スタンバイ・スマイル
2024-03-19T21:52:05+09:00
palmarosaK
影山なお子 ブログ
Excite Blog
新企画《栄養士・センスアップシリーズ》がスタートします。
http://palmarosa.exblog.jp/29985076/
2024-03-19T21:12:00+09:00
2024-03-19T21:52:05+09:00
2024-03-19T10:28:00+09:00
palmarosaK
食コーチング
「食コーチング」入門コース・4回シリーズは、
2024年1月14日(日)を最終回として終了しました。
「食コーチング」第27期、最終回の修了生は、
神奈川県内の行政栄養士としてご活躍のTさん。
Tさんに最初にお目にかかったのは、
2012年4月29日に開催の写真教室でした。
その当時も、
行政栄養士として新たな分野に挑戦されるTさんのお姿は、
自信に満ち、魅力的でした。
そのTさんが11年後に、
「食コーチング」第27期生として
おいでくださったことは、
「心強いお仲間がふえた」という意味で、
この上なくうれしい再会となりました。
ここ、横浜で開催している研修会やイベントの多くが、
「繰り返し、学び続けていく」スタイルによって
ご参加いただく方々に定着してきたように思います。
まだ、「日本中に行き渡った」という状況ではありませんが、
2007年からスタートして17年が経ったいま、
私自身、少し視点を変えたところで、
「人生100年時代」に対処できる栄養士のあり方を
検索してみたいと考えるようになりました。
そこで、
「食コーチング」をベースとしつつ、
栄養士自身の健康、
および人々の健康を支えるということはどういうことか、
幸せを招くコミュニケ―ションとはどういうことか……、
などをコンセプトとする、以下の新企画を立案しました。
・栄養士・センスアップシリーズ
上記のシリーズの名のとおり、
栄養士・健康支援者に求められる多様なセンス……、
基礎知識、新しい知識や考え方、
コミュニケーションスキル、身だしなみ、
自身の食生活のあり方などなど、
まずは、栄養士自身の
さらなる健康とセンスアップを目指し、
それをベースにして、
人々の幸せを支える思想やスキルを学んでゆきます。
【第1回】
「栄養」の語り方、伝え方を検証する。
近刊書に見られる気になる事例――その傾向と対策。
検証する書物。
①『9割が間違っている たんぱく質の摂り方』
金津理佳 著
②その他
栄養士や医師が執筆する書物の中には
「えっ?」「そこまで言う?」と、
首をひねりたくなるものが少なくありません。
その著者が、同業の栄養士の場合には、
自分の栄養士としての社会的立場を
低下させる一因にもなりかねません。
怪しい論説に接したとき、
「よく言うわ」と、1人、つぶやいてみても、
問題は解決しません。
むしろ、「困った事実」を黙認することになります。
そこで、「火中の栗を拾う」……
ちょっと辛い役割を、あえて引き受けねば、と考えて、
第1回は、上記の新刊本を取りあげることにしました。
世の中には、新刊書の紹介はたくさんありますが、
問題点を指摘する評論は多くはありません。
書物の評論というよりも、
「栄養」についての考え方、伝え方にポイントを置いて
「わが身の問題」として話し合ってみたいと思います。
開催日 2024年3月24日(日)
会場 大佛(おさらぎ)次郎記念館
時間 11時~18時(ランチ時間を含め)
ゲスト講師 大橋禄郎先生
講師 影山なお子
ご参加ご希望の方は、
影山なお子までメールでご連絡ください。
e-mail:palmarosa@yours.biglobe.ne.jp
詳細は追ってご連絡をさせていただきます。
この、《栄養士・センスアップシリーズ》では、
今後、いろいろのテーマで
みなさまをご案内させていただく予定です。
]]>
生まれ故郷で、「人生100年時代」を語る喜び。
http://palmarosa.exblog.jp/29888236/
2024-02-19T15:12:00+09:00
2024-02-20T00:27:12+09:00
2024-02-19T09:49:13+09:00
palmarosaK
影山なお子 研修会
2023年2月13日(火)、兵庫県赤穂市で、
《人生100年時代における、
人々や自分の健康を支える3つのポイント》
というテーマでお話をする機会をいただきました。
(主催 兵庫県赤穂市民生委員児童委員協議会)
これまで、同業の栄養士や医療関係者の方々に、
お話をさせていただくことが中心でしたが、
社会福祉の分野でご活躍の方々を対象とした
研修会は、今回が初めてでした。
考えてみれば、社会福祉関係者(民生委員など)は、
もちろん「健康支援者」なのですが。
1時間という限られた時間での研修だったこと、
そして、この地域では、
コミュニケーション関係の研修会は、
「今回が初めて」と、お伺いしていたので、
「詰め込みすぎないように」
「もっと聞きたかった!!」
「時間が足りない!! 」と
思っていただけるように、
以下の内容で、当日は進行しました。
1.「健康」を語る人は、健康を「カタチ」で示しましょう。
(1)医学検査以前にも、見える健康はいっぱいある。
(2)人の健康を支える人は、まずは自分が健康でありたい。
(3)「あなたには言われたくない」
と言われないための7つのポイント。
2.「健康の秘訣」はこんなにも変わってきました。
(1)昔の「健康の秘訣」
(2)近年の「健康の秘訣」
3.食事は、栄養素をとるだけが目的ではありません。
その他(別途 資料)
・「食コーチング」とは。
・「食コーチング」7つの特徴。
当日お出でいただいた300人のうち、
1/3くらいの方々が
「コーチング」というコトバをご存じでした。
民生委員のみなさんのバッググラウンドもさまざま。
最近まで、市の職員としてご勤務されていた方や、
他のお仕事をなさった後、
民生委員としてご活躍なさっている方なども
いらっしゃることもあって、
「コーチング」というコトバを耳にすることがあったのでしょう。
受講者は、男性と女性の割合も半々くらい。
講演会の反応はとても温かいものでした。
前のめりでお聞きいただいた方々、
つたない私の話に、
ときに笑ってお聞きいただいた方々……。
壇上から
みなさまの反応を見て、
温かい気持ちになりながら
お話をさせていただきました。
以前、知人の栄養士から、
「民生委員さんは、
各家庭の中に入っていろいろのお仕事を
なさっておられるので、
コミュニケーションの大切さは、
栄養士よりも理解されているように感じる」
と、聞いていたことを思い出しました。
講演が終わってから、
お1人、お1人、お見送りさせていただいていると、
たくさんお声をかけていただきました。
「すごくわかりやすかった」
「こういう研修会を待っていたのよ」
「今までの研修会でいちばん楽しかった」
「もっと聞きたかったわ~」
「『問いかけ』の話、『あるある~、そういうこと~』
と思いながら、聞いていました」
「先生が、赤穂の生まれと聞いて
うれしくなりました」
「もっともっと、赤穂に来てください」
今回、この講演会でとくに気をつけていたことがあります。
「テキストの文字を、
いつもの研修会のときよりも少し大きめにしたこと
(14ポイント)」
「手元の資料に頼らず、
お出でいただいた方々のお顔を見ながら
お話しをさせていただいたこと」
人生の先輩がたにお話しさせていただくのですから
テキストも見やすくわかりやすく……
というのは、
マイコーチからのアドバイス。
また、今回の研修会に限らず、
どの研修会でも気をつけていることの1つに、
「自分が担当する研修会が終わった後は、
参加者の方々のお見送りをさせていただくこと」
を心がけています。
もちろん、
全部が全部そうはできませんが、
できる限り心がけていることの1つです。
航空会社に勤務していたころの業務経験が
栄養士になって30年以上経ったいまも、
自分のカラダが覚えていることを実感しました。
それによって、
みなさまのご感想を対面でお伺いすることができたり、
会場では尋ねにくかったご質問を受けたりと、
両者にとって気づきや学びの多い場面となりました。
1時間という飛行機であれば、
羽田から大阪までのフライトタイム。
着陸後は、
主催者のみなさまから
温かいフィードバックをいただきました。
今から57年前に、
兵庫県赤穂市の産院で生まれたこと、
母の実家があったので、
高校生になるころまでは、
1か月に1回は、遊びに行っていたこと
などについて、少しご紹介させていただきました。
赤穂の駅前にあった本屋さんでは、
おばあちゃんやおじいちゃんにいただいた
お小遣いをもって、本を買っていたこと、
そして、ANAの客室乗務員になったとき、
羽田から岡山空港に乗務の指令があったとき、
うれしかったことなどを思い出しました。
(赤穂市は、兵庫県と岡山県の県境にあるため)
さらに、客室乗務員から栄養士に転職した後、
赤穂浪士にまつわる「泉岳寺」(せんがくじ)の近くの病院に
勤務が決まったときには、
なにか運命のようなものを感じました。
誇らしい気持ちになって通っていたこと、
そして、いま、想い出深いこの地に、
講師として戻ってこられたことなどなどに、
格別の感慨を覚えました。
今回、このセミナーのおかげで、
兵庫県赤穂市に住む親戚たちが、
25年ぶりに赤穂に戻った私を温かく迎えてくれて、
車でいろいろの場所を案内してくれました。
講演会の当日も、
お仕事を調整してくれて
私の講演を聴いてくれました。
私が、いま、どんなお仕事をしているのか、
どんな気持ちで、ここまでがんばっているのか……。
そんな1つ1つを、
身近な人に見ていただけたことも幸せなことでした。
]]>
カラフルな栄養士の宅急便。
http://palmarosa.exblog.jp/29865240/
