スタンバイ・スマイル:栄養士のためのライフデザイン
2020-09-28T23:53:38+09:00
palmarosaK
影山なお子 ブログ
Excite Blog
栄養士による、健康支援者のための、生き方のカタチが見える本。
http://palmarosa.exblog.jp/28246459/
2020-09-28T23:46:00+09:00
2020-09-28T23:53:38+09:00
2020-09-28T23:46:29+09:00
palmarosaK
栄養士のためのライフデザイン
https://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=707980
『栄養士のためのライフデザインブック』が、
2020年9月24日発売になりました。
医歯薬出版編集部の方々には、10年以上という長期にわたってのご支援をいただいたこと、そして、大橋禄郎先生、職域が異なるそれぞれの栄養士さんたちのご協力、サポートがあって、1冊のカタチとなった2020年夏……。忘れることができない夏となりました。
2007年4月に、初めてのご本を世の中に出させていただく前年、(『食コーチング』――食事相談が変わるコミュニケーションスキル――)2006年5月17日に、今回のご本の構想がスタートし、有志に都内の会議室に集まっていただきました。
当時の仮のタイトルは、『栄養士のためのアクション事典』この本をお読みになった方々が、アクションを起こしたくなる!ことをイメージしていたのです。
大橋先生が主宰されている文章教室に通っている、職域の異なる栄養士たちのチカラを集結させれば、おもしろい本ができるということを、そのときから大橋先生はご存じだったのだと思います。 その当時から先生は、
勉強のための勉強ではなく、
学んだことをどんどんカタチにしていくこと、
社会に還元してゆくことが
大人の勉強のあり方であると
考えておられました。 第2回のミーティングのときには、
「どのような項目が必要か」
「それぞれの役割分担」について
ブレーンストーミングをおこないました。
いま、私の手元にあるその当時の記録には、こんなメモが残っています。
・自分の得意分野以外のことにも、問題意識を持つ。・「料理教室をおこなうには?」ではなく、 「よりより料理教室をおこなうには?」という観点から アイディアを出す。・現状を説明するのではなく、 より活性化させるためにはどうしたらよいのか、 という視点をたいせつに。・食関係者にとって必要な情報を掲載する。・イメージとしては、 これから栄養士を目指す高校生が理解できるくらいの文章。などなど、多くのメモが記されています。 13年前のメモですが、いまも、色褪せることなく、今回のご本『栄養士のためのライフデザインブック』に反映され、すべてが網羅されています。 私が栄養士という職業に転職したとき、
世の中には、栄養士に関する情報が
今より少なかったことを覚えています。 もちろん、栄養士養成校などが創意工夫されたパンフレットなどはどこも充実していますが、栄養士という職業を、どういう気持ちで続けていくか、
といった、栄養士のスキルアップ、
キャリアアップを促すご本は
皆無ではなかったかと思います。
「栄養士は1人職場が多い」ゆえに、他職種の方から孤立してしまったり、1人ではどうしていいのかわからなくなってしまったり、することもあるのではないか……。
30人近くのそれぞれの職域を代表する栄養士がそれぞれの現状、課題をピックアップし、何日も、何回も、ブレーンストーミングした結果、全員が「こういう本がほしい!」と、
イメージしたものが、今回のご本に結実しました。
この13年間で、この企画に関わってくださった栄養士さんたちの人生もご結婚、転勤、ご出産、転職……などを経て、それぞれのステージで、ご活躍されている方も多くいらっしゃいます。
そうした方々との協働作業なくして、このご本が世の中に出ることはなかったでしょう。
『栄養士のための……』と示してありますが、本書は、栄養士以外の方々にもあてはめてお読みいただけるに値する内容だと私たちは自負しています。
この本を手にとられた方がたが、「人生100年時代を生きる 栄養士の社会的使命は実に多様である!」「栄養士人生、だからおもしろい!」「今度は、栄養士として、異なる分野にチャレンジしたくなった」「栄養士のための文章教室、わが組織でも開催したい」「栄養士になってよかった! 学びに終点はない!」「若い人になんて言ってられないわ! 私も学び続けなくては!」「子どもたちにプレゼントしたい!」「学生たちの副読本にとりいれたい」などと、みなさまのお役に立てるようであれば幸いです。
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「5年後は、この道の先に……」
http://palmarosa.exblog.jp/25071566/
2017-07-26T23:58:00+09:00
2020-02-13T20:58:40+09:00
2017-07-26T23:58:08+09:00
palmarosaK
栄養士のためのライフデザイン
2017年7月23日(日)、
食コーチングプログラムス主催の
スキルアップセミナー、
「栄養士・健康支援者のためのライフデザイン。
いま、5年後、10年後」を開催しました。
前回開催したのが2016年12月なので、
約半年ぶりの開催となりました。
ちなみに、このテーマで初めて開催したのは2012年7月。
「スタンバイ・スマイル」を開設して12年。
もっともアクセスが多いブログのランキングが、
このブログの左下に
10位まで表示されています。
「栄養士の5年後、10年後」
というキーワードで検索される方が多いようで、
2012年に開催した当時のブログのアクセスが
常時、トップ10位以内にランキングされるのは、
自分の将来に不安を感じておられる栄養士さんが
少なくないのでは……と推察しています。
今回は以下のように進行しました。
1.ごあいさつ
2.「食コーチング」を受講したことによって、
変化があったことはどんなことですか。
(1)家族とのコミュニケーション
(2)職場でのコミュニケーション
(3)知人、友人とのコミュニケーション
(4)その他
3.栄養士になったころからここまで来て、
ご自分の目標達成度は10点満点で
何点くらいですか。(点数と理由)
4.5年後の「私のカタチ」を
10個書き出してみましょう。
5.栄養士のライフイメージ
6.栄養士のライフデザインの描き方。
7.キャリアアップのためのチェック19項目。
2の「『食コーチング』を受講したことによって、
変化があったことはどんなことですか」
という項目では、
各自積極的に発表し合いました。
・離れて住んでいる両親にやさしくなった。
自分という存在が
だれかの健康度を上げているのだと学んだので、
身近な存在である両親に、まずは「やさしい態度」
「笑顔で接する」ことを心がけている。
・5年前、初めてこのテーマの研修を受講したときに、
「あなたのようになりたい、と言われたい」
と目標を立てた。
いま、職場の人たちからそのようにいわれたことで、
この5年間で『健康をカタチ』にできている自分に
気がついた」
・職場で公認(?!)の
トラブルメーカーの先輩がおり、
「食コーチング」を学ぶ前は、
その先輩とうまくゆかず、
「自分が病気なのではないか」と考え、
メンタルケア面の薬を服用していた。
「食コーチング」で学んだ「問いかけ」や
「肯定的指摘」「肯定的問いかけ」を
実践し続けた結果、
気がついたら、薬を飲まなくてもよくなり、
その先輩とは、うまくいくようになった。
・自営業の夫が
家庭で仕事についての愚痴を言ったとき、
問いかけるようにしてみたところ、
夫の表情がやわらぎ、リラックスした。
「そっか~」
「そういう考えがあるんだね」……と。
それからは、
夫が家で愚痴を言うことが多くなった。
会社では言えないことでも、
妻である私にいうことで少しでも
ストレス緩和になったのであればうれしい。
夫は答えを求めているのではなく、
「自分の話を肯定的に聞いてほしい」
と考えられたのも、
「食コーチング」を学んでいたからだと思う。
・職場にジャケットを着ていくと、
5年前であれば、
「どこかに行くの?」と聞いてきた同僚が、
いまでは、同僚のジャケット率も高くなった。
また、「どこかに行くの?」
という質問もなくなった。
「食コーチング」を受講し、
自身の変化を口に出して言うことで、
日ごろ何も感じず生きている人がいたとしても、
口に出していうお仲間がいることで、
自身の記憶も一緒に浮上するかのように、
次から次へとみなさまが
その変化を口にされるのが印象的。
栄養士になってから、
今までの自分を10点満点のうち、
何点をつけるかという項目は、
毎回恒例のこと……ですが、
みなさま苦戦されておられました。
それでも、以前にも受講された方は、
受講されたときから今までとを比較し、
「前回から〇〇が+1点」「〇〇が-1点」
などの発言があったのは、
同じテーマで
研修を続ける意味なのだと感じました。
5年後の私の「カタチ」を10個書き出してみる、
という項目では、
・10㎞マラソンに出る。
・管理職になる。
・髪を長く伸ばす。
・ウェブで食のコラムを書く。
・訪問食事相談の件数を伸ばす。
・『アクション辞典』(仮称)を出す。
・幸せな充実した5年後を過ごす。
そこで、ゲスト講師としていらしてくださった
大橋先生が……。
「10キロマラソンって、5年後なの?
