 11時~17時 会場 影山なお子 横浜中華がオフィス ★影山なお子からひとこと。 『食コーチング』のご本を、輪読してゆきます。 ご本をご持参いただき、 1つ1つ、読みながら、影山が解説してゆきます。 私自身、大好きなセミナーです。 New!!! ・1月24日(金) 《人生100年時代は、どんな栄養士が求められるか ――「食コーチング」の視点から――》 主催 茨城県栄養士会 講師 影山なお子 時間 13時30分~15時 会場 茨城県青少年会館2階 大研修室 ★影山なお子からひとこと。 茨城県の栄養士のみなさま、 1月にお目にかかれますことを楽しみにしています。 2コマ続きの研修会、 ご期待に応えられるよう、 担当させていただきますね。 New!!! ・1月24日(金) 《「話がおもしろい」といわれる、 栄養士のためのスキルアップトレーニング》 主催 茨城県栄養士会 講師 影山なお子 時間 15時15分~16時45分 会場 茨城県青少年会館2階 大研修室 New!!! ・1月25日(土) 《栄養士のためのバレンタイン デコパージュ》 主催 アクションクッキング 講師 影山なお子 時間 14時30分~17時 会場 影山なお子 横浜中華街オフィス ★影山なお子からひとこと。 お待たせいたしました。 久しぶりの「デコパージュセミナー」ですよね? バレンタインにふさわしいデコパージュを ご紹介させていただきます。 お楽しみに。 軽食をご用意させていただきます。 New!!! ・1月26日(日) 《栄養士のための身だしなみセミナー》 主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 時間 11時~17時30分 会場 横浜市内 ★影山なお子からひとこと。 2018年からスタートした「栄養士のための身だしなみセミナー」。 食事相談のときに必要な身だしなみって? ジャケットは、どんな感じのものを選んだらいい? インナー、スカート、パンツの選び方、 靴の選び方、バッグや小物の選び方を ご紹介させていただきます。 New!!! ・2月1日(土) 《栄養士のための話し方講座》 主催 パルマローザ 講師 渡辺 由佳先生 (テレビ朝日 元アナウンサー) 時間 13時30分~16時 会場 横浜市内 New!!! ・2月2日(日) 《一流を目指す講話・講演力セミナー これでもか、100本ノックシリーズ 最終回》 主催 食コーチングプログラムス 講師 大橋 禄郎先生 会場 横浜市技能文化会館 New!!! ・2月8日(土) 《バレンタインクッキング+デコパージュ》 主催 アクションクッキング 講師 影山なお子 時間 14時30分~17時 会場 影山なお子 横浜中華街オフィス New!!! ・2月9日(日) 《栄養士のためのステンドグラスセミナー》 主催 パルマローザ ガイド 岩嵜 由美先生 時間 13時~16時30分 会場 横浜市技能文化会館 New!!! ・2月15日(土) 《『食コーチング』輪読会》 主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 時間 13時30分~17時30分 会場 横浜市内 New!!! ・2月16日(日) 「食ジム」第138回 テーマは、近日中にご案内させていただきます。 主催 食コーチングプログラムス 座長 小林 美穂さん 時間 11時~18時 会場 横浜市内 New!!! ・2月23日(土) 《学校給食から見えてくる、 現代っ子の食育事情》 主催 パルマローザ 講師 永野 幸枝先生/深津 恵子先生 時間 13時30分~16時 会場 横浜市技能文化会館 調理室 #
by palmarosaK
| 2024-12-01 23:53
| スケジュール
栄養士ネットワークサークル 《パルマローザ》が発行している、
『エンパル』第52号を発行しました。 この52号の特集は、「用字用語」。 『栄養と料理』元編集長の大橋禄郎先生に、 ご執筆いただきました。 同号では、 「用字用語」について、 わかりやすくご説明くださっていますので ここでも、ご紹介させていただきます。 「『おいしい』と書くか、『美味しい』と書くか 『うまい』と書くか、コトバの選び方、 文字の使い方のことを『用字用語』と言います。 (コトバや文字の使い方)。 (「幼児用語」ではありません、念のため) 出版物や新聞の編集部は、記事の表記法に バラつきが出ないように、媒体ごとに、 その媒体にふさわしい表記法を定め、 『用字用語手引き』として、記事を書く人々に、 配布しています」 大橋先生には、 「用字用語」について、 栄養士・健康支援者サークル《パルマローザ》で、 ご講義いただいたことが何回かあります。 (2015年1月11日ほか) それらをふり返ると、こんなのがあります。 第361回 パルマローザセミナー 《「用字用語」から考える、 健康・食情報の鮮度と信頼性。 ――栄養士・健康支援者のコトバの磨き方―― 会場 横浜市技能文化会館 時間 10時30分~17時30分 私はかねがね、 栄養士の書く文章の表記法や用字用語について、 基本知識を学びたいと思っていたので、 パルマローザでお話ししていただきたいと お願いしていました。 講義をしていただくと、 ご参加いただいた方々からも、 「もっと『用字用語』について学びたい」 というお声をいただいたため、 今度は、「用字用語」だけを集中的に学ぶための 3回シリーズでお話ししていただきたいと、 そのときのテーマは、以下のとおり。 