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![]() 2018年9月22日(土)~ 24日(月/祝日)の3連休、 横浜では、 3日間、研修およびイベントを開催しました。
1日目(22日)は、 パルマローザ主催 ≪ハガキ、手紙スキルのない 健康支援者って、ありなのか。≫ 講師 大橋禄郎先生 会場 横浜市技能文化会館 時間 10時30分~17時30分 ![]()
2日目(23日)は、 パルマローザ主催 栄養士・健康支援者のための話し方講座 講師 渡辺由佳先生 会場 イギリス館 時間 14時~16時30分
![]() ![]() ![]() 3日目(24日)は、 食コーチングプログラムス主催 ≪アクションクッキング≫ 「日本人に人気の料理を検証する」 講師 影山なお子 会場 影山なお子自宅 時間 13時~16時
![]() このブログでは、1日目に開催した研修会、 ≪ハガキ、手紙のスキルのない健康支援者って、 ありなのか。≫を開催し、 そして受講した者として 以下に感想を記します。
![]() このセミナーを大橋禄郎先生に 開催していただきたいと思った理由は 栄養士としてという以前に、 人として、おとなの女性として、 手紙やハガキを生活習慣として 自然にお送りできる人になりたい! といつも思っていることと、 でも、そのために、 手紙やハガキの今さら聞けない基本の「キ」を 国語学専攻の大橋先生から学ばせていただきたい! と考えたから。
![]() 小学生、中学生時代は、 愛読書の女子向けの漫画に、 「ペンパル」コーナーがあり、 ペンフレンドをいつも募集している コーナーがありました。
当時の女子学生の多くが、 1回は、見ず知らずの人と、 ペンフレンドになる、 という経験をしたことがあるのではないでしょうか。
![]() そう考えると、 「書くことは嫌いではない」はずなのに、 お世話になった人へのお礼や ちょっとした近況報告などは、 メールですませてしまっていることが多い。 ![]() だからこそ、 「手紙やはがきを書いたり、 いただいたりすることで、 相手の健康度はもちろん、 自分の健康度が上がる」 経験をさらに実感しています。
![]() 大橋先生は以下の内容で 研修会を進行されました。
![]() ◎イントロクエスチョン5題 1.非対面コミュニケーション(郵便)の歴史と意味。 2.「郵便コミ」に関心のうすい健康支援者の問題点。 3.「郵便コミュニケーション」を
![]() 「日本では、明治、大正時代、昭和初期までは 『無筆(むひつ)』の人が圧倒的多数で、 生涯、ほとんどハガキ、手紙を書くことはなかった。 郵便を活用するのは、 兵役で外地に赴いている人などに限られた。(中略)」 と、大橋先生はご説明くださいます。
「メールの時代だからこそ、いまこそ手紙を書こう」と、 現状を直球で否定するのではなく、 こうした手紙、ハガキの歴史をお示しいただくことで、 落ち着いた目で、 現状を見ることができるような気がします。 手紙、ハガキを久しく書いていない現代人にとっては、 自分が一種の 気づきを促していただきました。
![]() 先生の着眼点のユニークなところは、 どんなに文明や文化が進んだり変化したりしても、 そちらだけを追うのではなく、 見落とされがちなところにも着目する点。
飛行機で行けば早い海外に あえて船旅に選んでみたり、 洋服の時代にあえて和服を楽しんでみたり、 クリスマスを楽しむ一方、初詣にも行ったり、 サッカーや野球がはやる時代に、 大相撲の人気も維持していたり、 欧米の食文化に刺激されながらも、 箸と茶碗を使う食事を続けたり......。
![]() 先生のご講義を拝聴し、 私たちが、栄養士として、 あえてこうしたセミナーを企画したのは、 「メールの効率性と、 手紙やハガキを和紙の便箋で書く文化性、 どちらも人間には必要なこと.」といった 先生の着眼点に接するためだと、 改めて思いました。
私たちが、 先人たちの偉業や当時のライフスタイルを いまも知ることができ、 その当時の文化(食文化、経済、ファッションなど)を 研究することができるのは、 先人たちが残してくれた「文章」あってのこと。