2024-02-11T19:59:00+09:00
2024-02-11T22:33:24+09:00
2024-02-11T15:45:06+09:00
palmarosaK
映画鑑賞
栄養士による《映画鑑賞会》も、
この2月で第8回を数えるに至りました。
簡単にふり返ってみましょう。
第1回目の映画鑑賞は、
インド映画の『RRR』。
横浜桜木町にある映画館で鑑賞しました。
あれから2年以上経ったいまも、
この映画の人気は続いており、
都内で上映されています。
2回目は、黒澤明監督の『生きる』を、
ノーベル賞作家・カズオ・イシグロ氏が
リメイクした『生きる―LIVING』を
日本橋の映画館で4月1日(土)に鑑賞。
3回目は、6月3日(土)、
有楽町の映画館で、フランス映画
『パリ・タクシー』。
4回目は、6月18日(日)、
横浜・関内の映画館で
ジェラール・フィリップ生誕100年を記念した
映画のリバイバル、
『赤と黒』を鑑賞。
5回目は、8月5日(土)。
新宿の映画館で、
『君たちはどう生きるか』
という宮崎駿監督の映画を鑑賞。
6回目は、10月1日(日)に開催。
山田洋二監督の日本映画『こんにちは、母さん』を
上野の映画館で鑑賞。
7回目は、12月3日(日)。
フランス、ドイツ、イギリス、ポーランドの合作映画。
『戦場のピアニスト』。
2002年に公開された映画を、
有楽町の映画館で鑑賞しました。
そして、今回の8回目は、
2月3日(日)に、
日本の作品で、ドキュメンタリー。
『カラフルな魔女』。
『魔女の宅急便』の作者として知られている、
御年88歳の、角野(かどの)栄子さんの日常を、
カメラがていねいに追いかけます。
34歳まで専業主婦だった角野さんの人生に
なにが起こったのか。
なぜ、角野さんは、
「書く」ことをライフワークにしたのか。
その答えが、映画の中に散りばめられています。
20代で夫の転勤についてブラジルへ旅発ったこと。
「正直、ブラジルに来たことを後悔したことも」
と、笑いながらふり返る角野さん。
どんな困難も、
彼女の手にかかれば「魔法」になり、
その結果、それが「ハッピー」へと変わる。
一見、
主体性がなく、運命に流されているようにも感じられる
角野さんの人生ですが、
ご本人が、
「自分がイキイキと、楽しまないと、
物語もイキイキと楽しいものにならない。
それと同じように、
人との関係、娘との関係も、
そうなんだって思ったの」
角野さんのファッションは、
とってもカラフル。
娘さんが、
角野さんのファッションすべてを
担当なさっていると伺いました。
ご自身の仕事場であるアトリエも、
昨年オープンした
「魔法の文学館」(江戸川区 角野栄子児童文学館)
も、角野さんの大好きな色「ピンク」で
デザインされています。
その日の観客の多くは、
角野栄子さんと同じ世代か、
それに近い世代とお見受けしました。
その観客のみなさんのファッションも、
いつもの映画の観客層とは少し違い、
カラフルな、元気の出るお色であるように
感じられました。
誰にでもあるような日常を、
「かけがえのない1日」に変化させる
角野さんの「魔法」に
立ち会えたような、うれしい1日でした。
88歳の角野さんのスタイルはかっこいい。
私もいつか、自分のコトバで
人生をふり返るときがきたとしたら、
こんなふうに言ってみたい……と考えました。
「『かけがえのない人生は、自らがつくってゆくもの』
と、ある人から教えていただいたんですよ。
それ以来、そして、いまも、
『人生という冒険をまだまだ楽しんでいる最中」と。
次回の映画鑑賞会は、
3月3日(日)に、開催する予定です。
]]>
4月7日までに開催する研修会のご案内。
http://palmarosa.exblog.jp/29864391/
2024-02-11T03:16:00+09:00
2024-03-14T23:42:29+09:00
2024-02-11T00:46:11+09:00
palmarosaK
スケジュール
ご参加ご希望のかたは、
以下のアドレスに、ご連絡をくださいますように。
e-mail:palmarosa@yours.biglobe.ne.jp
追って、ご案内をさせていただきます。
NEW!!
・2月10日(土)
《献立で輝く大人のバレンタイン》
主催 アクションクッキング
講師 影山なお子
時間 14時30分~17時30分
会場 影山なお子 横浜中華街オフィス
*影山なお子から、ひとこと♬
《アクションクッキング》は、
「食コーチング」の視点から構成している
料理教室です。
従来の料理教室とは異なる視点、
(つくることに終始するスタイルではなく)
で、運営しています。
どなたでもご参加いただけます。
詳細はお尋ねくださいね。
NEW!!
・2月13日(火)
《人生100年時代における、
人々や自分の健康を支えるための3つのポイント。
――「食コーチング」の視点から――》
主催 兵庫県赤穂市民生委員児童委員協議会
講師 影山なお子
時間 午前10時15分~午前11時15分
会場 赤穂市総合福祉会館 3階集会室
対象 赤穂市民生委員児童委員および主任児童委員111名
赤穂市地域福祉推進委員 208名
影山なお子から、ひとこと♬
兵庫県赤穂市で生まれました♬
母の実家があった場所なので
幼いころから、
母の車に同乗して、よく遊びに行っていました。
想い出の多い、大好きな街で
お話をさせていただく機会をいただきまして、
ありがとうございます。
当日は、精一杯、努めさせていただきます。
赤穂市のみなさま、よろしくお願いいたします。
NEW!!
・2月17日(土)
《栄養士のための韓国語講座 パート②》
主催 パルマローザ
講師 ユ先生(横浜韓国語スクール代表)
時間 11時~12時
(オンラインご希望のかたは、
1週間後に、編集したものを配信させていただきます)
会場 横浜韓国語スクール
(山下公園からすぐ)
*影山なお子から、ひとこと♬
会員のみなさまのリクエストが多かったことから、《韓国語セミナー》を開催することにしました。韓国語を学ぶのは、「初めて」の方が対象です。
このクラスは、オンラインの受講もOKです。先生が、当日の授業を録画してくださっていますので1週間後に、編集していただいたものを、参加者全員に配信してくださいます。
途中からのご参加もOKです。これまでのお授業の録画をお送りしていますのでご安心くださいね。遠方では、山口県の栄養士さんに、受講していただいています。
NEW!!
・2月18日(日)
《栄養士のためのデコパージュセミナー》
主催 パルマローザ
ガイド 影山なお子
時間 10時30分~13時
会場 関内ホール
*影山なお子から、ひとこと♬
《デコパージュ》セミナーでは、
みなさまのリクエストをうかがって、
それぞれご希望のものをおつくりいただいています。
初めてご参加の方は、
こちらで、グッズを
ご用意させていただいていますのでご安心ください。
どなたでもご参加いただけます。
お尋ねくださいね。
NEW!!
・2月18日(日)
《栄養士のための立ち居振る舞いセミナー》
主催 パルマローザ
講師 薗川貴子先生
(Britishi Airways 元国際線客室乗務員)
時間 14時30分~17時
会場 関内ホール
*影山なお子から、ひとこと♬
大好きな薗川先生のレッスン。
会社員からイギリスの航空会社へ転職なさった後は、
政治家や大統領がお乗りになるときに
フライトを担当する、VIP CAとしてご活躍。
ご退職後は、
横浜・元町にある老舗フレンチレストラン
《霧笛楼(むてきろう)》で、
一時、お仕事をなさっていらっしゃいました。
このレストランで働いておられた方からの紹介で、
薗川先生にお目にかかりました。
VIPフライトに指名されるCAは、
当然のことながら、「選ばれたCA」。
お目にかかるたびに、
「薗川先生のような女性になりたい」
と、誰もが憧れる先生から
今年もご指導いただきます。
どなたでもご参加いただけます。
詳細は、お尋ねくださいね。
NEW!!
・2月24日(土)
《栄養士のための韓国語セミナー③》
主催 パルマローザ
講師 ユ先生
(横浜韓国語スクール代表)
時間 12時~13時
会場 横浜韓国語スクール
(山下公園からすぐそば)
*影山なお子から、ひとこと♬
*このセミナーは5回シリーズです。
オンラインでのご受講もOKです。
途中からのご参加も歓迎します。
第1回からの録画をお送りさせていただきますので
お知らせくださいね。
ユ先生の教え方が最高♬ なんです。
NEW!!
・2月29日(木)
《栄養士のためのディズニーシー》
主催 パルマローザ有志
集合時間 10時30分
集合場所 JR舞浜駅改札
*影山なお子から、ひとこと♬
ディズニーシー、久しぶりなんです。
今から、ワクワクしています♬
ご一緒できたらうれしい♬
NEW!!
・3月3日(日)
《食文化研究会》
主催 パルマローザ
ガイド 大橋禄郎先生、影山
集合場所 日本橋コレドテラス前
集合時間 12時
詳細はお尋ねください。
・3月3日(日)
《栄養士のための映画鑑賞会》
主催 食コーチングプログラムス
ガイド 大橋禄郎先生、影山
場所 日本橋室町コレドⅡ
時間 15時30分~18時30分
詳細はお尋ねください。
*影山なお子から、ひとこと♬
映画は1人で鑑賞するのも楽しいのですが
鑑賞し終わった後、
みんなで感想を言い合えるのがもっと楽しい。
ご参加ご希望のかたは、
詳細をお送りさせていただきます。
ご一緒しませんか。
NEW!!
・3月9日(土)
《春の彩りをつめるお弁当》
主催 アクションクッキング
講師 影山なお子
時間 14時30分~17時
会場 影山なお子 横浜中華街オフィス
*影山なお子から、ひとこと♬
毎年、この季節になると、
「お花見弁当」をつくりたくなるんです。
あなたのご参加、お待ちしていますね♬
NEW!!