《第1回》2015年9月20日(日)午前10時30分~17時30分 個性が光る「用字用語」入門 ――自分の用字用語を持つことのたいせつさ―― 《第2回》2015年11月22日(日)午前10時30分~17時30分 食を楽しく語るための「用字用語」 ――食関係者、健康支援者がうっかり使っている 「用字用語」の見直し―― 《第3回》2016年1月10日(日)午前10時30分~17時30分 人生をクリエートする「用字用語」。 ――「理念」「コンセプト」「人生の目的」など、 抽象用語に強くなる―― 私が、「用字用語」というコトバに初めて出会ったのは、 パルマローザで開催したセミナーよりも少し早い 2003年の頃でした。 大橋先生が主宰されている、 《ロッコム文章・編集塾》でのお授業でした。 その当時から、 個人で主催している研修会のチラシや ポスターの表記法などについて ご指導いただいていました。 覚えていることのいくつかは、 「貴女のための食事相談……」などという記述について、 先生は、 「『貴女』だなんて、古い表記だね。 『あなた』でいいんじゃないの?」 あるときは、 「素敵な人生をサポート……」という文章をご覧になり、 「素の敵なんて、ちょっと怖そう。 これは、当て字だから、 『すてき』あるいは『ステキ』でいいんじゃない?」 また、あるときは、 「様々」は、「さまざま」に。 「色々」は、「いろいろ」に。 「例えば」は、「たとえば」に……などと、 ご指導いただきました。 栄養士として、「ハッ」とさせられたことの1つには、 「レシピの書き方」。 レシピの書き方そのものは、 「用字用語」とは関係がないもののように思われがちですが、 「玉子焼き」と書くか「卵焼き」と書くか、 「フライパンに油を熱し」と書くか、 「フライパンで油を熱し」と書くかは、 どうでもよい問題ではなく、 国語の正書法の問題として、 栄養士としても、知っておかなければならない事項です。 「果物」は当て字なので、「くだもの」に、とか、 「魚」の名前は、カタカナに……とかは、 大橋先生がお勤めになっておられた 『栄養と料理』編集部では、 一定の表記法が定められていたとか。 先生によると、 編集者の多くが表記法や用字用語に詳しいわけではなく、 むしろ、無頓着の人のほうが多いとか。 たまたま先生は、 国語学を大学で専攻し、 その後も文章表現に関する執筆を多くしてきたために、 そういうセンスが養われたとのこと。 先生が大学の出版部に入ったころは(昭和41年)、 編集部には、用字用語の基準はなく、 先生が手作りで小冊子を作ったのだとか。 伝統のある出版社や新聞社、放送局には、 内部用の「用字用語手引き」や「ハンドブック」が あるそうですが、 それでも、出版社のすべてが、 「例外なく持っている」とは断定できない、とおっしゃいます。 いまは、一般向け、公文書用、記者用など 市販の書物が出版されているので、 書店に行けば見つけられるそうです。 「インターネットの場合、 各種の書物をうまく整理していないために、 見つけるのに、手間とヒマと、根気がいるかも」と、先生。 かつて私は、用字用語などは、 「校正をする人や、編集の人だけが知っていればいいもの」 と、いうくらいにしか思っていませんでしたが、 話し方が「健康のカタチ」としても重要なように、 用字用語や表記法、そして文章も 「健康環境」になりうることを、 いまはしっかり認識できるようになりました。 その理由の1つとして、 栄養士も、諸組織に関わり、 「栄養士会ニュース」や「給食だより」 「病院だより」「施設ニュース」や「献立だより」などなどに 携わることが普通のことになってきたから。 昨今は、誰のチェックも受けないで、 気の向いたときに、瞬時にSNSに投稿することが できる時代です。 それは、宣伝カーで街に騒音を響かせたり、 家庭のゴミを分別することなく捨てたりすることにも匹敵する、 いえ、それ以上に、社会環境に負荷をかけていると言えそうです。 今回の『エンパル』52号で、 大橋先生に、「用字用語」を特集していただきましたが 私個人としては、 新聞スタイルにとどめておくのではなく、 ご本として、 全国の栄養士組織、栄養士養成大学で 使っていただく日が来ることを夢見ています。 『エンパル』第52号、ご希望の方が いらっしゃいましたら 影山が責任をもって、お送りさせていただきます。 (1部200円。送料110円) 2006年7月 東京・新橋の会議室で) ぜひ、 みなさまのご意見、ご感想をお聞かせください。 美しい日本語は、きょう学んで、あしたにできる、 というものではないことを、 身をもって感じている1人です。 正しい「用字用語」を繰り返し学び、 1つ1つの文章に不備がないか、 読者にわかりやすい内容になっているかを ご指摘いただきながら、 あるいは分析しながら、 時間をかけて身につけていきたいと思います。 先生は「あまり売れないと思う」とおっしゃいますが、 いつか、栄養士、健康支援者が 『栄養士のための『用字用語』ハンドブック』を座右に置いて、 日々の生活、日々の業務に活用する日が来ることを 願い続け、チャンスを得たいと思っています。 ……などと書いてきましたが、 このブログの表記法、用字用語、 問題はございませんでしょうか。 #
by palmarosaK
| 2024-11-23 21:53
| 『エンパル』