![]() 先生は、 「社会的な実績をあげたり、 名を残したりした人の中には、 手紙やハガキを活用した人が少なくない。 それは、人との親密な交流をたいせつにしたことの 一面を示すものである(中略)」と指摘されます。 ![]()
マナーとして書くのではなく、 「日々、書きたくなるような生活を送っているか」 「だれかに思わず伝えたくなるような 刺激のある日々を自らが送っているか」 ということに尽きるのだと 先生のご講義を拝聴し、ますます実感しました。 (自分の感動に気づかない人さえいるのでは? それは書く習慣がないために、 せっかくの感動が蒸発してしまうから)
![]() 今回は、テキスト以外にも、 先生がお持ちになられたお手紙やおハガキを例に、 いい事例、悪い事例を 実際に見せていただいたことも、 大きな収穫でした。
![]() 一部をご紹介しましょう。 ・講師依頼の打診をスマホでする。 その際、自分の所属を明記しなかったり、 いきなり講師料を尋ねたり、 敬称を「様」にしたり。 (講師、医師、恩師、教員などに対して
・依頼状や事後のお礼状などを横書きとするとき、 相手の氏名を行末に配置する(×)
・公的な用件で郵便を出すときや 目上の人に郵便を出すときに、 一筆箋を使ったり、 絵入りの趣味的な便箋や封筒、 小型の少女っぽい封筒 グリーティングカードを使ったりする。
・洋封筒を縦書きに使う。 (郵便番号の位置が縦書き形式に 印刷されている場合でも不可)
・ポストカードを使うとき、 絵柄が横位置なのに、 切手面(宛名や文面)を縦書きに使う、 または、絵柄が縦位置なのに、 切手面を横書きで使う。
・年賀状や喪中のお知らせなどの文章に句点を打たない。
・A4サイズの封筒のときも、 細いボールペンで相手の住所、氏名を小さく書く。
・旅行や特別の体験をしたときなど、 その体験を友人、知人に伝えない。
(上記の他 21項目のNG事例を先生は テキストにお示しくださいました)
NG事例の中には、 ドキッとする指摘が多々あり、 私自身も、 最近、親しい人に差しあげる夏のプレゼントに、 メッセージを添えずお送りしてしまったことを 猛省しました。
![]() 参加者の栄養士さんから 先生に以下のようなお尋ねがありました。
「それほど親しい仲ではない栄養士さんが 毎年、年賀状を送ってこられるのです。 毎回いただくたびに、 『どうして私に??』と不思議に思う。 この場合、お返事を続けたほうがよいのでしょうか」
![]() それに対して、参加者一同、 こうした事例をお持ちのようで 「うんうん。私も似たような経験がある」 と、前のめりになってお聞きになっておられました。
大橋先生は、 「もらって、イヤだってこと? せっかく送ってくれるのだから これからもお返事すれば? 年賀状だけのおつき合いっていうのも あるでしょう? みなさんは栄養士であり健康支援者なんですから 自分の出したハガキや手紙で、 相手の健康度がアップする可能性を考えてみては?」 というご意見に、 「健康支援者としての自覚が足りなかった」 というお声が会場から聞こえてきました。
![]() 私自身、年賀状は毎年500枚近くお出しします。 年賀状だけのおつき合いの人ももちろん多く、 そのほとんどがお目にかかってはいません。
毎年、オリジナルの年賀状をつくり、 今年は、こんなスタイルで年賀状をお送りしよう! と、考えるだけで、ワクワクすることができるのも、 15年間、大橋先生の手紙コミュニケーションを 間近で拝見させていただいているからと確信しています。 ![]()
お送りした年賀状に、 また、そのことに対して、ご返信を差しあげる......。 そんな温かいハガキ、コミュニケーションは、 1年に1回でもつながることができる、と、 このセミナーを通して、 ますますありがたく感じました。
![]() 兵庫県姫路市の高校時代、 演劇部でずっと一緒だった同級生、 親せきの人たち、 日本女子大学時代の同級生、 ANA時代にお世話になった同期、後輩、先輩、 女子栄養大学3年生のときに、 教育実習先で一緒になった地元の友だち、 病院栄養士として初めて勤務した病院で 当時、食事相談を担当させていただいていた方が いまも、年賀状を欠かさず送ってくださったり......。
その他 栄養士としてお仕事でご縁をいただいた方々には、 いまも定期的に おハガキやお手紙で 近況報告をさせていただいています。