・3月10日(日)
「食ジム」第128回
《年齢にこだわりすぎる日本人の世代観を
改善するために、栄養士として
どのようなアクションがあるか》
主催 食コーチングプログラムス
座長 山同 紀子さん
時間 11時~18時
会場 横浜市技能文化会館
NEW!!
・3月17日(日)
《理想の暮らしを叶えるためのお片づけセミナー》
主催 パルマローザ
講師 鴨頭真理子先生
時間 13時30分~16時
会場 関内ホール(和室)
*影山なお子から、ひとこと♬
昨年9月に、《パルマローザ》でご登壇いただき、
み~んな、鴨頭先生のファンに♬
参加者の方の中には、
「鴨頭先生に個人レッスンを受けています」
「わが家にお出でいただき、
ご指導をいただいています」という方が続出。
今年初めての先生のセミナー。
どなたでもご参加いただけます。詳細はお尋ねくださいね。
NEW!!
・3月24日(日)
栄養士・センスアップシリーズ【第1回】
「栄養」の語り方を検証する。近刊書に見られる気になる事例――その傾向と対策。検証書 ①『9割が間違っている たんぱく質の摂り方』
金津理佳 著
主催 食コーチングプログラムス
講師 影山なお子
時間 11~17時
会場 大佛次郎記念会館
(「港の見える丘公園」内)
最寄り駅 みなとみらい線「元町・中華街駅」
*影山なお子から、ひとこと♬
3月24日から、新企画をスタートします。
第1回は、栄養士が執筆した本を
みなさまと一緒に検証してまいります。
ぜひ、ご参加ください。
NEW!!
・3月31日(日)
《栄養士のためのメイクセミナー》
主催 パルマローザ
講師 塚本富美枝先生
時間 13時30分~16時30分
会場 横浜市技能文化会館
*影山なお子から、ひとこと♬
美しく、強く、かっこいい塚本富美枝先生。
先生のメイクレッスンを受けるようになり、
「先生のようなチャーミングな女性になりたい!! 」
と、苦手なメイクが、少しずつ、
楽しくなってきたことを覚えています。
当日は、
メイクのいろいろのお悩みを先生に
1人ずつアドバイスいただく予定です。
NEW!!
・4月6日(土)
《栄養士のための輪読会》
主催 パルマローザ
講師 大橋禄郎先生
時間 11時~18時
会場 大倉山記念館
*テキストは、
『栄養士のためのライフデザインブック』を使います。
当日、ご持参くださいますように。
*影山なお子から、ひとこと♬
昨年11月に開催して以来、
久しぶりに「輪読会」を開催します。
輪読会の教材は、
『栄養士のためのライフデザインブック』。
この本を輪読し合いながら、
編集に関わった栄養士さんたちのお話も聞くことができます。
お楽しみに♬
NEW!!
・4月7日(日)
《栄養士のためのデコパージュ》
主催 パルマローザ
ガイド 影山なお子
場所 大倉山記念館
時間 10時30分~13時30分
会場 大倉山記念館
ご参加ご希望のかたはお尋ねください。「デコパージュ」が初めて♬ の方も大歓迎。NEW!!
・4月7日(日)
魅力的な《特定保健指導》にアクション!!
主催 パルマローザ
講師 佐藤由起子さん
場所 大倉山記念館
時間 15時~18時
会場 大倉山記念館
*パルマローザ会員講師セミナーです。
どなたでもご参加いただけます。
詳細は、お尋ねください。
]]>
そば屋で「ちょっといっぱい」
http://palmarosa.exblog.jp/29849985/
2024-02-05T21:21:00+09:00
2024-02-05T22:01:16+09:00
2024-02-05T13:36:35+09:00
palmarosaK
食文化研究会
今回3回目の「食文化研究会」を開催しました。
ちなみに、1回目は、
都内のホテルで腕をふるった、
中華のシェフたちが、
横浜でたちあげたレストラン・
《水燐閣(すいりんかく)》で、
中華アフタヌーンティーをいただきました。
2回目は、
江戸時代から続く、
鰻の老舗料理店《伊豆榮(いずえい)》さんで、
映画鑑賞会の後、
上野の不忍池(しのばずのいけ)店で
いただきました。
今回の、1月27日(土)では、
創業80年になる、
横浜・関内の老舗そば屋さん
《利久庵》(りきゅうあん)に伺いました。
私たちがお伺いした
13時30分~16時の間、
店内は満席でした。
通し営業ということもあって
お客様もランチタイムなどに合わせることなく、
いつでも営業しているため、
昼夜ともに、お客様でにぎわっています。
私たち一行は12名。
2階にある個室に通されました。
私が育った関西地方では、
「おそば文化」よりも、
「うどん文化」が発展しています。
子どものときから
「うどん屋さん」は見かけることはあっても、
「おそば屋さん」を見かけたことはありません。
おそば屋さんで、
日本酒を飲んで、おつまみをいただき、
最後に、おそばでシメる……という
大人の食文化は、
当時、幼かった私の視界には、
入っていなかったのかもしれません。
聞けば、兵庫県の北の地域では、
「出石(いずし)そば」がよく知られており、
それは、細いおそばでコシが強く、
そば通の人に知られているとか。
さて、今回、私たちは、
《利久庵》で、
「そば懐石」をいただきました。
そばには、「日本酒が合う」ということで、
ふだんは、ビールで乾杯、という方も、
それぞれ、
「八海山」「菊正宗樽酒」「浦霞」……を
五尺、一合……と頼みました。
お店に「五尺」サイズのお酒があるのも珍しい。
以前、会長にお尋ねしたところ、
「女性のお客様には、
『ちょっと飲みたい』方もいらっしゃるので、
一合サイズより小さいサイズも
用意しているんですよ」
とのことでした。
先付に、金波吸(きんばすい)
生湯葉、かに、ゆり根が入った
茶碗蒸しを、もう少しゆるくした蒸し物。
食文化研究会に
毎回アドバイザーとしてご同席いただく、
大橋禄郎先生が、
「ゆり根が入っている!!」
と、驚いていらっしゃったのが印象的。
ゆり根を召し上がるのは久々だとか。
前菜、向付、椀物、焼き物、煮物、
揚げ物、ざるそば、そばがきのお汁粉。
そして、会長のサービスとして、
あずきご飯を1椀ずついただきました。
私は、
昨年10月から、
利久庵さんでお仕事をさせていただいています。
そこで驚いたことの1つは、
夜、お1人でお出でになる女性のお客様が、
お酒と、懐石料理を召し上がっておられること。
しかも、その常連さんがたは、
数日おきにいらっしゃる。
正直、そういうシーンを拝見するたびに、
「かっこいいなぁ~。
私もあんなふうにいただいてみたい」
と思いながら、お仕事をさせていただくことも。
ふつう、おそば屋さんのコース料理は、
日本酒にあうお酒のおつまみのようなものが多い。
厚焼き卵、もずく酢、焼き鳥……などなど。
しかし、利久庵さんには、
職人さんが10人以上いらっしゃり、
それぞれの分野を担当なさっておられます。
そのため、お料理がどれも美しい。
お客様が
「うわ~。おいしそう~」と、
おっしゃるたびに、
従業員もうれしくなってしまいます。
御年85歳の会長がおっしゃるには、
昔、常連さんのお客様にお誘いを受け、
「お茶席」にいらしたことがあるそう。
そのときにいただいた「茶懐石」に感動なさり、
「そばに合う食事は、これだ!」と。
会長曰く、
「そばにあう食事は、シンプルがベスト。
茶懐石のスタイルが、
うちには合う、と思ったんですね」と。
会長はさっそく
その茶懐石をつくっていた料亭で2年間修行をなさり、
ご自身のお店でも
「茶懐石」をスタートなさったのだとか。
その料亭こそ、
日本を代表する、「辻留」(つじどめ)さん。
京都が本店。
京都のお寺さんに出張をして
職人さんたちが、「茶懐石」をつくって
お出しするというスタイルであるとか。
(いまから20年以上前、
管理栄養士の大先輩から
「『辻留』さんのお料理を学んだほうがいい」
とお聞きして、
「辻留」さんが主宰されている
お料理教室に数年間通っていました。
そのご縁で、いまも、ときどき、
栄養士さんたちとごいっしょに、
「辻留」さんのお料理をいただきに伺っています)
さて、
利久庵に何度か通ったことがある栄養士さんからは、
「だから、ここのお料理はそばはもちろんですが
お料理がおいしいのですね。
お料理の基本に『辻留』さんの心があるんですね」
と、おっしゃっていたことも一同おおいに納得しました。
「そば前」というコトバは、
関西では聞いたことがありませんでした。
「そば前」とは、正式名称ではないようですが
「おそばの前にいただく一品料理たち」
のことを指すようです。
その証拠に、
《利久庵》のお料理は、
定番のお料理はもちろんあるものの、
毎月、お品書きが変わるので、
常連さんたちは、それも楽しみのご様子。
そば前のお料理を
お酒とともに、
ゆっくりいただくので、
おそばの盛りは、少なめ。
それが“大人”相手の
このお店の流儀なのでしょう。
今回は2階席でしたが、
1階席でも懐石料理はいただくことができます。
私がこの、《利久庵》でうれしかったのは、
ケイタイを見ながら、
時間をつぶしているお客様が
ほとんどいらっしゃらないこと。
忙しい時間帯は、
相席もあるのですが、
相席の方どうし、いつのまにか、
楽しそうにお話しなさっておられるのです。
「ああ、こういう風景が残っているなんて
いいお店だなぁ」と思ってしまいます。
大橋先生がおっしゃるには、
「昔は、そば屋の配達の人が、
家主が病気であったり、
亡くなっていたりすると、
第一発見者になったものですよ」
「食べ終わった、せいろが出ていないと、
配達する人は、
『なにかあったな』となるでしょう」
おそばが、日常生活の中にぴったり入っていたとか。
会長のお話、大橋先生のお話、
ゆったりした時間で
私たち、13時30分から16時まで
おいしくそば懐石をいただくことができました。
地元に愛されて、
横浜を代表する老舗のそば店。
会長のお話を楽しみになさって
いらっしゃるお客様も多いのも特徴。
85歳の会長が、
毎日お店に出て、
お客様とのコミュニケーションをとっておられる姿勢は、
他では、なかなか見かけることができないこと。
