スタンバイ・スマイル:アクションクッキング
2023-05-31T00:27:17+09:00
palmarosaK
影山なお子 ブログ
Excite Blog
86歳男性から学ぶ、料理教室。
http://palmarosa.exblog.jp/29586107/
2023-05-29T23:58:00+09:00
2023-05-31T00:27:17+09:00
2023-05-29T22:05:09+09:00
palmarosaK
アクションクッキング
≪アクションクッキング≫を開催しました。
いつものアクションクッキングとは異なるのは、
講師が大橋禄郎先生ということ。
先生には、一昨年から
アクションクッキングの講師として、
お出でいただくようになりました。
すると、ご参加いただく方々もふえました。
今回のテーマは、
「人生はバラエティ!!
そうめんでメンタルヘルス」
こんなにユニークなテーマで開催している
料理教室は、他では見られないでしょう。
しかも、料理教室の講師は、
料理を専門とはしていない86歳の男性(!)
大橋先生とは、セミナーなどでお目にかかるたびに、
ご家族のためにお料理をなさっておられるお話を
よく伺っています。
ご病気のご家族のために
毎日のお料理を作っている方は大勢いらっしゃいます。
が、大橋先生から伺うお話は、
悲壮感がまったくなく、
「きょうはこんな工夫をしてみた」
「あすは、仕事があって泊まりだから、
『かぼちゃのポタージュ』を作り置きしておいた」
「『にんじんのシリシリ』をつくったら、
ヘルパーさんに、『そのお料理初めて知りました』
『さっそく作ってみたら、娘が食べ過ぎてしまって
おなかが痛い』なんて言われちゃった」と、楽しそう。
私たち栄養士は、
いろいろの組織から
お料理教室の講師を依頼されて
出かけることも少なくありません。
そんなとき、
対象者がご高齢の方と伺うと、
それならば、
「簡単なお料理を教えてあげなければ」
「フレイル対策としての食事の話をしなくては」
「たんぱく質のとり方のお話をしてあげよう」などと、
自分のささやかなイメージでテーマを考えがちです。
そうしたイメージを払拭したくて、
大橋先生に講師をあえてお願いしています。
そんな私の判断が、
まちがっていなかったことを
今年も確信しました。
さて、大橋先生のお料理教室。
今年で3年目に入ったこともあり、
場はさらに和やかに♪
大橋先生のご家族のために、
「食べやすいように」と、工夫された1品は、
おそうめんをつかった
1鉢に、第1群から第4群まで入っている
栄養バランスのとれたメニュー。
(奥様用には麺を半分に折ってゆでる)
ご参加いただいた方からは、歓声が上がりました。
「大橋先生の奥様がうらやましぃ~」
「おそうめんにトマトやお刺身をトッピングって新鮮」
「おいしい~!!」
おそうめんは、
影山の実家・兵庫県の名産である
「揖保乃糸」。
そのおそうめんを、ゆでてザルにとって冷やし、
大橋先生オリジナルの甘めのタレに、
1群の「ポーチドエッグ」
2群の「ブリのお刺身」
(そのときどきで、ソーセージやローストポークなど)
3群の「湯むきして角切りにしたトマト」と
「にんじんのシリシリ」
あしらいとして、「メンマ」「青粉」をトッピング。
大橋先生は、これを「朝食」として
毎日召し上がっておられるのだとか。
(この日は、朝、昼ともにおそうめんに)
「ご家族のためにご朝食を用意されることは、
結果的に、自分の健康度をも向上させることになる」
「卵をかならずとるための、よい方法」
先生のお話からそうあらためて確信しました。
大橋先生のメインディッシュの他には、
以下のお料理をご提供させていただきました。
・ウェルカムドリンク
・ステーキハウス「三田屋本店」風、
ニンジンドレッシング&ハム
・ナスの山椒揚げ
・カッサータ(デザート)
栄養士として、いつも
「教えてあげなければ」という姿勢ではなく、
「人生の先輩がたから学ぶことは、たくさんある」ということを、
今年も先生から直々にお教えいただけたことは、
私たちの人生の財産になります。
先生にお出でいただくアクションクッキング、
次回は、6月25日と7月22日に開催する予定です。
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≪センスが光る栄養士の「お取り寄せ」≫
http://palmarosa.exblog.jp/29575578/
2023-05-18T23:35:00+09:00
2023-05-19T21:50:02+09:00
2023-05-17T14:54:47+09:00
palmarosaK
アクションクッキング
セミナーを担当していただく機会を設けています。
最近では、
≪パルマローザ キャリアアップサロン≫と称して、
各分野でご活躍でいらっしゃるメンバーの方々に、
ご登壇いただいたき、
各ご専門の分野のお話をしていただいてりしています。
これまでのテーマは、このようなもの。
「栄養士のためのZOOM」セミナー、
「栄養士のためのデコパージュ」セミナー、
「『栄養士の料理はおいしい!!』セミナー」。
2023年度は、
≪栄養士のセンスが光る「お取り寄せ」セミナー≫を
開催しています。
今回は、その3回目。
影山が講師を担当させていただきました。
このセミナーを開催した理由は、
「栄養士さんの料理は健康的かもしれないけれど、
おいしくない」
「栄養士さんの料理は、味がしない。
『やさしい味つけ』ともいえるかな」
などと言われることがあるから。
栄養士の料理に対するこうした評価は
いまや定着しつつあるのに、
それに反論する栄養士は少ない、
悲しくも、許せない状況が続いています。
一方、SNSなどで人気の料理研究家が
「資格を手にしたい」と言う理由で、
管理栄養士の資格にチャレンジする、
というケースも昔から珍しくありません。
一定のファンを持つ料理研究家が、
栄養の知識や理論を持つことで、
お仕事の幅も広がってくるのでしょう。
さて、今回、このテーマでおこなうにあたり、
それぞれの参加者が経験した
「センスが光る」お料理、お取り寄せ
あるいは、お取り寄せ失敗事例など、
みなさんのご体験を発表していただきました。
・数年前、製薬会社さんから差し入れていただいたお弁当が
豪華で、おいしくって今でも思い出す。
ドクターが講師の勉強会だったからなのか。
もし、栄養士が注文するお弁当だったら、
このようにいっただろうか、と考えさせられた。
・ある栄養士組織の会議や研修会では
お弁当には決まって「シュウマイ弁当」。
「もう、あれはやめてほしい」とみんな内心思っているけれど
誰もそれを言い出せない状態が続いている。
・ある施設では、高齢者や子どもに合わせて、
「食べやすい大きさ」に小さくカットするのが常。
ところが、一般の方を対象にするときは、その逆。
大きくカットすることが、「おいしさの条件」
カットのサイズが、ここまでおいしさを左右する、
そのことを痛感したことがある。
「井の中の蛙」にならないように。
・事務系のアルバイトをしていたときは、
お昼は外食やお弁当。
2人1組でお昼に出かけるのだが、
お相手が「食」にまったく興味がない人のときは
本当に辛かった。
せっかくランチをしに行くのだから、
「おいしい店で」と考える人と、
「コンビニで買えばいい」という人との違い。
私の事例として、2年前に体験したときのことを
ご紹介させていただきました。
・『栄養士のためのライフデザインブック』の執筆時、
出版社に1日、ずっとこもって数週間仕事をしていたとき、
出版社がご用意くださったお弁当がとにかくおいしかった。
‶今半”のすき焼き弁当などが、すっと届く。
1日中、部屋の中にこもっている仕事をしている身にとって、
すごくモチベーションになった。
ご一緒していた仲間もみんな同じ気持ちだったようで、
ご担当いただいた編集部の方が
毎日差し入れてくださるお弁当やスイーツに、
さらにやる気になったことを覚えています。
そのとき、大橋先生がおっしゃいました。
「この版元は、ドクターを相手に仕事をすることが多いので、
伝統的にお弁当が充実している理由でしょう」
お弁当ひとつでも、その人、その組織の
「食のセンス」がはっきりと出る。
「お取り寄せ」にもトレーニングが必要。
そう考えたとき、
≪栄養士のセンスが光る「お取り寄せ」セミナー≫は、
栄養士の腕の見せ所にもなるのだと思いました。
巷では、いろいろの雑誌に、
「◎◎さんのお取り寄せ ベスト10」などがありますし、
実際、『栄養と料理』の編集長でいらした、
岸 朝子さんの数あるご著書の1つに、
『おいしいお取り寄せ』があります。
栄養士としてというよりも、
『料理の鉄人』に出た、料理記者歴60年という
肩書が、紹介する「食」をさらにおいしくさせたのは、
いうまでもないでしょう。
実際、いま、それらを拝見しても、
「私自身、いまも通い続けている大好きなお店」がたくさん。
決して、「情報」は古びていないことも確認できました。
さあ、栄養士の場合はどうでしょう?
「もし、あなたのお取り寄せ、紹介して」と言われたら……。
・「インターネットで『お取り寄せナンバー1』だった」
・「世界チャンピョオンがつくる○○」
・「テレビ番組で、タレントさんがとてもおいしそうに食べていた」
・「1分間に〇〇個注文が入る◎◎」
などというように、
SNSをはじめとしたメディアの情報は、
興味をひくようなキャッチで視聴者をひきつけます。
「食」のプロフェッショナルとしての栄養士は、
こうした「食情報」に頼らずに、
自分の体験から生まれた蘊蓄(うんちく)を語れるようになっていたい。
それも、栄養士の社会的使命の1つではないでしょうか。
だからこそ、
「流行を追いかけすぎない」、
顔の見えない不特定の「イイネ」より、
信頼のおける、身近な方がおすすめされる「食」は、
まわりをも安心させるでしょう。
そのためには、
まず、生活圏から選ぶこと、
をご提案させていただきました。
1.デパ地下、スーパー、コンビニなどから選ぶ。
牛乳1つをとっても、いろいろの種類がある。
どのブランドがどんな味なのかを知るチャンスでもある。
自分が体験していない「食」をおススメしない。
2.ネットで検索したものだけを紹介しない。
(自分の価値が下がる)
3.センスがいい友人、知人と出かける頻度をふやす。
4.街の料理教室に参加してみる。
(センスのよいお仲間と知り合えるチャンスも)
5.街の料理教室に出かけるときはもちろん、
地元でお買い物をするときも身だしなみを整えて。
今回、私が、ご紹介させていただいたものは、
以下のお品たち。
ホストが手間暇をかけなくても、
すぐにいただけるものをチョイスしてみました。
1.ウェルカムドリンク
フレッシュミックスハーブティー
(静岡県 落合ハーブ園さん)
2.荒井屋本店 特製すき焼き弁当
(横浜の老舗3大牛鍋専門店のお弁当)
3.揚げなすの味噌汁(広島県 アマノフーズ)
4.なんじゃこら大福(宮崎県 お菓子の「日高」)
1は、都内のカフェで何度もいただいたことがある
大好きなハーブティーにとても近い味。
このハーブティーに出会えた私を褒めてあげたい。
1回で2日間~3日間はおいしく煮出すことができます。
最後は、お風呂に入れて、ハーバルライフを楽しんで♪
2.横浜の老舗3大牛鍋専門店の1つ。荒井屋本店。
こちらのお弁当を、会議などでいただけると、
参加者のテンションが上がります。
3.広島にお仕事で何度か伺ったとき、
広島の栄養士さんたちが、
地元の企業のこのお味噌汁を誇りをもって
ご紹介されていたのが印象的。
なかでも「揚げなすの味噌汁」がいちばん人気だとか。
地元の栄養士さんご推薦の「食」を
たくさんお教えいただき、
いまも、お味噌をはじめ調味料、米など、
ときどき、地元でも買えるときは購入しています。
「アマノフーズ」さんのお品物は、
海外からの観光客にも大人気だそうで、
フリーズドライの技術は世界に誇るものなのだとか。
4.「なんじゃこら大福」
ANAのCAとして働いていたとき、
宮崎ステイのたびに、
先輩に教えられて、
宮崎の名物「チーズ饅頭」を買い求めていました。
あるとき、「なんじゃこら大福」なる
筆文字を発見して以来、大ファンになって、
毎回ステイがつくたびに購入していました。
「なんじゃ~こら~」と言いながら、
大福をカットして、その中身に毎回驚いてしまう。
ちなみに、
「なんじゃこら大福」今年、35歳になるのだそう。
栄養士・健康支援者ネットワーク≪パルマローザ≫では、
会員講師によるいろいろのセミナーを開催しています。
6月、7月は、
「特定保健指導はこう変わる」
「栄養士のための浴衣着つけセミナー」を開催します。
どなたでもご参加いただけます。
ご興味、ご関心をお持ちのかたはぜひ、ご連絡お待ちしています。
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日本橋で、アクション街歩き。
http://palmarosa.exblog.jp/28868869/
2021-09-16T22:39:00+09:00
2021-09-22T02:17:50+09:00
2021-09-16T12:52:03+09:00
palmarosaK
アクションクッキング
アクションクッキングとは、
影山が主催している料理教室。
「食」を通じて、
食コミュニケーションを活性化させることを
目的とした料理教室として、
2006年9月にスタートしました。
調理実習に限定せず、
料理に関すること、
いえ、食に関することを
それぞれのふさわしい場所でおこなうこと、
それをコンセプトにして続けています。
ホームグラウンド・横浜で
1か月に1~2回、開催する以外にも、
これまで、
以下の場所で開催しました。
開催場所が変わることで視野が広がりますし、
主催者の私自身も
毎回のイベントが
マンネリになることなく、
毎回ヒートアップしながら、
楽しく、臨んでいます。
・東京・銀座
《アクションクッキング in 銀座》
・佐賀・有田焼窯元~長崎・ハウステンボス
《「食」と「器」に出会う旅》
・京都
《アクションクッキング in 京都》
・東京・表参道
《アクションクッキング in 表参道》
・東京・目白
《アクションクッキング in 椿山荘》
・東京・赤坂
《アクションクッキング in 辻留》
・東京・台東区
《アクションクッキング in 合羽橋》
・神奈川・横浜・高島台
《アクションクッキング in 田中屋
*坂本龍馬の奥様・おりょうさんが、
夫亡きあと、働いていたことで知られる料亭》
さて、9月のアクションクッキングは、
都内・日本橋での開催。
住まいが都内にあっても、
「初めての日本橋! 」とおっしゃる方も。
当日は、ゲスト講師として、
大橋禄郎先生にお出でいただきました。
日本橋三越本店ライオンの前に集合し、
大橋先生からは、
「昔の日本橋は、都電が走っていたんですよ」
「地下鉄の『三越前』という駅名も昔からのもの」
と、ご説明いただきました。
都電は『三越前』でいいけれど、
地下鉄は、「前」ではなく、「下」に停まるのですが、
日本人には「三越前」で通じる、とか。
小学生~高校生だった、禄郎少年は、
お住まいの文京区指ヶ谷町から日本橋の三越まで
お母様のお使いで、
都電「20番」(路線番号)に乗って、
お味噌を買いに来ていたそうです。
そんなエピソードを伺いながら、
日本橋を散策できるのも楽しい!