![]() 今回、参加者の方々が 大いに喜んでいただいたことの1つは、 書道関係の文房具店にご案内くださったこと。 先生がみなさまのために 便箋、封筒、を選んでくださったことは、 まさに、ライブなセミナーとなりました。
![]() そこでの1シーン......。 「秋だから......コスモス柄を、イチョウ柄の便箋を」と 選ぼうとしている方に、 先生は、 「絵柄はいりません!」と一喝。 季節の絵柄やイラストを多用する人は 文章を書き慣れない人が多い、と先生。 「楽しい文章で季節感を出しましょうよ」
![]() もちろん、 「たまにはそういうモノを使ってもよいでしょう」 ただし、 「基準となる便箋、封筒があってのこと」と。
そう考えると、 尊敬する先生たちは、 みなさま無地の和紙に、 さらりとお手紙をくださることが多いと、 今さらながら気がつきました。
![]() 「いつもと同じ便箋と封筒で」とすることで、 送られた側は、安心する......。
服装と似ている......と感じたのは私だけでしょうか。 きょうはこれ! あしたはこれ! と、毎回、コンセプトがまちまちだと、 「あの人は何者?」となることも。
和風の文房具店に若い女性が大挙して押しかけたことで、 お店の方々は驚いておられました。
![]() ありがたいことに、 みなさまが 「この万年筆、 「これ、いま半額になっていますね! 「このペンで文章教室の宿題を書くと、 情報を共有できることで、 文房具を買い、 これで手紙やハガキを書こう!! という、モチベーションがますますアップしました。 ![]()
先生は、最後に、 「よいハガキ、よい手紙を書くためには、 先人たちのハガキや手紙を読んでみること。 多いとは言えないが、図書館などでも見つけることができる。 作家のものが多い。 それらは、 充分に味わいのあるものである」と、 テキストで締めくくってくださり、 実際に、司馬遼太郎氏をはじめ、 3人の文化人のお手紙をテキストとして
![]() 栄養士・健康支援者は 栄養素だけで人の健康をアップさせるのではなく、 私たちの発するコトバ、表情、たたずまい、 文章(手紙、ハガキ)からも 大いに対象者だけではなく、私たち自身の健康度も 向上することを改めて学ぶことができました。 ![]() ![]() 2018年9月22日(土)、 身だしなみセミナーを初めてちょうど10年。 ![]() 今度は、この日を筆頭に、 これからの10年間は、 栄養士のハガキ、手紙による 「郵便コミュニケーション」(先生の造語)セミナーを 定期開催してゆきたいと考えています。
![]() そして10年後......。 私たちがどう変わったか、 栄養士の世界がどう変わるか、 日本がどう変わるか、 見届けたいと思います。
地元、横浜・元町では、 この日から 年に2回のチャーミングセールが始まりました。 ![]() チャーミングセールが始まって59年。 私たち栄養士の発信するセミナーも チャーミングセールのように、 チャーミングに、 エレガントに、 継続し続けてゆきたいと思っています。 ![]()
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by palmarosaK
| 2018-09-26 00:33
| 文章教室
![]() このところ、地方にお住まいの 栄養士さんの数人から、 「食コーチング」研修について お問い合わせをいただいています。
![]() そのお1人の場合は 書籍として新刊となった『食コーチング』を 購入してくださったばかりの方。 ![]() さっそく読み始めて、 「あまりにも興味深くて、 数時間で完読してしまいました」 とのことで、 24期「食コーチング」研修を
![]() この方は、 11年前に「臨床栄養」の別冊として 『食コーチング』が出版されたときは、 17歳だった計算になります。 高校生であったその方が、 いまは栄養士として病院に就職し、 『食コーチング』に出会ったのです。
![]() ![]() 雑誌の別冊として出版されたものが、 関西に住む方のお目に止まったのは、 別冊そのものではなく、 版元の医歯薬出版が、 この9月初旬に 書籍として新刊発行した「書籍版」のほうでした。 ![]() ![]() 月刊誌の場合、 月が変わると、次の月号に入れ替わります。 別冊の場合は、数か月間は書店に置かれるそうですが、 やがて版元に返され、 2~3年もすれば、いわば寿命が終わります。