そうそう、
各テーブルに置いてある七味唐辛子にも
このお店のこだわりが見られます。
江戸時代に創業した
浅草が本店の《やげん堀》のもの。
日本三大七味の1つとして知られています。
香りがフレッシュで、
これをいただくと、
「七味唐辛子ってこんな味だったの」
と、おそばがさらにおいしくなる。
大橋先生が最後に、
「こんなお店がいまも残っていることがすごい」
と、おっしゃっていた理由がよくわかりました。
栄養士が各地の老舗の「食」にふれあうことで、
日本の食文化の深さが見えてきます。
今回の参加者は、
遠くは、山口県からの方も。
日本の「食」のプロフェッショナルである栄養士仲間と、
これからも、「食文化研究会」を通して、
各自の職場、組織、地域、家庭、そして
日本に恩返しできるようになれば……と願っています。
]]>
「食コーチング」入門研修、再開。
http://palmarosa.exblog.jp/29817318/
2024-01-17T23:16:00+09:00
2024-01-18T00:05:09+09:00
2024-01-15T15:39:16+09:00
palmarosaK
食コーチング
2024年は、1月2日(火)から、
いくつかのイベントを開催しました。
以下に
それぞれについて、ふり返ってみたいと思います。
1月2日(火)
《ぶらパルマ in 上野》
毎年、新春1月2日は、《ぶらパルマ》でスタートします。
今年は、東京・上野の国立科学博物館で開催されている、
「和食展」にみなさんで行きました。
「和食」に関するこんな大きなイベントがあったなんて、
人からお聞きしなかったら、見逃してしまうところでした。
「和食」に関するいろいろの歴史を
知ることができた貴重な1日でした。
たとえば、
「だし」について。
日本のうまみは、「水」と大いに関係がありますが、
日本全域の「水」の特徴を
日本人であっても、
誰もが把握しているわけではありません。
日本の特徴的な「水」を
全国マップにして、
「軟水度」「硬水度」が一目でわかるようになっていたのも、
さりげなくお勉強ができたようで、うれしい。
その他
卑弥呼の時代のお食事の再現、
平安時代の「食」についての資料、
織田信長が徳川家康を3日間もてなしたという
お食事の再現、
鎌倉時代、僧侶が中国に渡り、
彼らを通して精進料理が広まったという料理を再現……。
食材では、大根が印象的。
世界中で、いちばん品種が多いのが日本。
800種類以上が存在するのだとか。
それぞれ特徴のある大根たちが、
実物サイズでフードモデルになっていたのは、
かなりのインパクト。
インパクトといえば、マグロたち。
世界にマグロの種類は8種類に分けられるのだとか。
その5種類が日本で獲れるのだそう。
巨大なマグロのオブジェの前でもちろん写真撮影タイム。
お土産コーナーでは、
マグロのぬいぐるみを思わず手にとりそうに♬
江戸時代のファストフードである
屋台のそば屋さん、すし屋さん、天ぷら屋さん。
立体的な視覚で
私たちを楽しませてくれました。
1月6日(土)は、
大橋禄郎先生を講師にお招きして
「パルマローザ新春セミナー」を開催。
毎年、恒例のセミナーです。
今年は、以下のテーマで開催しました。
《栄養士のバランス感覚、チェックポイント21》
――栄養がバランスからライフスタイルまで――
恒例のイントロクエスチョンから
まずは、カウンターパンチ。
その中の1つを紹介しましょう。
( )栄養士には外食を避ける傾向があり、
実際、外食の経験も少ない人が多い。
この問題は、「○か×か……」と頭を抱える人たち。
それぞれの項目を真剣に、
精査なさる参加者の熱意が、
セミナー冒頭から、熱い熱い!!
先生は以下の内容で進行されました。
1.「マジメ」と「ユーモア」
2.生活習慣とライフスタイル。
3.健康を支える3大要素と6大要素。
4.「栄養バランス」と「心のバランス」。
5.人生50年時代と人生100年時代。
6.内食、中食、外食。
7.「話力」と「文章力」。
8.テキストとパワーポイント。
9.メールと郵便。
10.仕事と予暇活動。
◎その他のバランス感覚の対象(順不同)
*和食と洋食。
*身だしなみのフォーマルとカジュアル。
*句読点の打ち方と用字用語。
(10項目の中から抜粋)
11時から18時までの1日研修がまったく苦にならないのは、
大橋先生の「話力」とその内容があまりにも濃いから。
とくに私が印象に残った箇所は、
「心の栄養バランス」という項目でした。
これは、今までの栄養士養成施設では
教わってこなかった内容ではないでしょうか。
テキストには、
「心の栄養士」として自負する人は、
このような「問いかけ」をするという事例が複数例載っています。
それは、栄養士が得意とする
「栄養素の話」や「食事に特化した話」ではなく、
「夕食後は、どのようにお過ごしになられるのですか」
「お好きなお色は何色ですか」などなど……。
もし、「心の栄養士」になるための国家試験があったら、
真っ先に、このテキストは、そのための
「バイブル」になる!! と確信しています。
29名の方が各地からここ、横浜にお集まりくださいました。
セミナーが終わった後は、
日本大通に新しくできた外資系のホテル
「シタディーン」のラウンジで夜遅くまで
みなさまとの会話を楽しんでいました。
翌日、1月7日(日)は、
3か月に1回、開催している
大橋禄郎先生が主催されている「文章教室」。
今回は、
各地でいろいろの健康増進施設の立ち上げに関わっておられる
健康支援者の方にもご参加いただきました。
今回のテキストは、
新しい方がご参加とあって
先生は、「用字用語」「補助符号」について、
そして、
「NHKが使っても、使いたくない日本語、日本語表現」
について1日、ご講義くださいました。
たとえば、
「ありがとうございました」か「ありがとうございます」か。
ここで学んでいる栄養士は全員が
「ありがとうございます」派。
個人的には、文章教室で学ぶずっと以前、
経営者の方々から
「影山さん、『謝意は現在進行形』ということを
忘れないためにも、『ありがとうございます』ですよ」
と、ご指摘いただいたことがあるから。
大橋先生の文章教室で
いま、私が使っている言葉が
「まちがっていなかった」ことがうれしい。
ちなみに、大手高級食料品スーパーの研修でも、
「ありがとうございます」と
教えていることを知人から知りました。
以下、悪い例。(テキストから抜粋)
1.ありがとうございました。
2.注目を集める。
3.……ほしい。
4.不透明
5.視野に……。
大橋先生のご講義では、
「なぜそうなのか」をしっかりとご説明くださるので
理解が深くなります。
「コトバも美しい栄養士」になるために、
文章教室での学びはまだまだ続きます。
1月14日(日)は、
「食コーチング」第27期入門研修の最終回でした。
(4回シリーズの最終回)
コロナ禍だったため、
26期から5年ぶりに開催した
27期入門研修。
今期は、行政の栄養士さんが
27期をご修了されました。
講義+演習+筆記テストが終わって、
いよいよ最終回は、大橋先生のスピーチ。
「食コーチ」として明るい未来を歩まれる
栄養士さんに、愛あふれる
はなむけのお言葉をたくさんちょうだいしました。
学びをやめてしまうと、
そこで人生が終わる。
先生のコトバで表現するとすれば
「人生の下りのエスカレーターに乗ってしまった」
ということになるのでしょう。
栄養士・健康支援者サークル《パルマローザ》は、
今年22年目を迎えます。
これも、ここに集ってくださる方、
ここが必要だとおっしゃってくださる方がいるから、
がんばれるのだとあらためて実感しています。
2024年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
]]>
2月末までのスケジュールをご案内させていただきました。
http://palmarosa.exblog.jp/29816198/
2024-01-14T07:17:00+09:00
2024-02-10T11:35:00+09:00
2024-01-14T01:36:58+09:00
palmarosaK
スケジュール
ご参加ご希望の方は、
影山なお子宛てに、メールでご連絡くださいますように。
e-mail:palmarosa@yours.biglobe.ne.jp
メールをお送りいただく際は、
①お名前
②ご連絡先(連絡がつくお電話番号)
その他、ご参加ご希望のセミナーを明記のうえ、
ご連絡いただけましたら幸いです。
みなさまのご参加、お待ちしています。
New!!
・2024年1月14日(日)最終回
「食コーチング」第27期 入門研修
主催 食コーチングプログラムス
ゲスト講師 大橋禄郎先生
講師 影山なお子
会場 イギリス館(港の見える丘公園内)
時間 11時~18時
*影山なお子からひとこと。
「食コーチング」入門研修4回シリーズ
最終回となりました。
第1期~26期までご修了された方は、
どなたでもご聴講いただけます。
第27期入門研修を修了なさる栄養士さんを
みなさま、ごいっしょにお祝いしましょう。
次回「食コーチング」第28期入門研修は、
以下のように日時が決定しました。
この研修会はどなたでもご参加いただけます。
5年ぶりの開催となった
第27期に続いて、第28期の募集をおこなっています。
みなさまのご参加、お待ちしています。
第1回
日程 2024年3月24日(日)
会場 大佛次郎記念館(港の見える丘公園内)
時間 10時30分~17時
講師 影山なお子
第2回
日程 4月21日(日)
会場 イギリス館
時間 10時30分~17時30分
講師 影山なお子
第3回
日程 5月26日(日)
会場 横浜市内予定
時間 10時30分~17時30分
第4回(最終回)
日程 6月23日(日)
会場 横浜市内予定
時間 11時~18時
*終了後、懇親会を予定しています。
その他
日程でご都合があわない場合は、
補講をさせていただいています。
詳細はお尋ねくださいね。
New!!