私はといえば、
大学進学のために地方から上京したとき、
遠い親戚が日本橋にいたこともあって、
2か月に1回くらい、
お夕食をいただきに、日本橋に通っていました。
栄養士になってからは、
ご縁あって、日本橋三越本店の顧客を対象にした
お食事相談を担当させていただいた時期もありました。
いまは、
親が10年前に兵庫県姫路市から上京し、
日本橋に居住していることもあって、
1か月に1回以上は、日本橋に通っています。
ここ最近の日本橋は、
再開発され、新しくなったエリアが新鮮。
昔ながらのお食事処が、名店から、いま評判のお店まで、
魅力的なお店がたくさん出そろっています。
栄養士として、
「食」のバリエーションを実地で学べるチャンスは、
自ら行動するのみ!
と、今回もいろいろの「食」をご紹介させていただきました。
・一流ホテルのアフタヌーンティー
38階からの眺望もごちそう。
遠くにはスカイツリーも。
本場のアフタヌーンティーは、
ポットサービスが多く、ホットがメイン。
しかし、ここは日本。
高温多湿の日本では、冷たい飲み物もほしくなる。
マンダリンホテルでは、冷たいお紅茶を。
アフタヌーンティーのコースに入っていたのは、
街歩きで暑くなっていた私たちにはうれしいことでした。
さらに、
ホテル独自の「香」の戦略、
ここでしか買えない、ホテルオリジナルブランドの数々。
マンダリンホテルだけではなく、
いま、どのホテルもアフタヌーンティーは大盛況のようです。
泊まる人が減っても、
「ホテルでちょっとリッチな食を楽しみたい」
という人は、ふえているとか。
たくさんのスイーツは、
私たちの心の栄養になったことは、
言うまでもありません。
アフタヌーンティーを楽しんだあとは、
お隣の「コレド室町テラス」を散策。
「コレド」は、日本橋にいくつかあります。
もともとは、
日本橋の白木屋百貨店の跡地に、
コレドが建てられたとのこと。
日本橋には、
コレド日本橋、コレド室町1、コレド室町2、
コレド室町テラスとあり、
私は、その中でも、「コレド室町テラス」が
お気に入り。
とくに、台湾でも人気の
「誠品生活」という書店に行くのが好き。
書店の品揃えがすばらしい。
ワンフロアを歩くだけでも楽しい。
台湾旅行で出会って以来、かならず
台湾に行く人がいれば、「石けん買ってきて! 」
とリクエストしていた石けんがここで買えたり、
台湾の中でもセレクトされた「食」が、
ここでは当たり前のように買えたりと、うれしい。
私たちが伺った日は、イベントがあったようで、
若い人たちで賑わっていました。
日本橋には、新旧たくさんのビルが並び、
その小径を歩くのも楽しい。
その小径を歩くだけでも、
日本橋の歴史を体感できるのも楽しい。
最後のシメは、
日本橋三越新館にある
イタリアが本店のカジュアルレストラン
「イータリー」でジェラートをイートイン。
ジェラートはイタリア・フィレンツェが本場。
レモンソルト、ピスタチオ、マカデミアバニラ、
などなど、それぞれお好みのものをオーダーして解散しました。
日本橋の街並みに見惚れながら、
一行は、銀座まで歩きながら帰路につきました。
2021年は、これまで、以下の内容で開催しました。
1月17日(日、1月30日(土)、1月31日(日)
《おせちの後のこんな2021! 》
2月11日(木/祝)、2月13日(土)
《フォンダンショコラでとろける告白を》
3月6日(土)、3月13日(土)
《安らぎを包む、中華ちまき》
4月11日(日)、4月17日(土)
《春の彩りをつめあわせるお弁当》
5月9日(日)
《日本の自然を包み込む和菓子のコ・コ・ロ》
6月13日(日)、6月27日(日)
《エスニックアジアでピリッと》
7月11日(日)、7月18日(日)
《横浜カレーでバイキングする》
8月15日(日)
《猛暑に冷風 ほそぼそと……》
スペシャル講師 大橋禄郎先生
2021年残り3か月!
アクションクッキングは、
これからも、
みなさまの健康度を向上させる
企画を開催し続けて参ります。
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「メッセージ達人たち」から学ぶ。
http://palmarosa.exblog.jp/28269530/
2020-10-20T11:29:00+09:00
2020-10-21T17:47:34+09:00
2020-10-20T11:29:58+09:00
palmarosaK
アクションクッキング
きのう、わが家に電報が届きました。
「いまどき、電報?」それは、バラの花柄の厚手表紙につき。
開くと、
「『栄養士のためのライフデザインブック』の ご出版おめでとうございます。 この本を首を長くして心待ちにしていました……」から始まる300字ほどの温かいメッセージのある祝電でした。
差出人は、東京都内にお住まいの学校勤務の栄養士さん。10年以上、お目にかかってはいないのですが1年に1回の年賀のごあいさつ状は続けている方。
SNSが発達した現代にも、電報は生きているとは!!そのアイディアに感服。心の和むお祝いメッセージを読みながら、コミュニケーションツールの多様性と、その活用法について深く考えることになりました。
この新著については、ご近所の方からも、うれしいコメントをいただきました。その方は栄養士ではなく、いつもお世話になっている、横浜・元町商店街の中にあるブティックのマダム。
お店に伺ったとき、「ご本を、何度も読み返しているの。 あの本はすごい本ね。 10年以上かかった理由がわかるわ」
「まず、読みやすい本ね。見開きで完結って」「あれは、栄養士のために……と書いてあるけれど、 私のような栄養士でない人にも、タメになる。 いいこと書いてあるわよね」「『あいさつのたいせつさ』とか『身だしなみ』って 誰でも関係あることじゃない?」
「野球選手にも読んでほしいわ」 (マダムはベイスターズファン)「いま、お店のスタッフにも読んでもらっているの」「写真がきいてるよね!」 (マダムは写真に詳しい)
「写真の位置がいいわよね。 どのページにも同じ場所にあるのが安心する。 見やすいし、考えられているわね~」「この本をまとめた人って、うちにいらしてくださる あの男性のお客様?(大橋先生のこと) すごい方なのね。 そのすごい方から学べて幸せよね」
栄養士に限らず、贈られた書物の感想をこれほど的確に、立ち話としてコメントできる方がいらっしゃる。「これが教養というものかしら?」と、温かい気持ちになりました。こういう方がいらっしゃるから、この街が好き。
そのエリアから少し離れたところに近く、引っ越しをすることになったため、長年続けてきた料理教室「アクションクッキング」もこの地での開催はカウントダウンに入りました。
10月17日(土)アクションクッキングのテーマは、「乾杯!」「アクション!」「コングラチュレーション!」
みなさまとご一緒に、以下のお料理を楽しみました。
1.ウェルカムドリンク ホームメイドコーラ2.季節のお野菜のフリッタータ3.そば粉のガレット4.ロメインレタスのサラダ5.デザート アクションクッキング前日に、都内老舗デパートで「5年間熟成したパルメザンチーズ」をいただく機会があり、急遽、サラダにトッピングしてお出ししたこともご愛嬌。
アクションクッキングで気をつけているのは、ご参加いただいた方々に「楽しかった~!」と感じていただけるように進行すること。
お料理のつくり方に終始して、会話を楽しむ余裕がなかった……というのではさびしい……。
料理の「おいしさ」の1つ1つには、情報によるおいしさ、会話によるおいしさ、なども大事な要素。 コロナ禍だからといって、思考や言動、そして自分のココロにまで、ブレーキをかける必要はない……と私は考えています。
アクションクッキングでは、いろいろのご感想をいただきます。
こんなメッセージ達人も。
「影山先生が栄養士になってくれて
『ありがとうございます』とまずはお伝えしたい」
「今までの栄養士が講師となる料理教室は
栄養素中心のものが多く展開されていたと思うのです。
『栄養があれば彩りは『見た目は二の次』と言わんばかりの
茶色一色の献立……」
「ここに参加させていただいて驚きの連続なんです。
食事は楽しいもの! だということの原点を
思い出させてくれるのです」
その他、
「『おもてなしをしなくては!』と、がんばりすぎていた自分。会話がいちばんのおもてなし、ということに気がつき、お料理の演出を少し変えたことで自分もまわりもハッピーになれた」 「魚嫌いの娘が 『サンマのコンフィ』で教えていただいた 『サンマご飯がおいしい『と言ってくれたんです。 娘が大学生活でストレスがたまっているなぁ……と 感じたら、 『きょうのご飯はサンマご飯よ』とメールします。 すると、かならず、返事があるのです。 そんな食コミュニケーションを楽しんでいます」
「同居している義理の父の食欲が少し落ちてきたんですが そんなとき、骨までやわらかくいただける サンマご飯をお出しすると、サンマ1本!! 召し上がっているんです」
「なんといってもわが家はバターチキンカレーが人気。 親戚一同、わが家に集まるときは、 『あれ、あります?』と聞かれるくらい人気」
「わが家は、中華ちまき。 タケの皮で包んだちまきは、 会社のお弁当にも持っていっています。 まわりの栄養士さんから歓声が上がります」
「手羽先のドウチソース炒めが夫に好評です。 手羽先10本つくったら、 10本全部、夫が食べちゃった! 『夫が鶏になってしまうのではないかしら!』 と思うくらい、手羽先料理は食卓に頻回に登場しています」
みなさまのご感想をお聞かせいただくたびに、私自身の存在意義を確認する場になったり、自分自身の未来をデザインする場になったり、ありがたい気持ちでいっぱい……。
「アクションクッキングのファンです!」とおっしゃっていただけるのは気恥ずかしいけれど、これからもその期待を裏切らないよう、努めさせていただきます。
アクションクッキングは2006年9月からこの場所・横浜山手でスタートしました。
この場所での開催は10月でいったん終了とさせていただきます。
次回12月の「おせち料理」からは、新しい場所でリニューアルオープンする予定です。
元町商店街への距離は変わらず、中華街への距離はだいぶ近くなります。今後とも、よろしく。
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「なお子の お料理教室物語」その1
http://palmarosa.exblog.jp/28065396/
2020-05-05T01:00:00+09:00
2020-05-05T22:58:36+09:00
2020-05-05T01:00:29+09:00
palmarosaK
アクションクッキング
先日、
フリーランスの栄養士としてご活躍のKさんから、
こんな近況を伺いました。
彼女は、特定保健指導の会社で、
健康相談や料理教室の講師を
務めておられます。
新型コロナウィルスの影響で、
各地の公共施設が閉鎖され、
Kさんの担当される料理教室も
開催できなくなりました。
ところが、
参加者の方々から(男性10名)
「先生、メールででも、料理を教えてくれませんか」
と、ご依頼があり、
先月から、1回に2品のお料理を
メールでお送りしているそうです。
