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![]() 9月最後の週末は、 27日(土)、28日(日)の2日間、 2つの研修会を主催しました。 1日目は、食コーチングプログラムス主催、 「食コーチング」の研修を修了した方々を対象に 講義と演習「自発性の促しと問いかけ」 ――「問いかけ」100本ノック――。 (講師:影山なお子 10時30分~午後5時30分) 「食コーチング」スキルアップ研修は、 横浜での食コーチング研修を終えられた 第12期、第13期の方々が対象としましたが、 過去に食コーチング研修をご修了された 第1期から第5期の方々、 そして、広島県栄養士会で、以前ご受講された方も 遠方からお出でくださいました。 ![]() 基本であり、いつまでも磨き続ける必要のあるスキルの1つ、 「問いかけ」に関して、「100本ノック」的に 集中的にトレーニングをおこないました。 問いかけは、相手のバックグラウンドを知るためにも、 モチベーションを高めたり、 自発性を促したりするためにも、 何回でも、何年間でも、 トレーニングを続ける必要があると思います。 この日の講義内容は、 1.「食コーチング」最近の概括。 2.「問いかけ」の意味。 3.問いかけのバリエーション。 4.問いかけで気をつけたいこと。 5.食事相談における「問いかけ」の目的。 6.問いかけの演習①&② ![]() ちなみに、食コーチングでは、 「尋ねるスキル」を指す場合、 原則として「質問」「問診」という用語は使いません。 「問いかけ」は、 相手との人間関係をより強く結びつける たいせつなコミュニケーションスキルの1つです。 「お出かけですか」 「はい、ちょっとそこまで」 これだけでも、ご近所づき合いは、 スムースになります。 しかし、健康支援者として、栄養士として なにか問いかけられた場合には、 「即答だけがプロの対応とはいえない」ことを 食コーチングでは、何回でもお伝えしています。 ![]() 「子どもが野菜嫌いなんです。 どうしたら子どもに野菜を食べさせることができるでしょうか」 などと尋ねられたときにも、 「ハンバーグの中に野菜のみじん切りを入れて 食べさせるといいですよ」などと「即答」してしまうと、 せっかくの情報交換の場が、そこで途切れてしまいます。 「覆水元に戻らず」というコトワザではないけれど、 プロのワザを流しに捨ててしまうようなものといえます。 こんなとき、 「野菜嫌いって具体的にはどういうことですか」 「食べられる野菜もあるのですか」 「お宅では、お野菜を、どんな調理法で 召しあがっていらっしゃるのですか」 「学校の給食でも『野菜』に手をつけない、 というようなことは起こっているでしょうか」 「ご家族は、みなさん野菜は普通に召し上がっておられるのですね?」 「いつごろから、そういう傾向が出て来たのか、 覚えていらっしゃいますか」……、 などと問い返すことで、 「野菜嫌い」の裏に隠れているいろいろの場合が 見えるようになります。 ![]() こうした問いかけは、 井戸や温泉、石油、鉱物などの地下資源を 探索するボーリング調査にたとえることができます。 地中にパイプを打ち込んで、そのパイプに詰まった埋蔵物を採取し、 そこから地底にどんな資源があるかを測定します。 食事相談における「問いかけ」も クライアントの生活習慣やライフスタイルなどを探索する ボーリング調査に当たると、 食コーチングでは説明しています。 ひと口に「問いかけ」といっても、 それには、少なくとも13種類のバリエーションが あるということを、参加者のみなさまに お伝えしました。 ![]() たとえば、「いま何時だと思っているんだ!」 「反省が足りないと思わないの?」などの詰問、抗議、 「その話、さっきお伝えしましたよね?」という誘導、 「このへんに郵便局ってありますか」という質問、 「鍵は全部かけたっていってたよね?」という確認、 「お写真撮らせていただいてもいいですか」という婉曲なお願い……などなど。 食事相談においては、 もちろん「問いかけ」だけがスキルではありません。 でも、「問いかけをしましょう」と言われても どんなふうにすればよいのか、 どんな言い方があるのか、など ある程度、見本となるものがないと 自信を持って臨むことができなくなると考え、 食事相談の「問いかけ」においての 「問いかけ」のバリエーションをお示ししました。 今回は100本ノックというサブタイトルをつけて、 日常的な会話のシチュエーションを設定して 「問いかけ」の瞬発力を強化しました。 ![]() 「20年ぶりに地元で開催された 高校時代の同窓会に出席、 6人がけの円卓に座りました。 誰が誰なのか、顔と名前が一致しません。 