・1月20日(土)
《栄養士・健康支援者のための話し方セミナー》
主催 パルマローザ
講師 渡辺由佳先生
(テレビ朝日 元アナウンサー)
会場 大佛次郎記念館(「港の見える丘公園」内)
時間 13時30分~16時30分
*影山なお子からひとこと。
渡辺先生は、テレビ朝日元アナウンサー。
現在は、話し方の研修講師として、
企業、学校、アナウンサー養成スクール、
航空会社客室乗務員養成スクール、
社会福祉施設、委託給食会社で
ご活躍なさっておられます。
「話し方に自信がない」、
「プロの先生に指導していただいた経験がない」、
「大勢の人の前で話すことがある」、
「声が小さい」と何度も指摘される……。
上記にお心当たりがある方は、ぜひご参加ください。
初めての方、大歓迎。
詳細は、お尋ねください。
New!!
・1月21日(日)
《アクションクッキング
今夜のメインディッシュ・和の水餃子》
主催 食コーチングプログラムス
講師 影山なお子
会場 影山なお子横浜中華街オフィス
時間 14時30分~17時
*影山なお子からひとこと。
「食コーチング」スタイルのお料理教室です。
影山のオフィスのある横浜中華街は、
"春節”のお祝いで活気に満ちています。
中華街は、「焼き餃子」よりも「水餃子」が人気。
横浜中華街にある影山オフィスで
一足早く、春節の雰囲気を味わいませんか。
どなたでもご参加いただけます。
詳細はお尋ねください。
New!!
・1月27日(土)
《食文化研究会》
主催 パルマローザ
ガイド 大橋禄郎先生/影山なお子
場所 《利休庵》》2階
時間 13時30分~15時30分
*影山なお子からひとこと。
横浜関内にある老舗のおそば屋さん。
いつも、たくさんのお客さんで賑わっている
そば通の方がたが通われるお店。
出川会長、出川社長に、
江戸のおそばのお話をしていただく予定です。
「そば前」って何?
「せいろ」と「ざる」のちがいは?などなど。
江戸時代の「外食」といえば、「そば屋」だった、
というお話も、おもしろくないですか。
New!!
・1月28日(日)
《栄養士のためのハングル入門講座》
主催 パルマローザ
講師 ユン先生
場所 横浜市内予定
時間 16時~
*影山なお子からひとこと。
*5回コースです。
2回目からは、みなさまのご都合を伺って
日程を決定する予定です。
「韓国語を学んでみたい」という方はぜひ。
5回コースでハングルが読めるようになりますよ。
New!!
・1月29日(月)&1月30日(火)
(仮題)
《食のセンス セルフチェック》
――おしゃれ度が高くなる「食のセンス」の磨き方――
主催 リバティヒルクラブ
講師 影山なお子
会場 リバティヒルクラブ
時間 14時~15時
*影山なお子からひとこと。
2024年から、東京都内にあるスポーツクラブで
お仕事を担当させていただくことになりました。
この講座は、
スポーツクラブに通われるお客様向けのセミナーですが
ご興味ございます方はお尋ねください。
セミナー終了後は、併設のカフェで軽食をみなさまと
ご一緒させていただく予定です。
New!!
・1月31日(水)
《人生100年時代のいま、
栄養士に求められるコミュニケーション力とは。
――「食コーチング」の視点から――》
主催 練馬区保健所
講師 影山なお子
時間 14時30分~16時30分
会場 練馬区民・産業プラザ
対象 練馬区内に勤務される栄養士・健康支援者のみなさま。
New!!
・2月3日(土)
栄養士・健康支援者のための《映画鑑賞会》
主催 食コーチングプログラムス
ガイド 大橋禄郎先生/影山なお子
場所 有楽町
時間 14時40分
*どなたでもご参加いただけます。
*詳細はお尋ねくださいますように。
*影山なお子からひとこと。
神田神保町にあったミニシアターの先駆けといわれた
映画館・「岩波ホール」で4年間アルバイトをしていました。
総支配人は、高野悦子さん。
日本女子大学 文学部 社会福祉学科ご卒業の大先輩。
そのご縁で、日本女子大学の寮生で社会福祉学科の
先輩から岩波ホールのアルバイトを引き継ぎました。
映画を鑑賞する習慣が確立したのは、10代後半から。
今回おすすめする映画は、
「絶対、みんなと観に行きたい」と思っていた映画です。
お楽しみに♬
New!!
・2月4日(日)
「食ジム」第127回
《若いお母さんたちに、
食育の理念や方向性をしっかり身につけていただくには、
どんなサポートが有効か》主催 食コーチングプログラムス
座長 米澤 須美さん
会場 かながわ労働プラザ
時間 11時~18時
対象 どなたでも♬
*影山なお子からひとこと。
コミュニケーションの「筋力」を
ご一緒に鍛えませんか。
1つのテーマに対して、
1日、掘り下げていく練習をします。
この練習が身につくと、
人生がもっともっと楽しくなる♬
ぜひ、ご参加ください。
New!!
・2月10日(土)
《献立で輝く、大人のバレンタイン》
主催 食コーチングプログラムス
講師 影山なお子
会場 影山なお子横浜中華街オフィス
時間 14時30分~17時
対象 どなたでもどうぞ♬
*影山なお子からひとこと。
《アクションクッキング》は、
お料理をつくることに終始しない
コミュニケーションを重視した
新感覚のお料理教室です。
どなたでもご参加いただけます。
詳細はお尋ねくださいね。
New!!
・2月13日(火)
《人々の健康を支える3つのポイント》
主催 兵庫県赤穂市民生委員児童委員協議会
講師 影山なお子
会場 赤穂市総合福祉会館
時間 10時15分~11時15分
対象 赤穂市民生委員児童委員&主任児童委員111名
赤穂市地域福祉推進委員 208名
*影山なお子からひとこと。
兵庫県赤穂市は、"赤穂浪士”のふるさと。
子ども時代、母の実家がある赤穂市に
1か月に1回は遊びに行っていました。
赤穂でお目にかかるみなさま、
どうぞ、よろしくお願いいたします。
New!!
・2月18日(日)
《栄養士・健康支援者のためのデコパージュセミナー》
主催 パルマローザ
ガイド 影山なお子
会場 関内ホール
時間 10時30分~13時
対象 デコパージュにご興味をお持ちの方であれば
どなたでもどうぞ♬
詳細はお尋ねください。
*影山なお子からひとこと。
2024年は、ある企業さんから、
デコパージュのイベントのオファーをいただきました。
コロナ禍で、毎日のように作品を作り続けていたことで、
趣味といえるものが増えました。
それが、お仕事として、ご依頼をいただくなんて!!
自分でも驚いています。
2時間でつくれる作品を中心に
みなさまをデコパージュワールドにお連れする予定です。
お楽しみに♬
New!!
・2月18日(日)
《栄養士・健康支援者のための
立ち居振る舞いセミナー》
主催 パルマローザ
講師 薗川 貴子先生
(British Airline 元客室乗務員)
会場 関内ホール
時間 14時30分~17時
対象 ご興味ございます方であればどなたでも♬
詳細は、お尋ねください。
*影山なお子からひとこと。
薗川先生は、会社員から転職して外資系の航空会社に転職されました。
国際線のVIPを担当するCAとして
17年間ご勤務されたキャリアをお持ちです。
ご退職された後は、
横浜・元町にある老舗レストラン
「霧笛楼(むてきろう)」で、
ブライダル部門の秘書として
一時、お勤めになっておられました。
影山が薗川先生に最初に出会ったのは、
そのレストランでした。
当時、影山が勤務していたクリニックが、
「霧笛楼」の顧問となり、
栄養士として定期的に、
横浜・元町のそのレストランに伺っていたことから
薗川先生とのご縁もスタートしました。
20年以上前のご縁が今もこうして続き、
みなさまに、先生をご紹介させていただくのが
ほんとうにうれしく思います。
「立ち居振る舞い」に自信がない方、
プロの先生にご自身の立ち居振る舞いを
チェックしていただいたことがないという方は
ぜひ、おいでください。
New!!
