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![]() 11月は、≪アクションクッキング≫を2回、 開催しました。 (11月2日と11月24日) 自宅で開催しているため、 1クラスは少人数にせざるを得ず、 今回は2クラスに分けて開催しました。 「アクションクッキング」のコンセプトは、 日常生活の中で、食シーンをより豊かにすること、 心は穏やかに、発想はアクティブにすることにあります。 そのためには、食材や料理に関する話題をふくらませたり、 同席された方のお話に耳を傾けたり、 ユニークな食シーンや、ユニークな食事論を考えたりと、 バラエティに富んだプログラムを設定します。 ![]() ここでは、料理のレパートリーを増やすことを急がず、 また、特殊な食材や料理、調理法を追いません。 もちろん、料理を栄養価や病気予防効果だけから すすめたりすることはしません。 しかし、調理の基本技術については、 調理科学の成果を尊重して学んでいます。 ![]() さて、今回のテーマは「ゆるキャラ110番」。 ご参加いただいた方の多くが、 「え? ゆるキャラ110番って何?」 という疑問、好奇心をお持ちになったようです。 「ゆるキャラというから、 キャラ弁(キャラクターをイメージしたお弁当)を 作るのかと思っていました」との声も。 ![]() 今回のプログラム。 1.「ゆるキャラ」ってなに? (1)ゆるキャラ考案者 (2)ゆるキャラヒストリー (3)ゆるキャラ3原則ご紹介(みうらじゅん氏による) ①郷土愛に満ち溢れた強いメッセージ性があること。 ②立ち居振る舞いが不安定かつユニークであること。 ③愛すべき、ゆるさ、を持ち合わせていること。 (4)ご参加いただいた方のお住まいの「ゆるキャラ」 2.「ゆるキャラご飯」の定義(影山作成) 3.本日のメニュー ![]() みなさんのお声は……、 「『「ゆるキャラ』という名前は よく聞くけれど、 それ自体が何を指すのかがわからなかった」 「自分が住んでいる地域の『ゆるキャラ』を デザインした名刺を作った」 ![]() 「私の県では「ゆるキャラ」が1つではなくて、 全部合わせると30近くにもなる」 料理教室で 「ゆるキャラ」とは何か、なんていうことを 話し合うなんて、思いもしなかった……というのが 参加者のホンネかもしれません。 ![]() さて、今回の 「ゆるキャラ110番」では、 ゆるきゃらご飯の定義を こんなふうに考えてみました。 「和・洋・中華」、「一汁一菜」など、 あえて献立の基本には従わないで、 「食べたいときが食事どき」を楽しむ。 作る手間を省き、話題中心の食シーンの展開です。 (普段、ある程度考えて食事作りをしている人向きの レクリエーションでしょうか) ゆるきゃらご飯は こんなふうにご紹介しました。 1.タコライス (1つの器(ボール)で おかずとご飯が一緒にいただける! ポテトチップスとサワークリームを調味料に) ![]() 2.ポテトグラタン (ゆるいお味のホワイトソース、 ここでもサワークリームで さらに「ゆるさ」を出してみました) 3.野菜サラダ ほうれん草や春菊、ピーマンを 加熱せずに、フレッシュなままでいただくサラダ。 一般的に、緑黄色野菜は加熱をしていただくという イメージが多いかもしれませんが、 手軽さをイメージしてみました。 4.焼きりんご バターと砂糖でただただ焼きっぱなしでOK。 というシンプルさをご紹介。 ![]() タイムリーなことに、 アクションクッキングを開催した 11月24日は、 「全国ゆるキャラグランプリ」がおこなわれたそうです。 参加者の方の地元では、 厚木市「あゆコロ」ちゃん6位。 ![]() 海老名市「えびーにゃ」は18位。 ![]() 茅ケ崎市の「えぼし麻呂」は80位だったそうです。 ![]() さて、今年1年間のアクションクッキングは、 年末に開催する「おせち料理教室」以外は 終了しました。 ![]() 今年は、こんな内容でおこないました。 2月17日(日) 「得意料理はなんですか」と 聞かれたときの切り札にする1品。 3月30日(土) 急に食べたくなる夜食! 4月21日(土) ~ 4月23日(月) 「食」と「器」に出会うカメラ旅。 長崎県佐世保市ハウステンボス&佐賀県有田市2泊3日ツアー ![]() 5月11日(土) 母がいなくても「おふくろの味」。 6月22日(土) スープレパートリー「朝、昼、夜」。 7月21日(日) 野菜1日350gの幸せ。 9月 7日(土) 魚を洋風で楽しむ。 11月2日(土) 11月24日(日) 「ゆるきゃらご飯」110番。 ![]() 最終回は、 12月30日(月)の「おせち」料理教室。 今年もアクションクッキングでご一緒に。 来年も多くの方に ご参加いただきたいと願って思っております。 ▲