2024年11月2日(土)~4日(月/祝)は、 「食コーチング」スキルアップセミナーを開催しました。 (主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 会場 横浜中華街) 11月2日(土)は、 「肯定的指摘」「肯定的問いかけ」100本ノック ――「食コーチング」の視点から―― 11月3日(日)は、 「問いかけ」100本ノック in 2024 ――「問いかけ」の達人になろう―― 11月4日(月/祝)は、 『食コーチング』輪読会 「食コーチング」の考え方やスキルについて 最初に、複数の方にお伝えしたのは2002年。 そのとき、集まってくださったのは、 身内の栄養士さん方でした。 それから22年……。 いまも、「食コーチング」スキルアップセミナーとして 開催し続けることができるのは、 「『問いかけ』について学びたい」、 「クライアントのためになる『食事相談』を学びたい」 「自己流の食事相談になっていないだろうか」 などなどと、 集まってくださる方あってのこと。 《「問いかけ」100本ノック》では、 『問いかけ』のバリエーションからお伝えしています。 世間では、「聞く力」のように、 「聞く」とか「質問」とか というコトバを広く使っています。 「聞く」や「質問」は、 不特定の人に、知らないことや、不確かなことを尋ねる、 一般的な動詞ですが、 「食コーチング」でいう「問いかけ」は、 もう少し特定の人に向けての「聞く」、 「質問」のニュアンスが強くなり、 ときには、 相手の生き方や将来の予定などを「聞く」ことも含みます。 つまり、「聞く」よりも、 もう少し深掘りができる動詞です。 以下、問いかけのバリエーションを示してみると、 ①自問――「あれ、カギしめたかな?」 ②質問――「ご出身は?」 ③あいさつ、親愛表現――「お元気?」「なにか、いいことあった?」 ④相手をひきつける――「これ、ママが食べちゃっていいのね?」 ⑤称賛――「だれにでもできることではないでしょ?」 ⑥詰問(相手を責める)――「そんな食生活で、60歳まで生きられると思う?」 ⑦促し――「で、これは掛け算かな? 割り算かな?」 このように、「問いかけ」には、 少なくとも14種類以上の項目があることに 驚かれる方が少なくありません。 お示しするだけでも、 「私の食事相談、 けっこう詰問に近かったかも」とか、 「『問いかけ』だと思っておこなっていた食事相談が、 相手をイライラさせてしまっていたり、 相手が望まない方向へと誘導してしまっていたりということが わかった」という方もいらっしゃいます。 「問いかけ」のバリエーションで 「食コーチング」が気をつけていることの1つに、 「問いかけ」は、食事相談や健康相談のものだけではない、 ということ。 専門的なスキルを身につけたいと思うばかりに、 日常会話が一向に弾まないという場合も あるのではないか……と、考えることがあります。 日常会話が不得手だから、 専門用語を相手との会話に多用したり、 日常会話が苦手だからこそ、 たとえば、 お料理教室を開催した場合でも、 「お料理をつくることだけに」専念してしまったり…… 私自身、今でも印象に残っている、 「問いかけ」をしていただいた経験があります。 その印象に残っている「問いかけ」とは、 憧れの航空会社にやっとの思いで合格して、 訓練所での厳しい訓練が終わり、 ようやく実機で研修がつめる(乗務できる) というときに、担当してくださった先輩から かけていただいたコトバ。 「どんなCAになりたい?」 訓練が厳しくて、ツラくて、 訓練中も航空性中耳炎が起こって 乗務停止になってしまった当時の私にとって いつも、目の前の訓練をこなすことで必死でした。 その私に、 その担当CAは、そう問いかけてくださったのです。 たぶん……ですが、 一般的には普通のCAだったら 「訓練きつい?」「大丈夫?」「明日は大丈夫そう?」 と、問いかけてくださることでしょう。 そういうものだとばかりに思っていた私の思考回路が、 先輩が問いかけてくださったそのコトバに 驚き、なんといっていいか……戸惑った末に 「お仕事を通して、ステキな女性になりたいです」と、 答えたことを覚えています。 すると、その先輩「私も!!」と、 笑顔でおっしゃってくださいました。 そのとき、その先輩 25歳。 私は、大学を卒業したばかりの21歳。 現状だけではなく、 未来を見せてくれた「問いかけ」をしていただいたことで、 明るい未来を描けるようになりました。 その先輩は、同期はもちろん、 事務方の社員の方々、先輩たちにも大人気の女性で、 誰もから「いいなぁ。○○先輩が担当してくれるなんて」 と、羨ましがられました。 その先輩とは、航空会社を退職したずっと後まで 私に影響を与えてくださった方で、 「コーチング」のことを教えてくれたのも、 その先輩です。 そう考えれば、「問いかけ」について体系的に 私たち栄養士はあまり学んできていないように思います。 たとえば、 名刺をいただいたり、さしあげたりするときにはどうするか、 マナー論ではなく。 特定保健指導や病院での食事相談において、 魅力的な「問いかけ」ができているだろうか、 魅力的な「問いかけ」とはどんなことを指すのだろうか……、 などなど。 でも、 「問いかけ」ているばかりでは、 「能がない」と思われることも。 そこで、「問いかけ」のスキルアップセミナーの ずっと後に、 「答え方100本ノック」を開催しています。 答え方100本ノックでは、 これも、日常会話から魅力的に答えられるように スタンバイしておきます。 たとえば 「栄養士さんってどんなお仕事?」 「栄養士さんってどんな方が多いのかしら?」 「なぜ栄養士という職業に就こうと思ったの?」 「『食コーチング』ってなんですか」 「『糖質制限』ってほんとうはどうなの?」 