いまから走りなさいよ」
「管理職になる? 当たり前でしょ?
そのキャリアになれば」
「髪を長くする? いまから伸ばしなさいよ」
「なぜウェブなの?
いまや誰もがウェブでブログやホームページ、
ツイッターやフェイスブック、インスタグラムなど
無料で発信できる時代。
いまやれないの?」
「訪問食事相談の件数? いま伸ばしなさいよ」
「『アクション辞典?』5年後??
今年出版でしょ!? なにを言っているの?」
「幸せな、充実した5年後を過ごす?
平和だね~……(絶句)」
意外にも、ここにいらしている方でも、
自分の5年後のあり方が明確ではないこと、
5年後に目標としていることが、
実は、いま、すでになさっていることだったり、
いまからできることを、
あえて5年後に先送りしておられたり、
5年後も、「仕事中心」になっていたりすることに、
みなさま気がつかれたようでした。
大橋先生からは、
「みなさん自分のことだけを考えていない?」
と絶句されてから、「世の中に貢献するとか、今まで学んだことを
還元していくとか……。
いま、自分があるのは、先輩たちのおかげ、
それらの借りを返済しないで、
お墓に持っていくのは、
一種の持ち逃げではないの?
家族のために、というのは当たり前。
それに加えて、
社会のため、日本のため……と考えると、
モチベーションが上がるはずですよ」
参加者のお1人、
食コーチング第1期を修了された
米澤須美さんは、
「5年後に本を出したい。
その本のテーマは、
『離乳食コミュニケーション』」
「食育に関する講演会を月1回以上おこなっている」
などなど、
今までご自身がなさってこられた専門分野を
世の中に還元するための具体的な目標に、
参加者一同「なるほど……。そうか……」と
唸っておられました。
全員が自分自身の目標(課題)を言い合う研修会は、
よそではそうそうないのではないでしょうか。
だからこそ、
いまから、軌道修正をするスタンバイ期間であり、
5年後、10年後を
より充実した未来をつくるために、
いま、自身があげた目標に対して、
アドバイスをいただく機会がある人は
「よりゴールが早くなる」ことになったり、
「アバウトな方向性がより具体的」になったり……。
考えてみれば、
私の10年前は、
「食コーチング」のご本を世の中に
発表させていただいたとき。
あれから、あっというまに10年が経ちました。
何も考えないで過ごした10年よりも、
自分のライフデザインを考えてきた10年だったから、
「今がある」と、強く思っています。
「これからの10年はもっと早く過ぎますよ」
と、大橋先生。
だからこそ、
準備に準備を重ね、
仕事以外にも、自分の活路を見出せるような
準備期間にしたいと思ったのは、
私だけではないはず。
大橋先生からは、以下のプログラムで
お話をいただきました。
1.現在の立ち位置を把握する。
(1)現職への満足度
(2)社会的地位(尊敬度)
(3)使命感
(4)年収
(5)将来性
(6)人脈
2.栄養士・健康支援者の方向性
(1)栄養士・健康支援者に、
今後どんなことが求められるか。
(2)競合する職種というものはあるのか。
(3)「食コーチング」の将来性
(4)この仕事を続けるために、
どんなスキルアップを続けるのか。
3.ライフデザインの描き方。
(1)5、10年後を考えたことがあるか。
(2)解釈の仕方
(3)仕事だけで満足しようとしない。
(4)「売り」をどう見つけ、どう強くするか。
先生がおっしゃるには、
「とにかく本を読むこと」
でも、今、流行りの作家の本ではなく、
できれば、名作、古典文学を読む。
「読書は趣味です」なんて絶対言ってはダメ、
と大橋先生。
理由は、人間にとって、
「読書は必須」だから。
「頭の栄養、人生の地図として」
「読書習慣のない人は、情報が少ない人」
というコトバにドキッとしました。
読書は、自分の狭い思考を広げてくれると同時に、
いろいろのモノの価値観があることを
知らしめてくれる。
でも、だからといって、
「本の虫はダメ」と先生。
「本」を読んだことで、
そのことを
ディスカッションできる仲間がいることも
バランスがよい人生になる」
そこで、今回は、2017年度バージョンとして、
影山おすすめのご本を
ジャンル別にご紹介させていただきました。
古書めぐりツアーで出会ったご本を
いまでは、バイブルにしているご本もあり、
時代に関わらず、
名作、名辞典は、
たくさんある……と発見できたことも、
このセミナーのおかげ。
今回受講された11名のうち8名は、
以前にもこのテーマで
何度かご受講いただいている方。
そのため、以前と比べて、
ご自身がどこまで課題に達成しているか、
という現状もお聞きすることができました。
また初めて参加された方にとっても、
すでにご受講された方々の、進捗状況を
お聴きする機会があることで、
「いま、何をしなければならないのか」が
より明確になられたことと思います。
自分の5年後、10年後に不安を感じておられた
参加者の方々が、セミナーが終わった今、
「不安要素は少なくなった」とおっしゃいます。
なぜなら、その理由は、
「いまやらなければならないことが
明確になったから」と次々におっしゃる。
「充実した、すばらしい5年後、10年後はない」
それは「いい職場」、「いい仕事」、
「いい人間関係」が、
待っているだけでは一生ご縁がない……のと同様に、
自分の5年後、10年後は、
すでに、「今」からスタートしていることを
このセミナーであらためて、
みなさま実感されたようです。
さて、私の5年後の「カタチ」は……。
1つめは、
「食コーチング」の第2弾、第3段の本を
世の中に送りたい。
「問いかけ」「肯定的問いかけ」「肯定的指摘」
「クライアントに聞かれたら、こう魅力的に答える」
などのスキルを、詳細にわかりやすくご紹介したい。
その他、
ご要望の多い
栄養士が料理教室を開催するための、
『アクションクッキング マニュアル』を
出していたい。
2つめは、
「食コーチング」の手法を
影山以外の方々にも、
講師となって研修をしたり、講演をしたり
できるようなサポートをつくっていたい。
3つめは、
栄養士養成校で、
「食事相談」や「健康相談」において
「食コーチング」スキルを普及していたい。
「夢は大きいほうがいい」と、以前からコーチにもうかがっていたので、
私の5年後のカタチを
このブログで宣言させていただきました。
そのためにも、
「いま」を精一杯、強化、維持し続けなくては!!]]>
5年後、10年後の未来を支える「食コーチング」。
http://palmarosa.exblog.jp/24563242/
2017-06-21T21:57:00+09:00
2020-02-13T13:29:04+09:00
2017-06-21T21:57:59+09:00
palmarosaK
栄養士のためのライフデザイン
2017年6月18日(日)、
「食コーチング」第21期入門研修
4回シリーズの最終回を、
ここ、横浜で迎えました。
今期は、
福島県、埼玉県、東京都、千葉県、
鳥取県、広島県、香川県から
それぞれご参加いただき、
7名の「食コーチング」第21期生が誕生しました。
2007年に「食コーチング」入門研修がスタートし、
第1期~21期まで149名が、
ここ、横浜での研修が修了し、
いまも、修了生の多くが、
スキルアップに励んでおられます。
今期、第21期生の研修4回シリーズでは、
研修用のテキスト以外に、
各自がお送りになるEメールのコピーを用意し、
それぞれの表記法や書式、
署名のスタイルなどについて指摘したり、
ていねい表現が適切かどうかを
聴講生(後述)と確認し合ったりしました。
研修生の中には、
「自分のメールを添削されるとは!」
と、困惑される方もおられました。
「日常会話が苦手意識があったり、
人との関係がいつもうまくいかない……という人が、
食事相談だけがスムーズにいくわけがない」
と、研修中では、
日常会話を強化するための演習を行ない、
強化を図っています。
とくに、ここ数年は、
「問いかけ」の演習、
「こう尋ねられたら、こう答える」演習なども
みなさまからリクエストが多いため、
毎回、入門コースから取り入れるようにしました。
この「食コーチング」研修では、
聴講システムをつくっており、
第1期から第20期のすでに終了した方も
聴講に参加しておられます。
聴講生として参加してくれた、
「食コーチング」第19期・
池田麻理さん(高齢者施設勤務)からは、
以下のようなご感想をいただきました。
「市民の健康に関するイベントで、
食事相談をしていたときのことです。
『体脂肪が高いので、どんな運動をしたらよいか』
というご相談でした。
即答をすることを避け、
「『体脂肪が高い』と、
指摘されたのは、いつくらいからでしょう?」
「体脂肪が高くなった、お心当たりは?」
「体脂肪が高いと指摘されてから、
心がけていることは?」
「ご家族は、なにかおっしゃっておられますか」
などなど、問いかけをしたところ!!