by palmarosak
| 2013-11-25 14:51
| アクションクッキング
![]() 日本体操協会が開催している 2013年度≪日本体操祭≫が、 11月16日~17日の両日、 代々木第一体育館で開催されました。 ![]() 今年も、パルマローザの有志が チーム名≪メタボリックバスターズ≫として 参加しました。 ![]() ![]() ![]() 1年に1回開催されるこの日本体操祭に メタボリックバスターズは、 今年で、はや連続7回目の出場。 ![]() 昨年までは、 日本体育大学教授の荒木達雄先生と伊藤由美子先生に ご指導いただいていましたが、 以前から「そろそろ独り立ちするように……」と 促されていたので、 今年はエアロビクスインストラクターの 倉橋照美先生にご指導いただいて出場することにしました。 ![]() 倉橋先生は、 都内のスポーツクラブにご所属され、 エアロビクスインストラクターとしてご活躍。 また、ご自身でもライブハウスでの プログラムを開催され、お子様からご高齢の方々まで 多くのファンを持っていらっしゃいます。 ![]() OL経験を経てエアロビクスインストラクターの資格を取得し、 さらにコミュニケーション力を上げるために、 東京療術学院で私が担当していた「食コーチング」の 授業を学びに来られました。 このとき、私は倉橋先生と出会いました。 http://terumi-smile.blogfit.jp/ ![]() 今回のメタボリックバスターズのテーマ曲は、 AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」。 偶然にも、この曲によって練習を始めたその日、 神奈川県知事らの出演による、 「恋するフォーチュンクッキー in 神奈川」が ユーチューブで再生回数2,670,000回を数えたとの 報道に接しました。 http://www.youtube.com/watch?v=RBBbuspVyyU タイムリーなニュースに、 一同のモチベーションは上がりました。 ![]() ![]() ![]() 今回は、ママさんが3人。 お子様と一緒に練習にも参加し、 当日は2人のお子様が出演してくださいました。 ![]() 「小さい子どもがいるから外に出られない」と、 思っておられる方でも、 私たちのメタボリックバスターズをご覧いただければ きっと、 「子どもと一緒に楽しむことができるのだわ」と 思っていただけるのではないかと思います。 ![]() 色とりどりの衣装は メンバーのお1人が「せめて衣装くらいは華やかに」と 選んでくれたものでした。 笑って、楽しんで、運動して! 私たちメタボリックバスターズは 3分30秒の演技発表が終わりました。 これが終わると、 1年もそろそろ終わり……。 ![]() 栄養士が、日本体操祭という舞台で 演技発表をさせていただける日が来るなんて、 栄養士になったころには 思いもしないことでした。 終わってみると、次への欲も出てきます。 ![]() ![]() もっと多くの方々にご参加いただき、 大勢で演技発表をしてみたい、 練習量を増やして、 栄養士チームでもここまでできるんだと アピールしてみたい……などなど。 ![]() メタボリックバスターズは、 「健康のカタチ」を このような方法でも示していきたいと思います。 ![]() 名古屋、三重県から 応援のためにかけつけてくださった お仲間に感謝いたします。 ![]() ![]() ![]() また、大橋禄郎先生には、 カメラマンとして 私たちのすてきなショット!??を たくさん撮っていただきました。 感謝申し上げます。 ![]() ▲