そんなときあなたは……とか、 上記同窓会で、自分が栄養士であることを伝えたところ、 明らかにメタボ体型のT君が 「糖尿病で薬を飲んでいるけれどちっともよくならないんだよ」 とビールをおいしそうに飲んでいます。 そのときあなたは、どう問いかけるか……。 (「あなた、そのビールが原因よ」など応える人は 想定していません!!!) 仕事が終わった後、近所のスーパーで 今晩の夕食の材料を買っていたところ、 先月、糖尿病の食事相談を担当した Aさんとばったり会いました。 そのときあなたは……どう問いかけるか。 順番に1人1つずつ どんな「問いかけ」をするかを 述べていただきました。 ![]() なかには、沈黙してしまう方もおられましたが、 みなさんの発する「問いかけ」のことばを聞き逃さないように、 必死にメモされている方もおられました。 今回スキルアップセミナーに 4年ぶりに参加してくださったOさんが 「考えてもコトバが出ないんです」 とおっしゃっていましたが、 定期的にメンテナンスをおこなわないと腕が鈍るのは、 車の運転や写真の撮影技術と同じということでしょう。 それを思うと、 今後も、スキルアップの場を設けて、 いつでも「里帰り」できる場を維持したいと思いました。 ![]() さて、2日目は、パルマローザ主催、 栄養士・健康支援者のための輪読会を開催しました。 輪読会は今回で4回目。 今回のテーマは「食を語る文章を読む」。 大橋禄郎先生に、10時30分~午後5時30分まで 神奈川近代文学館でご講義いただきました。 日本でもここ数年「輪読会」がブームになっているようです。 好きな漫画、好きな作家の本、 ビジネス書、歴史物……などなど それぞれの輪読会で読み深めているようです。 ![]() インターネット全盛の時代ではありますが、 あえて定期的に集まるという この輪読会のシステムが各地で 盛況だと聞くと、なぜかほっとします。 今回は、大橋先生が 食に関するご本をピックアップしてくださり、 それを音読し、みんなで気がついたことを話し合う…… という、いつものスタイルで進行しました。 ![]() 『味覚の探求』 森枝 卓士氏 『小僧の神様』 志賀 直哉氏 『海の世界』連載「大島の椿餅」 大橋 禄郎氏 『1人暮らしのドクターが入院したら』 東畑 朝子氏 『食感覚という言葉』(「栄養と料理」 大橋 禄郎氏 『ことばの味つけ』(「栄養と料理」 大橋 禄郎氏 その他、新聞記事からの抜粋が2つ。 ![]() 栄養士が「食」を栄養の切り口でしか話すことができない、 では寂しすぎる……。 一般には「教養がない人」として映ることもあるかもしれません。 先生がご紹介くださったこれらのご本には 「食」をテーマに、 エッセイ、小説として書かれています。 こんな切り口があるのか……という 新鮮な体験を今回もしました。 ![]() 1つ1つみなさんで音読しあうと、 自分だけで読んでいる感想と 異なる感想を聞くことができるのも楽しみの1つです。 栄養士・健康支援者のための 「輪読会」のゴールの1つに、 大橋先生は、 栄養士のライフスタイルをますます豊かにすることで 自分はもちろん、まわりの人の健康度も上げることとされます。 ![]() きゅっと密につまったコンパクトな輪読会。 いつか、ここに集まってくださった 栄養士の書いた本についての 輪読会もできるといいなぁと願っています。 次回は12月1日に開催します。 テーマは、「人間を多角的にとらえるための関連書物を読む」。 神奈川近代文学館でおこないます。 ご参加ご希望の方はお尋ねください。 ![]() ▲
by palmarosaK
| 2013-10-01 00:46
| 「問いかけ」100本ノック
![]() 以下の演題で2時間30分の講義を担当させていただきました。 「効果的な食事相談のための問いかけ技法」 --「食コーチング」の視点から-- 横浜で主催している食コーチングの研修会では、 入門コースを修了された方々を対象として スキルアップコースを用意していますが、 その研修の目玉の1つが「問いかけ」です。 ![]() 無目的に問いかけ、 そこから何らかのきっかけをつかむという、 出たとこ勝負のやり方ではなく、 まずはお名前の確認から始めて、 一定のベーシックな問いかけを順次重ねていきます。 もちろんアドリブもあり得ますが、 それも一定の方向性の中に位置づけるので、 迷走や脱線は防げます。 今回は、横浜でおこなっている研修の スキルのポイント部分をお話しし、 後半は演習に時間をかけました。 こちらからの問いかけに対する クライアントのお答えを想定し、 その複数のお答えに対して、次にはどんな問いかけをするのかを あらかじめ各々のノートに書き出していただきます。 ![]() という栄養士の問いかけに、 クライアントが、 ①食べている ②食べたり、食べなかったり ③食べていない のように答えたとします。 3パターンの答えに対して、 みなさんには、各4つの、 再度の問いかけを考えて書いていただきます。 対面の食事相談では、その場の成り行きでなんとかつないでいくのでしょうが、 それを書くことになると、 ベテランの栄養士さんであっても頭を抱えます。 優先順位を考えずに、思いついた「問いかけ」を書く方、 「どこで食べる?」「誰と?」というような単語で書く方、 「食べている」という答えに対しては、「なぜ食べるのですか」と 奇妙な問いかけをしてしまう栄養士さん、 「何を食べているのですか」と、単刀直入に切り込む栄養士さん……。 ![]() 普遍的な正解はないのだとは思いますが、上記の場合は、 まずは「ご立派!」とほめてさしあげてから、 「ずっとそうしたよい習慣を続けていらっしゃるのですか」と、 さらに問いかけることによって、尋問的ではなくなり、 問いかけと信頼関係づくりと、 クライアントの行動の強化とが 同時進行的にできるように思います。 「ロールプレーをお願いしたい」 という講演ご依頼時のご注文では、 心理カウンセラーの手法をイメージされている方が多いのですが、 食コーチングによる食事相談では、瞬発力やアドリブ力よりも、 まずは基本に帰って、いくつかのバリエーションを熟考することで、 その手順をスキル化し、それを反復トレーニングすることで 自分のものにしていただきたいと考えています。 ![]() 食事相談における問いかけも、 ある程度シミュレーションをしておくと ぶっつけ本番で対処するよりずっとうまくいきます。 「食事相談はその場その場で違うから、 どんな展開になるかわからない」 というのは先入観で、基本的な問いかけは、 そんなにバリエーションがあるわけではありません。 仮に思いもかけない展開になったとしても、 進行に沿った問いかけトレーニングをしておくと、 少なくとも迷走や五里霧中に入り込むリスクは軽減します。 ![]() 大いに湧きましたし、 「またやりたい」と次回とのご希望も伺いました。 食事相談を楽しく進めるというスキルは、 栄養士を活性化するように思います。 それは、クライアントに喜んでもらえるからでしょう。 歓迎されるセンスやスキルは一生ものになるように思います。 ▲
by palmarosak
| 2010-06-27 23:01
| 「問いかけ」100本ノック
![]() 「食コーチング」入門シリーズを 修了した方々を対象とする 「食コーチング」スキルアップセミナーを 開催しました。 テーマは、 「食事相談 1回だけの場合 維持・継続を促す場合」 維持・継続していただくには、 最初の1回の食事相談が決め手となります。 1回の食事相談がクライアントの 心に響く食事相談になるための 食コーチングのアプローチ手法や 食事相談で実際に使用している表を お示ししたりしました。 よく「クライアントの中に答えがある」とお話しするのですが、 実際には、どこに、どんなふうに存在するのか、 慣れない人にはわかりにくいものです。 食事相談担当者が、問いかけをしながら、 それとなく方向性を探り出すのです。 それは、クライアントの中にあるダイヤモンドの原石を 見つけ出すようなものです。 もっとも、見つけ出しても、うまく磨かないと、ただの石ころ。 クライアント自身が気がつくように、 ピカリと輝かさなければなりません。 問いかけは、質問とは少し違います。 クライアントの自発性を引き出すのに方向性がないと、 目標設定をするための準備性が高まりません。 そこで、方向性のある問いかけの例を、 いろいろとお話ししました。 以前、韓国に語学留学をしていたときのこと、 人に道を尋ねると、日本人なら 「少し行くとコンビニがあるので、そこを右に曲がって……」と 教えるところを「あっちのほう」「そっちのほう」と、 アバウトな答えが返ってくるという経験をしました。 食事相談のときにも、 朝食をとっているか、昼食には何を食べるかなど、 コンビニやポストの位置を問題にするばかりではなく、 ときには韓国流に、「あっちのほう」「こっちのほう」と 大きな方向性をイメージしたほうが、 クライアントの行動を誘発しやすいもの。 スキルアップに来られた方々は、 「方向性のある問いかけ」の意味を 理解してくださったようでした。 ところで、今年9月に韓国に行く予定。 久しぶりの韓国で道を尋ねてみようと思います。 きっと私の方向性を示してくれるでしょう。 ![]() ▲
by palmarosak
| 2008-07-13 23:38
| 「問いかけ」100本ノック
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