・2024年2月29日(木)
《栄養士のためのディズニーシー》
主催 パルマローザ有志
ガイド 大橋禄郎先生
場所 東京ディズニーシー
時間 10時30分 現地集合
]]>
「食コーチングセレクション」で生きがいづくりに1歩前進。
http://palmarosa.exblog.jp/29801338/
2023-12-28T23:59:00+09:00
2023-12-29T20:40:30+09:00
2023-12-28T15:58:16+09:00
palmarosaK
食コーチング
「食コーチングセレクション」とは、
「食コーチング」のマインドを基軸に保ちつつ、
栄養士・健康支援者が出合うであろう、
いろいろの場面を想定して、
演習を中心とした1日研修会。
「食コーチング」入門研修の4回シリーズを
終えられた方々は、
「食コーチング」スキルアップ研修で、
「問いかけ100本ノック」
「こう尋ねられたら、こう答える100本ノック」
「『肯定的指摘』『肯定的問いかけ』100本ノック」
《健康をカタチにする身だしなみセミナー》で
スキルアップを続けておられます。
「食コーチングセレクション」は、
「食コーチング」入門研修を受けていない方にも
ご参加いただけるようにと、
2021年10月から、現在のネーミングに変えて、
単発で開催しています。
これまで、
以下の内容で開催しています。
1.2021年10月
《「食コーチングマインドとは》
(定義、およびコトバで言えるように)
《食コーチングマインドの特徴 13か条》
講師 影山なお子
会場 イギリス館(港の見える丘公園内)
2.2021年10月
《食事のものさしの使い方――「四群点数法」を例に》
講師 影山なお子
会場 影山なお子横浜中華街オフィス
3.2021年11月
《健康を深く理解し、いつでも、だれにでも、
わかりやすく印象的に伝えるには》
講師 影山なお子
会場 影山なお子横浜中華街オフィス
4.2022年1月
《人生100年時代の食事相談にどうシフトするか》
講師 影山なお子
会場 影山なお子横浜中華街オフィス
5.2022年3月
《朝食をとっていないというクライアントに、
どのように対応すればよいか》
講師 影山なお子
会場 影山なお子横浜中華街オフィス
6.2022年4月
《食事相談の場所に合った、
身だしなみの整え方、訪問の仕方》
講師 影山なお子
7.2022年6月
《塩分、糖分、飲酒など、制限のある人への
食事相談の進め方、注意点》
講師 影山なお子
会場 影山なお子横浜中華街オフィス
8.2022年7月
《人から年齢や寿命に関する話題が出されたとき、
どのように対応するのがよいか》
講師 影山なお子
会場 影山なお子横浜中華街オフィス
9.2022年9月
《気づきを促す問いかけには、
どのようなバリエーションがあるか》
講師 影山なお子
会場 影山なお子横浜中華街オフィス
10.2022年11月
《異業種の人と会食をするとき、
栄養士としての態度、メニューの選び方、話題力とは》
講師 影山なお子
会場 影山なお子横浜中華街オフィス
11.2023年1月
《食事の栄養バランス》をわかりやすく伝える12のポイント。
講師 影山なお子
会場 影山なお子横浜中華街オフィス
12回目の今回は、
《食事・食生活の面から、ご自身のライフスタイルを
見直していただくための
「問いかけ」のバリエーション》
をテーマに、お話しさせていただきました。
(講師 影山なお子
会場 影山なお子横浜中華街オフィス)
「食コーチング」では、提唱の初期から
食事相談・健康支援の目的の1つは、
「生きがいづくり」であることをご提案し続けています。
しかし、一般的には、いまだにライフスタイルを
軽視した食事相談が続いています。
その1つの理由としては、
「ライフスタイル」は、
栄養学の領域外だったことがあげられます。
いえいえ、「ライフスタイル」をサポートする職業は、
たぶん、現在もないか、あっても、ほとんど知られていません。
あえていえば、各種のカウンセラーや、
精神科医でしょうか。
私たち栄養士は、
いま、ライフスタイルに関する「問いかけ」を
もっと強化できるのではないかと考え、
今回「問いかけシート」を作ってみました。
シートというカタチに残るものを創ることで、
ご自身の問いかけが、
いかに「食」に終始しているかが
一目でわかるようになります。
演習では、
朝食を食べていない、
朝食を食べているという2つの事例について
それぞれ、参加者が「問いかけ」してゆきます。
2つの事例で、まず事前にお約束ごととして
ご明示させていただいたことは、
「ライフスタイルを話題にするときは、
あえて、『食』に関する問いかけをしない」ということ。
ところが、演習をしてみると、
すぐに2つの問いかけから、「食」に入ってしまっている。
「朝食はどんなものを召し上がることが多いですか」
「きょうの朝食はどんなメニューでしたか」
「えっ? 食事相談の現場で、食を話題にしないでどうするの?」
と、首を傾げる方がいらっしゃるのは当然。
そのとおりなのですが、
食は、個々のライフスタイルの一部ですから、
ときには、クライアントに、
地盤となっているライフスタイルのほうに
目を向けていただくことには意味があります。
英語由来の「ライフスタイル」とは、
「生き方」「価値観」「人生観」「理念」「健康観」
「信仰・宗教観」までをも含む、
壮大でとらえにくい概念。
自分のライフスタイルだからといって、
よほど知力を集中しないと、
自身にも見えてこない、抽象的な存在です。
英語だから、というわけではなく、
日本語にも「生き方」や「人生観」などのコトバはあっても、
自分の「生き方」や「人生観」を
人に明確に伝えられる人は、そう多くはありません。
昔、『徹子の部屋』という番組を、
パルマローザメンバーで、
何度か見学をさせていただいたとき、
黒柳徹子さんが、ゲストがいらっしゃる前に、
その方の出演作、インタビュー記事、著書などの多様な資料に
目を通しておられることを知りました。
これもまさに、
ゲストの「ライフスタイル」の一端を知ってから
ご対面に臨む姿でした。
しかし、それによって把握できるのは、
その方のライフスタイルの、ほんの一部でしかありません。
食事相談の場合、
従来は「朝食は召し上がっていますか」
「体重が、また増えたようですね」
などと、「食」とその関連の話題から入るのが、
長年の習慣になっています。
実際、それ以外のことを話題にしている時間的余裕はありません。
しかし、食生活のカタチは、
ライフスタイルを反映したものです。
人生に夢や希望を持たない人にとっては、
食はどうでもいいこと、
その時々のモチベーションに従って、
気ままに過ごしていたりします。
その反対に、
食べること、お酒を飲むことに
例外的に強いモチベーションを持つ人もいます。
ライフスタイルに関心を持たない食事相談では、
クライアントのライフスタイルや生活習慣などには目を向けず、
「朝食は、ちょっとでもいいからとりましょう」
「お酒はほどほどに」
「夕食後は、少し、からだを動かすお仕事をして」
などと、一方的に理想論を押しつけたりします。
これを「火元ではなく、炎や煙に水をかける
消去法と同じで、まず火は消えない」と
指摘した人がいます。
現在の特定保健指導では、
ライフスタイルに目を向けるまでの
時間的、スキル的な準備はありませんが、
食コーチングでは、
それだからといって、
ライフスタイルにまったく目を向けないのは、
クライアントに対して温かさが足りないようにも思いますし、
栄養士の食事相談スキルとしても、
不備が多いように思います。
けっして、食事相談よりも優先して
まずライフスタイルに目を向けるように、
とは考えていませんが、
食事相談の話題に飽きや行き詰まりを感じたとき、
何回かの相談で、時間に余裕が出てきたとき、
食事相談の終わりころ、少しリラックスしたいとき、
なんとなくライフスタイルに関係のある話題になったときなどは、
むしろ話題をそちらに移して、
クライアントご自身が、
ご自身の人生に目を向けていただくことは、
今後の心身の健康の維持のために
意味があることと考えます。
朝食をとらないクライアントに対して、
その理由をお聞きすることは欠かせませんが、
かならずしも「朝食はたいせつ」という方向で問いかけるのではなく、
就寝時刻、その前の時間の過ごし方、起床時刻、その理由など、
ライフスタイルを伺う方向で問いかけることで、
クライアントご自身が
ご自身のライフスタイルに目を向ける機会になれば、
ホースの水は、炎や煙ではなく、
火元に注がれることになります。
この種の問いかけに関しては、
現在のところ、
栄養士の準備性は低く、
まさに「地獄の特訓」が必要になりそうです。
食コーチングでは、
いろいろの「問いかけシート」を創って
どんなクライアントにも(クライアントに限らず)
対応できるように
トレーニングを重ねてゆきたいと思います。
来年以降の講演や研修のときにも、
これらをご紹介をして、
真に、人生100年時代にも対応できるスキルを
広めていくつもりです。
]]>
横浜、表参道、ソウルでも「健康をカタチ」に。
http://palmarosa.exblog.jp/29799308/
2023-12-26T21:34:00+09:00
2023-12-26T23:32:59+09:00
2023-12-25T18:12:08+09:00
palmarosaK
身だしなみ
開催しました。
身だしなみセミナーは、
2008年9月に、第1回を開催して以来、
ホームグラウンドである横浜でのほか、
各地の栄養士組織からのご依頼で、
お話しさせていただいています。
コロナ禍の期間も、
身だしなみセミナーは
休むことなく開催してきました。
2021年2月14日から、
2022年3月20日まで、
東京銀座の《ブティック アシダ》さんのご協力を得て、
店内のフロアを使わせていただきました。
コロナ禍の最中も、
「マスクと衣服のコーディネート」をも考え、
衣服の面から健康度を高める努力をしてきました。
栄養士の攻めの健康行動として、
銘記したいと思います。
2022年11月から、
身だしなみセミナーの名称を、
《健康をカタチにする身だしなみシリーズ》に変え、
第1弾として、11月12日(土)に開催しました。
テーマは、
《オンナ度を上げるコートテクニック》。
(講師 大橋禄郎先生/影山なお子)
