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![]() 平成13年8月1日に出版されてから、 平成20年までの7年間で67刷更新されているこのご本。 以前からタイトルが気になっていた小説をいま、 ようやく手にすることができました。 中学校に入ったばかりの主人公「まい」と その祖母の織りなすストーリーに、 自分自身が中学生になったような錯覚で 物語の中にずんずん引き込まれていきました。 魔女の家系だというおばあちゃんに 不登校気味のまいが、魔女修行に臨みます。 魔女になるためには、まず基礎トレーニングが 必要だとおばあちゃんは言います。 「そうね、まず早寝早起き。 食事をしっかり。よく運動し、規則正しい生活をする」 まいは、おばあちゃんと一緒に ジャムを作ったり、サンドイッチを作ったり、 洗濯をしたり、鶏たちに えさをやったり、ゴミを出したり・・・ 魔女修行入門コースを受講します。 この物語でまいに語りかけるおばあちゃんの 言葉が、とても優しい印象を受けるのは、 身内の孫にも、ていねいな言葉づかいをしていること、 自分自身の経験だけでまいにしゃべっていないこと、 まいの可能性を信じてお話していること・・・などが そう感じさせるのでしょう。 読んでいるわたしが、おばあちゃんにカウンセリング してもらっているかのようです。 「まいはとってもじょうずね」 「今年はまいが手伝ってくれたので、本当に助かりました」 「感性の豊かな私の自慢の孫」 「いいカップね。まいはいい趣味よ」 「私は、まいの意志の力が弱いと思ったことはありませんよ」 まいとおばあちゃんのやりとりが 60歳で亡くなった祖母の声と重なってきます。 祖母の家でずっと漫画を読んでいた私に、 「なお子は本が大好きで頭がいい子だね」 「こんなに本が好きな子だから、将来が楽しみだね」 恥ずかしくなるほど、祖母はなんでも褒めてくれる人でした。 2人の会話は、死後のことにも及びます。 魔女が生きているうちから死ぬ練習をしているのかと と尋ねるまいに、おばあちゃんは答えます。 「そうですね。 十分に生きるために、死ぬ練習をしているわけですね」 私は、十分に生きていると言えるだろうか・・・と 考えさせられるワンシーンでした。 ラストシーン、おばあちゃんは、まいとの約束を果たしてくれました。 肉体が朽ちたとしても、魂は生き続ける。 雨がしんしんと降っている、どんよりした横浜の空の下、 心は晴れやか、ピュアになる小説でした。 ▲
by palmarosak
| 2008-08-25 14:31
| 読書
![]() ヨースタイン・ゴルデルは、 『ソフィーの世界』で 世界的ミリオンセラーとなった哲学ファンタジーの著者として有名です。 このご本は、いまから5年前に発表されたものです。 物語は、4歳のときに亡くなった父、 ヤン・オーラヴから、 息子のゲオルグ宛にあてた手紙を 15歳のゲオルグが手にすることから始まります。 11年前に亡くなった父からの手紙には、 不思議な魅力的な女性「オレンジガール」との 出会いから、まだ見ぬ将来の息子に宛てた 質問が用意されていました。 「さあ、きみだったらどっちを選ぶ? きみにそれを選ぶ権利を与えてくれたとしたら きみはいつかこの地上でたった1回の限りある人生を 生きることを選ぶかい?」 「それとも、人生ゲームに参加するのを拒むかい?」 「人間として生きる限り、はじめから所有しないよりも、 いったん所有して愛着をもったものを失うほうが、 はるかに辛いという局面にぶつかることもままあるだろう」 一度限りの人生を生きる決断をすることは つまりいつかは死ぬということをも同時に考えることになる。 それは、怖いことではなく、 どう生きるか、どう死ぬかを考えることで わたしたちの残された人生が よりいっそう輝いていくように思います。 まだ見ぬ将来の息子にあてた手紙は、 息子に父の存在感を示すきっかけになったり、 気づきを促す大切な問いかけが含まれていたり。 いま、ご縁がある人たちのお顔を1人1人 思い出していました。 宇宙でいう、何億年の営みのなかで ほんの数年、あ るいは数十年ご一緒できることの奇跡を感じます。 中高生向きに書かれたというご本だそうですが いまの私に、必要な箇所がどんどん吸い込むように 入ってきたことを感じています。 今夜は、星をじっくり眺めてみようと思います。 宇宙というなかの営みにいる「自分」を再確認するためにも。 ▲
by palmarosak
| 2008-03-12 12:40
| 読書
![]() 羽生善治氏の著書、『先を読む頭脳』のなかで、 言語化の重要性という項目がありました。 「将棋の世界で、言語化の重要性?」と意外に 思いましたが、読み進んでいくうちに、 「なるほど、どの分野でもみんな同じ」と納得しました。 プロの将棋は対局が終わると 「感想戦」がおこなわれるそうです。 両対局者がふりかえりながら、 勝敗のポイントとなった局面を中心に 読み筋を披露しあい、勝因や敗因を分析する検討会のようなもの、 と羽生氏はその著書のなかで説明なさっておられます。 1時間~1時間30分かけての「感想戦」は プロにとって非常に大切な意味を持つのだそうです。 言語化して相手に伝え、相手からも受け取る「感想戦」が、 ときとして1+1=2以上の効果を生むことがあるという。 さあ、明日は、会員講師の栄養士さんによるセミナーの日。 参加なさった方々が、講師を育てる・・・、 そんな会員講師による今年最後のイベントになりました。 セミナー終了後の、栄養士による「感想戦」、期待しています。 ▲
by palmarosak
| 2006-11-17 23:36
| 読書
佐渡裕さんのご本を読む機会がありました。 佐渡さんは、日本を代表される指揮者の1人。 “僕はいかにして指揮者になったか”を読んで感動した私。 彼のコンサートをぜひ、聴いてみたい……と きょうやっと、 オペラシティで実現することができました。 佐渡さんの生まれ故郷は京都。関西弁いっぱいのご本はフレッシュで それこそ、ジューシーさでいっぱいにあふれていました。 ただ単に、指揮が好きで、 指揮者の学校を出ているわけではないのに、 ダイナミックな音を出す、 そんな指揮者としての評価を世界が与えている。 彼曰く「サービスの原点はお客さんに喜んでもらうこと」 サービス精神忘れない彼の音楽が共感をよぶ……と、 ご本を読んで感動したことを覚えています。 「指揮者になりたいんや~!」って ![]() 佐渡さんの生き方をご本から拝見させていただき とてもパワーをいただきました。 ▲
by palmarosak
| 2005-06-28 00:03
| 読書
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