「玄米がやっぱりいいの?」 どの現場でも、似たような問いかけをいただくケースがあります。 でも、その場、その場で、 対応はするものの、 1つ1つのケースについて話し合っている時間は そうそうないのが現場。 「食コーチング」では、 こうした事例を100例以上集めて、 その事例集を用意しています。 「事例集だけほしい」という方も中にはいらっしゃいます。 が、トレーニングのない答え方は、 「口先だけの栄養士」として思われる可能性があります。 前後しますが、 「肯定的指摘」「肯定的問いかけ」のセミナーでは、 「褒める」というコトバだけではなく、 この2つのスキルがなぜ必要かをお伝えしています。 「ステキ」「いいネ」「すごい」などなど、 褒め言葉は他にもあります。 が、日常会話でも、食事相談においても、 褒め言葉という「いい」「悪い」という評価以外にも、 もっとバリエーションをふやしてゆくことで、 栄養士としての語彙力の豊かさを感じていただけるのではないかと、 考えています。 たとえば、 声が魅力的なクライアントがいらした場合、 褒め言葉としては 「いいお声ですね」「ステキなお声ですね」。 「肯定的指摘」や「肯定的問いかけ」でお伝えすると、 こうなります。(一例) 「バリトンですね?」 「深夜放送でお聞きしたようなお声ですね?」 「音楽関係のお仕事をなさっているのでしょうか」 他の事例をご紹介すると、 定刻より少し前にいらしたクライアントには、 「肯定的指摘」「肯定的問いかけ」で お伝えすると……。 「5分前精神ですね」 「余裕をもっていつも臨まれるというスタイルなのでしょうか」 けっして、 「まだ時間より早いですよ」などとは 言わないことは、もちろんです。 実際、そういう発言をして クライアントから大クレームがあったとか。 最終日は『食コーチング』の輪読会を開催しました。 輪読会は、 大橋禄郎先生がなさる輪読会(主催 パルマローザ)と、 影山が担当している輪読会(主催 食コーチングプログラムス) 私も、大橋先生の輪読会が大好きで、 何度も参加し続けています。 そこで、「私も輪読会をしてみたい」と思いつき、 それ以来、『食コーチング』の輪読会を続けています。 2007年に出版された『食コーチング』を、 ここ2年前から 影山自らが、『食コーチング』の本の中から ピックアップして輪読しています。 17年経つと、 「最近、本を見ていなかった」 「ここ、昔読んだときとは、違って聞こえる」 「飛ばし飛ばし読んでいたので じっくり読んでいなかった」 というお声も聞かれます。 実際、そういうものでしょう。 今回は、 ご参加の方の中に、 学校給食にたずさわる栄養士さんがいらしたので、 以下の項目を輪読しました。 第2章 「食育」についても考えをまとめておく。 「食事相談」の料金はどのように設定するか。 第3章 食事相談の終了時のフィードバックと次回の予定 輪読会でうれしいことは、 「輪読会のセミナーが大好きなんです」と、 おっしゃってくださる方が 少なからず、毎回いらっしゃること。 『食コーチング』を通して、 人々の健康づくり、生きがいづくりを提唱しています。 今回、3日間の連休中、 「食コーチング」スキルアップ研開を通して、 あらためて実感したことがあります。 『食コーチング』を通して、 私自身の健康づくり、生きがいづくりを、 この22年間し続けていることに……。 ご参加いただいたみなさま、 ありがとうございます。 「食コーチング」輪読会、スキルアップセミナーで また、お目にかかりましょう。
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by palmarosaK
| 2024-11-11 23:12
| 食コーチング
2024年10月19日(土)、 「食ジム」第134回を開催しました。 テーマは、 《栄養士として、外食・中食の利点を 人々にどのように説明すればよいか》 座長は、みなきまゆみさん。 アドバイザーは、大橋禄郎先生と影山。 みなき座長は、以下のように進行されました。 1.子どものころの外食・中食体験―― 「よくあった」「あまりなかった」「忘れられないあの体験」 ……わが家の場合。 2.「外食・中食は避けよう」と、最初に聞いたのはいつ、 どこで、だれから、どんな理由で流布したのだろうか。 3.「外食・中食」を否定しない、これだけの理由。 4.「外食・中食肯定派」としてのアクションプラン。 1番の項目は全員が子どものころの体験を発表。 この項目でのご発言には、 3つの傾向が見られました。 1つめは、 外食が「非日常だった」という方々。 2つめは、 外食は、日常的だったので 「特別なものではなかった」という方々。 3つめは、 「外食よりも、出前でいただくことのほうが 多かった」という方々。 外食体験は、 発言者の年齢や居住環境によって、 外食の考え方や利用法が異なることがよくわかりました。 つまり日本は、 伝統的な出前文化がまだ残っていた時代から、 ファストフード店、ファミリーレストランへと 移りつつあったのです。 どのタイミングで外食と出会ったかによって、 外食物語は大きな違いが出てくるのは当然のことでしょう。 さらに親の職業によっても、 外食の位置づけは変わってきます。 家族そろっての外食は楽しかった、という方、 その一方で、外食は食事の一部として 日常生活に定着していたという方。 そして、わずかながら、 「外食は避けたい」とおっしゃるお母様が そろそろ出始めていた。 