会場 横浜市技能文化会館)
以下に、今年開催したテーマをあげておきます。
第2回
2023年1月22日(日)会場 関内ホール
《お打ち合わせコーディネート》
第3回
3月21日(日)会場 かながわ労働プラザ
《知人の結婚式に招かれました。
さあ、あなたは?》
第4回
5月6日(土)会場 ブティックアシダ銀座店
《新緑の季節のさわやかさを街中にアピール》
第5回
6月29日(金)~7月2日(日)会場 韓国・ソウル
《ビジネスシーンで使えるジャケット
&コートショッピングツアー》
第6回
8月27日(土)会場 ブティックアシダ銀座店
《Tシャツファッションのステップアップ》
第7回
9月2日 会場 大井競馬場
《フリーマーケットの歩き方、見方、買い方》
そして、今回のテーマは、
《冬の表参道を行く》。
(講師 大橋禄郎先生/影山なお子
時間 11時~18時
会場 イギリス館)
事前に参加者にお送りしていた、
身だしなみに関する課題は、
「『冬の表参道を行く』というシチュエーションでお出でください」
当日、それぞれに、ご自身の服装を発表していただきました。
「久しぶりに参加しました」とおっしゃる方から
「毎回参加しています」という方までさまざま。
それぞれのプレゼンテーションをお伺いするのは、
身だしなみセミナーならではのトークレッスン。
みなさんの服装について、
ファッションの専門家でもない私が
あれこれ申しあげるのは……
というのがホンネです。
しかし、
お仕事上、各地の栄養士の方々、
前職のお仕事でご縁があった方々、
組織のリーダーの方々などと
お目にかかる機会があり、
それらの経験から得たことは、
「服装の印象は、人生や健康度をも大きく左右する」
ということです。
みなさまのプレゼンテーションは、
私自身、毎回楽しみにしている1つ。
日常生活では、
「あなたのきょうのファッションのコンセプトは?」
と聞かれることはまずないことでしょう。
でも、ここでは、しっかり自分の口で語れるように
練習をしています。
表参道というおしゃれな人たちが行き交う街ですから、
ご参加のみなさまの意気込みも
いつものセミナーよりも「攻めの姿勢」で
いらしたようにお見受けしました。
表参道は、
1919年に明治神宮の参道として整備された街。
(日清戦争から4年後、日露戦争から2年)
渋谷パルコが1973年に開店した7年後の
1980年代、DCブランドが全盛期を迎え、
表参道も脚光を浴びます。
私が大学進学のために兵庫県から上京して、
大学の寮に入った翌日、
寮生のお仲間と、
「原宿」「表参道」に行ったことを、
すぐに実家の母に寮の電話を使って、
誇らしげに語ったことを覚えています。
表参道には、
いまもおしゃれな美容院がたくさんあります。
その表参道の美容院に勤務する
若手美容師さん(福岡県のご出身)が
こんなふうにおっしゃっていました。
「表参道の美容院で働いた経験は、
地元に戻って、お店をオープンするときに
大きなステータスになる」と。
横浜に住んでいる私にさえ、
地元(横浜)に住む知人たちはこう言います。
「え? 美容院は、毎月、表参道に行っているの?」
「横浜にもいっぱいあるじゃない」と。
表参道に行くという姿勢、
(おしゃれな街に出かけるのだから、
ファッションにも気をつけないと、という意識)
表参道まで出かける自宅からの1時間は、
もう家を出たときから
モチベーションがアップしているようにも感じます。
表参道には、
美容院、歯科医院、ショッピング、
お菓子教室、お料理教室でお世話になっています。
さて、そのプレゼンテーションでは、
大橋先生とごいっしょに、
以下のアドバイスをさせていただきました。
・大柄のコートにあえてブローチはつけなくてもOK。
大柄の持ち味を生かして。
・ブローチのつける位置をもう少し下にしてみて。
・バッグの素材を温かい素材に変えてみて。
(シルバーなどの素材が、その人によって冷たい印象に)
・コートに、ストールなどの差し色を。
(シンプルなコートが華やかに)
・コートはOK。
コートを脱いだら、あれ?
(コートの中も気を抜かずに)
・バッグがコートとあっていない。
(集金スタイルのバッグであればOK)
・足下が寒く見えるので、
ショートブーツはどう?
(ショートブーツを履いていただくと、
周囲から歓声が)
・ショートヘアには、イヤリングやピアスが似合う。
ぜひ。挑戦してみて。
「自分だけではなく、
他の方々のアドバイスも参考になる」とみなさま。
その他
コートの種類、バリエーションをご説明させていただきました。
以前にも、
何度かコートのお話はさせていただいていますが、
「コート選びがとても難しい」とおっしゃる参加者のみなさま。
オーバーコートは流行だからといっても
自分には大きすぎたり、
ダウンコートは、
ビジネスシーンやあらたまった席には向かなかったり。
確かに、
いろいろのファッションを
1つのコートで対応するのは難しい。
できれば、
黒や紺などのビジネスシーンのものがそろっていれば、
それ以外の色でバリエーションを。
それができないようであれば、
プレーンなコートに
ストールなどで差し色をするという方法や、
コートに合うバッグの素材などで変化させる
方法をご紹介させていただきました。
その他、
1.その日のスタイルは、いつ、考えるか。
(その当日ではNG)
2.服装でイメージアップする5つのアクション。
3.シルエットはどう魅せる?
4.誰と行くかで服装が変わる。
5.コートはどうする?
6.その他(歩き方など)
などもご紹介させていただきました。
ここからちょっぴり余談ですが
こんなことがありました。
ビフォーからアフターのスタイルで
中華街までランチのために出かけたとき、
12月の初旬に設立されたという
KーPOPの養成所(日本代表)の役員の方に
声をかけていただき、
そのトレーニング室を見学させていただくことに。
そばで見守っていた栄養士さんがたは、
「普通、予約もなく、名刺もない人たちが
見学なんてさせてもらえないのではないでしょうか」
「私たちの身だしなみをご覧になって
見学させていただけたのでは?」と、
おっしゃっておられたのは、ごもっとも。
衣服で、
こんなにもコミュニケーションのトーンが変わってくる、
そのことを、みなさん、実体感されたことでしょう。
セミナーが終わって外に出ると、
港の見える丘公園は、
イルミネーションで輝いていました。
この横浜でクリスマスを迎えて21年。
来年も、
私たち栄養士の「身だしなみ」で、
さらに健康なコミュニケーションが図れるはず。
2024年も、
「健康をカタチにする身だしなみセミナー」を
続けていかなくては……と決意をした1日でした。
]]>
栄養士の考える、家族の健康観・食生活観。
http://palmarosa.exblog.jp/29778912/
2023-12-11T23:17:00+09:00
2023-12-12T00:32:00+09:00
2023-12-11T15:35:55+09:00
palmarosaK
食ジム
(主催 食コーチングプログラムス
座長 小林美穂さん
会場 かながわ労働プラザ
時間 11時~18時)
今回のテーマは、
《栄養士として、家族の健康観・食生活観を高めるには、
どのようなアプローチがあるか》。
小林座長は、
以下の項目で進行されました。
1.私が家族の健康維持・向上に努めている、
こんなこと、あんなこと。
(考え方や行動など。過去の例も可。
現在、家族が近くにいない場合は、
自分自身に対してのアプローチ)
2.この人の存在(自分も含む)が、
家族やご近所、職場、余暇活動において、
私やコミュニティの健康度を上げている、
(または下げている)」と思われる考え方や行動。
3.今、栄養士や健康支援者が推進している健康法や食事法、
生活習慣の中で「それ、ちがうでしょ」と思う、考え方や支援法。
4.「人生100年時代」にふさわしい健康観・食生活観を、
栄養士はどう更新し、人々にどんなアプローチをしてゆくか。
1番の項目は、
参加者全員が発表するコーナー。
ここでは、以下のような発言が出ました。
・ときには、私が家にいないようにすることで、
家族の自主性を高める。
・(子どもたちもそれぞれ独立しており、
夫の退職後は、夫婦2人暮らしという環境)
朝起きたら、元気にあいさつをしている。
夫が3食とも食事をつくっているので、
食後、毎回「おいしくいただきました」と
感謝の気持ちを述べるようにしている。
・外食を1週間に1回はかならずするようにしている。
・家族が全員そろう夕食時、
「きょうは、どんなことがあった?」と、
子どもや夫にかならず聞くようにしている。
・「いただきます」「ごちそうさま」を、
食卓ではかならず家族全員がそろって言うようにしている。
・仲がよくなかった父だったが、
結婚式には思い切って、招待したことで、
家族一同がそろう機会になった。
それがきっかけとなって、
子どもたちが、父に少し歩み寄れるようになった。
・高齢の両親の実家に、
「お片づけ」を名目に行くようになったら、
両親が喜んでくれていることを実感した。
・夫が会社員だったころ、
「弁当はつくらないで」と釘をさされた。
「同僚、後輩、先輩、取引先、営業先、上役と、いつどこで
いっしょにランチをするかもしれないから、
お弁当があると、コミュニケ―ションの機会が激減するから」
「会社の中で食べるより、
外で食べたほうが、気分転換にもなるし」という理由で。
以来、一度も弁当はつくっていない。
・研修などで1日外に出かけるとき、
あえて、夕食の用意はしないようにしている。
「家族だって夕食は自分で選びたいはず」
・子どもたちが小さいころから、
ご飯を自分で炊けるようにしてきた。
・食卓で「野菜が足りない」とあえて口に出し、
冷蔵庫から1品添えるようにしたことで、
大人になった子どもたちは、それぞれ実践しているよう。
・「頭が痛い」という夫に、
「どうしたの?」「なにか心当たりはある?」
「血圧は?」(夫は高血圧気味)と問いかけた後
「いっしょに血圧計はかってみる?」と、
あえて、2人でいっしょに行動するようにしている。
(夫は1人ではなかなかアクションをおこさないので)
・食卓であえて、家族に、
「マヨネーズは1杯100キロカロリーだよ」
「野菜を1品追加しようっと」と口にだしていた。
(1人暮らしをしている家族は、いまもそのことを
覚えているようだ)