by palmarosaK
| 2013-11-19 22:51
| メタボリック・バスターズ
![]() 2013年11月9日(土)は、 石川県能登で研修会を受講し、 翌10日(日)は、横浜で自分の研修会を開講しました。 1日目の研修会は、 石川県栄養士会能登支部が開催した研修会 「コトバを磨くと栄養士活動が3倍楽しくなる」 (講師 大橋禄郎先生) これには、神奈川県の行政栄養士、 三奈木麻弓さんとご一緒に参加しました。 (会場 能登空港会議室 14時~17時) ![]() 石川県栄養士会 能登支部が開催する研修会で 大橋先生がお話しされるのは初めて。 以前は、能登の自主的な栄養士組織 「あじさい会」や「いちご会」のネットワーク主催の 研修会で2度ほどお話しされておられます。 ![]() ![]() 2回目の受講の方も少なくなく、 以前、お聞きしたお話の意味がよくわかった、 さらに強い刺激を受けた、という感想をお聞きしました。 ![]() 3時間にわたるご講義は、以下のとおり。 1.イントロクエスチョン 10項目(×か○か) 2.いま、栄養士に求められる表現力とは……。 【非言語系】 【話し方系】 【書き方・文章系】 3.「栄養士がコトバを磨くとは」どういうことか。 (1)もう「栄養素士」からは脱却しよう。 (2)自分の職業の使命と方向性をイメージしよう。 ![]() 先生のお話で印象に残ったフレーズは 栄養士が話題にする「健康」というのは、 目で見ることができない概念である。 「健康な人」は見ることはできるけれど、 「健康」そのものは目には見えない。 ことばの中に存在するものであると……。 同様に、「病気」というものは見えない。 私たちが見ているのは「病人」であって、「病気」そのものではない。 ついでにいえば、「気」ということばは、 見えないものの存在を表わすことばである。 ![]() 空気、元気、勇気、弱気、強気、 気持ち、気分、気楽、気丈……。 目では見ることができない。 つまり、「健康」も「病気」「元気」も、 現実には見えない、その見えないものを わかりやすく、印象的に伝えるのが 栄養士や健康支援者の仕事の大事な部分だとのこと。 ![]() 「それは言語能力に大きく依存するスキル」と大橋先生。 「一種の『話芸』ではないだろうか」 「一般的には、話芸というと、 講談や浪曲、漫才、落語を指しますが、 健康を語る話芸者といえば、 栄養士や健康支援者ということになると思います。 栄養士とは、 『食』を通して人々のモチベーションを高め、 将来の健康度を強化する「話芸者」であってほしいと思います」 次に、栄養士の「話し方」のスキルアップのポイントについて こんな点をご指摘されました。 ![]() 1.あいさつ――家族、同僚、来客との明るいあいさつを励行する。 2.適正な発声――小さい声の人が多い。歯切れのよい話し方を身につける。 3.好ましい国語表現―― 「食べれる」「見れる」などの「ら」抜き表現は使わない。 正しくは「食べられる」「見られる」。 栄養士、食関係者が「この食材、食べれますか」というのを聞くと、 「これは二流だな」と感じてしまうとのこと。 その他、「やばい」「正直言って」などの俗語も使わない。 4.通俗的な考え方の回避――「自分探し」「元気をもらう」「身の丈に合った」など。 5.会議力――会議には積極的に参加する。発言を予定して臨む。 定刻に着席。肯定的発言。 6.司会力――最初のあいさつ、進行プランの表示。講師やゲストの的確な紹介。 7.進行力――会議や座談会、ブレーンストーミング、グループカウンセリングの進行。 8.「指導」から「相談」へ――「話したことが全部伝わる」とは思いこまない。 9.問いかけ力――「食コーチング」による問いかけ法。(聞かれても返事を急がない) 10.講演力――パワーポイント頼みの、うす暗い中での講演は終わりにする。 ![]() 「文章がうまくなるコツはなんでしょう?」と 聞かれることがよくあるそうです。 「文章といっても、少なくとも200種類以上あるのです」と大橋先生。 