![]() しかし、月刊「臨床栄養」を発行している版元の場合、 毎号の雑誌の中で自社広告をするので、 関係者の方々が、 この別冊に注目し続けてくださった様子。 ![]() 版元としては、 そうした経緯を見て、 別冊よりも寿命の長い書籍へと リニューアルすることを判断されたようです。
![]() ![]() この11年間には、 特定保健指導が始まったこともあって 日本人は「食事相談」(一般には「栄養指導」)を 体験する機会が飛躍的に増えたことでしょう。 ![]() ![]() しかし、「食コーチング」のほうから見ると、 まだその大半は「指導型」で、 クライアントの自発性を どこまで引き出しているのか、 案じられます。
![]() そのような状況が続く理由は、 先輩から後輩へと 長い間受け継がれてきた「栄養指導」という伝統は、 そう簡単にはバージョンチェンジができないこと、 そして、 理論はわかっても (実は、わかろうとはしないのでしょうが)、 トレーニングなしでは、 実践はしにくい、ということ。
![]() ![]() それは、 「食コーチング」の理論やスキルが むずかしいというよりも、 コミュニケーションや会話というものが そもそも、そう簡単なものではない、 ということでしょう。
![]() ![]() ![]() ![]() もし、数回の説明やトレーニングで 話し上手、問いかけ上手になれるのなら、 日本にコミュニケーションや会話が 苦手な人は1人もいなくなるでしょう。 ![]() 書籍の『食コーチング』に出会って、 数時間で読み終えてしまった病院栄養士さんが、 すぐに研修を受けることを思いついたのは、 まさしく理論で土台作りをする必要、 実践的トレーニングの必要を 感じてくださったからでしょう。 ![]() 健康支援の現場は、 病気の治療だけを目指すのではなく、 個々の方のモチベーションを高め、 生きがいを支援する必要を きっと感じておられるはずです。 ![]() この11年間、 マイコーチのご指導にも支えられて、 「食コーチング」は 定義を強化し続け、 その理論を固め直し、 体系強化を目指してきました。 ![]() 食コーチングを「1」から学びたいと 希望する栄養士、健康支援者に、 横浜をホームグラウンドとして、 入門シリーズ4回コースを実施し、 第1期生から第23期生が誕生し、 「問いかけ」100本ノック(演習中心) 「肯定的問いかけ」100本ノック(〃) 「肯定的指摘」100本ノック(〃) 「こう尋ねられたら、こう答える100本ノック」 「栄養士、健康支援者のための身だしなみセミナー」 「食コーチングの視点で考える、料理教室 ≪アクションクッキング≫」 などなどのスキルを学び、 実践し続けるためのスキルアップセミナーを ![]() ![]() 本を読んだから、 あすから、すべてが魔法のように解決する! ということは、 どの世界でも、 どの分野でも残念ながらありません。 ![]() ![]() 意識は変わることはあっても、 熱気がほとばしるような情熱があっても、 それを10年、20年と持続することは むずかしいこと。 つねにモチベーションアップを続けること、 「熱意」をシステムとして 「見える化」することが大事。 ![]() ![]() そこで、 食コーチングプログラムスでは、 上記のイベントを開催し続けたり、 遠方から通うのがご無理な方でも、 個人サポートというカタチで、 電話やメールを通して、 栄養士、健康支援者の方々の、 お仕事をサポートしたり、 その人自身のライフデザインの お手伝いをさせていただいたりしています。 ![]() マイコーチは、 「何ごとも、理論がしっかりしていなければ いっときの流行で終わる。 これからの10年、20年後も 食コーチングの理論の耐震対策、 上積み、補強、さらにはスキル化は 生涯続けることを怠らないように……」と、 ご指導くださいます。 来年は、 「食コーチング」講師養成クラスを 新しく開講する予定です。 ![]() これまでも、お問い合わせの中に、 「食コーチング」の発想で 食事相談ができる栄養士を紹介してほしいという ご要望は多くありました。 ![]() 「〇〇地方で、食コーチングができる栄養士さんはいませんか」 「〇〇県主催のイベントで、 影山さんの信頼おける方で 「食コーチング」の考え方で お話ができる人を紹介していただけませんか」 ![]() 今までも、 影山が講師を務める、 学校や企業、講演会、イベントなどに アシスタントとして ご見学やご聴講にいらしていただくなど 第1期から「食コーチング」研修に いらしてくださっている方々の多くが、 スキルアップセミナーやイベントに、 継続的に参加いただいており、 その方々の実力や評判は すでにいろいろのところから 聞こえてきます。 ![]() この11年間、 影山が1人でおこなってきたことを、 これから先の10年、20年、30年は ご一緒に、 健康という未来を新しい視点から アプローチできる栄養士、健康支援者とともに、 未来を歩いていこうと思えたのも、 11年という歳月があったからこそだと、 あらためて実感しています。 ![]() 『食コーチング』は、 今度の書籍版がすべてではなく、 これからも、理論、スキルともに 上積みされていくことでしょう。 この11年間だけでも、 次の1冊、その次の1冊、その次の…… くらいの考え方やスキルを 開発できたと思っています。 ![]() ▲
by palmarosaK
| 2018-09-21 02:02
| 影山なお子 連載
![]() 2018年9月9日(日)をもって、 70回目を数えるに至りました。 (ちなみに、第1回のタイトルは、 「健康支援者が 社会進出をするためのアクションとは」 座長 大橋禄郎先生) ![]() さて、今回、9月9日のテーマは、 ![]() だれもが見られる「カタチ」としても 「見える化」することが大切。 姿勢、表情、歩き方、食べ方、衣服の選び方、 余暇の過ごし方、家族や知人との会話、 そして、肯定的な考え方や人生観。 それらは「健康環境」となって、 周囲や社会の健康度に反映します。 かならずしも数値化できないところに、 健康というものの幅と深さを感じます。 それをコトバとしてとらえておこう、 というのが今回の企画意図。 堀之内座長は、 ![]() または、「そう思われているな」と感じるとき。 2.証言!! 私は知っている、 これぞ「不健康なカタチ」を示している、あんな人、こんな人 3.私が考える「健康のカタチ」―表情、話し方、身だしなみ ライフスタイル、そのほか……。 4.そもそも、「健康」ってどういうことだろうか。 人はなぜ健康である必要があるのか。 5.健康に関心のうすい人に、健康の意味を伝えるには どんな秘策があるか。
「『いつもあなたのことを目標にしていますよ』 「いつもかっこいいね(服装)」 ![]() 「お化粧品は何を使っているの? 教えて」 と、よく聞かれます。 地元、横浜元町でしばしば伺う、 ブティックのスタッフさんからは、 「いつも幸せそう!」 「毎日楽しいでしょ!」と言われたりします。 ![]() もちろん、中には、 反対の意味でおっしゃっているときも あるかもしれませんが。 参加者の中には、 ![]() 「不健康なカタチ」も把握しておくことも必要。 ということで、ここからは自由発言。 そうすると……、 栄養士・健康支援者という職場の中でも 「不健康をカタチにしている人」がいるわいるわ……。 その中からごく一部を ![]() ふだんから、 そばにいても、何を言っているのかがわかならいくらい 小さな声でささやく。 何度指摘しても変わらない小さな声。 食事相談でも、この声量で おこなっているのかと不安になる。 ・職場の同僚。 自分に関心のないことには、 まったく無反応、無表情になる。 ![]() 目が死んでいる人。 相手の目を見ようとしない人。 ・あるお教室の受講者 いつも目をつむって、 眉をしかめながら発言するクセがある人。 ![]() 自然食品販売店や レストランのオーナーやスタッフ。 この手のお店は、 ほとんど例外なく、 スタッフにフレンドリーさがなく、 「商品を売ってあげる」 「食事を提供してあげる」 という姿勢の人が少なくない。 目的はどうあれ、私には、 「不健康」を売っているようにしか見えない。 そんなお店をウォッチしてみては?