その後、
「先生、つくりましたよ!」
「おいしかった!」
と、完成した料理を写真に撮って、
メールで送ってくださる方も何人か。
その教室には20年以上も通っている
という生徒さんが多いので、
気軽にメールでのやりとりも可能なのかもしれません。
画像が送れる時代の利点を改めて感じるとともに、
お料理でつながる「食コミュニケーション」の
ぬくもりを強く感じました。
女子栄養大学を創設された香川 綾先生は
離れた人にもレシピを伝えられるようにと
計量カップやスプーンを発明されました。
それがいまでは、
画像そのものでコミュニケーションができる時代。
きっとお料理のレシピが
世界中を行き交っていることでしょう。
ところで、私の「料理教室」デビューは、
いまから23年前の1997年。
栄養士デビューとほぼ同時期です。
まわりには、もっと早くから
料理教室に通っていた友だちも何人かいました。
当時は、
「良妻賢母」のなごりが
まだ色濃く残っている時代だったので、
大学在学中のクラスメートの中には
「お見合いをした」「大学を終えたら結婚する」
という人もいて、料理教室通いは定番コースの1つでした。
そのような風潮になじめなかった私は、
料理、お茶、お花などの「女性らしい」世界には、
近づきたいとは思っていませんでした。
それらにお金を費やすのではなく、
毎週、旅に出たり、
英会話のレッスンに通ったり、
英語以外の外国語に興味を持って、
語学短期留学をしてみたりと、
料理とは無縁の生活をしていました。
そんな私も、
栄養士の勉強をスタートさせると同時に、
「一流の栄養士の先生方が主催される
料理教室で学びたい」という夢が生まれ、
管理栄養士・本多京子先生が主催される
料理教室に通い始めました。
教室は皇居前にありました。
(その後、表参道に移転されたので
引き続き通っていました)
先生の料理教室のスタイルは、
私が想像していたものとは異なるものでした。
生徒の実習はありません。
お料理のプレゼンは助手さんたちが担当。
先生はご講義だけ。
生徒さんは、こうしてできたお料理をいただくだけ。
ほかを知らなかった私には、
こういうスタイルが新鮮でした。
本多先生のファンの方たちは、
全国各地からお出でになる方も多く、
「つくることよりも、先生とお話がしたい!」
というリピーターの生徒さんをお見かけしました。
先生がそのときどきのテーマにそって
栄養に関するお話をされるので、
いま思えば、予防医学的お料理教室でした。
「栄養のことを、こんなにわかりやすく説明できる
栄養士が身近にいたら、どんなにいいかしら!」
そのときの感動は、いまも忘れません。
通算8年間、
先生が料理教室をクローズされるまで、
通い続けました。
そのころ、別の料理教室にもいくつか通いました。
栄養士になるのだから、
調理技術も磨いておかなくては!!
と、追い込む気持ちがありました。
それは、こんなところです。
*大学が主催する大人数での料理教室(2年)
*洋菓子専門家から学ぶフランス菓子(3年)
*イタリア料理専門家から学ぶイタリア料理(2年)
*江戸時代から続く、老舗料理店の日本料理(2年)
*老舗フランス料理店が主催する料理教室(10年~)
*カフェオーナーが主催する料理教室(2年)
*カフェオーナーになるための料理教室(専門学校)(1年)
*玄米菜食が売りの老舗料理教室が主催する料理教室(1年)
*個人の先生が主催される料理サロン(2年)
*単発でうかがっていた、個人の先生が主催される料理サロン、
*大手調理器具メーカーが主催する料理教室(5年~) 個人的には、
大勢の中の1人として学ぶ料理教室よりも、尊敬する先生から、少人数で学ぶタイプのほうが楽しかったように覚えています。 大人数での料理教室は、
受講料はお安くなるものの、
1人1人に、先生の目が行き届かなくなってしまう、
リピーターが多くなると、
「あなた洗い物をする人」「私、つくる人」
と、役割分担ができてしまう……なども、
小さい教室を好む理由です。
もちろん、
小規模の、先生の目が届く教室が
すべてよかった、というわけではありません。
しかし、それもいまにして思えば
大きな学びとなりました。
たとえば、
*お気に入りの生徒にだけ声をかける先生、
*生徒どうしが仲良くなることを嫌う先生、
*その生徒のいないところで、その人の悪口を言う先生、
*よその料理教室の悪口を言う先生、
*生徒やその家族の個人情報
(どこに住んでいるか、どこに勤務しているか、
結婚しているか、子どもはいるか、年齢は?……などなど)
に、異常なほど執着される先生、
*料理や菓子に使う食材が、
ご近所では(まれに日本では)販売されていないものを
「これがフランス流」と納得させてしまう先生、
*つくる分量が、10人~20人分などと、
お店で提供する量と同じ分量で教える先生、
*「料理のつくる工程、料理写真は撮らないで!
著作権違反になるので」とおっしゃる先生、
*レシピは手渡しせず、
ホワイトボードに書いてある、
膨大な量のレシピを、
自ら、ノートに写すところからスタートさせる先生、
*定刻の時間を過ぎても、
いっこうに終わらせようとしない先生……。
などなどと、
以後、折に触れて、
「私のお料理教室物語」を
このブログでご紹介させていただく予定です。
]]>
「食コーチング」マインドで進める「アクションクッキング」。
http://palmarosa.exblog.jp/27898489/
2019-12-13T23:09:00+09:00
2019-12-18T19:48:57+09:00
2019-12-13T23:01:07+09:00
palmarosaK
アクションクッキング
2019年度のパルマローザ関連のセミナー、
および、
食コーチングプログラムスが主催する、
≪アクションクッキング≫は、年末のおせち料理教室を除いてすべてが終了いたしました。
2006年にスタートしたアクションクッキングは、今年度で満13歳。
「料理の作り方指導に終始するのではなく、集まった人との話題を見つけ、「食コミュニケーション」を楽しむサロンをコンセプトにしています。
開催場所は、影山の自宅(横浜・元町)とは限らず、ご依頼をいただくところには出張して、開催させていただくほか、いわば、ご当地授業として、九州の佐賀、有田、長崎、佐世保のハウステンボス、京都、東京各所で開催しています。
以下、今年度のアクションクッキングの内容を総括させていただきます。
2019年1月27日/2月10日(日)テーマ≪季節感の演出力≫白酒ワイン、だし巻き卵、白身魚の蕪蒸し、ブリの粕汁、いちご道明寺
2019年1月30日(水)
老舗料亭「辻留」でいただくお正月料理
2月11日(日)≪バレンタインクッキング in 椿山荘≫チョコレートケーキ 2月21日(木)≪西麻布のレストランで、イギリス人の先生からお教えいただく!お食事マナー教室≫ 2月24日(土)
コメ料理 世界旅。
3月2日(土)老舗料亭「辻留」でいただくお雛様懐石
3月17日(日)/3月21日(木/祝日)≪フライパンを使いこなす!≫ポテトのローズマリーロースト、ビーフカツ、レモンピザ、にんじんのポタージュスープ他 4月13日(土)/4月20日(土)≪お花見弁当でピクニック≫白酒ワイン、鯛の道明寺桜蒸し、名古屋風手羽先揚げ、手まり寿司他 5月18日(土)/5月25日(土)≪ロールキャベツがある献立≫ロールキャベツ(トマト味、コンソメ味)ダッチブレッド、マスカルポーネアイスクリーム、クランベリーアイスクリーム 他 6月22日(土)/6月23日(日)
≪レモンピザ&ダッチブレッドがある献立≫レモンピザ、ダッチブレッド、チョレギサラダオニオングラタンスープ、かぼちゃのスフレ他 7月28日(日)/8月31日(土)≪横濱ビールで乾杯!≫ハニーバターチキン、ナスのナムル、はねつき餃子、チーズドッグ、トマトジャム、トマトケチャップ他
9月14日(土)≪中華街のあの味に挑戦≫タピオカミルクティー、北京ダック風丸鶏、手作りラー油、よだれ鶏、豆花 他 10月11日(土)≪都内ホテルでいただく、アフタヌーンティー≫
10月12日(日)
≪さんまに感謝。ありがとう≫
台風のため中止
11月2日(土)/11月30日(土)≪お酢コミュニケーション≫いちじくのカルパッチョ、
さんまの赤ワインビネガー煮込み、チキンコンフィのサラダ、
りんごドレッシング 他 12月8日(土)≪世界のおせち≫クリスマスリースサラダ、ビーツの冷製スープ、レモンピザシチリア風かじきまぐろの煮込み、NYチーズケーキ濃厚マスカルポーネのアイスクリーム 他毎回、ご参加いただく方々のお顔ぶれが
異なるので、アクションクッキングでは、冒頭で、自己紹介をしていただいたり、近況報告をしていただいたりしてウェルカムドリンクをお召し上がりいただきながら、和やかなほっとくつろいでいただける空間をたいせつにしています。 毎回、ウェルカムドリンクをお出しするのも、いつも、この日のために、わざわざ遠くからお出でいただきましてありがとうございます、という気持ちをこめてお召しあがりいただきます。
この方式について当初は、「これが料理教室?」と思われる方も少なくありませんでした。立派なキッチンの設備もなく、ガスコンロ1台で開催しているお料理教室は、一般的とは言えないかもしれません。
今年は、ANAに勤務していた同期の方が主催する会社の企画(イギリス人の先生から学ぶ食マナー教室)、影山がお料理の勉強をしていた老舗料亭からお誘いいただいたお食事会、ホテル主催のバレンタインのイベント、ドイツ・ロンネフェルト社のアフタヌーンティーセミナーなどにみなさんと参加しました。今年のアクションクッキングの開催数は21回。
横浜の教室でご紹介させていただくレシピの中には、「市販のお手軽な調味料」を使っておいしくいただけるお料理という企画も複数回ありました。
「料理教室はすべて手作りのものに限る」という決まりがあるわけではありません。
日々、新顔の食材や加工品が登場する昨今、「100%手作り」という方向性は時代の流れに無為に逆らうことになりかねません。
一般の人がお料理を学ぶ動機は、料理人になることではなく、料理を囲んでコミュニケーションを楽しむことではないでしょうか。
一部の料理教室は、
講師のプレゼンテーションのあと、そのお料理をいただくという、いわばお食事会でにぎわっています。
しかし、この形式では、参加者同士、左右の人とのコミュニケーションはあまり促進されません。
料理講師は、司会進行が得意でない場合があり、みなさんが黙々と食事をし、講師が一方的に話し続ける、などというパターンは珍しくありません。
セミナーではしばしば申しあげることですが、食事は一義的には栄養補給や生命維持が目的ですが、21世紀においては、食シーンを楽しみ、人脈を広げる意味、そして人生100年時代には心身を活性化し、認知機能を持続する意味がますます大きくなります。
新しい料理教室のあり方については、提案したいこともあり、目下、構想を練り、資料を集めているところ。そのココロは、≪アクション クッキング≫、
教え過ぎない、つくり過ぎない、黙り込み過ぎない、そして、語り合い、動き回るクッキング。
そんな食情報をここ、横浜・元町から、お送りし続けてまいります。 2019年、アクションクッキングに
お出でいただきましたみなさま
ありがとうございます!