「手紙、公文書、エッセイ、論文、日記、報告書、 小説(純文学、中間小説、大衆小説……)、 詩歌、……などなど、 それぞれが異なるジャンルですし、 それぞれの考え方や構成も異なってくるので うまくなるコツは、1つではない」とおっしゃいます。 ![]() 日記などを書いている人は、 文章そのものがうまくなるという保証はないけれど、 1日に体験したことを要約するスキル、 いわば編集力は身につくとのこと。 日記を書く意味について、 よく「あとで記録として役立つ」という人が多いけれど、 それは日記の一面……「二次的目的」である。 それ以前の「一次的目的」を軽視するか無視する人が多い。 ![]() 一次目的とは、「書く」という習慣が生み出すモチベーション、 言い換えれば、「取材モード」とのこと。 「これも書こう」「あれも書ける」とあえて意識しなくても、 1日を思い出す日々をくり返していると、 いつの間にか、その場その場での注意力、観察力がついてくる。 頭の中で、知らず知らずのうちに、 あとで思い出すのに苦労するのはいやだから、 しっかり記憶にとどめておこう、というシステムが 構築されるのではないか。 ![]() それは、体験(非言語的なものも多い)を ことばに変換するシステムでもある、とおっしゃいます。 確かに、栄養士の知人は、 最近ブログを始めましたが、 彼女は、ブログを始めたとたん、 最近はあまり撮っていなかった写真を 積極的に撮るようになったり、 どこかに出かける頻度がこれまで以上に 多くなったようです。 ![]() 健康支援者が、生涯現役を貫くためには、 スポーツ選手同様、トレーニングを続けること、というお話では、 私の主催している栄養士・健康支援者ネットワーク 「パルマローザ」でおこなっているセミナーを パワーポイントにまとめて、 みなさまにご紹介させていただきました。 話し方教室、立ち居振る舞い教室、 写真教室、メイクアップ教室、マラソン教室、 フェイスストレッチ教室、身だしなみセミナーなどなど。 能登のこの地で、 横浜でおこなっている研修会のシーンを ご覧いただくことで、 「すでに他の栄養士たちはこうしたことに気がつき、 何年も前から表現力に関する研修会を継続している……」 という気づきを、先生は促しておられました。 ![]() 先生は最後にこうおっしゃいます。 「顔は社会に対する掲示板」だと。 自分の顔(表情)が、 誰かに伝言を託しているのだということでしょうか。 「若者に未来がある」というのは正確ではない。 努力をしない若者、運のない若者には未来は約束されない。 年齢に関係なく、あしたの予定、来週の予定、 来月、来年の予定のある人には未来がある!! ![]() 先生のこれらのメッセージは、 『栄養と料理』編集長時代から50年近くにわたって 多くの栄養士さんたちをご覧になってきたからこそ言える、 説得力あるお言葉です。 【書き方・文章系】については 12項目お示しくださいました。 その1つは、 横浜の研修会でも何度も先生から 教えていただいている、 正しい国語の表記法。 「美味しい」「年令」「20才」「有り難う」は避ける。 正しくは、 「おいしい」「年齢」「20歳」「ありがとう」。 ![]() 食品の表記についても、自分なりに、 組織なりに決めておく。 たとえば、魚はカタカナで表記する、 (イワシ、アジ、サバなどなど) 野菜やくだものは、漢字かな併用する(大根、玉ねぎ、キャベツ) などを、再確認することとなりました。 (果物は、「くだもの」に) 栄養士の仕事の悪い事例として 雑誌の記事をとりあげ、 「効果なし 食材の食べ合わせ」などの記述が 「なぜよくないのか」ということを 具体的に教えていただきました。 これは、栄養士が、将来、怪しい情報発信者にならないためにも、 必見のテーマであろうと思いました。 ![]() 「きょう1日が人生」と大橋先生は締めくくられました。 「いまは、人生のある瞬間のための『いま』なのではなく、 『いま』が人生そのものなのです。 人生は、いくつもの『いま』の連続なのであって、 あしたやあさってに『人生』が待っているのではない。 0歳から10歳までの10年は短かったのではありませんか。 11歳から20歳までの10年は? 21歳から30歳までの10年間は? それらの10年間はあっというまに過ぎたのではありませんか。 