スタンバイ・スマイル:一般体操指導員
2022-09-26T21:24:40+09:00
palmarosaK
影山なお子 ブログ
Excite Blog
実りの秋、運動の秋。
http://palmarosa.exblog.jp/29339309/
2022-09-24T22:28:00+09:00
2022-09-26T21:24:40+09:00
2022-09-23T22:02:43+09:00
palmarosaK
一般体操指導員
今年も、日本体操協会が主催する、「一般体操指導員」の資格取得のための、研修の1コマを担当させていただきました。
私が都内の病院栄養士として勤務していたときに
同僚のドクターからの紹介で、
2003年8月に、日本体育大学で
「スポーツコーチのための『食コーチング』」というテーマで
お話させていただいたのが最初でした。
それから19年間、
毎年、担当させていただいています。
一般体操指導員とは、
市民の健康や体力づくりを促進する有資格者のこと。
講習会は年に1回(2日間)開催されます。
受講者は、すでに一般の方々に運動を教えている指導者や、
将来、「運動」を通して地域、組織、社会に
貢献したいという学生さんなどを対象にしています。
自己流で教えてしまっていないか、
昔の知識やスキルのまま教えていないか、
などの振り返りの機会とするほか、
最新の運動事情、トラブル事例、海外での体操の取り組みなどを
専門講師が講義をし、スキルアップしていくという2日間。
私が担当する1時間は、以下の内容で進行しました。
1.イントロクエスチョン(一部抜粋)
同意できるものには○を、同意できないものには×を。
*( )人間のからだは、
自分に必要な栄養素を自然に欲するようにできている。
*( )試合前にトンカツなどを食べて「勝つ」ことを目指すのは
栄養的にも極めて有効である。
2.誤った食事観を人に押しつけない指導員として……。
・「フードファディズム」を流布させるランナーにならない。
・「フードファディズム」の定義。
・こんなのが「フードファディズム。
3.食生活から見たベストパフォーマーの条件
4.こんな質問をされたらどうする?
5.人にとって「食」の持つ意味とは。
どの研修会でも、
「イントロクエスチョン」を冒頭でおこなうことが多いのは、
このイントロクエスチョンで、
参加者の準備性がぐーんとアップするのを、
毎回、拝見しているから。
お互い、初めて会う者どうしが、
このイントロクエスチョンで熱く熱くなる!!
受講者からは、
「え~? 自分に必要な栄養素って、
なにもしなくても自然に欲するようにできていると思った~」
「確かに、もしそうであれば、医者いらずですよね?」
自らが考え、自らが分析することで、
健康に関する情報には矛盾が少なからずあることを、
自ら気がつくようになる貴重な1コマ。
今回も、「フードファディズム」への関心が
高かったように感じます。
アシスタントを務めてくださった栄養士・甲斐和恵さんも
後ろの席からご覧になり、
「みなさん、身を乗り出して聞いていました」
と、指摘してくれました。
大橋禄郎氏は、
「フードファディズ」を、
「食品の成分的特徴と健康との関係を
むりやりに結びつけるご都合主義のこと」
と定義しています。
会場の半数以上が大学生だったこともあり、
「『フードファディズム』というコトバを
初めて聞いた」という人が
1/3くらい、いらっしゃいました。
世間ではいろいろの健康法が次から次へと出てきます。
・1日2食が人を健康にする。
・○○という食材は「体によい」。
・○○という食材は、「体を冷やす」からよくない。
などなど。
こういう俗説に惑わされて、
体調を悪くしたり、珍説を人に押しつけて
敬遠されたりする人も少なくないでしょう。
「からだを冷やす食品」などは、
いまも、公共放送の連続講座の中にも出てくるとか。
「一般体操指導員」を目指す方々は、
食のプロになろうとする人ではないけれど、
「食」の話題は、
どの年代からも質問受けると、とおっしゃいます。
一般の方にとっては、
相手が栄養士ではないからこそ、
「食」の疑問について尋ねやすいし、
指導員のほうも、知らないがゆえに、
浅い知識のまま、
自信たっぷりに話すことにもつながってしまう……。
講義の最後は、演習で、
「こんな質問をされたらどう答えるか」
というテーマで、
複数の事例をご紹介させていただきました。
・問いかけられても即答しないこと。
・即答することで、相手の質問の意味など、
その背景を遮断してしまう。
・問いかけることで、相手のニーズが掘り起こされる。
・「答え」は、相手の中にあることが少なくない。
だから、核心をついた「問いかけ」をおこなう。
今年も、一般体操指導員の資格取得のお仕事が終わりました。
このお仕事が終わったら、毎年、秋の訪れを感じます。
日本大通りのイチョウ並木の下には、
たくさんのギンナンが……。
まもなく、この周辺も黄色一色になるのでしょう。
「運動の秋」にもなります。
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ただいま、「一般体操指導員」研修受講中。
http://palmarosa.exblog.jp/10161774/
2009-08-30T00:46:00+09:00
2020-01-02T00:05:04+09:00
2009-08-30T00:46:06+09:00
palmarosaK
一般体操指導員
2009年8月、
日本体操協会認定
「一般体操指導員」の研修に参加しています。
3日間の講義に全日程参加し、
実技試験、レポート課題をクリアすると
一般体操指導員という資格が授与されます。
「体操」というと、
競技の体操をイメージする人が多いそうですが
一般体操とは、
競技ではなく、一般の方々、どなたでも
無理なく楽しんでいただける体操のことを指します。
一般体操指導員とは、
一般の方々の健康づくりを
「体操」という形でサポートするリーダーのこと。
毎年1年に1回開催される研修会で
1コマ授業を担当させていただいていることもご縁となり、
今回特別に、栄養士対象のクラスが実現しました。
一般の方に体操をお教えする方法をメインとした実技が中心の3日間。
徒手体操(ラジオ体操や準備体操などがこの徒手体操に分類される)、
手具体操(ボール、こん棒、縄、リング、リボンを用いた体操)、
器具体操(跳び箱、マット、ルーンラートなどを用いた体操)を
実際に体験することによって、
今度はそれをどのようにクライアントに
伝えるのか……という練習までおこないました。
音楽にのって思わずステップをふみたくなる、
そんな3日間の楽しい研修も明日で終わり。
実技テストの課題に頭を悩ませつつ
最終日に臨みたいと思います。
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