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![]() 4月20日(日)午後2時~午後5時 パルマローザ主催で、 「栄養士・健康支援者のための落語・寄席鑑賞会」を 開催しました。 対象は「柳家小三治一門会」 会場 埼玉志木パルシティ アドバイザー 大橋 禄郎先生 そもそも、なぜ栄養士が落語なのか。 それは、今年1月5日に開催した パルマローザ主催の新春セミナー 「栄養士のユーモア感覚の磨き方、活かし方」 を受講したことがきっかけです。 http://palmarosa.exblog.jp/20199432/ ![]() そのときの大橋先生のユーモアの定義は、 「ユーモアとは、おもに言語表現で、 おかしさをそれとなく漂わせて表わす話法。 比喩や誇張、引用、コトバのもじり、 皮肉、とぼけ、自虐などによって おかしさを生み出す。 瞬時に爆笑を誘うというよりも、 表現の裏側、または連想による おかしみを楽しむもの。(中略) 温かさ、優しさ、肯定的メンタリティ、 知性などに裏打ちされている場合が多く、 人からは肯定的に評価される。 ダジャレやギャグとは区別する。(抜粋)」 ![]() セミナー終了後は、 どうしたらユーモア感覚を身につけることができるのか、 どんな本を読めばよいのか、 どんなテレビを見ればよいのか、 などなど、懇親会の席でも 話題が尽きませんでした。 そのこともあって、 私たちがプライベートで通っている 大橋先生のご自宅での文章教室では、 2時間の授業のうち、最初の15分間は、 漫才や落語をDVDを鑑賞する時間となりました。 (一定期間とのことですが) ユーモア感覚は、 小噺(こばなし)やギャグのように あるフレーズを覚えて、 それを繰り返せばよい、というものではなく、 いろいろの社会現象や人の言動に おかしみを感じたりする感性を 身につけるのが先とか。 ![]() 人を笑わせるのがユーモアの目的ではなく、 まじめに生きる人間のひたむきさに ときに憐れみやおかしみ、 悲哀や愛しさ感じる感覚を 自分のものにすることが先とか。 それが人への優しさ寛容さを養い、 人生観を豊かにすることになる。 そこから余裕や落ち着きが生まれ、 そのことによって、 ときに人に温かさや おかしさを感じさせることがあるとすれば、 それがユーモア感覚だ、とか。 それは、人生を温める環境の1つかもしれません。 ![]() そうした感覚を身につけるには、 ユーモア感覚のある環境に身を置くこと。 その1つが伝統芸能であり、様式美のある 漫才や落語というわけです。 それらを鑑賞するには、 その道の名人、プロフェッショナルの技を 選ぶことがたいせつ、 というアドバイスをいただいたことが 今回の鑑賞会につながりました。 新聞の広告で「柳家小三治一門会」 があることを見つけてくださった大橋先生が 私たちのガイド役を引き受けてくださり、 埼玉県志木市にある 「パルシティ」という文化会館に 参加者7名が集合しました。 ![]() 500人くらいは入るであろう会場はほぼ満席。 多くは、50歳代以降の方々……という印象です。 柳家小三治師匠は、 10年以上、 この会場での一門会に通っているとのこと。 こうした文化を支える落語ファンと、 それに応える落語家がおられることに うれしさを感じました。 柳家小三治さんは、 落語協会の現会長であり、 10代目の「小三治」に当たるそうです。 東京新宿に生まれ御年74歳。 柳家とは、小さん師匠などで知られる 落語界の名門。 ![]() 落語初心者である私たちだからこそ、 「柳家小三治師匠のような 名人系の人の噺から入ったほうがいい」 という大橋先生のアドバイスも心強い。 今回は 4人の一門の方が出演されました。 1.初天神 柳家「ろべい」 2.二番煎じ 柳家「喜多八」 3.仲入り 4.寄席囃子 柳家「そのじ」 5.馬の田楽 柳家「小三治」 ![]() 1番目の「ろべい」さんは、 落語ではおなじみの、 そばの食べ方、 うどんの食べ方などを 扇子を使って見せてくれました。 まるで私たちまでも おそばやうどんを一緒に すすっているかのような臨場感。 大橋先生曰く 「昔は最初から演題は決まっていなかったし、 噺の長さもきちんと決まっていなかった。 季節感は大事だけれど、 その日の客層を見極めてから、 枕(イントロダクション)の段階で 演題を決めた。 時間が15分とか、20分とかと決まったのは、 落語がラジオ番組に入るようになってからです。 独演会型の高座がいいのは、 そういう時間的制約を受けないところです」 とのこと。 さて、 二番手の柳家「喜多八」さんの 「二番煎じ」も味のある噺ぶり。 「さすが柳家一門。レベルが高い」 と大橋先生。 ![]() 「喜多八」さんは、 銀座の博品館劇場でも 落語を披露しておられる方。 どの方もそうですが、 枕から始まって、どこで本題に入ったのかしら……と 思うくらいスムースな流れ。 これも落語では、あたりまえのこと。 そこで感心してはいけないと ガイドの大橋先生からピシリ。 「喜多八」さんは 学習院大学の出身であることを 師匠の小三治さんに、 ご自身の演目の枕の部分で 暴露されていましたが、 いまは落語界でも 大学出身者が多くなっているようです。 中休みが15分ほどあり、後半へ。 「色もの」といわれる 落語以外の三味線、踊り、唄が入ることも 今回初めて知りました。 ![]() 「そのじ」さんは、 東京芸術大学邦楽科出身とのこと。 師匠たちが高座に出る出囃子は、 それぞれ独自のものを使うそうで、 かつての名人たちの出囃子を再現してくださいました。 客席から「○○師匠の出番音楽をやってみて」 というリクエストも3つほどあり、 どれもスムーズに演奏されていました。 三味線も名人級、 唄もうまい、 話もうまい、 そして若い女性。 色ものでリフレッシュした後は、 いよいよ小三治師匠のお話。 おそらく30分以上は、 本題の前の枕として いろいろのお話をされました。 ![]() 「私はね、話すことなんてないんですよ」と ぼそっと師匠がつぶやけば、客席がどっとわく。 何百という得意の噺を持っている人 だからこその笑いでしょう。 「ついこの間、小学校のときの同窓会があって、 みんな病気の話ばかりで嫌になる。 病気自慢ばかりなんですよ。 それで話が盛り上がる。 「嫌ですね、本当に嫌になる」 「え? 私? 私はリウマチだけどね」 で、また客席はどっと笑う。 小三治さん 「そんなに人の病気がおかしいですか」と ちくり。またまた客席はどっと笑う。 そして、 お弟子さんの「喜多八」さんが 学習院では馬術部に入っていたというご披露話から、 馬術や馬に関するいろいろのエピソード。 ![]() と、いつの間にか 馬子が味噌樽の注文を受けて、 注文主の家を訪ねる場面、 あれっと思うと、 すでに落語の本題に入っていました。 その馬子と、 次々に登場するおかしい人物との おかしなやりとり、 耳の遠いお婆ちゃん、のんびり屋のおじいさん、 酔っぱらった同じ村の隣人など、 次々に展開するコミュニケーションギャップ。 それぞれのキャラクターが いきいきと浮かび上がります。 人間を知るとは、こういうことかな、 と感心して聞き入りました。 約3時間の寄席は、 温かい気持ちになれた 初ライブ落語でした。 ユーモア感覚の刷り込みは、 これから、です。 ![]() ▲
by palmarosak
| 2014-04-23 13:11
| 落語・寄席
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