「人生90年」だとしても、 人生とは、その10年を9回経験するだけなんです」 ![]() そして、先生はご自分のログブックを開きながら 「羽田空港を離陸してから能登空港に着地するまで、 38分だった」とおっしゃいました。 先生は、飛行機の離陸、着陸時刻を記録する習慣があるそう。 たったの38分、能登の方々も、この事実にはびっくり。 いつ、どこにいても、 「そこは遠い」と感じた人は、 たいせつな情報まで遠く、 人との関係まで希薄な、小さな人生になることも……。 「近い」と思えた人は情報が増え、人脈も増え、 生きがいも増え、人材という宝に恵まれることを、 先生のご講義から、 みなさまお感じになられたご様子でした。 ![]() 研修会が終わった後は、 能登の栄養士さんたちによる 大橋先生との懇親会のお席に同席させていただきました。 以前にも連れて行っていただいた、 魚介類の浜焼きで有名なお店(「太公望」) ![]() ![]() 能登はカキの養殖が盛んとのことで カキ好きの私にはたまりません。 能登のおいしい魚介を たくさんいただきました。 ![]() 宿泊先のコテージでは、 恒例の夜通しトーク。 大橋先生を中心に和やかに 能登の夜が過ぎていきました。 ![]() 2日目は、第14期「食コーチング」研修の2回目を 横浜元町の港の見える丘公園にある、 イギリス館で開催しました。(11時~17時30分) (講師 影山なお子) 10日の朝5時には能登を出発し、 能登の栄養士、谷口佳津子先生のお車で、 富山空港へ向かいました。(車で約1時間30分) ![]() 始発便7時10分に間に合うよう、 早朝に起きていただき、 同じく、能登の栄養士、森野外喜子先生、 山口節子先生のお手製のおむすび、 サンドイッチ、野菜サラダなどのお弁当を 機内に持ち込んで羽田へ。 8時30分に羽田空港へ到着し、 第14期「食コーチング」研修会会場へ。 なんとか間に合いました。 (離陸から着地まで50分) ![]() 食コーチング研修入門コースは 4回で入門コースを修了となるのですが 今回は2回目。 今期はお1人の方が2回目からのご参加。 あとの方は、第2期、3期、13期ご修了の 聴講生の方々。 横浜での食コーチング研修では、 4回コースをご受講された方は、 その後に開催される新規の入門コースは 無料で何度でもご受講いただけるというシステムにしているため、 毎期、これまでご修了された方々が、 「久しぶりに来ました」 「最近食コーチングの研修に行ってなかったから」 「私が学んだときとは内容も異なっていると聞いたから」 などという理由でいらしてくださっています。 ![]() 「研修を企画したからには最後まで責任を持つ」 そんな理由で たとえ新規の受講生がいなくても 聴講生の場としても、 これからも食コーチング研修は続けていく予定です。 ![]() 次回は、12月8日。 横浜大桟橋に停泊している船の汽笛が 研修中も遠くから聞こえてくる環境の中で 来月も、港の見える丘公園にある会場で みなさまのご参加をお待ちしています。 ▲
by palmarosaK
| 2013-11-13 02:11
| 文章教室
![]() 『エンパル』19号を11月3日に発行しました。 今号の特集は、 「ますます問われる事務能力」 執筆者は、大橋予暇研究所主宰/ ロッコム文章・編集塾主宰の 大橋禄郎先生。 ![]() 社会進出に欠かせない 事務能力について、 どのような対策があるかを 具体的にお示しくださいました。 巻頭ページは、 「テーマ性のない研修会を見直す」をテーマに、 影山なお子が執筆しました。 ![]() 『エンパル』19号をご希望の方は 1部200円(送料別途)でお送りしています。 影山なお子宛てに、 『エンパル』19号希望とご明記ください。 その際、お名前、お送りするご住所、 電話番号も併せてお知らせください。 (万が一、郵便物不着の場合、 ご連絡させていただく場合がございますため、 電話番号もお記しいただいています)。 請求書を同封して、 『エンパル』19号をお送りさせていただきます。 なお、『エンパル』は定期購読も承っています。 4号分で1000円(送料込)とさせていただいています。 定期購読ご希望の場合も上記同様、 ご連絡いただけましたら幸いです。 *『エンパル』は、 非営利 健康支援者ネットワーク≪パルマローザ≫が 発行している定期機関紙です。 2006年10月30日に 第1号を創刊し7年が経ちました。 当時の≪パルマローザ≫が、 栄養士ネットワークだったため、 『エンパル』とネーミングしました。 ▲