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2019年、よろしくお願いいたします。
http://palmarosa.exblog.jp/27315250/
2019-01-01T00:47:00+09:00
2019-12-17T19:46:28+09:00
2019-01-01T00:47:17+09:00
palmarosaK
アクションクッキング
私の住む横浜・元町は、
「除夜の鐘」ではなく、
「除夜の汽笛」で新年がスタートします。
山下公園に停泊している、
氷川丸、大桟橋に停泊中の豪華客船や
横浜港に停泊するすべての船の汽笛!
横浜らしい、
この、除夜の汽笛を
今年もわが家で厳かな気持ちになりながら
聞くことができました。
2019年、
今年もどうぞ
よろしくお願いいたします。
食コーチングプログラムス主宰
栄養士・健康支援者ネットワーク
≪パルマローザ≫主宰
影山なお子
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銀座カンカン歩き。
http://palmarosa.exblog.jp/25225254/
2017-08-07T22:20:00+09:00
2019-12-16T12:07:44+09:00
2017-08-07T22:20:05+09:00
palmarosaK
アクションクッキング
2017年8月5日(土)、
いつもは横浜で開催している、
≪アクションクッキング≫を、
銀座で開催しました。
アクションクッキングは、
食を通して、
人々の健康と生きがいをサポートする、
「食コーチング」の視点で
影山が2007年から横浜を拠点にして
開いている料理教室です。
料理教室を開催していることを人さまに申し上げると、
いろいろの方から
「何を教えているのですか」とか、
「きょうは何を作ったのですか」とかと
尋ねられることがよくあります。
アクションクッキングは、
そのへんが世間の料理教室とは
少し違っています。
お料理をつくることももちろんですが、
お料理を盛りつける、
「器」の買い出しに、佐賀県有田市に
みなさんと出かけたり、
日本を代表する都内の老舗日本料理店に、
みなさまをご案内したりすることもあります。
その他、
横浜以外では、
これまで、岡山県、石川県でも開催しました。
今回は、2020年に開催される
東京オリンピックをひかえ、
いま、急速に発展している銀座に、
みなさまをご案内しました。
銀座といえば、
小学生時代に、終戦を迎えたという大橋禄郎先生は、
当時、お住まいの文京区から
徒歩でいらしたことも、しばしばとか!
そしていまも、
某生命保険会社のビルのことを、
「マッカーサー司令部」と言ってしまうとか。
当時の進駐軍のトップ、
連合軍最高司令長官、ダグラス マッカーサー元帥を、
遠めに何回も見たことがあるとか。
さて、今回の銀座ツアーには、
東京から2人、神奈川から1人、
千葉から2人、鳥取県から1人、
計6人が参加してくださいました。
古きよき銀座はもちろん、
現在の銀座も味わっていただくため、
以下のコースでガイドさせていただきました。
1.銀座三越前 10時45分集合。
2.銀座1丁目まで散策。
途中、街並みについて大橋先生からレクチャーあり。
3.銀座1丁目の食パン専門店
「セントル・ザ・ベーカリー」で食パン購入。
4.銀座1丁目から4丁目まで散策。
老舗文房具店の「伊東屋」「鳩居堂」に寄り、
便箋、ハガキ、タペストリーなどを購入。
銀座を代表する老舗百貨店「和光」にも。
5.銀座5丁目あたりの「銀座コア」内にある
影山が愛用している、
フランス・フローラム社の
ルームフレグランスをご紹介。
6.ランチタイム
銀座 中華料理店「シーアン」で
冷やし刀削麺を含めたコース料理を堪能。
7.銀座シックス散策。
銀座松坂屋跡にできた
銀座シックス屋上で、休憩タイム。
マンゴーかき氷、フランボワーズかき氷でひと涼み。
その他、銀座シックス地下、食料品店探索。
横浜・元町のパウンドケーキの名店
「パブロフ」さんが出店されているので
店長にごあいさつ。
他、金沢の金箔ソフトクリームに一同絶句!!
9.有志で、銀座阪急跡にできた、
「東急プラザ銀座」を散策。
お夕食は、NYで人気のハンバーガーショップで。★★
数年前にできた、「食パン」専門店。
セントル・ザ・ベーカリー。
私たちは40分ほど待って、
購入することができました。
参加者の栄養士さんのほとんどが、
さすが、食のプロフェッショナルとあって、
このお店をご存じでした。
が、みなさま
「並んでまで買わない!」とおっしゃる!
そこで、影山から
「世間の人が『おいしい』という基準を
知るのも、栄養士の役割ではないでしょうか。
1人で並ぶのが大変だからこそ、
みんなで並びませんか。
みんなで並ぶとあっというまですよ」
とお伝えしました。
結果的に、約2斤はあるであろう
この「食パン」。
パンを常食されない大橋禄郎先生も
ご自宅でお召し上がりになったご感想は、
「ふっくら感が格別。進駐軍の真っ白な食パンを
初めて食べたときのようで、おいしかった!」でした。
このお店の売りは、
「焼かないでそのまま食べる」のだそう。
銀座の午前中を有意義に使えて
みなさま満足されていたご様子。
銀座は、学生時代、
「銀座 松屋デパート」で
アルバイトをした経験があり、
以来、銀座には行きつけの店もあるので
1か月に数回、出かけています。
銀座の達人、大橋先生のガイドがあることで、
今まで見過ごしていた銀座の街が
「イキイキ!」と、
立体的になってくる奥行を感じました。
この日の銀座も、
外国人観光客が大勢お出かになっておられ、
私たち浴衣組にも声をかけられ、
ご一緒に写真撮影を楽しむなど、
浴衣で銀座を歩くだけで、
テンションが高くなった……、
そんな体験をさせていただきました。
★★
「鳩居堂」さんに入るのが初めて!
という、鳥取県からおいでになられた栄養士、
坂口真里さん。
「大勢のお客さんで店内は大混雑しているのに、
気持ちのよい買い物ができました」
「これは、接客のよさももちろんですが、
ここでわざわざ買い物をするという
お客様のライフスタイルによるものではないか」
という分析をされておられたことも印象的でした。
さて、一同、
銀座1丁目から8丁目まで歩く途中、
話題の「銀座シックス」に。
ここの屋上から見ることができる、
スカイツリーや東京タワーが圧巻だと
都内に住む両親から聞いていたので、
ご案内させていただきました。銀座のド真ん中にある
緑の濃い庭園がそこにあり、
人々はカフェでお茶をしたり、
下で購入したお弁当を広げる人もいたり、
恋人たちは語り合ったり……。
私たちは、屋上で、
台湾風のふわふわカキ氷をいただきました。
この日も30℃はあったであろう、
炎天下の中、
銀座の屋上は、いくぶんか涼しく、
風が通り、歩いているだけで、「気持ちがいい!」
と叫ばずにはいられないほど、
気持ちのよいさわやかな銀座ぶら歩きでした。
前述の栄養士・坂口真里さんから
以下、感想が届きました。
(一部抜粋)
銀座という街は、敷居が高く
近寄りがたい印象でしたが、
今回、影山先生、大橋先生をはじめ
すてきな先輩方と闊歩できたことで、
なぜ銀座という街に付加価値がつけられ、
長期間、ブランド力を維持しているかということが、
少しわかるようになりました。
伝統ある歴史、新しい息吹を
感じることができ、非常に濃い
時間を過ごすことができました。
★★
≪アクションクッキング≫in 銀座では、
自分の足で銀座という街を歩き、
目から耳から入ってくる情報を得たことで、
みなさまの栄養士としての
「食」の視野がさらに広がってゆくのでは……という
印象を受けました。
前述の栄養士・坂口真里さんの
ご感想の一部に、
こんなご意見がございました。
とくに印象に残っていることがあります。
「セントル・ザ・ベーカリー」で、
食パンを買うために、40分間待っているときに、
影山先生が、ガラス越しに見えるスタッフの方々が
パンをつくっておられる様子をご覧になられ、
おっしゃった、
「この方たちが、いずれご自分のお店を持つようになるのね」
というお言葉です。
すこし離れたところで拝聴したので、
表現は異なるかもしれませんが……。
パンを作っておられるスタッフの方々は、
忙しく作業される中でも、どこかいきいきとされていました。
地味で過酷に見える作業であっても、
「近い将来、店を持つ!!」という
目標のためには、鍛錬の場であり、
仲間と協力して、
効率よく生産していく過程を学ぶ場であるのだと思います。
そして、このお店で働いたということがステイタスとなり、
次のステージに行っても、
輝かれるのだろうと思いました。
同じ作業台から、生地を計量したり、丸めたりと、
次々に動きが変化していくところは
見ていて、少しも飽きることがなく、
40分という長い待ち時間もあっという間に感じました。
もちろん、
ご一緒させていただいた方々との会話を
楽しんでいたことも大いに関係がありますが……。
影山先生から、ご説明いただいたことで、
新たな視点で、このお店を見つめることができました。
★★
今回私自身は、浴衣を着たのが約10年ぶり!
浴衣を着ると、
ちょっぴり自分の背筋がいつもより伸びて、
姿勢がよくなって歩いていることに気がつきます。
京都、浅草などの外国人観光客の多い街では、
冬でも、外国人が「浴衣」を着て
楽しそうに!!
散策されているのをよく見かけます。
日本の夏の風物詩である
「浴衣」を日本人である私が着ない……
というのはもったいないのでは?
と、今回、思い切って、
メンバーのみなさまとご相談し、
お仲間とご一緒に、
浴衣で銀座に繰り出せたのは正解でした。
いつも見慣れている銀座の街が、
また異なった視点で歩くことができ、
新鮮な体験でした。
栄養士のみなさまと、
暑い炎天下の銀座を闊歩した経験は、
人生100年時代を生きる私の
人生のアルバムの1ページに、
くっきりと焼きつけることができました。
]]>
10年目の「食コーチング」健在!
http://palmarosa.exblog.jp/23753137/
2017-01-01T00:00:00+09:00
2019-09-03T14:08:07+09:00
2016-12-31T23:27:00+09:00
palmarosaK
アクションクッキング
2016年12月30日(金)、
≪アクションクッキング≫今年最後の
イベント、――おせち料理教室――
が終わりました。
おせち料理教室を開催したのは、
2007年12月30日。
それ以来、9年間、毎年この日に、
おせち料理を開催し続けています。
「おせち料理が大好きだった!」
「新年、みんなで囲む食卓の雰囲気が楽しかった!」
そんな楽しい想い出を、
まずは、
食のプロフェッショナルである、
栄養士・健康支援者の方々とシェアしてゆけたら……、
という思いで開催しています。
今回、11名の方々が各地からお集まりいただきました。
みんなで作ったおせち料理の品数は22品。
みんなでワイワイ、
おしゃべりしながらつくるので、
あっというまに完成!
そしてがんばったこの1年に乾杯。
東京都内で学校栄養士として勤務される、
丹羽直子先生から
さっそくご感想をいただきました。
12月30日は、
おせち料理教室に参加させていただきまして
ありがとうございます!
おせちが、毎年、年末の大変な行事・・・と
思ってしまう私でも、
先生のおせち料理教室に参加すれば
「かならずなにか変わる!」と思って
申し込ませていただきました。
そして、結果はまさにそのとおりでした!
まず、帰り道で
できあがったおせちを片手に
私は新たに作りたいおせちの材料を
袋いっぱいに買い足しました。
帰宅してからは、
さっそく娘と主人に、
みなさんと作ったおせちを見せたら大喜びで!
「すごーい、おいしそう!お母さん、がんばったね?!!」
と、たくさんほめられました(笑)
影山先生や甲斐さん、そしてご参加された
みなさんのおかげなので、
わが家で自分だけ褒められるのは
なんだか申し訳ないくらい……。
ですから、お伝えさせていただきます!