「以前は毎週プールに通っていた」こと、
「仕事が変わってプールに行けなくなった」ことが判明し、
「毎日飲んでいるビールの量を減らす!」
と、ご自身で宣言をされました。
「問いかけ」の醍醐味を私自身が
味わったような感じがしました。
「食コーチング」研修は、
「食事相談」「健康相談」をする者にとって、
クライアントだけではなく、
生涯、自分自身を輝かせるスキルの1つである……と、
受講生、聴講生から近況報告をいただくたびに、
そう実感します。
「自分の住んでいる場所や
勤めている組織だけで
通用する栄養士になるのではなく、
日本全国、どの場所でも必要とされる
栄養士になるために……」
という視点で、この4回シリーズを開催しています。
「食コーチング」スキルを身につけ、
いまも、継続して学び続けている
各地にお住まいの栄養士・健康支援者が
日本の健康を支えていく心強い存在になることは
まちがいないでしょう。
「食コーチング」第21期生のみなさま。
ご修了、改めておめでとうございます。
★★ホームグラウンドの横浜では、
「食コーチング」第22期生の入門研修を
(4回シリーズ)予定しています。
研修会ご受講ご希望の方は、
影山なお子までお尋ねください。
「食コーチング」第22期
入門研修 4回シリーズ日程
第1回 2017年9月17日(日)
第2回 2017年10月22日(日)
第3回 2017年11月19日(日)
第4回 2017年12月16日(土)
★時間 10時30分~午後5時30分
★会場 横浜市内予定
詳細はお尋ねください。
e-mail:palmarosa@yours.biglobe.ne.jp
★上記日程でご都合がつかない場合、
別途、個人サポートで対応をさせていただきます。
詳細をはお尋ねください。
]]>
Merry 「食コーチング」!!
http://palmarosa.exblog.jp/23747176/
2016-12-29T00:15:00+09:00
2020-02-15T21:31:12+09:00
2016-12-29T00:15:59+09:00
palmarosaK
栄養士のためのライフデザイン
2016年12月23日、24日の連日、
「食コーチング」スキルアップ研修を横浜で開催しました。
「食コーチング」入門シリーズは、
4日間、4回をもって入門コースを修了
というカタチをとっていますが、
これだけで、「食コーチング」のスキルのすべてが
身につくものではありません。
このことは、修了された方々が
いちばんご存じかもしれません。
そこで、「食コーチング」研修を修了された方で、
もっとスキルを学び続けたいという方のために、
いろいろのコースを
ご提示させていただいています。
23日、24日に開催した研修会もその1つ。
1日目は、約2年ぶりの開催となった
「栄養士・健康支援者のライフデザイン5年後、10年後……」。
以下のように進行しました。
1. ごあいさつ
2.参加者全
ご自身のきょうの身だしなみプレゼンテーション
3.食コーチング」を受講したことによって、
変化があったことはどんなことですか。
(1)家族とのコミュニケーション
(2)職場でのコミュニケーション
(3)知人、友人とのコミュニケーション
(4)その他
4.栄養士になったころからいまここまで来て、
ご自分の目標達成度は
10点満点で何点くらいですか。
(点数と理由)
5.栄養士がこれからももっと輝くためのTPO。
6.栄養士に見られる「要注意!」の話し方。
7.栄養士としての私を支えてくれる『本』。
栄養士・健康支援者としての自分の5年後、
10年後の未来をデザインするためには、
自らが現状分析をすることがまずはたいせつ。
そこで、全員にご発表いただきました。
職場においては、
「コミュニケーションを強化していることで、
職場の同僚、
上役などの関係がスムーズになった」
というお声が多くあがった他、
「非言語コミュニケーションの1つである、
身だしなみを強化し、職場においても、
通勤から退社まで心がけて
実践していることで、
職場の同僚のファッションが
地味一辺倒から変わってきた」というお声も。
その他、
・職場の上役や同僚から、
話し方、電話の対応、クライアントのやりとり、
通勤時の身だしなみなどなど、お褒めのコトバを
いただくことが今までより多くなった。
・地域のボランティアさんたちに、
「肯定的指摘」をすることが
日常の習慣となった。
・厨房で一緒に働く調理師さんに、
「肯定的問いかけ」や「肯定的指摘」を
1日1回以上おこなうようにしている。
そのことで、調理師さんのモチベーションが
アップしたよう。
・会社で
栄養士を採用する際の担当者の1人となった。
まわりの栄養士は白衣で面接に臨んでいたが、
自分は、私服に着替えて採用面接に臨んだ。
家族、知人では、
・会話がいつもほとんどない父と、
一緒に行った老舗のレストランで話がはずんだ。
「問いかけ」をいつも以上に意識することで、
父もいつも以上に話してくれた。
・夫のファッションが変わった!
「食コーチング」研修を受ける前までは、
夫は、身なりや体型にかまわない人だったのが、
いまでは、白髪を気にするようになったり、
スポーツクラブに入会して
毎日仕事のあと、出かけるようになった。
・夫との会話が、10段階中でいえば、
2から3にアップした。
・子どもに対して怒らなくなった。
「なぜそうしたのか」と尋ねることで、
自分自身も一呼吸おけるなど、
子育てにもゆとりがでてきた。
無趣味だった夫が、
週末ごとに出かける私を見習って(?)