by palmarosak
| 2013-11-08 08:51
| 『エンパル』
![]() 19回目の「食ジム」 (食コーチングトレーニングジム)は、 「栄養士・健康支援者がイベントを企画するとき」 ――朝礼のスピーチから料理教室、講演会まで―― 2013年11月3日、 10時30分から午後5時30分。 会場 神奈川近代文学館中会議室。 (司会進行/影山なお子 アドバイザー/大橋禄郎先生 (大橋予暇研究所/ロッコム文章・編集塾主宰) ![]() 「イベント」を辞書で調べると、 「出来事、行事。展覧会、コンサート、 見本市などの各種の催し物」と出ています。 アメリカの研究者の開発したデータに、 「ライフイベントとストレス度数」というものがありますが、 ここでは、誕生日、結婚、出産、 転居、離婚、配偶者の死、 クリスマス、転職、解雇……などが 「ライフイベント」としてあげられています。 それよりも大きな、社会性が増したものとして 旅の企画や進行、スポーツの試合、お祭りや体操祭、 健康教室、料理教室などがあります。 ![]() 今回の進行スケジュールは、以下のとおり。 1.私が参加したイベントで 印象に残っているもの。 2.いまだからいえる私が体験した 「×印」イベント。 3.健康支援者として 私はこんなイベントの企画をしたことがある。 4.いま、どんな企画が求められているか。 毎回、食ジムでは、 参加者が話しやすそうな項目を 一番目に入れるようにしています。 「私が参加したイベントで印象に残っていること」では、 手前味噌のようで恐縮ですが、 私が企画した研修会をあげてくださった方が 1/3ほどいらっしゃいました。 ![]() その方々の印象に残った企画と その理由を以下にあげさせていただきます。 1.2005年に横浜元町で開催した 「栄養士のためのクリスマスパーティー」 (理由) 栄養士のさらなる可能性を感じたとともに、 栄養士になってよかった……と初めて感じた。 2.2005年に東京で開催したシンポジウム。 「いま、栄養士はこんなふうに輝きたい」 (理由) 職域異なる栄養士が各地から参加し、 企画から、プログラムづくり、 司会進行、広報など それぞれ役割分担を決めて 当日に臨んでいたこと。 栄養士による、 栄養士のためのイベントがあることに驚いた。 ![]() 3.2006年から発行している『エンパル』や パルマローザで今後発行予定の書物に関して 開催する企画会議。 (理由) アマチュアの、 小規模の栄養士ネットワークでも、 情報誌や書籍を発行・出版するとなると きちんと企画会議をすることを知った。 この経験から、いまも、 情報誌などのメディアをどのように作るべきか、 実践しながら学んでいる。 4.パルマローザ、 食コーチングプログラムスが主催する 合宿などで開催する、「夜通しトーク」。 (理由) 就寝前、ベッドサイドに栄養士が集まり、 1つのテーマを決めて話し合う。 栄養士としてのこれから、 仕事について、家族についてなどなど。 とかく旅先のおしゃべりで終わりがちなイベントも、 進行する人に導かれて テーマを掘り下げてゆくことによって、 自分の生き方まで考えさせられることになり、 ヒントをもらったり、勇気づけられたり。 ![]() 5.2010年に開催した2泊3日の横浜ステイ。 「もっと輝きたい! 健康支援者のためのこれからのネットワークづくり合宿」。 (理由) 1.栄養士の食べっぷりに驚いた。 食をともにすることで情報も多く入ってくることを体感した。 2.「旅の荷物はコンパクトにしないこと」。 ホテルでの朝食時、昼食時、夕食後のホテルの部屋で……、 それぞれのシーンで衣服を替えている他の参加者から多くを学んだ。 それ以降、スーツケースをすぐに新調した。 3.ショッピング 試着室で何度も試着するショッピングなどなど、 攻めの姿勢で挑まれる参加者から刺激を受けた。 4.人とのつながり。 