ある方は、「忘れられないあの体験」として、 「親戚の叔父に連れてってもらった フランス料理店での体験が、 緊張して、味も何も覚えていない」 というエピソードをお話しになりました。 別のある方は、 「洋食屋さんのハンバーグ」。 ジュージューというおいしそうな音が 忘れられなかったと。 このほか、 「近所のデパートの屋上でいただいた、 チョコレートパフェ」。 「大所帯で住んでいた幼いころ、 母が祖母との関係で苦労しており、その母の 唯一のストレスのはけ口が、 娘においしいものを食べさせることだった」と。 珍しいご意見だった方は、 「子どものころにいただいたタコの踊り食い。 生きたタコをそのまま食べることに驚いた」そう。 これには、参加者一同、 「小学校低学年で踊り食いとは!!」 と、驚きました。 外食は特別なものではなかったという方のご家庭は、 自営業で家族全員がお仕事をなさっておられたこともあり、 自宅近くでの外食が多かった、とのこと。 お父様がスーパーの店長をなさっておられたため、 スーパーのお惣菜を日頃からいただくことも少なくなく、 どちらかというと、 父の好きな、焼き鳥屋、居酒屋が多かったとのこと。 その他、 自宅にお客さんがいらしたら出前を取るので そのとき家族もいっしょに……というスタイルや、 実家がお寺という方は、 檀家さんの法事に呼ばれたときに持たせてくれる お持ち帰りのお弁当が楽しみだった、と。 とくに、「にぎり寿司」のお土産が……。 ところで、 子どものときからいろいろのスタイルで 楽しんでいた外食・中食を、 「避けよう」と聞いたことがあるか、 それは、いつ、どこで、だれから、どんなメディアから……という 項目では、以下のようなご意見をいただきました。 「『外食はダメ、やめよう』と直接聞いたことはないけれど、 親から、『屋台の食べ物は衛生的ではないからダメ』 と、注意された」 「マスメディアの中でも、いろいろのグルメを 紹介している番組や雑誌が多いので、 『外食を避けよう』という趣旨のものはほとんどないのでは?」 「マスメディアの中には、 『この食材を食べると●●になる』とか、 『この料理には●●が入っているから危険、食べるな』 と、危険をあおるものがある」 そしてついに……!! 「『外食・中食は避けよう』ということを初めて聞いたのは、 大学時代の授業だったように思う」という方も。 ある方は、 「栄養士になって、食事相談をするようになって 『外食は悪い』という刷り込みを いろいろの先輩から教えてもらっていたのかも」 アドバイザーの大橋先生によると、 「1960年代ごろから日本人の食生活が大きく変わり始めた。 地方から都会へ若者が出ていくことで(人口移動)、 米が主食だった食生活から、パンが主食の食生活へと 変わったのがこの時代」とおっしゃる。 「そのころは、トーストに納豆をのせたり、タラコを塗ったり。 それを『日本型パン食』と言ったりした」 私自身、ずっと昔のことですが 栄養士の1日研修会に参加したとき、 お昼を、近くのコンビニで買って、 会場でお昼時に、参加者のみなさんといっしょに いただいていたら……。 初めてお目にかかったベテラン風の栄養士の先輩から 私がいただいているコンビニのお弁当を横目に、 「私は、コンビニなんかで食事をすますことはしないように しているんです。手作りがいちばんですよね」 と言われたことを覚えています。 コンビニのお弁当をいただいている私の前で そうおっしゃったのですから、 私自身も、とても気まずい思いをしました。 「どうしても時間がないときってありますよね。 そんなとき、こうしたお店があるって ほんとうにありがたいんですよね。 お弁当に、トマトジュースとヨーグルトをつけると、 少しでも、栄養のバランス向上になりますもんね」 と、言い返したことももちろんです。 だからでしょうか。 1人暮らしをしている母は、 以前のように料理をつくらなくなったのは もちろん自然の流れだと思いますが、 ただ、毎回、私にこう言うのが気になるのです。 「ご飯のレトルトだけは食べられないね。 やっぱり自分で炊いたご飯はおいしい」 「お味噌汁は、インスタントは口にあわないから だしからとって、自分でつくるようにしている」 80代の人からこう言われたら、 すばらしいことのようにも思いたくなるのですが 若いときの、3倍以上の時間を使っています。 娘としては、 「時間をかけてつくると、もう夕方……、 ということもよくあるから、 外食をもっと楽しんで、あいた時間を 有意義につかってほしい」 と思うのですが、 昔、聞いたという、 「外食はからだによくない」という呪いが いまも、母に染みこんでいるようにも思います。 そう考えると、 「外食・中食」を否定しない理由として、 少なくとも10個はあげられるでしょう。 1.外食は、健康のバロメーターである。 「外食に出かける」その行為そのものが 健康でないと、できないこと。 「外食」をなさる方には、 栄養士として、肯定的指摘をさしあげたい。 「外食を楽しくいただけるのは、 ○○さんが、ご健康な証ですよ」と。 2.外食は、その場所まで「出かける」という運動にも。 外食をなさる人には、 「その場所まで行けるって、健康の証ですよ」 「しかも、運動にもなりますよね。往復」 3.外食は、「社会との接点がある」という自信に。 1人暮らしのシニアのかたの中には、 「きょう1日、誰とも話さなかった」という方も 少なくないとか。 外食に出かけると、スタッフへの注文から お会計まで、誰彼と話すチャンスになる。 のどの筋肉、声の大きさなどなど、 社会と接点があるという「証」にもつながる。 4.外食は、「五感」が鍛えられる。 