「ほんとうにほんとうに、
先生やみなさまのおかげです。
ありがとうございます!!」
おせちを見せ終わったら
早くおせちを作りたくて作りたくて!!
さっそく取りかかりました!
主人からは、「帰って来たばかりなんだから、
ちょっと休んでからにしたら?」 と
心配されながらも、
おせち料理のレシピを広げて
エビや野菜の下ごしらえなど
次々に進めていくのは
ほんとうに楽しかったです!
おせち作りをこんなに楽しく思えたのは
人生で初めてです!
たった1回の参加で、
こんなに自分が変化したことに、感激しております!
おせち料理に対して、今までは
「こう作らないと……、あれも作らないと……」と、
自分で縛りを作っていたような気がいたします。
でも今は、
おせちは自分が楽しんで作ればいいんだと
思えるようになりました。
2016年は、18回アクションクッキングを開催しました。
●1月23日(土)&31日(日)
≪日本型パンを100%自分のものにする≫
●2月27日(土)
≪『栄養と料理』元編集長と行く!
栄養士・健康支援者
合羽橋・浅草、上野ツアー≫
●3月13日(土)&26日(日)
≪加熱野菜に強くなる!≫
●4月24日(日)
≪調味料のフル活用!≫
●5月3日(火/祝日)&29日(日)
≪調理器具から考える肉料理≫
●6月25日(土)&26日(日)
≪「根菜」の味を引き出す!≫
●7月17日(日)&31日(日)
≪蒸し器の存在感を感じるごちそう≫
●8月7日(日)&21日(日)
≪夜食レパートリー≫
●9月17日(土)
≪アクションクッキング10周年サンクスビュッフェ≫
●10月15日(土)
≪季節感を演出する≫
●11月20日(日)&23日(水/祝日)
≪市販のソースをわが家にいかす≫
●12月4日(日)
≪世界のおせち in 2016≫
その他
≪食コーチングプログラムス≫では、
1月に、
栄養士・健康支援者のための
「用字用語セミナー」3回シリーズの最終回を迎え、
今年は、人前で話す機会が多い、
栄養士・健康支援者のための
「講話力」スキルアップセミナー
3回シリーズを開催しました。
(2016年8月~12月)
継続のご要望を多くいただいていることから、
2017年は5月4日~5日の2日間、
連続した「講話力スキルアップセミナーパートⅡ」
を開催することが決定しています。
その他、2011年から開催している「食ジム」は
50回目を迎えました。
2016年に開催した「食ジム」は以下のとおり。
1月11日(月/祝日)
食ジム 第41回
≪栄養士・健康支援者は地域とどう関わればよいか≫
座長 米澤須美さん(食コーチング第1期修了)
アドバイザー 大橋禄郎先生
●2月21日(日)
食ジム 第42回
≪食事相談における同性、異性との接し方≫
座長 影山なお子
アドバイザー 大橋禄郎先生
3月27日(日)
●食ジム 第43回
≪健康支援者の「かほり力」≫
座長 影山なお子
アドバイザー 大橋禄郎先生
●4月30日(土)
食ジム 第44回
≪栄養士の情報発信に写真をどう使うか≫
座長 大橋禄郎先生
●6月4日(土)
食ジム 第45回
≪栄養士・健康支援者は、食器とどう関わるか≫
座長 花崎智恵美さん(食コーチング第1期修了)
アドバイザー 大橋禄郎先生
●7月10日(日)
食ジム 第46回
≪センスが光る食の贈り物≫
座長 奥村花子さん(食コーチング第4期修了)
アドバイザー 大橋禄郎先生
●8月14日(日)
食ジム 第47回
≪栄養士・健康支援者は専門知識をどう更新するか≫
●9月18日(日)
食ジム 第48回
≪人生を豊かにする『食』とは≫
座長 大橋禄郎先生
●10月23日(日)
食ジム 第49回
≪おもてなしの心をどう現わすか。
――人づきあいからイベントまで――≫
座長 小林美穂さん(食コーチング第10期修了)
●11月27日(日)
食ジム 第50回
≪おもてなしの心をどう現わすか。
――人づきあいからイベントまで――≫
座長 岩崎智子さん(食コーチング第17期修了)
●12月18日(日)
食ジム 第51回
≪栄養士・健康支援者としての私が
健康の理由≫
座長 岩田博美さん(食コーチング第3期修了)
来年新春の「食ジム」は、
1月9日(月/祝日)に開催します。
テーマは、
≪栄養士・健康支援者としての
私の「生きがい」は何か≫
座長は、大橋禄郎先生です。
今年は、ホームタウンである横浜での
研修会の他にも、
各地からご講演、研修、お仕事のご依頼をいただきました。
その中でも、ここ数年、
学校の栄養士さんを対象とした研修会のご依頼が
とくに多くなっていること、
栄養士以外の方々の研修会のご依頼なども
いただくたびに、
栄養士を対象として開発した「食コーチング」が
他職種の方々にも受け入れていただけるようになったのだと
あらためてこの10数年間の歩みをともにした
栄養士の仲間たちに感謝した1年でもありました。
横浜では、今年、
「食コーチング」第19期、
「食コーチング」第20期を終了しました。
来年は3月から4回シリーズで
「食コーチング」入門
第21期研修を開催いたします。
2017年は、「食コーチング」が誕生し10年!
みなさまとご一緒に、
次の10年もハッピーな1年のスタートに
したいと思っています。
まもなく、横浜・山下公園では、
108つの汽笛が響き渡ります……。
]]>
横浜元町・チャーミング競~る。
http://palmarosa.exblog.jp/23505979/
2016-09-22T22:45:00+09:00
2019-12-19T00:13:53+09:00
2016-09-22T21:53:03+09:00
palmarosaK
アクションクッキング
2016年9月17日(土)~19日(月)の3連休は、
こんなプログラムで過ごしました。
1日目
「アクションクッキング 10周年 サンクスビュッフェ」
2日目
「食ジム 第48回
人生を豊かにする『食』とは トークショー」
3日目
「ロッコム文章塾主催
栄養士・健康支援者のための
遠距離在住者対象 文章教室」
ここでは、アシスタントとして参加しました。
「アクションクッキング」は、
2006年9月にスタートした、
影山が主宰する料理教室。
対象は、栄養士や健康支援者の方々。
すでに料理教室を主宰されておられる先生、
病院や施設などで食事相談などを
されている栄養士の方が中心であるため、
責任も大きく、
主宰者としても力が入ります。
アクションクッキングの特徴は、
料理をお教えすることを
メインにしないこと。
ポイントは、
お料理を作ったり召し上がっていただきながら、
食の楽しみ方、
料理や食材のルーツや現状などを再認識、
再発見をしていただくことにあります。
それというのも、
参加者の多くは指導者であるため、
最終的には、
みなさんが接するクライアントの
食のセンスアップにつながるからです。
そのため、ときには、
栄養士が行なっている「料理教室」の
傾向と対策を考えたり、
そこで話す「食」の話題の在り方を点検したりします。
実際、栄養士が担当する料理教室では、
栄養素の話に話題が集中したり、
話し方、話題の取り上げ方が
マンネリになっていたりすることがよくあるようです。
料理は、楽しむためにあるもの。
必要以上にエネルギー量や塩分量を気にすると、
食事が我慢や忍耐の対象になってしまいます。
栄養士の料理教室こそ、
楽しさでは、栄養士以外の料理教室には負けないと、
自他ともに認めるレベルを目指したいところ。
そうでないと、栄養士の料理教室からは
「おいしさ」が消えてしまいます。
ある栄養士主催の料理教室に
人が集まらない、
といううわさを耳にした私のコーチが、
「ひょっとして、その料理教室、
お料理を教えているんじゃないの?」
と指摘されたことがあります。
その意味は、
教える料理が多すぎる、
料理を教えることに講師が手いっぱい、
そのため、楽しい雰囲気がない……ということ。
そんな状態を比喩的に指摘したのでした。
わがアクションクッキングでは、
みんなでお食事をいただくことが
いかに楽しいかを
自ら実践していただく場として、
この10年、少しずつ
目指すスタイルに近づいてきました。
今回は、
≪10周年 サンクス ビュッフェ
ーエプロンパーティーにようこそ!≫に
9名の方にご参加いただきました。
坂が多い横浜で、汗をかきながら
いらしていただいたみなさまに、
まずは、ウェルカムドリンクでおもてなし。
手作りジンジャーエールと
ハーブコーディアルを召し上がっていただきます。
今回は事前に
「お気に入りのエプロンをご持参ください」
とご案内をしていたため、
ご自分のエプロンの
プレゼンテーションをしていただきました。
お気に入りのブランドのエプロンで
プレゼンをされた方、
パルマローザのセミナーで、
その年の「ファッショニスタ賞」を
受賞され、
その景品となったエプロンを
お召しになられた方、
着物に割烹着をキメタ方、
病院の特別なユニフォームを持参した方、
想い出のハワイで
求めたエプロンで¥をご披露した方、
影山がお見立てしたり、さしあげたりした
エプロンをお持ちいただいた方、
それぞれが持つ「エプロン」のこだわりを
お話していただきました。
自分の体形にぴったりと合った、
自分自身を魅力的に
プロデュースしてくれる「エプロン」……。
今回は以下のように進行しました。
1.「お気に入りのエプロン」プレゼンテーション。
2.アクションクッキング10年の歩み
3.「アクションクッキング」いま、そして、これから。
4.きょうのお料理の説明
5.ビュッフェの持つ意味
6.ビュッフェで
これだけは気をつけておきたい7か条。
7.知っておきたいビュッフェのマナー。
ビュッフェスタイルであったため、
ビュッフェに出たときに気をつけたいこと、
お招きされたときに
知っておきたいことなどを
ご紹介させていただきました。
その中のいくつかは、
「お料理の前で立ち話をしない」
「≪元≫をとろうとするあまり、
お皿をてんこ盛りにしない」などなど。
ビュッフェの目的は、例外もありますが、
料理をいただくため、というよりも、
いろいろの人とのコミュニケーションを楽しみ、
情報交換をすることが主目的であることを
忘れないように……。
ビュッフェパーティーなどに
参加される方の中には、
軽く、近くで召し上がってから
会場に臨むという方もおられたり、
終わってから、どこかで
軽くいただけるような場所を
あらかじめ探しておいたり……という方も
おられたり……。
コミュニケーションを楽しむためのビュッフェ。
「食」のプロフェッショナルとして、
もちろん私自身も、
今後も気をつけながら、
楽しみたいと思います。
その他、
自身が主催者として、
ビュッフェパーティーを企画する際は、
「とにかく第四群(米、パン、麺)が
少なくならないように」を気をつけます。
第四群があると、
人々の心は(脳は?)
満たされた気持ちになるのでしょうか。
エネルギー源としての
炭水化物は
今回も多めにご用意させていただきました。
(栗ときのこのおこわ、
ほうれん草のカレー&かもめベーグル、
韓国風のりまき(キンパップ))
若い男性が多いときなどは、
お腹を満たす第四群の食品がないと
ひどいブーイングを受けると、
プロから伺ったことがあります。
この10年間で、
ここに通ってこられた栄養士さんの中には、
ご自身が料理教室を主宰され、
いまや、海外からのオファーもある
料理教室の講師になっている栄養士さんが
おられたり、
本業の学校講師の他に、
料理教室を主宰され、人気の料理教室として、
名古屋でご活躍されておられる栄養士さんがおられたり。
これからの10年、20年、30年も、
場所や集まる面々は変わっても、
私自身、変わらず、このスタイルで、
続けてゆけたら……と
あらためて思っています。
翌日は、「食ジム」第48回トークショー。
大橋禄郎先生が総進行。
(開催会場 男女参画センター太田南)
29名の方々に
各地からお出でいただきました。
その誰もが、トークショーと聞いて、
「大橋禄郎先生のトークショーだと思っていた!」と、
思われたそう。かくいう私もですが……。
ところが、
この「食ジム」でのトークショーとは、
参加者が5人1組になって
各組とも、与えられたテーマで話し合い、
その様子を
周囲の人から20分間モニタリングされ、
そののち、モニターから
質問や指摘を受けるというスタイル。
12項目あるテーマの中から
くじびきで、
以下の6テーマで
各サークルが話し合いをしました。
テーマの例(中略)
1.カレーライスは日本料理か。
2.栄養士は外食オンチなのか、
そうでないのか。その功罪は。
3.なぜ「野菜はヘルシー」ということになったのか。
4.「もう80歳だから、食べることに気をつかいたくない」
という人にどう接すればよいか。
5.「野暮」な栄養士・健康支援者、
「粋」な栄養士・健康支援者とは。
6.BMI35.5の恋人とディナーをすることに。
プロとしてどんな店を選ぶか。
先生が考えてくださったテーマ12項目には、
「ああ、こんな質問されたことがある!」とか、
「こういうクライアントがいた!」とか、
参加者のみなさま、食い入るようにテーマを
ご覧になっておられます。
サークルのネーミングもユニーク!