合気道を習いに出かけるようになった……
などなど、ご自身が
コミュニケーション力を強化し続けていることで、
確実に周囲の健康度も上がっていくという、
エビデンスを
各自プレゼンテーションしていただきました。
その他、自分自身が栄養士になってから今まで、
ご自分の目標達成度は
10点満点中何点くらいですか、
という項目では、
最低でも5点、最高点は8点、と
全体的にはほぼ高得点。
「栄養士として今の自分は何点か」
などと尋ねられるセミナーは、そうそうないことでしょう。
だからでしょうか、
きょう初めて参加された方の中には、
こうした質問に
戸惑っておられたのも印象的でした。
ゲスト講師としてお出でいただいた
大橋禄郎先生は、
(大橋予暇研究所主宰/ロッコム文章・編集塾主催)
女子栄養大学出版部時代に、
複数の栄養士さんをサポートして、
生活習慣病の予防・治療の書物を仕上げたお話を
してくださいました。
最初のうちは、
大半を栄養士がかかわったにもかかわらず、
メイン筆者の名は
医師になるのが普通であったとか。
そんな中から、
1人の栄養士さんが経験を活かし、
のちに日本を代表する、著名な栄養士へと
活躍分野を広げていったとのこと。
その他にも、
私たちがふだん直接
お目にかかることができないような、
大御所の大先輩たちが、
当時、どのようなことを考え、
どのような行動をなさっていたのかの
ほんの一端を知ることで、
私たちがいまやらなくてはならないことが
少しでも見えてきたように思いました。
大橋先生ご自身も
10代から80代の現在までの歩みを
お話しくださいました。
先生は、10代のときから
雑誌に投稿し続けていたそうです。
そのときから、
「命令を受けて動くだけの
兵隊さんにはなりたくない」
と思っていたそうです。
20代半ばでご結婚。
映画会社からスタートし、
文筆の仕事がしたい……と、
大学時代の恩師にお話しされていたことで、
恩師から文筆の仕事をいただくことも
しばしばあっれたそうです。
30代に入り、『女子栄養大学』編集部に転職。
編集長になる以前から、
「何の売りか」を考えておられたといいます。
なおかつ、プライベートの生活では、
ダイビング雑誌の編集や創刊、
書物の発行にかかわってきたとか。
そんな経験から、
私たち参加者にこうおっしゃるのです。
「どれくらい活力のある人生を歩いているかは、
夕食後の時間の使い方を見ればわかります」
また、こうも。
「よく、人の成功談を聞くと、
あの時代にはそんなチャンスがあった、
と考える人がいるけれど、
実際には、どんな時代にだってチャンスはある!
いまがチャンス、と思っている人は、
現時点でも何万人っているはずです。
その中に、
『あなた』はきっと入っているはず」と。
いつ会っても、
「仕事の話ばかりしている人」や
「休暇中でも、心配だから会社に電話している人」を、
先生は、
「プライベートでやることがないから、
仕事に逃げている」とも。
また「『私がいなければこの組織はダメになる』
思った時点で、その人は終わり」とバッサリ。
そういう思い上がりは、
人のためになる仕事というより、
自分中心の仕事に向かいがちで、
目の肥えた人から見ると、仕事が雑になる。
栄養士・健康支援者として、
私たちは、「健康をカタチ」にしていく人であり、
私たちの周囲にいる人々にも
影響を与え続ける人。
大橋先生は、
その健康支援者である私たちの未来像に向けて、
お月様と太陽をたとえにお話しくださいました。
「月は太陽の反射で輝くことができる。
月自身で輝くことはできない」
「一方、太陽は自らの力で輝くことができる」
「さあ、みなさんは月になるのか、
太陽になるのか。やっぱり、
太陽そのものの存在であってほしい」
私はその話をお聞きしたとき、
こんなことを考えていました。
月はネームバリューのある組織に務めていた自分。
太陽は、ネームバリューのある組織。
月としての自分は、その企業に勤めていることで、
自分が輝いているように思う。
しかし、いずれその組織の看板が外れると、
自ら発している光は何もない。
何かの威光に寄りかかって仕事をする人は、
「お月さま型人生」を歩むことに。
ある栄養士の先輩のお話をご紹介しました。
いまでは誰もがご存じのご高名なその先生は、
お若いとき、病院に勤務していたころから、
「人がまだしていないことをやろう!」と思っておられたことを。
私自身、そう思っていたこともあり、
堂々とご紹介させていただいたところ、
大橋先生から「待った!」。
「そんなにリキんでまで見つけるもの?」
「人と違うことを見つけることがゴールになってはダメ」
というお言葉にハッとさせられたのでした。
その他、
料理教室やいろいろのイベントのアシスタントとしての力が
評価されている栄養士のAさんを取り上げ、
大橋先生に
「そうした方はリーダーになるよりも、
アシスタントとしてリーダーを支えるほうが
向いているのでしょうか」とお尋ねしました。
これに対する先生のお答えは、
「TPOによって、
アシスタントをすることになったり、
リーダーという立場で考えざるをえなかったり
ということはしょっちゅうあるのでは?
リーダー向き、アシスタント向きという区別は
つけないほうがいい」とまたまたバッサリ!
自分の経験や感覚だけで
相手を決めつけてはいけない……ということを
重々承知しているものの……猛省。
私自身の20年前は、
栄養士になったばかりの年。
栄養士になって9年経ち、
『食コーチング』のご本を世の中に出すことができました。
それから10年経つ来年、2017年……。
大橋先生は最後に、
私たち全員に、
「とにかくつねに情報も「代謝」すること。
新しい情報を取り込んで、
どんどん消費していくこと。
人間は栄養と情報を取り込んで
生きているのだから、
どんどん入れて、どんどん使って、
また補給して……」と、
おっしゃってくださいました。
こうして、5年後、10年後のライフデザインを
コトバで語り合うことができるそのことも、
「代謝し、どんどん更新していくことなのでは?」
とも思いました。
横浜・元町では、12月22日~25日まで、
イギリスの2階建てロンドンバスが
元町⇔桜木町間就航しており、
大通りはたくさんの人たちでにぎわっていました。
2016年12月23日~24日の2日間、
世間はクリスマスムード満点の中、
港の見える丘公園内にある洋館で
私たち11人は、1日中、
自分自身の未来をデザインしていたことは、
一生の想い出になることでしょう。
]]>
栄養士のライフデザイン。いまの私、10年後の私。
http://palmarosa.exblog.jp/21640061/
2015-03-18T15:15:00+09:00
2020-02-13T20:56:34+09:00
2015-03-18T15:14:29+09:00
palmarosaK
栄養士のためのライフデザイン
2015年3月15日(日)、
食コーチングプログラムス主催の研修会、
「栄養士のライフデザイン
いま、そして、これから……」
を開催しました。
このテーマでお話するようになって
3年になります。
疾病の治療、増悪を防ぐ3次予防、
改善、回復、抑制を中心とする2次予防、
健康行動によって病気の発症を防ぐ1次予防、
社会的、環境的整備を伴う0次予防へと、
病気予防が先手、先手を打つ方向へと
シフトするのに伴って、
栄養士の仕事の軸足も、
栄養指導や食事指導から、
食事相談、健康相談へと移ってきました。
つまり、守備範囲が食卓の上とか、
人々の食行動とかに限定するのではなく、
人々の生き方(ライフスタイル)までをも
視界に入れてサポートする、
という役割が求められるようになりました。
そうだとすれば、
栄養士自身も、
自分のライフスタイルを見直す必要があります。
クライアントの人生を支える人が
自分のライフスタイルに無関心であるとすれば、
それは「医者の不養生」
「紺屋の白袴」(こうやのしろばかま)に
等しくなります。
というより、
自分のほうがからっぽでは、
リアリティのあるサポートができないでしょう。
そこで、栄養士も、
自分の5年後、10年後をイメージして、
ライフデザインをするときなのではないか、
そのような思いから、
この研修会を企画しました。