目で味わう。 鼻で味わう。 耳で味わう。 肌で味わう。 口で味わう。 5.外食は、コミュニケーション。 食欲がないと思っていても、 外食店のメニューを見せられただけでも、 「食べてみたくなる」ことがある。 食欲がないときこそ、外食へ……。 最新のキャッチコピーになるのでは? 6.外食は、人と人とを結ぶコミュニケーション。 誰かと一緒に、外食を楽しむことで、 その人に親しみをより一層感じたり、 よりいっそう親近感をもったり。 栄養の補給以外にも、こうしたコミュニケーションを 持っている人とそうでない人とでは、 5年後、10年後が変わってくる。 7.外食は、生活に彩りを与える。 いつも自宅で同じ料理を味わうのも、 ほっとすることもあるけれど、 外食があることで、生活に彩りやうるおいを与える。 外食することで、心の余裕にもつながる。 8.外食は、栄養のバランスもいい!!!! 実際、家でいただくより、外食でいただいたほうが 栄養のバランスがよいときがある。 単品で頼めるメニューがあったり、 特別なお願いも聞いてもらえるお店があったりすると、 よりいっそう、栄養のバランスのいい外食に。 9.外食は、「食」の社交の場。 外食をいただくことで、 日本、住まいの地域の食材や農家さんの情報を、 より深く観察、見直すことができるようになったり、 現地に出かけるようになったり。いいことづくめ。 10.外食は、「安らぎの場」。 職場や自宅以外の自分の「居場所」としての「場」。 ほっとする場所を、複数持つことで、心の安定に。 最後の項目、 「外食・中食肯定派」としてのアクションプランでは、 「外食コーディネーター」なるものがあればいいのに!! という意見が出ました。 昔の栄養士のイメージが 「外食はダメ、それもダメ、これもダメ」 というものであるとしたら、 「外食コーディネーター」としての栄養士は、 「このお食事を召し上がるのであれば、 この○○ドレッシングをかけていただくと、 お口さっぱりですし、その他、 きょうの献立で不足していた、○○オイルが補えますよ」 「このお惣菜をお買いになるのであれば、 これらのうちから、3品、副菜を選んでみてください」 「牛乳・乳製品は、朝昼のうちいずれかで 召し上がりました? もし、まだのようでしたら、 お昼ごろから4時の間に、 乳製品の補給として、ヨーグルト、牛乳など 召し上がってみませんか」 なんてお伝えするのもいいかも。 「外食コーディネーター」の配置としては、 できれば、以下のところで活躍できるのではないでしょうか。 ・外食店で。(デパートの大衆食堂なども含む) ・食品メーカーで。 ・外食店で勤務するスタッフとして。 ・スーパー、デパ地下店で。 これは、横浜・元町の大通りに店舗を構える ブティックミナトの木村マダムに お聞きした話なのですが こんなことがあったようです。 「昔ね、私(現在80代)の父がね、 母を亡くしたあと、 1人で日本橋三越の食堂に食べに行っていたのよ。 そんなとき、受付で、 「お1人様ですか。誰か横につけましょうか」 と、聞いてくれたそうよ。 その横につく人は、「話を聞いてくれる人」 ……だったみたいで、その人に、お茶代だけ払って、 食事が終わるまで、つきあってくれるみたい。 昔は、そんな制度があるって聞いたわよ。父から」 そのお話をお聞きしていたからこそ、 デパートの大食堂に、 外食コーディネータ―の存在が必要だと感じました。 もちろん、研修が必要になってきますが。 今回、ランチを含めた7時間の間、 「外食・中食」の利点を魅力的に説明できるかどうか、 そして、これからどんなプランを持って臨んでゆけばよいかを 一同、さらに実感した1日になったことでしょう。 現実的には、 「外食コーディネーター」 私も、そのお役を担当してみたい1人です。 #
by palmarosaK
| 2024-10-24 01:58
| 食ジム
沖縄・那覇に滞在しました。 私たちの恩師・大橋禄郎先生が88歳のお誕生日に プレゼントさせていただいた沖縄ツアー。 旅のスケジュールは、 那覇で1泊後、翌日は、泊港(とまりこう)から出る 高速船《クイーン ざまみ》に乗って、 座間味島に行き、スノーケリング中心の2泊3日、 そして、那覇に戻って1泊して、 陸(おか)の旅を楽しむ……というものでした。 ところが、台風18号と出会うカタチとなり、 《クイーン ざまみ》が欠航。 大型船のフェリーは、運行していたものの、 帰りの船が欠航になる可能性もあるため、 今回は、座間味行きを断念。 その結果、 沖縄・那覇のホテルに4泊5日、滞在することになりました。 今回参加したメンバーは9名。 那覇空港から市内のホテルまで使った ジャンボタクシー9名乗りタクシーの運転手さんからは、 名刺をいただいていたので、 急遽電話で交渉して、 翌日は、沖縄・南部エリアのツアー (糸満~ガンガラーの谷~ひめゆりの塔~平和祈念公園) をお願いし、さらに、 最終日は、那覇のホテルから空港まで、 運んでいただくことにしました。 旅の達人・大橋先生からご提案いただいていることの1つに、 「体験や情報は共有すること。 そのためには、タクシーは分乗しないで、 大型車を使って、話題を共有できるようにする」 というアドバイスがあります。 そして、「創る旅」という流儀。 地図やガイドに頼りきるのではなく、 そのとき、その場所で、 自分で旅を創っていくということ。 このアドバイスのおかげで、 今回も、それを実行することができました。 それゆえ、同乗者全員が、 同じ景色や風や話題を共有することになり、 楽しさ、おかしさ、感動などなどを、 「思い出みやげ」にすることができました。 