・たんぱく質サークル、
・脂質サークル、
・糖質サークル、
・カルシウムサークル、
・ビタミンサークル
・栄養素士サークル
どこかに、
「くすっ」とする笑いがあると
楽しくなるもの。
こうした取り組みは、
6年前に開催した
≪栄養士・健康支援者のための
リーダーシップトレーニングゼミ≫以来。
1つのお題で、
進行役は決まっていないものの、
自然発生的に司会・進行役が決まり、
最初に5人の自己紹介からスタートし、
本論に入っていきます。
外野にいると、
まるで、みなさまの頭(脳)の中を
俯瞰的に見せていただいてるような気持ち!
これが健康支援者の
「食事相談」や「健康相談」での
「問いかけ方」「答え方」につながって
ゆくことを実感しました。
たとえば、
1番のカレーライスは日本料理か、そうではないか。
というテーマでは、
1人が、
「みなさまがイメージされるカレーライスって?
どんなものでしょうか」
と問いかけると、
5人のそれぞれが考えるカレーライスが
次々に発表されます。
ナスのカレー、
キーマカレー、
カレールーを使ったどろっとしたカレー……などなど。
なかには、
ご飯にカレーをかけると「日本料理」、
ご飯とカレールーが別々に盛りつけていると
「日本料理」ではないとおっしゃる方も!
ライスカレーとカレーライスのちがいとは?
にまで発展してはみたものの、
なかなか苦戦されているご様子。
その発表の中で、
今回の座長、大橋先生は、
「日本料理の定義が必要」
「カレーライスの定義が必要」と、
定義の必要性を
その他のどの項目でもご指摘されました。
「外食オンチとはどういうことを指すのか」
「ヘルシーな野菜とはどういうことか」
などを考えていくことで、
そこで初めて、参加者全員の認識が一致し、
互角にディスカッションすることができる。
外食オンチの項目では、
参加者のお1人が、
「栄養士は外食をも含めた食生活をナビゲートする人」と
発表されました。
だからこそ、
外食のことをまったく知らない人では、
クライアントに外食の魅力をお伝えすることが
難しくなるでしょうし、
クライアントの食事相談が
幅の狭い(視野の狭い)ものに
なってしまうこともあるのでは?
と参加者一同あらためて
納得されたのではないかとお見受けしました。
「80歳だから食べることに気をつけたくない」
という項目では、
まず、「食べることに気をつけたくない」とは
どういうことかが、
ディスカッションされ、
なんとなく食欲が弱いイメージを持ってしまうが、
そうとは限らない、と。
この80歳はどういう方なのか、
いまどんな状況でそのことをおっしゃったのだろう、
どういう生活をされているのだろう、
などなど、相手の状況を
「問いかける」ことが先というご意見が
ありました。
こんなふうにクライアントから言われると、
ついつい、私たちは深刻な顔(表情)で、
相手に向き合うことも少なくないでしょう。
しかし、
相手はあまり深刻に考えていないことを
栄養士側が深刻に考えすぎてしまっていることは
ないだろうか……。
そんな外野から
全体を見ていたからこそのご意見が出たのは
興味深いことでした。
ユニークなテーマだなぁ……と感じたのは、
BMI35.5の恋人とのディナー。
ここでも、
活発に意見が出ます。
さすが、「食コーチング」を学んでいる方々、
このテーマでの
「プロとしてどんな店を選ぶか」に
惑わされないで、
「恋人とのディナーとなれば、
特別なお夕食ということですよね。
そうだとすれば、彼の(彼女の)好きな
お店で予約する」といったご意見が
多く出ました。
「野菜がたくさん食べられるから」とか、
「量が少ないから、太めのカレにはぴったり」
という理由でお店選びをされた方は
どなたもいらっしゃいませんでした。
すると、ここで、
「チョット待った!」と声がかかります
「私の夫は、BMI35.5以上です。
昔、大学時代に、アメフトをしていたので、
その体型が今も続いています。
でも、みなさんが思っておられるような
大食漢ではありませんよ。
ご飯の量も人並みですし
そんなに食べていませんよ」と。
日常生活では、
少しでもがんばって
食生活を改善、キープしようと
努力されている……と考えると、
たまの外食、しかも恋人とのディナーとなれば、
いつもがんばっているから、きょうはご褒美デー、
ということもあっていいのでは?
そんな意見が多くでたことは救いでもありました。
目の前のクライアントの
「ご病気」ばかりを見て、
食事を提案する栄養士ではなく、
目の前のクライアントという「人」に
しっかり向き合い、
クライアントのライフスタイルについて
「問いかけ」し、理解しようとする気持ちを持つことが大事。
それをしようとしない栄養士は、
栄養素の話でしか会話が成り立たない、
一方的なアドバイスばかりで
相手の話を聞こうとしない姿勢は、
「野暮な栄養士」
といわれてもしかたないのかもしれません。
今回は、今までちがうスタイルの「食ジム」。
タイトルの「トークショー」とは、
参加者一同がトークショーを演ずるという
シナリオだったのでした。
こうした、不意打ちも新鮮ですし、
まさに実践で鍛えられてゆく感じ!
今年のシルバーウィークは、
横浜元町の年に2回開催される
元町チャーミングセールの初日と重なり、
会場のある横浜・元町は人、人、人で
たいへん賑わっていました。
元町チャーミングセールは、
1959年にスタートし、
57年の歴史に対し、
アクションクッキングや
『エンパル』は、やっと10年。
これからも、ここ横浜で、
この先の5年後、10年後、20年後も
継続し、多くの仲間たちとともに、
学び合い、切磋琢磨し続けている
自分たちを想像しています
]]>
「日常茶飯事」のバリエーション。
http://palmarosa.exblog.jp/23426069/
2016-08-22T16:46:00+09:00
2019-12-16T13:02:59+09:00
2016-08-22T08:35:56+09:00
palmarosaK
アクションクッキング
2016年8月7日(日)、8月21日(日)の2回、
≪アクションクッキング≫を開催しました。
今回のテーマは
「夜食レパートリー」。
2013年3月に一度、
このテーマで開催したことがあるので
今回は3年ぶりの開催。
http://palmarosa.exblog.jp/18468309/
栄養士の主催する料理教室で、
夜食をテーマにすることには
抵抗のある方がおありかもしれません。
一般に、そして、栄養士はもちろんのこと、
夜食は「からだに悪い」「太りやすい」
「寝つきが悪くなる」
というのが通念になっています。
しかし、アクションクッキングでは、
あえてその「夜食」について
考えてみたいと思いました。
「日常茶飯事」とは、日々の食事のこと、
そこから、「ありふれた平凡な日々」のことを
指すようになりました。
栄養士は、自分に適量の食事を
定刻にとることをすすめています。
それはあたかも、
「ありふれた平凡な日々」のすすめのよう。
そこからの連想で、
「栄養士はマジメ」はいいとして、
「カタブツ」「ありふれ論者」「平凡推進家」
みたいに思われているところが
あるかもしれません。
定刻の食事のすすめは原則であって、
もちろんバリエーションをいっさい認めない、
というほど頭がカタくはないつもり。
映画やコンサートに出かけたときは、
「夕食の時刻になったら、フロアに出て、
持参したお弁当を食べなさい」
「夜の外出は、夕食時刻が乱れやすいので、
なるべく避けましょう」
いくらなんでも、
そこまでいう栄養士はいないはず。
もしそうなったら、
栄養士は「人生砂漠化推進家」
以外の何者でもなくなるでしょう。
「夜食」は、
食事時刻としてはイレギュラーかもしれませんが、
長い人生にあっては、オプション、
楽しいバリエーション。
コンサートの余韻に浸りながら
1人楽しむ遅い夕食、
夫婦のときもあるし、家族のときも、
そして親友、恋人……。
あるいは、残業や出張時の遅い夕食。
それも生活、それも人生。
そうしたあれこれに対応できなくて、
どこが「食のプロなのか」
と自分に問うことも必要。
仮に、夜食が習慣化している人がいらしたら、
それさえも、
1日4回食のすすめで対応できるはず。
これからの栄養士の仕事は、
健康で、豊かなライフスタイルの推進家。
それを五感で体験していただきたくて、
このテーマを決めました。
ちなみに、ここ数年は
いろいろのホテルが、
「女子会」とネーミングし、
仕事が終わってから、
女性どうしで
ホテルの部屋で懇親がしやすいようにと、
「夜食」を前面に出して
プロモーションしているところを
見かけるようになりました。
ある、ビジネスホテル系のホテルチェーンでは、
「夜食」として、
宿泊客全員に無料で
「夜鳴きそば」を提供しています。
宿泊者の中には、それをも目的にして
予約をする人がいらっしゃるとか。
自分の経験でも、旅先でとった夜食の
「おしいしかった物語」はいくつもあります。
病院栄養士として勤務していた頃は、
豪華客船でのクルーズに知人と乗船し、
そこでも船旅の「お夜食」を
体験させていただきました。
そのときの乗船客の方々のことばが、
いまも耳に残っています。
「この船は、夜食がおいしいのよ。
ふだんは夜食はいただかないけれど、
船の中では、夜食が楽しみで、
それもあって船に乗っているの」
という人も少なくありませんでした。
まさに「ニーズはつくるもの」
夜食のない人生航路は、
ごく一部の栄養士が思っている以上に
味気のないもの、
おそらく健康寿命さえ萎縮させる要素、
つくづくそう思います。
「夜食」のある風景には
数えきれないほどのバリエーションがあります。
そこには人とのコミュニケーションがあり、
エピソードがあります。
あるときはスナック菓子、
あるときは突然の担々麺、
あるときは病人を介護しながら
病人といただくリゾット……。
沖縄の離島のリゾートに滞在しているとき、
同行者に宅配便の荷物が届きました。
それは夕食後の晩酌用おつまみでした。
ご本人の好物のあれこれがびっしり。
歴史は、確かに夜つくられるのかも。
アクションクッキングを通して、
自分自身の振り返りはもちろんのこと、
1つのテーマを今回のように、
3年後に再び開催することで、
「人生100年時代における『食』の持つ意味」を
あらためて考えさせられています。
次回9月17日(土)に開催する
アクションクッキングでは、
アクションクッキングが満10年を迎えるにあたり、
アクションクッキングを
支えてくださっている方々に
感謝の気持ちを込めて、
「10周年 サンクスビュッフェ」という企画で
開催する予定です。
]]>
「味な発見」を競って歩く街。
http://palmarosa.exblog.jp/22940915/
2016-03-03T00:31:00+09:00
2019-12-19T00:49:17+09:00
2016-03-03T00:20:57+09:00
palmarosaK
アクションクッキング
2016年2月27日(土)は、
≪アクションクッキング≫主催、
「合羽橋&浅草・上野ツアー」を開催しました。
アクションクッキングは、
2006年9月から
影山の自宅キッチンで
開催しているお料理教室。
一般のお料理教室との違いはどこか、
と聞かれたら、
「料理を作ることに終始しない料理教室」、
「『食』という料理を切り口に、
食卓での食コミュニケーションを活性化し、
楽しい食シーンを演出する料理教室」、
「きょうからアクションを起こしたくなる料理教室」、
とお答えしています。
アクションクッキングは、
ホームグラウンドである
横浜・元町での開催だけではなく、
ときに場所を変え、
「長崎・ハウステンボス&佐賀・有田焼窯元」
「東京銀座でいただく老舗料亭の懐石料理」
「東京赤坂でいただく老舗料亭の懐石料理」
「おとなのためのピクニックランチ」
などなどとして開催してきました。
今回、久しぶりのアウトドア。
場所は、東京台東区にある合羽橋。
大正元年、
数軒の道具商・古物商誕生から誕生した
この街は、いまでは170店舗あるという専門店街。
調理器具・道具はもちろん、
外国人たちをも魅了する食品サンプルのある、
観光スポットとしても健在です。
栄養士である私たちは、
食のプロとはいえ、
やや分野が違うため、
合羽橋のことを知っている人は
けっして多いとはいえません。
実際、このイベントにご参加いただいた
16名のうち、
都内の方であっても、
「合羽橋に来たのは久しぶり」
などと、という方が数人、
ほとんどは「今回が初めて」でした。
私自身、
「合羽橋といえば、食品サンプルの街!」
というイメージのほうが強く、