2015年度初めてとなるこの研修は、
以下の進行でおこないました。
1.栄養士のライフイメージ
1)栄養士としてのモデルはあるか。
私が栄養士になろうと思ったきっかけ、
あるいは、栄養士を目指すモデルとなった人。
2)栄養士の社会的役割ー時代的変化
2.栄養士のライフデザインはどう描くか。
3.栄養士としての私を支えてくれる本
(1)各自プレゼンテーション)
(2)思想を支える情報源ー影山の場合
①エッセイ・伝記
②食/料理
③教養/実用
④映画/舞台
4.キャリアアップのためのチェックポイント
5.「健康のカタチ」としての「輝き」とは。
6.場面ごとの「輝きのカタチ」
(1)自分の中で輝くとは。
(2)家庭の中で輝くとは。
(3)ご近所で輝くとは。
(4)職場、仕事の中で輝くとは。
(5)地域(村、町、市の範囲)で輝くとは。
(6)広域(県、地方、日本、世界)で輝くとは。
(7)人生で輝くとは。
栄養士になったきっかけをふり返ったり、
それを第3者の前で発表したりということは、
日常には、そうそうあることではないでしょう。
みなさんから伺った栄養士になった理由には
「手に職を持ちなさい」と親や先生から勧められた
というものが多いのは、
少なくとも私の世代以前には多かったようです。
私自身も、それが理由の1つでした。
先日、母校の兵庫県立姫路東高等学校の
同窓会に、卒業後、初めて参加したとき、
当時のクラスメートたちが、
「私たちのときは、文系、とくに
英文科やフランス語学科が花形だったよね」
と話していました。
時代の変化とともに、
学校の選択や職業の選択は
変わってきていることを実感させられました。
動機はどうであれ、
その後の人生において、
「栄養士としてのモデルはいますか」
という問いかけに対しては
こんな答えがありました。
「栄養士になるきっかけを
与えてくれた料理の先生。
料理が好きで、
OL時代通っていた料理教室の先生は、
料理のプロセスや結果について
『なぜこうなるのか』と質問しても
適切に答えてくれなかった。
(人間的にはとても尊敬している先生なのに)
その教え方を見て、
私は料理の作り方についても
理論的に説明できるようになりたい、
と思わせてくれたから」
「病院時代に出会った大先輩の先生。
食や栄養以外に、
新聞を読んだり、本を読んだり、
美術館に行ったり、
いろいろの教養を身につけるようにと
お話されたことが印象的でした」
「子育てで一度栄養士の仕事を退職し、
家庭の中にいた私を、
もう一度社会に出してくださるきっかけを
作ってくださった方。いまは、神奈川県の
栄養士会長を務めておられます。
当時から人望が厚く、
すてきな方でいらしゃいます」
「病院の栄養士として駆け出しの頃、
『病院の栄養士も
お料理がおいしく作れなくては』と、
自らも お忙しい病院の栄養士さん
だったにもかかわらず、
栄養士を集めて料理教室をしてくださった先生。
石川県の病院栄養士組織の
トップでもあられた先生」
「保育園の栄養士として勤務していたころ、
お目にかかったことはないのですが、
静岡県でご活躍されている保育園の
栄養士さんのご活躍に
とても刺激を受けていました」
その他、じっくりお考えになりながら、
「モデル……になる人はいません、
というか、考えたことがありませんでした」
とおっしゃる方、
「モデルは母です。
実家は自営業なのですが、
忙しい中で、子どもたちに
3食欠かさず手づくりの食事を与えてくれた……。
私も家庭に入ったら、母のようになりたい」
などなど、
いろいろのモデルがみなさまから
あげられました。
畏れ多いことですが、
影山の名前を発表してくださった方も
おられました。
そのいずれの方も
当時、直接お目にかかったわけではなく、
それぞれ栄養士組織の主催する研修会に
参加されたことがきっかけとなった
とおっしゃいます。
それぞれの方のご発表をお聞きしながら、
自分自身がその人の著作を読んだり、
講演会を聞きにいったり、
その人のそばにいるように努めておられたりと、
自分からアクションを起こして、
モデルとなる人を見つけておられる方が
少なくないことが共通点としてあげられました。
もちろん、モデルになる人は1人ではなく、
複数おられるという方もおられます。
私のコーチは、
「モデルを見つけるのも才能です」と、
日ごろからお話されていることも
みなさまにご紹介させていただきました。
「それはまた、内在する上昇へのモチベーションを
カタチとして示すことでもあるのでしょう」と。
今回、ご参加のみなさまには、
事前に、課題を出しておきました。
「『自分を支えてくれている本』を
リストアップしてくださいという」と。
それも「食」に限った本でという限定で。
本のタイトル、
発行年月日、
著者
発行元
栄養士として
食関係者として、
健康支援者としての自分を支えてくれている、
自分の血や肉になっている本をリストアップし、
プレゼンテーションをすることで、
その先の未来の一面が見えてくることがあると
みなさまの発表をお聞きして思いました。
みなさんのお声は……。
「このリストを作成していて、
最近、本を更新していないことに気がつきました」
「食関係の本は、
料理の本が多いことに気がつきました」
「最近は、栄養の本というよりも、
食の歴史の本などに関心を持っていることに
気がつきました」などなど……。
ほしいときに、いつでも、どこでも
手を伸ばせば届くところに本があるということは、
栄養士として、健康支援者としての自分が
どういうスタンスで
職業人としての人生を歩いているかを示す
精神的ナビゲーションシステムのようなものかも、
などと考えていました。
その他、
参加者がプレゼンテーションされたご本を
しっかりメモされてい方がおられ、
情報が共有をされる利点を感じました。
「健康のカタチ」としての「輝き」とは、
3月8日(日)に
広島の研修会でお話させていただいたものを
ここ、横浜でもご紹介させていただきました。
だれの目にも見える
「健康のカタチ」のポイントは、
「輝き」ではないだろうか、
輝きといっても、いろいろのカタチがあるため、
まずは輝きのカタチを見つめていただくために、
輝きの定義をお示しさせていただきました。
そして、66歳のいまも、
アメリカを代表する第一線で
活躍し続ける女優、
メリル・ストリープの
インタビューをご紹介しました。
「あなたがいまも第一線で活動し続けているのは
なぜだと思う?」というインタビュアーに、
メリル・ストリープは、
「よい人間関係に恵まれたこと。
それと、たくさん努力をしていることかしら」。
メリル・ストリープが
40歳のころのアメリカ映画界は、
40歳以降の女優が主役で出るような
映画がほとんどなかったといいます。
そのような中でも努力し続けていることを
さらりとインタビューで答える
メリル・ストリープ。
だからこそ、
いま、一流と称されるのだと思います。
研修会終了後、
懇親会の席で、
参加者のお1人がおっしゃっていたことが
心に響いています。
「10年前、夫を亡くした私は
栄養士として
この先どうして生きていけばよいのか、
不安の真っ只中にいました。
そんなとき、インターネットで
パルマローザの存在を知り、
横浜まで新幹線で通うようになりました。
いま考えてみると、
あのとき、
10年後の自分のことを
真剣に考えるようになったから、
今の私がいるんだと思います。
あっという間の10年でした。
これからもあっというまに
10年は過ぎていくのでしょう。
ここにいらっしゃるみなさんで
また10年後も、
こうして、
次の10年後の私たちについて
話し合いたい……、
研修会に参加して、
そんな気持ちになりました」
10年後の自分が
いまより、さらに輝いているために、
いま、できることから
「カタチ」にしていこうと
みなさんが感じたのではないでしょうか。
懇親会の会場に使わせていただいた
森田英子先生のティーサロンは、
わたしたちだけの貸切。
元町名物の塩プリンと、
先生手づくりのケーキを
おいしくいただきながら
それぞれが感じたセミナーの感想を
シェアしたのでありました。]]>
栄養士のライフデザイン。
http://palmarosa.exblog.jp/17450086/
2012-12-18T01:00:00+09:00