「夜通しトーク」を通じて、 自分を支えてくれる人がそこで得られた……などなど。 ![]() ![]() 上記に共通する点は、 栄養士が発想するイベントの意外性であったり、 自分自身の思考・行動の核となる、 コミュニケーションが中心の企画だったり……という 点でしょうか。 その他の印象的なご体験としては、 83歳の女性がネットワークされる 千葉県での民間サークルでのイベント。 平均年齢65歳以上の方が中心となり、 千葉県内の各支部を含め220名が会員。 元県会議員の女性ということもあり、 いまも各界からの信頼が厚く、 求心力があられる存在の方とのこと。 ![]() さて、プログラムの2番目、 「いまだからいえる 私が体験した『×印』イベント」を あげていただきました。 1.大手料理教室が開催している、 企業と提携した 料理教室に参加したときのこと。 (缶詰のスープを使用した料理教室) 参加者は30人。 普段はお菓子を教えている講師が、 料理教室の講師という設定に違和感を感じた。 しかし、それ以上に違和感を感じたのは、 その講師が書かれたテキストには 栄養素のことが小さな文字で 紙面を埋め尽くすほど書かれていたこと。 ![]() その内容は栄養士としては疑問の多い、 そのつまらない(?)テキストを、 講師は読み続ける。 参加者は じっとそれを聞いているだけだったとか。 料理が終わると、 企業が提供する缶詰を特別価格でどうぞ、と 案内つきで紹介し始めた。 しかも販売単位は1ケース。 参加者はほとんどが缶詰を買っていたが、 これは、 「缶詰を買わせるための料理教室」だと感じた。 ただ、主催者側としては、人数が集まったので 「成功した」と思っているらしい、と。 この事例は、企画も運営も「×」。 「企画とは、プランニングだけでなく、 運営方法から事後処理まで含む」と、 アドバイザーの大橋先生。 ![]() 2.知人が主催する研修会の依頼で ワークショップの ファシリテーターを務めたときのこと。 研修会自体は、参加者の反応もよく、 進行役として手応えを感じていた。 ところが、研修会が終わった翌日、 主催者がブログで 自身の発言について反省を含め、 「きのうのワークショップは イマイチだった」と。 せっかく受講者のモチベーションが アップしていても、 反省好きの主催者のひとことは、 参加者に冷や水をかけることに。 自分が主催する企画を、 自らが反省し過ぎると、 結果として、集まった人たちは 「お得感」どころか、 「お損感」を強く感じてしまうのではないか。 企画はすばらしいのに、 運営と事後処理が「NG」の事例。 以後、ファシリテーター役は辞退したとか。 ![]() 3.ある「食育フェア」という 大きなイベントでのこと。 人が集まらないからと、職場で総動員され、 会場に「サクラ」として入ったときのこと。 一般の人が対象であるにもかかわらず、 講師は専門用語を連発し、 何を誰に伝えたいのか? 参加者はシラー!! 栄養士である自分にも、響いてこなかった。 ただし、主催者としては、 そこそこ人数が集まったので 「成功した」と 思っているのではないだろうか。 ![]() 4.人材登録している 栄養士を対象にスキルアップセミナーを 何度か企画したことがあった。 あるとき、上役からの指示で 「ホスピタリティ講座」というテーマで開催することになった。 講師は、ホスピタリティ関係の協会から 来ていただくことになっていたが、 申し込みは1人もなかった。 「特定保健指導の……」とか、 「食事相談のための○○」とかといった 研修会には人は集まったが、 ホスピタリティの講座は、 その後、一度も開催されることはなかった。 ![]() あえて「×印」イベントの多くをピックアップしましたが、 上記に共通するのは 対象者のニーズの強さを推測するなどの 企画の基本ができていないこと、 リーダーのコミュニケーション力に 問題があることなどでしょうか。 ![]() 「1」の料理教室イベントについて。 1.テキストの作り方、 2.コンセプトの徹底 (商品を売ることが目的なのか?!) 3.その日の参加者数の確認 4.少なくとも当日の講師のリハーサルなど 対策があったのではないでしょうか。 ![]() 「2」については、 自分の企画する研修会においては 自信を持って世の中に出しているという自負を持つ ということが企画者にとって必要だと思います。 そういう手順を踏んでいれば、 研修会の後に書いていただくアンケートも 「この研修会は*よかった、*普通 *よくなかった」といった、 おざなりで、 アバウトな聞き方にはならないでしょう。 ![]() アンケートは、 「この研修会であなたが印象に残ったこと、 実践してみようと思ったことがありましたら 以下に5つお示しください」などと、 相手の気づきを促す、「問いかけ」型の アンケートへとシフトする必要を感じます。 ![]() 「3」の「×印」研修会では、 対象者が誰なのか、 どの地域からお集まりいただくのか、 女性、男性の割合 過去に「食育フェア」のようなイベントは 開催したことがあるのか、それはいつか、 そのときの講師は誰か、 どのような話だったか……などなど、 あらかじめ情報を入手する必要があったように思います。 ![]() 「4」の栄養士対象の企画では、 そこに集まる栄養士がどのような人たちなのかを 想定して企画する必要があったというのが 発言者の感想でした。 いますぐに短時間でも「仕事がしたい!」と 切羽つまっている人に 「ホスピタリティとはなにか」という話題は 優先順位にはあがらない。 そうだとしたら、 明日からの食事相談にすぐにいかせる という内容を盛り込んだネーミングにするなど あるいは、講師にその情報を伝え、 栄養士に特化した内容になるように依頼する ……という対策が必要でしょう。 ![]() 職域を超えて自分の体験した「×印」イベントを 語る機会はあまりないと思います。 あえてそれを語り合うことで、 いつか自分も陥るかもしれない「×」印企画を 抑止できるように思います。 ![]() 参加者の方からこんな発言があったことが 印象に残りました 「最近、本の監修をした知り合いがいます。 近頃話題の○○○についてという本です。 出版までに1か月しかないという タイトスケジュールだったそうです。 その本の企画は、 出版社から持ち込まれたそうです。 でも、執筆者は 「私はこの○○○(本の題名)を支持しているわけではない」 と言っています」とのこと。 ![]() このご発言からわかるように、 世の中には、自分の知識や思想に反しても、 持ちこまれた企画を歓迎し、 短期間で何冊もの本を出す健康支援者が 思っている以上に多いようです。 参加者からこんな質問がありました。 「そうした依頼には断るほうがいいのでしょうか」 ![]() 大橋先生は 「断る勇気も必要ですね。 ただし、生涯、二流、三流で健康支援者生活をしていきたい人に 待ったをかける権利も責任もありません。 出版までに1か月しかないというのは 企画のお粗末さの反映であったり、 他の栄養士が降りた穴埋めという可能性が大きい」 横並びの企画というのも 栄養士の世界だけではなく、 一般的には多いといいます。 ![]() A社の製品がヒットしたからと、 B社もそれにそっくりな製品をつくる。 雑誌の企画もそれと似ており、 V社の今号の企画を、 Z社が次号の特集とする……などなど。 出版会には「柳の下にドジョウは3匹まではいる」 などというジンクスがあるそうです。 でも、「真似っこ」ではプライドは保てません。 ![]() 企画について、終日話し合ったことで、 企画にもいろいろの約束事があり、 スキルがあることを再認識しました。 でも、 健康支援者が企画について学ぶ機会はないし、 したがって、 企画力のたいせつさを感じることもありません。 その結果、たとえば栄養士会が企画するイベントに 人が集まらないとか、 関与した本がまったく売れないとか、 売れはするけれど、同業者からは軽蔑されるとか、 そもそも栄養士の社会参加が不十分であるとか、 多くのウイークポイントをかかえることになっているのでしょう。 ![]() そのことを実感した以上は、 遠からず、 「健康支援者のための企画力アップ」セミナーを 開催したいと思いました。 ▲
by palmarosaK
| 2013-11-05 22:54
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