今回もそれだけでも充分に満足できました。
午後1時に浅草ビューホテルに集合。
ラウンジで、それぞれ自己紹介。
買い物プランを各自発表しました。
合羽橋ガイドを務めてくださる大橋先生からは、
「買い物の予定に縛られることなく、
『こんなものがあったんだ』と、
発見や掘り出し物を楽しむツアーです」
と、お話があったため、
みなさんのお買いもの意欲が
倍増したように思います。
先生はこうもおっしゃいます。
「自分だけだったら、財布のひもは締まりがち。
でも、グループで行くことで、
財布のひもはゆるむかも」
おっしゃるとおり、
みなさんが購入された戦利品には、
実用的なものと限らず、
オムレツや、
スパゲッティが乗っているケータイケースや、
「生ものですからお早めにお召し上がりください」
というシールを、
郵便物の封かん用に求めた方などなど。
1人だったら、絶対に目には入らず、
手にもとらなかったであろう品物を
人がゲットしたのを見て、
内心、「しまった!」と悔んだり。
戦い済んで日が暮れて、
合羽橋で64年続いているという
コーヒーショップ、「オンリー」で
戦利品を各々発表。
みなさま
1つ1つの戦利品に
目を細めながら発表される様子を
見ているほうは、
楽しさ半分、「しまった気分」半分、
複雑なご披露タイムでした。
(各自、購入された戦利品は、
影山のホームページ内の、
『活動報告』に掲載させていただいています)
http://www.palmarosa.jp/circle/report/index.html
場所を上野に移動し、
アメリカンテイストの
「フライデーズ」で、
再度、戦利品発表の続きを発表、
その後、
デザートといえば、
上野の「みはし」で
くず餅と小倉アイスを
いただきながら、
長い長い1日が終わりました。
翌日は、
パルマローザ主催の輪読会の日。
遠方からお出でいただいた方々も
お泊りをされて、次の日に臨まれました。
(大橋先生のブログ『ロッキー・ロード』に
詳細がアップされています)
http://rockyroad1.exblog.jp/
]]>
「食コーチング」から2016年、お・め・で・と・う。
http://palmarosa.exblog.jp/22725517/
2016-01-01T00:06:00+09:00
2019-12-16T12:27:55+09:00
2016-01-01T00:01:57+09:00
palmarosaK
アクションクッキング
2015年12月30日、
アクションクッキング恒例となっている、
「おせち料理教室」の開催が終わり、
今年度の仕事納めとなりました。
2016年に向かう前に、
この「スタンバイ・スマイル」のブログで、
今年の振り返りをしたいと思います。
「アクションクッキング」主催の
「おせち料理教室」は、
12月30日に、
おせち料理を始めるようになったのは
2007年12月30日から。
その年以来、
毎年、12月30日は、
「おせち料理の日」として、
お集まりいただいたみなさまと
ご一緒に、おせち料理を作っています。
今年は21品目。
アクションクッキングは、
2015年には17回開催しました。
今年はご参加の方が増えたため、
同じテーマで月に2回
開催したこともあります。
以下
1月18日(日)地中海風魚介レパートリー!!
2月 8日(日)野菜350グラムの幸せ。
4月11日(土)春らんまん。おとなのピクニック弁当。
4月19日(土) 〃
5月16日(土)トスカーナの休日
6月27日(土)汽笛が響く、フレンチトーストブランチ。
7月20日(月)横濱カレーで華麗なる語らい。
8月 8日(土)一汁三菜から始める和食バリエーション。
8月29日(土) 〃
9月 6日(日)「和」のハッピーバースデー!!
9月12日(土) 〃
10月10日(土)ここ一番の切り札料理ストーリー
10月17日(土) 〃
12月19日(土)世界のおせち
12月23日(水) 〃
12月30日(水)おせちは今年も、≪アクションクッキングで≫
2016年は、1月23日(土)と
1月31日(日)に開催します。
テーマは、
日本型パンの朝食。
パンを100%自分のものにする。
★その他、影山が個人で主宰する、
「食コーチングプログラムス」では、
2015年は、6つの取り組みを継続、
そして新設しました。
①「食コーチング」入門研修、
17期、18期を開催しました。
入門コースは全4回の研修ですが、
受講された方から
「環境が大きく変化した」
というご報告を受けることは、
主催者にとって大きな喜びです。
最近の傾向として、
何年も前に「食コーチング」研修を
受講された方が、
再聴講をされるようになっています。
それぞれの生活圏で、
バージョンアップの必要を
感じてくださるからでしょう。
筋力と同様、
コミュニケーション力も、
「何もしないままの状態では、
衰えていくばかり」ということを、
あらためて実感します。
次回「食コーチング」第19期入門研修は
2016年3月20日にスタートします。
ご参加ご希望の方はお尋ねください。
②「食コーチング」入門を修了されると、
次に、スキルアップセミナーを
受講いただけます。
今年、新たなスキルアップセミナーを新設しました。
「尋ねられたら、こう答える100本ノック」。
今までは(今も)、
「即答することだけがプロではない」と、
「問いかけ」の手法、考え方などを開発し、
それを、
「問いかけ100本ノック」
「肯定的問いかけ100本ノック」
「肯定的指摘100本ノック」セミナーとして、
開催していましたし、継続しています。
「問いかけ」ることの大切さは、
ご理解いただけるようにはなったものの、
イザ、人から尋ねられたりすると、
平凡な、または陳腐なお答えになってしまう、
という例は多いようです。
魅力的な答え方について、
何回でもトレーニングする必要がある、
と感じて、企画しました。
「こんなとき、栄養士さんだったらどう答えるの?」
と尋ねられたり、
「栄養士になった動機ってなんだったんですか」
と聞かれたり、
「『栄養のバランス』ってどういうことですか」
と聞かれたり、
「あら! 栄養士さん、そのお洋服すてき、
どちらで買われたの?」と、聞かれたら、
どう答えたらよいのか、
などなど、日常会話までをも
強化・点検することで、
食事相談、健康相談などのスキルも
レベルアップすると考えています。
来年も、定期的に開催する予定です。
③コミュニケーションのトレーニングジム、
「食ジム」は、今年11回開催しました。
今年開催したテーマは、
以下のとおり。
2015年1月12日(日)
「食ジム」30回
講話・講演じょうずになるためには
座長 影山なお子
2015年2月15日(日)
「ライフスタイル」を納めるバッグ術
座長 大橋禄郎先生
2015年3月22日(日)
「問いかけ」はどんな意味があるのか。
座長 三奈木麻弓さん
2015年4月26日(日)
栄養士・健康支援者が運営する
「料理教室」はどこへ向かうのか。
座長 花崎智恵美さん
2015年5月24日(日)
栄養士・健康支援者にとって事務能力とは何か。
座長 野口佐奈絵さん
2015年7月5日(日)
栄養士・健康支援者にとっての
「外食」をどう位置づけるか。
座長 砂野知香さん
2015年8月9日(日)
「和食文化」とは何か。
座長 大橋禄郎先生
2015年9月13日(日)
健康支援者の「オフタイム」をどう位置づけるか。
座長 崎山光江さん
2015年10月18日(日)
栄養士・健康支援者に求められるキャラクターとは。
座長 竹本 有里さん
2015年11月23日(月/祝日)
健康支援者の仲間づくり。その意味と方法。
座長 三奈木麻弓さん
2015年12月13日(日)
「食ジム」第40回
男性中心の料理教室、その意味と進め方。
座長 甲斐和恵さん
食ジムのテーマは、
アットランダム。
自分に関心がないと思うテーマこそ、
実は強化しなくてはならない分野ということも
回を重ねるごとに、みなさまご自身が
実感されているようにも思います。
なぜなら、
私たちのクライアントの関心ごとは、
かならずしも、
健康のことだけではないはず。
どんなジャンルの話にも
スムーズに対応できる
コミュニケーション力を持った栄養士が
もっともっと増えるようにと願って、
始めた「食ジム」も、
早くも5年目になろうとしています。
今年は、
「食ジム」に9名の方が皆勤賞を受賞されました。
表彰は、来年1月11日(月/祝日)、
「食ジム」第41回の場でおこなう予定です。
④≪栄養士・健康支援者のための「用字用語」セミナー≫
が念願叶って、
3回シリーズで開催しました。
栄養士という職業は、仕事がら、
「書いたり」「話したり」することが少なくありません。
そうであっても、
自分の文章や話したりする原稿を、
信頼できる人にチェックしていただくことは
そうそうないのが現状です。
私自身、常勤の病院栄養士として活動していたころ、
いろいろのメディアの取材が、院長を通して、
栄養士の私にいただくことがありました。
「この書き方でまちがっていないかしら」
「この内容で大丈夫かしら」
と思っていても、栄養士が1人職場が多く、
同僚の栄養士に聞ける機会もそうそうなく、
まして、他職種にお尋ねしたとしても、
「それは、栄養士さんの仕事でしょう」
となってしまうことにも……。
そんな経験をしたのも、
私だけではないことを知り、
これまでも、
「(学校・病院・その他組織)給食だよりセミナー」
などの企画も開催したことがあります。
今回は、「用字用語」。
今までパソコンに変換を頼って
不用意に使ってきた用字用語を、
根本から見直す必要を感じて、
3回シリーズ
「用字用語」からステップアップする
話し方、書き方3回シリーズ
として、
を開催しました。
1回目 9月20日(日)開催
≪個性が光る『用字用語』≫
2回目 11月22日(日)開催
≪食を楽しく語るための「用字用語」≫
3回目 2016年1月10日(日)に開催予定。
最終回のテーマは、
≪人生をクリエートする「用字用語」
適材適所に使いこなす≫
*最終回につき、単発での受講も歓迎します。
⑤栄養士・健康支援者のための
身だしなみセミナー。
今年は、3回開催しました。
3月に韓国・ソウルで、
9月に横浜で、
12月に銀座で。
お集まりいただく方々は、
栄養士・健康支援者として、
すでに、いろいろの場所で、
講話や講演をされたり、
地域の方々と接する機会が多くあったり、
いろいろの企業とお打合せの多い方々であったり。
最近は、身だしなみに関するご相談を
たくさんいただくようになったので、
来年からは、
プライベートレッスンも新設します。
間接的に健康を支えるという意味で、
「食コーチング」プログラムスの
メニューに入れる予定です。
⑥「歩コム」(アルコム)の連載。
「歩く」という行為を、
心肺機能を高めたり、
体の機能を改善したりするという以外にも、
「食コーチング」の視点から
歩くこと=コミュニケーション、
「歩コム(アルコム)」とネーミングし、
「KAO ヘルスケアレポート」紙面で
1年間連載させていただきました。
また、毎月、横浜・山下公園で、
「歩コム」を実施しました。
来年ももちろん、継続します。
★栄養士・健康支援者 全国非営利ネットワーク
≪パルマローザ≫では、
今年も、パルマローザならではのセミナーを
継続的に開催しました。
(順不同)
1.栄養士・健康支援者のための
文章・表現力スキルアップセミナー
2.栄養士・健康支援者のための
写真教室(毎年4月29日は写真教室の日)
3.栄養士・健康支援者のための
話し方スキルアップ教室
4.栄養士・健康支援者のための
魅力倍増、フェイスストレッチ
5.栄養士・健康支援者のための
ナチュラルメイクアップセミナー
6.栄養士・健康支援者のための
立ち居振る舞いセミナー
7.栄養士・健康支援者のための
「ぶら・歩き とうきょう」
8.栄養士・健康支援者のための
「沖縄スノーケリング」の旅。
9.栄養士・健康支援者のための輪読会。
10.日本体操協会主催「体操祭」に
今年も「メタボリックバスターズ」として出場。
11.『エンパル』 定期機関誌 発行
来年は1月9日(土)に、
パルマローザ恒例の新春セミナーで
大橋禄郎先生のご講演を予定しています。
食と健康を支えるための「時と場合」、
その多様性に応じた表現力を磨くには。
- 非言語、対面、非対面、対象者、
個人、複数、文章、ビジュアルなど
みなさまのご参加、
心よりお待ちしております。
今年もお世話になりました。
2016年もよろしくお願いいたします。
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「横濱カレー」なら、華麗になれる!