2020-02-13T21:10:16+09:00
2012-12-18T01:00:51+09:00
palmarosaK
栄養士のためのライフデザイン
2012年12月15日(土)~16日(日)の2日間、
食コーチングプログラムス主催で
2つの研修会を開催しました。
1日目は、
「コミュニケーション力でもっと輝く栄養士のライフスタイル」。
2日目は、
第12期「食コーチング」研修入門シリーズの3回目。
12期生のほかに、過去の受講者にもご参加いただきました。
「栄養士のライフスタイル」
についてお話ししたのは今年5回目。
食コーチングでは、栄養士の仕事の中心となるのは、
対象者の「よりよいライフスタイルの支援」であるとしています。
直接支援するのは
食生活や健康行動の見直しや改善、または補強ですが、
その背景には、その人のライフスタイルがあります。
そうしたバックグラウンドを無視した支援は、
話題が食卓に限定されがちで、
話が単調になったり、
本当に求められていないところに
力点が置かれたりしがちです。
このことを理解していただくために、
栄養士自身のライフスタイルに目を向ける機会をつくっています。
たとえば、自分の感受性や考え方、理念に影響を与えているかもしれない書物、
いわば「座右の書」といえるようなものを持っているかどうか、
お尋ねしたりしています。
しかし、多くの方は、少なくとも最近は、
仕事に追われていて「座右の書」とは無縁の生活をしている、
などとおっしゃいます。
この話に関連して思い出すのは、
以前、看護師であり、管理栄養士でもある知人が、
こんなお話しをしてくれたことです。
「看護教育はナイチンゲールの思想からスタートするけれど、
栄養士にはそれに当たるものがないような気がする」
確かに、看護師さんには、
ナイチンゲールやキュリー夫人の
思想や生き方を心の支えにしている人が少なくありません。
栄養士には
それに当たる人はないのでしょうか。
私の場合は、
母校の創設者の著書を座右の書の1つにしています。
さて、この研修会では、
みなさんに、食コーチングの考え方やスキルを
ご自分の公私の生活にどのように生かしているかについて
発表していただいています。
そこには、食コーチングスキルの活用法を考えるヒントが
多く含まれていて、
みなさんにも有益な機会になっています。
私にとっても、
食コーチングスキルのメンテナンスの機会にもなるので、
ありがたいと思っています。
いくつかの事例をあげてみましょう。
1.この研修に出て、名刺の必要性を知った。
名刺を作ったら、今度は、それに似合う名刺入れを新調した。
新調したことで気持ちまで
「がんばらなくては!」と切り替わったように思った。
2.食事相談を担当しているが、
以前のような力みがなくなったのを実感できる。
「話さなきゃ」
「アドバイスしなくては」と力みすぎることで
相手が望んでいることとは違った情報を
提供してしまうことに気がついた。
3.黒縁のメガネからコンタクトに変えたとたん、
他部署からあいさつをしてくれる人が増えた。
「そのメガネより、コンタクトのほうが断然いい」と
ほめてくれる人も多い。
クライアントからも
「対面での食事相談を希望する」という
お声が以前よりも増えたような気がする。
4.知人のフリーランスの栄養士が、
ある会社の重役の食事相談をすることになり、
明らかにパニックになっていたので
アドバイスをすることになった。
自分の意見をいうのではなく、
「その方は、どういうことをお望みなのかしら」
「そのことをクライアントに確認してみたらどうかしら」と
問いかけることで落ち着かせることができた。
ここには、食事相談のスキル以外のものも含まれます。
いま、栄養士に求められるのは、
「健康の3大要素」(栄養、運動、休養)だけではなく、
センスや情報の補給でしょう。
人生100年時代には、「3大要素」に加えて、
「④ストレスコントロール、⑤よい人間関係の維持
⑥生きがい(情報)」を加えた「6大要素」が必要。
栄養士自身、それを実践しています。
新しい名刺を作ること、
気に入った名刺入れを見つけること、
黒縁のメガネをコンタクトに替えることは、
まさしく「健康の6大要素」の実践にほかなりません。
]]>
栄養士としての、5年後、10年後のライフデザイン。
http://palmarosa.exblog.jp/16420122/
2012-07-20T15:52:00+09:00
2020-02-14T05:15:38+09:00
2012-07-19T23:25:46+09:00
palmarosaK
栄養士のためのライフデザイン
2012年7月15日(日)、
「栄養士のライフデザイン
いま そして これから……」
という演題で、研修会を開催しました。
(主催:食コーチングプログラムス 講師:影山なお子
開催場所:イギリス館 午後1時~午後5時30分)
これまでの研修会では
「食コーチング」の基本や食事相談、
「食育」のお話が中心となるため、
栄養士、健康支援者のライフデザインに関して、
深く触れる機会がなかなかありませんでした。
しかし、人々の健康を支える健康支援者が、
自分の健康やライフスタイルに関して
無関心であることは許されることではありません。
恩師の香川 綾先生は、
そのことをよくおっしゃっておられました。
「自分でできないこと、自分がやっていないことを
人にすすめることは失礼であり、
無責任である」と。
研修会を継続的に開催させていただくことの利点の1つは、
栄養士、健康支援者自身のあり方について、
ロングスパンで見つめざるを得なくなる、
ということでしょう。
人のライフスタイルに関して、
クライアントにいろいろ問いかけていると、
「では、あなた自身はどうなの?」という、
もう1人の自分の声が聞こえてくるものです。
こういう経緯があって、今回ようやく、
健康支援者のライフデザインに関する
研修会を開くことができました。
研修会では、
栄養士・健康支援者の原点に戻る意味で、
まずはみなさんに、
栄養士、健康支援者になった理由を
発表いただきました。
「手に職をつけるように
親や担任の先生から言われた」
「自宅のダイニングテーブルに、
栄養士に関する本が置いてあったので
読んでいるうちに、この職業に興味を持った。
いまから考えると、親の作戦だったかも!」
「大学進学時、
自分の偏差値に合う学科を選んだら、
たまたま栄養科だったから」
「栄養士だったら、
食いっぱぐれないと思ったから」
お伺いしていると、
栄養士、健康支援者の職業選択は、
かならずしも強い動機があったわけではない、
ということがわかります。
10代という年代は、
そういうものかもしれません。
看護師さんの場合には、
ナイチンゲールが出てきたり、
「身近な人の死に直面して、
自分も人の命を救いたいと思った」
といったりする例がよくありますが、
栄養士の場合には、身近に栄養士がいたとか、
栄養士の活躍ぶりを見て……とかの、
強いきっかけはなかったように思えます。
「これからの女性は手に職をつけたほうがよい」
といった
現実的な職業選択が多いように見えるのは、
親や学校の先生など、
大人の発想だったのか、
その少女に夢やイメージが少なかったので
大人が現実路線を選んだのか、
さて、どちらなのでしょうか。
ちなみに私が栄養士を目指したのは……、
転職を考えていた時期に
偶然手にした雑誌の記事がきっかけでした。
そこには、「管理栄養士」という、
今まで私が耳にしたことがなかった
職業の方々が、「食と健康」について
魅力的に述べておられました。
大きな組織の中で
自分の存在感が確認しにくい環境であったため、
女性がフリーランスでも
活躍できる職業にもとても興味を持ちました。
「これだ!!」という直感を信じ、
栄養士になるために
再び社会人から大学生となりました。さて話は戻ります。
研修会では、栄養士の社会的役割が、
時代とともに少しずつ変わってきていることを
いくつかに分けてお話ししました。
1.救済的役割
①栄養失調(戦中 戦後)
②病気治療(結核~生活習慣病)
2.文化的ニーズへ対応する役割
①健康向上(一次予防 スポーツ)
②ダイエット
③健康志向/アンチエイジング
(古来の『不老長寿』にあたる)