![]() 不健康な考えや、不健康な発言、 不健康なライフスタイルになるのは どうしてなのだろう……。 「人の健康のために」と説いている自分が、 不健康にならないために、 以下、それぞれが考える、 「健康のカタチ」について話し合いました。 ![]() 目に活力がある。 口角が上がっている。 ![]() 相手に伝わるようにと 配慮した声のトーン、大きさ、速度。 ![]() 髪の乱れは生活の乱れ。 毎日髪に櫛を入れる。 衣服は適度に更新している。 衣服、持ち物に、 季節感を感じる。 ![]() いつもパリッとさせている。 靴はいつも磨いている。 ジャストフィットしたサイズ感。 ![]() 仕事とプライベート両方が充実している。 余暇の予定を1週間、1か月、1年後……と、 あらかじめ計画している。 「食ジム」の後半では、 「人はなぜ健康である必要があるのか」 という話し合いになりました。 ここで、影山が1つ参加者に お尋ねしました。 ![]() 健康支援者です。 だから、『健康』であることを前提に、 そのことを考えられる人たちです。 でも、どうでしょう。 10代の学生が、20代の学生や社会人全員が 毎日『健康のために』と考えているでしょうか。 ![]() 相手は逃げていく場合もあるのでは?」と。 そう考える理由は、 まさに、自分自身が 「健康」を気にするよりは、 「結果的には健康的でない生活」を 楽しんでいた過去があるから。 (オールナイトで見た映画、深夜のドライブなども) ![]() 出身の人は違ったかもしれませんが、 文学部出身の私のまわりは 「健康のために」と考えて、 毎日行動をしている学生は、 いなかったように思います。 それよりも、 ファッションやダイエット(健康になるためではなく) お芝居、映画、ドライブ、旅行……、 そんなことに興味や関心を持っているのが 学生時代、青春時代の特徴なのではないでしょうか。 ![]() 10代なら10代ならではの「健康的な考え」、 (健康なんて考えているヒマのない年代でしょうけれど) 20代なら20代ならではの「健康的な考え」、 30代なら30代ならではの「健康的な考え」があることを あらためて思います。 ![]() 哲学的な考え方だと、大橋先生はおっしゃいます。 「健康と幸福とは、重なってくるところがある。 現代は、哲学が人生を示してくれる時代ではないけれど、 栄養士は、1日3回の食事を通して、 それぞれの人の健康や日課、 あしたの予定、ライフスタイルなどについて、 考えるきっかけを与えることができる。 『栄養士は食の窓から侵入する人生の哲学支援者』 ではないでしょうか」 ![]() 「塩分をとりすぎないように」 「からだもむくみ、命にかかわるんですよ」 などと、 いつも同じアプローチをしていても 相手の心にはまったく響かない。 だから、 その人にとっての健康とは何かを考える 必要性がある……とあらためて実感します。 ![]() 1人で映画を観たり、ショッピングしたり、 旅に出かけたりできなくなった人にとっては、 「映画をまずは観に行くことが」 第一の目標であり、それが健康への近道だったり、 友だちと会って、 ![]() 「いま、ご病気の人でも、健康な人でも、 究極の健康度のバロメーターは、 いま、どの程度のモチベーションを持っているか、 ということになるのかもしれない。 5分後の予定、今晩の予定、 あしたの予定、あしたへの期待…… それが、その人を生かす心のエネルギーではなかろうか」 ![]() ときに周囲の人を悪役に仕立てて、 「あの人が私のお金を盗んだ」 「夫が私を転院させようとしている」 「だれかがこの部屋にライオンを入れて 私を食い殺そうとしている」 などと怖ろしいストーリーを作ったりします。 ある介護施設のベテランが言っていました。 「人間は、ときに 不安や恐怖までをもモチベーションにします」 ![]() 部屋に迷い込んだライオンの恐怖のほうが、 モチベーションとしては強いこともあるようです。 そうだとすると、あの暗い顔をして、 健康食品を売っている人は、 「あんな顔をしてはダメ」という反応を お客さんに起こさせるために、 あえて冷ややかな表情をつくっているのかも。 そういう「健康」の売り方もあるのかしら? (ちょっと冗談です)