http://palmarosa.exblog.jp/21970342/
2015-07-24T16:34:00+09:00
2019-12-16T12:45:53+09:00
2015-07-23T22:57:23+09:00
palmarosaK
アクションクッキング
2015年7月20日(月/祝日)、
≪アクションクッキング≫、
「横濱カレーで華麗なる語らい」を
開催しました。
(講師/影山なお子
アシスタント/竹本有里さん
会場/影山なお子自宅)
2006年9月からスタートした
≪アクションクッキング≫では、
カレーをテーマに、
これまで3回開いていて、
今回で4回目となります。
1回目は、2008年1月20日、
「華麗なる 横浜 カレー学」
2回目、2012年6月2日
「カレーライスのある献立」
3回目、2014年8月3日
「カレーライスのある献立」。
参加者の中には、
1回目から受講されている方もおられるので、
同じカレーのテーマでも、
内容やプログラムは変えています。
今回のブログラムは、
1.参加者自己紹介。
2.横浜「初めて」物語。
3.「横濱カレー」ヒストリー
4.本日のメニュー
①ウェルカムドリンク2種類
・赤シソジュース
・スパイシージンジャエール
②前菜2種類
・紫玉ねぎとトマトのカチュンバル
・エスニックきゅうり
③カレーライス3種類
・シンプルチキンカレー
・スープカレー
・バターチキンカレー
④デザート
・タピオカミルク
・イートン・メス
これまで、カレーをテーマにした、
アクションクッキングに
ご参加いただいた方々の
これまでのカレーに対するイメージは
このようなもの、
であったとか。
「手軽につくれる」
「留守のときに前もって作り置きができ、
家族も喜んでくれる、
仕事を持つ女性にとって欠かせない料理」
「カレーをチェーン展開するお店で食べるもの」
アクションクッキングのホームタウンである、
横浜では、
2001年に
「横濱カレーミュージアム」が設立されたり、
当時の市長が、
地元の食材で作る、
「横濱カレー」を名物にしようと、
認定制にして普及を図ったりしてきました。
たぶん、お隣の街、
「横須賀海軍カレー」に
対抗するつもりがあったのでしょう。
それから14年……。
横浜・関内に限っていえば、
カレーを専門とする外食店が
他の地域よりも
多いように思います。
老舗スープカレー3軒、
北インドカレー専門店、
カレーパンも売りのカレー専門店、
フランチャイズのカレー専門店、
インド人経営者の激安カレー店が多数……。
週末はセミナーを開催しているため、
外食の機会は多いのですが、
とくに、カレーのお店をご紹介する機会も
少なくありません。
今回、アクションクッキングでは、
3種類のカレーを体験していただきました。
1つは、私自身が大好きなスープカレー。
トッピングには、
茹で卵、大きくカットした
じゃがいもや、
素揚げしたかぼちゃやれんこん、
にんじん、そして厚揚げ!
バジルペーストが
味の決め手となります。
2つめは、
ベーシックなチキンカレー。
初めてのカレー屋さんに行くとき、
何を頼んでいいかわからないと思ったら、
「チキンカレーを頼みなさい」と
ちまたではいわれるそう。
今回は、
ルーを使わない作り方でご紹介しました。
3つめは、
チキンバターカレー。
いまから、
約30年前に、
東京の神保町でいただいた
バターチキンカレーは、
いまも忘れられない味です。
いまでこそ、バターカレーは
多くのカレー屋さんでも
人気のカレーですが、
当時、まだ学生だったこともあって、
カレー専門店に入ること自体、
そうそうあることではありませんでした。
そういうこともあって、
初めていただいたときの
あの衝撃(!!)が忘れられない、
そのバターカレーを、
アクションクッキングでは、
ご紹介し続けています。
横浜には、「◎◎発祥の地」という
記念碑をよく見かけます。
アイスクリーム発祥の地
ビール発祥の地
パン発祥の地
牛鍋発祥の地
西洋料理発祥の地
西洋野菜発祥の地
さらには、
クリーニング発祥の地
ホテル発祥の地
鉄道発祥の地
乗合馬車発祥の地……などなど、
開港地ならではのルーツが
多くあります。
カレーは、いまや国民食。
以前、病院の栄養士として、
勤務していたときの
ことを想い出します。
ある日の献立がカレーライスだったときのこと。
いつもはお粥食を召し上がっていた患者さんが、
病棟からカレーのいい匂いが漂ってきたとたん、
「カレーが食べたいからきょうはカレーにして」
というご依頼が、
看護師さんを通じて、
伝えられることが多かったように記憶しています。
その他、学校栄養士の知人たちは、
「カレーの日はやっぱり人気。
残食はほぼゼロ」とおっしゃいます。
おもしろいことに、
家庭でつくるような
一般的なカレーのほうが、とくに、
学校の先生方には人気と聞きます。
ココナッツミルクや
はちみつ、コーヒー、りんご、
練乳などの隠し味を入れた
凝ったカレーに人気はなく、
平凡なカレーライスのほうが、
「これぞカレーライス!」と
喜ばれるのだそうです。
当時、
横濱カレーミュージアムが、
6月2日を
「横濱・カレーの日」と制定したそうです。
1859年(安政6年)6月2日、
横浜開港と同時に、
カレーという食文化も入ってきたという意味で。
当時のカレーを再現するというイベントが
数年前に、
中華街にある老舗のレストランであり、
その内容を見せていただいたことがあります。
当時は牛肉や玉ねぎが珍しく、
入手困難だったこともあり、
お肉は、カエルの肉、
玉ねぎに当たるものが、
白ネギで代用されていた
と書かれていたのを覚えています。
お肉類、お野菜類もとれて、
スパイシーな香辛料でご飯も進む……。
1つのお皿で、
主食、主菜、副菜がとれるという
健康食でもあるカレーライス。
当時のカレーに思いをはせながら、
横濱カレータイムは、
華麗に語らいが続くのでありました。
この日の気温は30℃を超える暑さ。
もちろん、
猛暑の日にふさわしい
カレー日和(びより)となりました。
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なぜか、汽笛が響く、フレンチトーストクッキング。
http://palmarosa.exblog.jp/21917225/
2015-07-01T11:26:00+09:00
2019-12-16T12:43:51+09:00
2015-07-01T11:26:41+09:00
palmarosaK
アクションクッキング
今回の「アクションクッキング」のテーマは、
≪汽笛が響く、フレンチトーストブランチ≫。
2015年6月27日(土)
(開催時間/午後1時~午後4時 会場/影山自宅)
卵と牛乳の液に食パンを浸してフライパンで焼くだけ、
こんなシンプルな料理(!!)が
料理教室のテーマになる?
自信とまではいえないけれど
懸念はありません。
『食辞林』によると、
フレンチトーストとは、
「トーストの1種。
ジャーマントーストともいう。
食パンを牛乳と卵の混合液に浸し、
バターを溶かしたフライパンで焼いたもの。
砂糖をかけ、ジャムなどをつけて食べる。
牛乳と卵に、砂糖をまぜてつけることもある」
ルーツは「ドイツ」なのか「フランス」なのか、
あるいはヨーロッパ各地なのか、
さらには、「フレンチトースト」は
アメリカ人のネーミングだとの説も。
(「ウィキペディア」による)
庶民の味というのは、
こうしたあいまいさがおもしろいところかも。
ちょっと日がたった食パンに
液体を染み込ませて柔らかくして、
さらに温める、という点は
日本のお茶づけに通じるところがあるのかも。
あるいはおじや、いためご飯、中華風にチャーハン。
残飯整理であれ、食材復活法であれ、
本気で取り組むのが「食」と「学」の楽しみ。
フランスでは、
フレンチトーストのことを
「パンペルデュ」(失われたパンという意味)
と呼ぶこともある、とか。
さて、当日のプログラム。
1.参加者自己紹介&近況報告
2.わが家のフレンチトーストヒストリー
3.世界のフレンチトースト
4.フレンチトーストがある献立
5.フレンチトースト食べ比べ
参加者9名のうち
ケアマネージャーの1人をのぞいて、
全員が栄養士。
それぞれの、
わが家のフレンチトーストを
語っていただきました。
Aさんいわく。
「フレンチトーストといえば、
『クレイマー・クレイマー』という映画の
シーンを思い出します」
その映画には、
お父さんが子どもに
フレンチトーストを焼くシーンがあって、
それがとてもおいしそうだった」
Bさんは、
「わが家では、
残ったパンをいつも冷凍しているので、
フレンチトースト=残飯整理というイメージ」。
Cさん、
「おしゃれなカフェやホテルで
いただくものといった高級なイメージ」。
Dさん、
「パン屋さんやコンビニで買います」。
Eさん、
「2~3か月に1回くらいでしょうか。
自宅で作る頻度としては。
でも、フレンチトーストのつくり方って
誰かに教えてもらったわけではないので
自己流です」
みなさんの共通点は、
週末に作ることが多いこと。
ということは、
日常食というよりも、
「すこし手間暇をかけてつくるもの」
「心に余裕をもっていただくもの」
という点で、わずかにごちそう的
ということでしょうか。
フアクションクッキングの
ホームタウン
横浜・元町では、
ここ数年、パンケーキやフレンチトースト、
サンドイッチなどのパンを主食とした
おしゃれなカフェやホテルが人気です。
フレンチトースト1食分が、
コーヒーなどのサイドメニューを頼むと
1000円~3000円くらい。
日本人の多くは、
1日に1回くらいはパンを食べるようになったとはいえ、
まだ米飯が中心、だからこそ、
フレンチトーストの「外食」に
それくらいの金額が
かけられるのでしょう。
さて、そのフレンチトースト。
4枚切りの食パン、
フランスパンの2種類で
食べ比べたり、
パンをひたす牛乳も、
いま話題のライスミルクと
2種類比較して召しあがっていただきました。
同じ卵液につけるとしても、
パンの種類、厚さがちがうと、
食感も大きく変わります。
また、卵液の牛乳も、
牛乳以外にライスミルク、
アーモンドミルク、豆乳などを使うと、
当然、風味や香りまで変わります。
このバリエーションには、
無限といえるほどの可能性があります。
横浜の大桟橋から聞こえてくる
汽笛は、どこへ向かう客船のものなのか、
そんなことを想像しながら、
いまや国籍不明、
いいえ、世界のフレンチトーストを
いただきました。
話題は、洋上を舞うカモメのように
あっちにいったり、こっちにいったり、
躍動を続けるのでした。
修了の数日後、
参加者のお1人から
お電話でご報告がありました。
フレンチトーストを職場のランチに、
お弁当の1つとして持っていったところ、
同僚の保健師さんたちから
歓声があがったとか。
それまでも一緒にランチをしていた
仲間ではありましたが、
このような歓声を受けたのは初めてだった、と。
「フレンチトーストのランチって豪華ね、
さすが栄養士さん!」
次回のアクションクッキングは、
7月20日(日)に開催します。
テーマは、
「横濱カレーで華麗なる語らい」。
(開催時間 午後1時~4時 会場/影山自宅)
みなさまのご参加、お待ちしています。
★★★★
アクションクッキングとは、
料理の作り方に終始する
料理教室ではなく、
どんなときに どんな人と、
どんな話題を楽しむかなど、
人とのコミュニケーションを活性化する
「食シーン」を演出することを目的として料理を作り、
それを実践するサロンです。
2006年9月にスタートし、
今回の6月で、
105回目の開催となりました。]]>
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