3.保健施策に対応する役割
①メタボ健診
②食育
③外食産業
④各国栄養士の職域
(日本は管理栄養士 新卒の就職状況)
4.そして、現在、さらにこれからは
人の生きがいをうかがったりして、
人生を支える時代へと
移行しつつあるのではないでしょうか。
「食コーチング」は、
ここでの役割を重んじ、
いろいろの理論やスキルを構築しつつあります。
栄養士養成課程で学んでいた大学時代に
栄養士の歴史を学んだ記憶はあるものの、
社会に出てみると、
毎日の栄養士業務に忙殺され、
なぜ自分が栄養士になったのかを
忘れてしまいがちです。
「初心忘るべからず」という教えもあるので、
いま、自分がついている仕事は、
0次から3次予防まで分類されている
病気予防レベルのうち、
どのあたりを中心にしているのか、
そして、5年後、10年後、
どのような栄養士活動をしているのか……、
などについて、話題にしました。
この研修では、
栄養士のライフデザインの描き方として
7項目を紹介しましたが、
その1つに「栄養士としてのモデルはあるか」
をあげました。
「モデルを見つけるのも才能の1つ」と、
以前、コーチから教わっていたので、
それをみなさんにご紹介しました。地図を持たずに外国旅行をすると
目的地まで時間どおりに着けなかったり、
そもそも、
どこを歩いているのかがわからなくなったりする。
それと同じで、
自分が目指す栄養士像がまったくない人では、
とかく日々の仕事に追われるだけで、
帰宅しても疲れきって
なにもする気になれなかったりします。
地図のない旅は
ムダが多くて疲れるように、
モデルか、
それに近い存在がまったくない人生は、
やはり疲れが蓄積するように思います。
道なき道を1人で歩くよりも、
自分の数歩前を歩いている人の
方向やペースを参考にして
進むほうが楽だし、
モチベーションが違います。
参加者の中には、
モデルは1人とは限らないこと、
身近な人たち、
それぞれのよいところをモデルにすれば
よいということに気づいた方もおられました。
その他、「座右の書を持つ」という項目では、
私自身の思想を支えてくれた
情報源としての本
(エッセイ・伝記、食分野、料理分野、教養、実用書)、
映画、舞台などを
ご紹介させていただきました。
受講されている方々に、
ご自分の思想を支える情報源としての本があれば
発表してくださいとお聞きしたところ、
「今までに本はたくさん読んではいますが
自分の思想を支えてくれているという気持ちで
読んだことはないですし、
読んだ本のタイトルもいまは覚えていません」
とおっしゃる方が
何人かいらっしゃいました。
いつもの「食コーチング」研修とは違い、
栄養士という職業人としてどうあるべきか
どのような栄養士ライフを送るか、
そのためには、何をすればよいのか、
という研修会を進めながら、
私自身が
栄養士という職業に就く前に受けてみたかった……と
ふと思ったりしました。
そして、私自身、
これからの5年先、10年先を
考えながら4時間30分の研修会を終えました。
]]>
初荷をかかえて新年へ……。
http://palmarosa.exblog.jp/9138930/
2008-12-31T23:59:00+09:00
2020-02-15T21:47:56+09:00
2009-01-01T00:00:25+09:00
palmarosaK
栄養士のためのライフデザイン
2008年は、いろいろなお仕事の機会をいただきました。
訪問食事相談の継続サポート、対面食事相談の新規ご依頼、
電話食事相談の継続サポート、
栄養士を対象とした「食コーチング」マンツーマンサポートなどなど。
また、4月からは、専門学校の講師ご依頼をいただき、
「食育」の授業を担当させていただきました。
このほか、特定保健検診に関わる研修講師、
企業研修講師などをお引き受けしました。
私としては新鮮だったのが「食育」についての研修講師。
栄養士を対象に、食コーチングの視点から食育について考えてみました。
食育シーンが家庭や学校以外に、ペットとの接し方、
飲食店の対処などにもあることをご指摘しました。
「食コーチング」については、栄養士だけでなく、
保健師、看護師、医師、エスティシャン、
セラピストの方々からもお招きいただき、
お話をさせていただきました。
このスキルが職域を超えて広がっていることを実感しました。
あれやこれやを数え上げてみると、
セミナーの回数は86回でした。
(アクションクッキング講師、東京療術学院講師の担当回数を除く)
2008年は、
「食コーチングをシリーズで研修してほしい」
というご依頼を多くいただきました。
食コーチング、というよりも食事相談のスキルは、
1~2回の研修では身につきにくい、
ということを、
主催者、受講者が体験的に理解してくださったようです。
これからは少しずつ、
指示型の「栄養指導」が減っていくのかもしれないと思うと、
なによりもクライアントにとって、喜ばしいことと思います。
みなさまのご期待に応え続けるためにも、
食コーチングマインドや理論の体系化を進めるとともに、
ヘルスサポートのスキルとして、
どんな人にも活用できるように、
さらに研究を続けなければならないと思っています。
今年、とても嬉しかったことの1つが
著書『食コーチング』が増刷されたこと。
栄養士以外の職種の方々から
ご本の感想をいただくようになりました。
食コーチングについて、もっともっとお伝えしたいことがあり、
いまも、少しずつまとめているので、
いつか出版化できるとよいと願っています。
たくさんの企画や行動計画を持って、
年と年をまたぐ幸せを感じています。]]>
栄養士のライフデザイン。
http://palmarosa.exblog.jp/6958396/
2008-01-13T01:43:00+09:00
2020-02-13T21:31:47+09:00
2008-01-13T01:43:50+09:00
palmarosaK
栄養士のためのライフデザイン
厚木市内で起業栄養士としてご活躍される、
厚木PEACH代表の江頭文江先生から、
3人目のお子様のお誕生のお知らせをいただきました。
一昨年から昨年にかけて、
江頭先生の主宰されるネットワークで研修を担当させていただいたことで、
ご縁をいただきました。
人生の先輩、栄養士の先輩として
先生から学ばせていただくことが多く感謝しています。
昨年4月に、『食コーチング』のご本を
上梓した際には、すぐに、ご感想をいただきました。
尊敬する江頭先生にお褒めいただいたことが
とても嬉しく、自信にもつながり、
お声をかけていただいたり、お手紙を
いただいたりすることが、こんなに嬉しいものだと
あらためて、実感しました。
江頭先生とお話しをさせていただいたり、
ご家族の方々とお食事をご一緒させていただいたり
することで、仕事も、家庭も両立させるのは
難しいことではないということを、とても自然に
お示しいただいたようで嬉しく感じました。
先生からいただいたお手紙の末尾には
こう綴られていました。
「3人目のこの子は
わたしにどういう可能性を与えてくれるのでしょう」
読み返しては、温かい気持ちになれるお手紙。
わたしもそういうメッセージをさしあげられる人でいたいと
いただいたお手紙を読み返しては、そう思うのです。]]>
影山なお子の10年後、20年後は。
http://palmarosa.exblog.jp/5989815/
2007-08-18T15:00:00+09:00
2020-02-13T21:48:42+09:00
2007-08-18T10:35:43+09:00
palmarosaK
栄養士のためのライフデザイン
2007年8月18日、
目の前のお仕事に追われている私を心配してくださって、
コーチからご提案をいただきました。
「影山さんの10年後、20年後、30年後を
次回のコーチングのテーマにしない?」
いつもコーチの言葉にドキっとします。
現状をとことん分析し、将来を設計する。
仕事はどうしていきたいのか、
そして子どものこと、
家族のこと、私自身の最期は……」
定期的なセッションがなければ、
じっくり自分をふり返ることはないのかもしれません。
月6時間のコーチング対面セッション