![]() 元気で、長寿な高齢者の特徴の1つに、 「社交性が見られること」 「自分は幸せだ……」という自己肯定感が高いこと、 などとあげられているデータがあったことを、 この「食ジム」でも思い出しました。 栄養士、健康支援者は、 間違っても 「孤独のすすめ」を人にしてはいけない。 ![]() 行政の栄養士であれば、 ![]() 組織で定年の年齢も引き上げられると聞きます。 それでも、 「人間関係は歳を重ねたからといって じょうずになるわけではない」と、大橋先生。 人生後半をより充実させるためにも、 いまの生き方(予暇の過ごし方、仕事のありかた)を、 見つめなおすよいきっかけとなったことは まちがいありません。 ![]() ▲
by palmarosaK
| 2018-09-12 11:31
| 食ジム
![]() 研修会、イベントのご案内を以下にお示ししました。 ご参加ご希望の方は、 影山なお子宛に、お尋ねください。 e-mail:palmarosa@yours.biglobe.ne.jp 1.2018年9月2日(日) 『栄養士として「論理性」をどう強化するか』 主催 コミュニケーション研究会ひろしま 講師 大橋禄郎先生 時間 10時~16時 会場 三原市民福祉会館 対象 栄養士、健康支援者 ![]() ![]() 2.9月8日(土) 「食コーチング」第24期 入門研修パート① 主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 時間 10時30分~17時30分 会場 イギリス館(港の見える丘公園内) 対象 「食コーチング」のスキルを身につけたいと、 お考えの栄養士、健康支援者 *今年最後の「食コーチング」入門研修です。 4回シリーズのうち、ご都合が合わない日程の場合、 お振替えも可能です。お尋ねください。 ![]() 「食ジム」第70回 『私にとっての健康のカタチ』 主催 食コーチングプログラムス 座長 堀之内文美さん (食コーチング第5期修了 管理栄養士) 時間 10時~17時 会場 横浜市技能文化会館 対象 ご自身のコミュニケーション力をスキルアップしたい、 コミュニケーション力の瞬発力を高めたいと、 お考えの栄養士、健康支援者 *「食ジム」初めての方、歓迎します♪ ![]() 東京療術学院「食コーチング」学科 『施術者のための「食コーチング」③』 主催 東京療術学院 講師 影山なお子 時間 17時50分~19時40分 会場 東京療術学院新宿本校 対象 東京療術学院学生 ![]() アクションクッキング 『日本人が好きな料理を検証する』 主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 時間 13時~16時 会場 影山オフィス 対象 アクションクッキングに ご興味、ご関心をお持ちの方 ![]() 食コーチングスキルアップセミナー 『「問いかけ」100本ノック ―クライアントの心に響く 食事相談、健康相談のために―』 主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 時間 10時30分~17時 会場 イギリス館 対象 食コーチング第1期~ 23期ご修了の方 ![]() 食コーチングスキルアップセミナー 『「こう聞かれたら、こう答える」100本ノック ―クライアントの心に響く食事相談―』 主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 時間 10時30分~17時 会場 イギリス館 対象 食コーチング第1期~ 23期ご修了の方 ![]() 『ハガキ、手書きのスキルのない 健康支援者ってありなのか』 主催 パルマローザ 講師 大橋禄郎先生 時間 10時30分~17時30分 会場 横浜市技能文化会館 対象 手紙やハガキの書き方の基本を、 学びたい、知っておきたいと お考えの栄養士、健康支援者 ![]() ![]() 『栄養士・健康支援者のための 「話し方」セミナー』 主催 パルマローザ 