旅の初日は、 国際通りから市場通りへと入った 「公設市場」の《道頓堀》で遅めのランチ。 毎年、こちらのお店に伺っているので、 私たちにとっては、 「沖縄といったら、ココ!!」。 今回も沖縄滞在中、2回、ここでお世話になりました。 イカスミの焼きそば もずくの天ぷら イカスミの汁 イカスミの焼きそば (珍味)豆腐よう もずく酢 ひらやチー(韓国のチヂミに似ている) 島らっきょうの天ぷら……などをいただきました。 夜は、もちろん、ステーキ。 沖縄に行ったら、毎日でもいただきたいのがステーキ。 今回も滞在中2回、ステーキ店に足を運びました。 ちなみに、『海と島の旅』という雑誌の創刊号に、 大橋先生は、 「那覇に3日滞在したら、3回ステーキを食べよう」と書いたとか。 いまは、店員さん全員が東洋系の外国の方、 (マネージャーらしき人を除いて) になっていました。 2日目からは、まったくのフリー。 大橋先生のご提案で、 「今まで、沖縄の南部って行ったことがないから この旅で行ってもいいのでは?」。 ホテルのスタッフさんに沖縄の地図をいただき、 そこに、先生は、ささっと、印をつけられました。 その1つが、《ガンガラーの谷》。 ホームページを見ると、 「数十万年前の鍾乳洞が崩落してできた太古の谷。 二万年前の人類『港川人』、その居住区の可能性から、 発掘調査が継続され、これまでに世界最古となる、 二万三千年前の『釣り針』が発見されている」 と、記述があります。 ここは、ガイドによる案内でしか行けない場所。 80分のコースを、 とても魅力的にご説明いただきながら 私たちは、自然の中のウォーキングを楽しみました。 「沖縄にもこんなところがあったなんて!!」 と、時間がたっぷりあったからこそ行けたこの場所。 ガンガラーの谷から、 《平和祈念公園》に向かいました。 沖縄戦で亡くなられた24万人の方々を この摩文仁(まぶに)の丘に1995年に 新たに設立されたそう。 当初、伺う予定がなかった場所なのですが 運転手さんの意向によって ここに連れてっていただきました。 そこで、この沖縄戦で亡くなられたすべての方々の 名前が刻まれた碑があることを知りました。 しかも、北海道から、都道府県別に ここ、沖縄で亡くなられた方の名前が全員あると知り、 とっさに私は、走り出しました。 広大な敷地なので、 走らないと、時間がかかります。 同行していたお仲間たちに後から聞いたところ 「急に走り出したから驚いた」とのこと。 祖母からずっと昔に聴いていた話を思い出したのです。 祖父の弟のおじちゃんが 20歳のときに、「戦艦大和」に乗っていて 沖縄戦に出撃の途中、 アメリカの飛行機の猛攻撃を受けて沈んだことを。 祖母と祖父は、 今考えると、慰霊祭の日(6月23日)に、 毎年、沖縄の海に出かけて、 海の上から献花をしたことを まだ小学生低学年だった私に話してくれたことを、 思い出したのです。 なんと、ここで、 兵庫県の石碑に、 「島崎 護(まもる)」という字が 刻まれていました。 さっそく母(80歳)にその場で電話をして 「戦争で亡くなった、おじいちゃんの弟さんの名前を 教えてもらえる?」 すぐに、「しまざき まもる」と返事がありました。 母も会ったことがないという 「島崎 護」おじちゃんの名前が いま、私の目の前にある……。 いま、もし、ご存命であれば100歳。 母も知らなかったという 「平和祈念公園」の石碑に刻まれたおじちゃんの名前。 今回の旅は、 おじちゃんに呼ばれたのではないかとも思います。 その後、 ANAに勤務していたときにも 「ひめゆりの塔」には何度か行く機会はあったものの、 実際には、一度も伺ったことがない場所でした。 10数年前に、 資料館が新しくなったようで、 庭園には、手入れがゆき届いた オレンジや黄色のお花たちが出迎えてくれました。 1人で伺うのはつらい……場所でしたが、 みんなと伺うことができてよかった……と、 心からそう思いました。 南部ツアーが終わった翌日以降、 体験したことを以下に記しておきます。 ・朝ご飯の開拓 ホテルの朝食をいただくのが楽しみになるほど、 朝食のおいしいホテルに毎年泊っています。 今年は、《JALシティ那覇》のおいしい朝食を 連泊していただきました。 が、どんなにおいしい朝食も毎日同じものを いただくとなると、飽きてしまいます。 全員が一致したことの1つに、 「また、絶対行きたい!!」「おいしいし、お安いし」 時間に追われず、好きなときにいただける 朝7時から営業しているお店が多くあることを 私もいまさらながら知りました。 ・県庁前の帽子屋さん「Anarogu」。 10年以上、 沖縄に行ったらこちらのお店に顔を出します。 もともとは、東京・青山の有名な帽子屋さんで 働いておられた店主が、 ご実家のある沖縄で起業されたステキなお店。 私も1枚購入。 ちなみに、私は、子どもサイズ140㎝でOKでした。 たくさんの中からプリントを選び、 Tシャツの色を選んだら、3分でできあがり。 ・国際通りや市場通りにもお店がある、 沖縄アロハシャツの専門店で。 アロハシャツは、レーヨンの素材のものが多いけれど、 レーヨンだとすぐにしわしわに……。 ここのお店は、ポリエステル100%。 お値段も2000円以内で購入。 ・平和通りからすぐそばのところにある「マルミツ」。 沖縄に行ったら、かならず立ち寄るブティック。 「こんなお店、横浜や東京にもあったらいいなぁ」 と、思ってしまうほど、お値段がリーズナブルな婦人服のお店。 