+電話セッション+今回はオプション。
コーチのセッションは対面が中心。
報告は電話で毎日おこないます。
定期的に決まった時間をお互いの同意のもと契約し
時間を購入していくのがコーチングの原則。
時間を買うこと、つまり自己投資。
定期的に時間を買っていても、
それでも、まだまだ時間が足りません。
それだけ、
アウトプットする場が
多くなっているからかもしれません。
さあ、まもなく10年後、20年後、
30年後の自分と対話するそのときがやってきます。
コーチは言います。
「自分に投資した人だけが手にするものだと」
少し怖い気がします。
でも、もう後ろをふり返っている暇はありません。
10年後の未来の自分に
「あのときがあったから今がある」と、
自信を持って伝えることができるよう、
努力し続けることを誓います。
]]>
栄養士が栄養士をコーチする。
http://palmarosa.exblog.jp/3328614/
2006-07-02T00:00:00+09:00
2020-02-15T20:00:38+09:00
2006-07-02T00:00:40+09:00
palmarosaK
栄養士のためのライフデザイン
今年から「食コーチング」のクライアントに、
栄養士の方がたが仲間入りしました。
栄養士の方がたが、私をコーチに選んだ理由に、
以下のことをあげておられます。
1.影山さんのコーチングを受けたかったから。
2.「食コーチング」のスキルを学びたかったから。
3.将来開業したいと思っているのだけれど、
なにをどうしたらいいかわからないからサポートしてほしい。
4.講演会を依頼されたときの、内容を一緒に考えてほしい。
5.自分もダイエットしたいから。
6.いま、自分がどうしていいかわからないから・・・。などなど。
私自身が、以前講演やお仕事を依頼されたときに、
「あぁ、誰か相談できる人がいたらなぁ!」
と思っていたことを、いまは、「食コーチング」の
クライアントとして栄養士の方がたに還元させていただいています。
そして、そういうコーチって心強いのでは?と思うのです。
以前、ある中学校のご父兄に対して講演をさせて
いただいたときに、そのご依頼理由が、
「昨年度、栄養士さんに来ていただいたのですが・・・
イマイチだったんですよね。お母様がたの反応が・・・」
それを聞いてこう思ったのです。
「あぁ、その栄養士さんは、自分の土俵だけで
話しちゃったんだな・・・」と。
そして、もし、その栄養士にコーチがついていたら・・・、と・・・。
コーチをつけるってことは、準備性を高めるってこと。
いつ、講演依頼や原稿依頼がきてもあわてない。
そういうメリットが、コーチをつけることで不安解消に
なるような気がしています。
クライアントの栄養士さんが、講演が終わったあと
参加者の反応を逐一報告してくださったり、
クライアントとのセッションにとまどっていた方が、
うまくいったと報告をしてくださったり、
開業栄養士として、次のクライアントが見つかりましたとか、
そういうご報告をいただくことが、とっても嬉しい。
7月から新たに栄養士さんを「食コーチング」クライアントとして
お迎えすることになりました。
その方のゴールをしっかりサポートさせていただきたい!
ちょっと鼻息荒いコーチになっている私です。(笑)
栄養士が栄養士のゴールをサポートする・・・、
そういう栄養士がいてもいいんじゃないかな。
写真タイトル:「チャンスはまだある!」写真提供:栄養士のための写真教室 講師 大橋禄郎先生
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シクラメンのライフデザイン。
http://palmarosa.exblog.jp/2734769/
2006-02-23T20:55:00+09:00
2020-01-10T11:31:02+09:00
2006-02-23T20:55:02+09:00
palmarosaK
栄養士のためのライフデザイン
20代は、土を触ることが好きではありませんでした。
だから、お花は好きといっても、
習いごとはもっぱら、
フラワーアレンジメントやいけばなが中心でした。
誰かに鉢植えのお花をプレゼントされても、
「面倒くさいな、育てられないし」
と、真剣に思っていました。
育て方を知らなかったから、
お花を枯らしてしまう、罪悪感に
囲まれていく自分が容易に想像がついたから。
ある日、友人にいただき、
すでに立派に枯れていたチューリップの鉢から、
にょきにょきと葉が出ていることが判明。
ず~っと世話もせず、水やりも自然の雨だけという
過酷な環境の中、よくもまあ、がんばってくれたと
感動したことから、私のガーデニング熱が始まりました。
テラコッタの鉢に、半年先を想像して
植え込むとき、それを見越して植えなければ
ならないその瞬間が今ではとても好きになりました。
見えないものを想像して、植え込んでいく。
ところがシクラメン……、
1年半、葉っぱばかり元気で
花が咲かないのはなぜ?
「真ん中の日が当たる葉を少しまびいてみれば?」と達人。
それから1ヶ月。ふと見ると、あれ?お花が!!
植物は正直。
手入れした分、肥料を与えた分
確実に成長してくれる。
でも手入れしすぎたり、肥料や水を与えすぎると
根ぐされしてしまう。
花を咲かせるのも、
咲かせないのもコーチの腕のみせどころ(?)
あきらめず、1年後、2年後……
とあせらず見守り続けるように。
いつ咲くかもわからない、
ゴールが見えないシクラメンだったように。
お花を育てることって、
まるで自分を育てているかのよう。
辛抱強く、待ってみよう。
自分からあきらめないように。]]>
栄養士のキャリアデザイン。
http://palmarosa.exblog.jp/2277375/
2005-11-28T21:55:00+09:00
2020-01-10T11:25:21+09:00
2005-11-28T21:55:29+09:00
palmarosaK
栄養士のためのライフデザイン
栄養士はサービス業。
組織にいれば、栄養士1人の対応が、
組織のイメージを左右することだって多くある。
「○○病院はダメダメ。栄養士が感じ悪いから」
なんてことも、ありうるかもしれない。
でも、サービス業って何なんだろう、
サービスってへりくだること?
サービスって値段を下げること?
サービスって、患者さんに「様」ってつけること?
以前、航空会社に勤務していたときのこと。
当時、早朝便は、路線によって、サンドイッチや
熱いコーヒーあるいはスープなどが機内サービス
として提供される。
「コーヒーです」と言って差し出す客室乗務員。
もちろん、間違っていない。マニュアルどおりだから。
でもね、「温かいコーヒーお持ちしました」とか、
「いま、淹れたてのコーヒーです。いかがでしょう?」
ってお話しながら提供すると・・・、
お客様が目をあわせて、笑顔でお話してくださる。
「淹れたてのコーヒーか~。だったら飲まなきゃ(笑)」
「そんなに飲みたくないけれど、飲みたくなっちゃったよ。アハハ」
そう、同じコーヒー1杯をお持ちするのに、
客室乗務員の声かけによって、
お客様の気持ちまで変わってしまう・・・。
お客様の声が、本音が聞こえてくる・・・。
ちなみに、こういうことを一生懸命考えるのが
大好きな仲間たちがいっぱいの職場でした。
お孫さんに買うお土産が時間がなくて
ゆっくり選ぶことができなかった、とおっしゃる
ご年配のご夫婦に、機長はじめ、乗務している
クルー全員の寄せ書きをみんなでお渡ししたことも・・・。
サービス業と栄養士。
同じだと思う。そして、同じだと感じ、
シフトした人が、選ばれる栄養士になるのかも。
でも、このサービス業、
プロのサービス業に従事している達人でさえ、
「サービスって奥が深いから、ゴールがないんですよ」
2006年、私ができること、私が挑戦してみたいこと、
私しかできないこと・・・をあげてみよう。
私たちの活動が、
栄養士のさらなる地位、向上につながるように・・・、
2006年、私のキャリアデザイン、ただ今熟考中。
★写真右:『SAY』1月号でとりあげていただきました。]]>
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