講師 渡辺由佳先生 (テレビ朝日元アナウンサー) 時間 14時~16時30分 会場 イギリス館 対象 ご自分の話し方をさらに強化したい、 プロの先生に自分の話し方を点検してほしい、と お考えの栄養士・健康支援者 ![]() ![]() ![]() 10.9月27日(木) 東京療術学院「食コーチング」学科 『施術者のための「食コーチング」④』 主催 東京療術学院 講師 影山なお子 時間 17時50分~19時40分 会場 東京療術学院新宿本校 対象 東京療術学院学生 ![]() 11.9月30日(日)(再開催) 「食コーチング」第24期 入門研修パート① 主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 時間 10時30分~17時30分 会場 影山オフィス(最寄駅 JR石川町南口徒歩5分) 対象 「食コーチング」のスキルを身につけたいと、 お考えの栄養士、健康支援者 *今年最後の「食コーチング」入門研修です。 4回シリーズのうち、ご都合が合わない日程の場合、 お振替えも可能です。お尋ねください。 12.10月11日(木) 東京療術学院「食コーチング」学科 『施術者のための「食コーチング」⑤』 主催 東京療術学院 講師 影山なお子 時間 17時50分~19時40分 会場 東京療術学院新宿本校 対象 東京療術学院学生 ![]() 13.10月13日(土) 『栄養士、健康支援者のための文章教室』 主催 ロッコム文章・編集塾主宰 講師 大橋禄郎先生 時間 11時~18時 対象 栄養士、健康支援者として ご自身の文章力をスキルアップしたいと お考えの方。初めての方も歓迎します。 ![]() ![]() 14.10月14日(日) 「食ジム」第71回 『食コーチングのスキルを、 栄養士・健康支援者活動に どういかしているか』 主催 食コーチングプログラムス 座長 影山なお子 時間 10時30分~17時30分 会場 横浜文化体育館併設会議室 対象 ご自身のコミュニケーション力をスキルアップしたい、 コミュニケーション力の瞬発力を高めたいと、 お考えの栄養士、健康支援者 *「食ジム」初めての方、歓迎します♪ ![]() 15.10月18日(木)、25日(木) 女子栄養大学 後期 演習 『「食」をどのようにコーディネートするか」 講師 影山なお子 会場 女子栄養大学坂戸校舎 対象 女子栄養大学学生 16.10月20日(土) ≪パルマ キャリアアップ サロン≫ 『社会は栄養士のどんなところを評価するか』 主催 パルマローザ 講師 佐藤由起子さん (「食コーチング」第18期修了 株式会社 ベストライフ・プロモーション) 時間 14時30分~16時30分 会場 イギリス館 ![]() 17.10月21日(日) 「食コーチング」第24期 入門研修パート② 主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 時間 10時30分~17時30分 会場 影山オフィス 対象 「食コーチング」のスキルを身につけたいと、 お考えの栄養士、健康支援者 *今年最後の「食コーチング」入門研修です。 4回シリーズのうち、ご都合が合わない日程の場合、 お振替えも可能です。お尋ねください。 ![]() 18.10月27日(土) アクションクッキング 『乾物をうまく使いこなす』 主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 時間 13時~16時 会場 影山オフィス 対象 アクションクッキングに ご興味、ご関心をお持ちの方 ![]() ![]() 19.10月28日(日) ≪パルマ キャリアアップ サロン≫ 『私のキャリアアップの道のり』 主催 パルマローザ 講師 吉田美代子さん (「食コーチング」第1期修了 「食&色コーディネーター) 時間 14時~16時 会場 横浜市体育館併設会議室 ![]() ▲
by palmarosaK
| 2018-09-03 01:16
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