店主やスタッフも、顔見知りなので、 試着にも1時間以上かけて買い物ができる貴重なお店。 母と2年前に沖縄に行ったときからのファン。 そのときに購入した貝殻アートが以下の作品。 夜光貝や巻き貝にご主人がペイント。 奥様が、そのPRをなさっています。 今年も、沖縄のお土産に1点購入。(じんべいざめの絵) 「壺屋焼」といえば、昔は、 しぶいお色のお魚がかかれた器というイメージでした。 いまは、 沖縄の海のようなターコイズブルーを中心とした 器がここ数年でふえています。 今回、購入した器たち。 懐かしい「ボンカレー」も、いまは、沖縄でしか購入できません。 沖縄みやげといえば、「ボンカレー」。 沖縄といえば、かつお節。 かつお節と味噌だけが入った器にお湯を入れて さあ、できあがり。 この、かちゅー湯がいただけるのも、ここ沖縄だけ。 沖縄のぜんざいは、 きんとき豆をほんのり甘く煮たのが、たっぷり入っている!! 小豆ではなく、きんとき豆であるところが沖縄流。 これを食べるためだけに沖縄に行きたい……。 ・平和通り沿いにある、エステ「玉城化粧品店」。 沖縄の「エステ」は以前からずっと気になっていました。 が、いつもは、時間がタイトで、伺うことができず……。 ベッドが4台ほど横並びにあり、個室ではありません。 通りからもよく見えます。 今回は、メンバーのうち3名が体験。 40分2000円コース。 3人が3人とも「また行きたい~」「すごくよかった~」 化粧品のボトルキープもあるのだとか。 次回は、私も、絶対、行きたい。予約をあらかじめして。 ・ハイアットリージェンシー那覇がプロデュースする 日本蕎麦のお店。《十割そば 山楽》。 沖縄には日本蕎麦屋が少ないということから ホテルがプロデュースしたお店。 長期間滞在すると、日本蕎麦が食べたくなる。 しかも、うまい♬ ・「のーまんじゅう」 沖縄といったら、「のーまんじゅう」 月桃の葉っぱに包まれた白いふかふかのおまんじゅう。 中は、つぶあん。 白い肌の上には、ピンク色で「の」と書かれた 縁起のよいおまんじゅう。 那覇ではなかなか出会えないので、 出会えたら、ラッキー。 今年は、「のーまんじゅう」のピアスまで購入。 あまりにも好きすぎて。 1969年、アメリカ統治下の沖縄で創業。 ここで「ルートビア」をいただくのも、楽しみの1つ。 ・「デパート リウボウ」 沖縄・那覇で唯一の老舗デパート。 以前は、沖縄三越がありましたが撤退。 そのリウボウには、映画館まであります。 私たちは、今回、デパ地下を見学したり、 催事場を見学したり。 今回は、1階のスペースで 大阪からいらした方の手作りピアスをたくさん購入。 センスがよく、沖縄では、「明るい色が売れる」という 店主のお言葉に一同納得。 ・「沖縄民謡ライブ 海音(みおん)」 国際通りに面しています。1号店、2号店も。 地下にあるお店で、 アラカルトでお食事をいただけます。 ・にんじんしりしり ・スクガラス ・ドラゴンフルーツソルベ 期待以上に、料理もおいしかった♬ とくに、ドラゴンフルーツソルベだけを食べにいきたいくらい。 ・「ブルーシールアイスクリーム」 沖縄に行ったら、ブルーシール♬ コンビニでも気軽に買えるので ホテルのお部屋でもいただきました。 お気に入りは、昔から「塩ちんすこう」と「ウベ」。 ・「ステーキ碧(へき)」 沖縄の最終日の夜、いただきました。 毎回、伺うたびに、ホッとするお味。 全員が女性スタッフ、社長も女性とか。 今回は、東町の本店でいただきました。 どのお店もメニューは同じ、サービスも同じという スタイルが安心。また行きたい。 ・《首里金城町石畳》 明治時代初期まで、約450年続いた琉球王国の中心・首里城。 首里城から港まで続いているのだそう。 周囲の赤色の屋根の民家が映える。 ・「JALシティ 沖縄 那覇」 昨年、台風の影響で急遽1泊。 そのときいただいた朝食のおいしさが忘れられず、 今回、初めて長期滞在。 ここのホテルは 「人がやさしい。 ロビーにいたらかならず誰かが声をかけてくれる。 温かいホテル」とは、同行者の声。 立地もよく、スタッフもフレンドリー。 最後に、大橋先生の88歳のお誕生日祝を、 ここ、沖縄・那覇のホテルでもおこないました。 ホテル経由で業者さんに頼み、 大橋先生のお好きな「ブルー」で コーディネートしていただきました。 4泊5日中、急遽、台風のために 延泊したこともあって途中お部屋が変更になることに……。 それでも、 スタッフさんがバルーンアートを移動してくださり、 毎日、ステキなバルーンアートを一同見られることに……。 どんなピンチも、 チャンスに変えてくださる大橋先生がいらしたからこそ、 また、私たちの旅では、 「はがきタイム」があり、 各自、はがきを持参したり、あるいは土産店で購入したりして、 ホテルで書きためたものを、沖縄で投函するという 時間を、大橋先生が率先して実践されています。 先生のそうしたスタイルを 私たちは旅の間、毎日のように見せていただくことが 旅をご一緒させていただく大きな学び。 お世話になった人におはがきやお土産を選ぶ。 こうした何気ない行為が 次に私たちのDNAに染みこんでゆくのだと思うと、 とてもありがたいこと。 この先も、先生とずっと旅をご一緒させていただきたい……。 メンバーを代表して、
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by palmarosaK
| 2024-10-11 23:13
| 沖縄
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