・狭いユニットバスだが、
毎日湯船につかるようにしている。
・寝たきりの妻に食事を介助するとき、
メニューを言いながら食べさせている。
興味深かったことは、
もし、これが別の栄養士組織でのことであれば、
発表内容までちがってきたのではないでしょうか。
たとえば、
「なるべく外食をしないように、
手作りの食事を心がけている」とか、
「3食栄養バランスを考えて食事をつくっている」
といった発表が多いのではないでしょうか。
ここでは、
「食」以外にも、
健康維持・向上に努めている事例が
たくさんあがったことで、
健康には、たくさんの切り口があることを
みなさまますます実感なさったように思います。
ある方は、
週に2回、健診センターに出勤なさる
保健師さんを、
「モチベーションが下がる人」として、発表されました。
「とにかく、仕切り屋で、仕切り始めると周囲が見えなくなり、
大声で人をどなったり、なじったり。
でも、その人、権威に弱いようで、
○○大学の教授という肩書きの人には、
態度や声まで変わる」
ある方は、
「趣味で通っているテニス教室で、
コーチが指導をしているそばで
ある男性が、『まるで自分も指導者』
のように、指導したがる人がいて迷惑している」と発表。
大橋先生は、その事例をお聞きになり、
「いるいる、そういう人。
どこの組織にもいるものですよ」
と、具体的に、そういう人に対しての
対応策を具体的にお示しされました。
(クラブの例会で、人が指導しているときは、
担当者以外は口を挟まないことを厳しく伝えた)
私は、いま、お仕事でお世話になっている、
ある食堂の70代のスタッフさんたちのことを
ご紹介させていただきました。
そこは、70代、80代のスタッフ、調理師さんが
働いています。
お客様の層も60歳以降の方々が多い。
お客さんは、もちろん食事を召し上がりに
いらっしゃるわけですが
長く自分のことを担当してくれている、
そのスタッフさんに会いたいために、
お店に足を運んでいる様子。
「いつものでいい?」と70代スタッフのAさん。
「ちょっと頼みすぎじゃない?(多すぎない?)」と、
スタッフなのにお客に注意をする。
しかし、お客さんは「食べられるよ~」と。
30年以上通っているという、その常連さんは、
店員とのそんなやりとりがうれしいみたい。
お互いが口には出さないけれど、
「ここに来てくれた(来られた)ってことは、
健康な証だね」という気持ちなのではないかしら。
さて、話は変わります。
うれしかったことは、
参加者の少なからずが
「私が、みんなの健康度を上げていると思います」
と、堂々と自分自身の「何がすごいか」を、
分析してご発表いただいたこと。
「マンションの施設管理人さんが
夫に、『お宅の奥さんは、シャキシャキ歩く人ですよね」
と、おっしゃったのだとか。
そう教えてくれた栄養士さんは、
いつも姿勢がよく、確かに、余計な贅肉がつかないような
歩き方をなさっておられる。
ある栄養士さんは、
趣味のヨガやピラティスのレッスン時に、
更衣室でヨガウエアから、
ジャケット姿に着替えていたところ、
「いつもちゃんとしていますね」
「ヨガのときとのギャップがまたステキ」
と、仲間からそう言われることが、
しばしばあるのだとか。
都内の保健所に勤務される栄養士さんは、
「保健所に行くと、
かならず服装をほめてくれる保健師さんがいらっしゃるんです」
「ネックレス、ステキね~」
「○○さん、いつもおしゃれだから」
「きょうもかわいい~」
そのことによって、
ますます身だしなみに関して、
「手を抜いてはいけない」と思われているそう。
特定保健指導で企業に訪問したところ、
担当させていただいた会社員の方から
「ところで、きょうの洋服のコンセプトは?」と、
聞かれたのだそう。
(この社員の方は、只者ではない?)
そのときの服装は、お気に入りのジャケットに、
ワイドパンツというキリっとしまった感じの服装。
「さわやかなきょうの青空をイメージして参りました」
と、おっしゃったとのこと。
「ここは身だしなみセミナー?」と思ってしまったほど、
「きょうの服装のコンセプトは?」なんて、
クライアントからまさか尋ねられるとは思ってもいなかったと、
おっしゃっておられたのが印象的でした。
「食ジム」のこの場にお集まりの栄養士さんたちの存在が
公私にわたって
多くの方々の健康度を上げていることが
よくわかりました。
そして、
「そのことを口に出して、指摘される方々もすごい」
というお話にもなりました。
3.では、今、栄養士や健康支援者が推進している健康法や
食事法、生活習慣の中で
「それ、ちがうでしょ」と思う、考え方や支援法を
発表いただきました。
ベストセラーになっているご本について
言及された栄養士さんは、
ある栄養士さんが提唱する、
「牛乳のカゼインはNG」
「小麦のグルテンはNG」というご発言に
「これは、おかしいと思った」と発表されました。
その他、
参加者の方々は、パーソナルトレーナーを
つけておられる方も多く、
そのスポーツトレーナーさんの指導についても
言及されました。
「とにかく、タンパク質、タンパク質……としか言わない」
「アミノ酸が大事」というだけで、
具体的な対策は、サプリメントのみ。
ある栄養士さんは、
「私はスポーツトレーナーさんの食事に関するアドバイスは、
スルーしています。
『自分のやり方があるので』と断った上で」
とおっしゃったので、
影山は、
「そのスポーツトレーナーさんは、
どのような食事のアドバイスをなさっておられるのですか」
と、お尋ねしたところ、
「……。まったく相手のお話を聞いていなかったことに
気がつきました。
栄養士だから自分のやり方がある、と思わないで、
これも、『問いかけ』なんですね。
相手がどのような内容の話をするのか、という
情報収集できるチャンスを逃してしまっていたんですね。私」
人生100年時代は、
情報を収集して、相手に「問いかけ」をすることを、
厭わない栄養士になりたい……。
これらのやりとりをお聞きになっていた
参加者の方々は、
そう思われたのではないかと確信しています。
栄養士だから食のことなら何でも知っている、ではなく、
いろいろの情報は、
どこから来ているのか、
そもそもその方は、
「健康をどんなふうにとらえているのか」
というまで理解できるチャンスと考えてみる。
人生100年時代は、
栄養、運動、休養以外にも
さらに3つの要素を加える必要があることは、
このブログでもご紹介させていただきました。
栄養士の考える健康とは何か。
これからの栄養士は、
どういう切り口で、相手の健康をサポートしてゆくのか。
今年最後の「食ジム」は、
座長・小林美穂さんの
スムーズな進行で、大いに笑い、大いに盛り上がった
今年の"トリ"にふさわしい「食ジム」でした。
今年は、「食ジム」を10回開催しました。
皆勤賞の方は8名。
来年の「食ジム」は、
2月4日(日)に、開催する予定です。
みなさまのご参加を、
心よりお待ちしています。
*「食ジム」の会場から近い、
日本大通では、
まだイチョウ並木が黄金色の葉が
残っていました。
その他、
横浜公園の紅葉をバッグに集合写真を撮りました。
]]>
《人生100年時代の栄養士のカタチ》
http://palmarosa.exblog.jp/29767550/
2023-12-09T00:06:00+09:00
2023-12-09T00:49:04+09:00
2023-12-08T14:36:23+09:00
palmarosaK
食コーチング
2023年12月2日(土)、《第18回 東京都栄養士大会》
(主催 東京都栄養士会
会場 お茶の水女子大学)に、
講師の1人として参加しました。
《人生100年時代――ますます強化したい
栄養士のコミュニケーション力。
――「食コーチング」の視点から――》
というテーマで、1時間30分担当しました。
今回「コミュニケーション」というテーマで
依頼をいただいた理由について、
主催者の先生はこうおっしゃいました。
「栄養士を対象に、いろいろの専門の先生に
ご講義をいただいたのですが、
どの先生も最後はこうおっしゃるのです」
『コミュニケーションがいちばん大事なんです』と。
だから、影山先生にお願いしたいと思ったのです」
それに従って
講演の構成を以下のように考えました。
1.「コミュニケーション」の基本的なこと。
2.栄養士として、「健康のカタチ」を示せる人に……。
3.栄養士として、言語コミュニケーションの強化ポイント。
4.人生100年時代に求められるコミュニケーションのカタチ。
「コミュニケーション」の定義として、
『広辞苑』のものを最初にご紹介しました。
「①社会生活を営む人間の間に行なわれる知覚・感情・思考の伝達。
言語・文字その他視覚・聴覚に訴える各種のものを媒介とする。
(生)②動物個体間での身振りや音声、匂いなどによる情報の伝達。
細胞間の物質の伝達または移動、細胞間コミュニケーション」
上記の定義を説明した後、
上記以外にも、言語によらないものがたくさんあるという
事例をご紹介しました。
*帰宅時、ある家の脇を通ったら、"あの”香りがする……。
「このお宅は、今晩、カレーだなぁ」
*お食事をいただくとき、
見ただけで、「おいしそう!!」
*黄金色のイチョウ並木を見て、
「秋なんだなぁ」としみじみ。
*夕焼けを見て「あしたは、晴れるかな?」
「食」は、コミュニケーションそのものである、
ということも、29種類の「食」の持つ意味を
ここで、お示しさせていただきました。
そして、この20年以上、
「栄養士はサービス業です」と、
お伝えし続けています。
20年前は、そう申しあげると、
「栄養士はサービス業なんかじゃありません」
と、面と向かって反論される方がいらっしゃいました。
「サービス業」のイメージに、風俗系や
心のこもらないセールストークなどがあったからでしょう。
しかし、『広辞苑』には、
「日本標準産業分類」の分類に従って、
「サービス業」として、次の業種があげられています。
「医療、保健業、宗教、教育、法務関係、
非営利団体なども含む」
これに従えば、医師も学校の先生も、僧侶も牧師さんも、
そしてもちろん栄養士も「サービス業」として定義されています。
それらは要するに、物品を扱う生産業や流通業とは異なり、
人間そのもの、人間性や、その人の持つ思想や情報を
"売る”職業ということになります。
けっして、誤解される職業ではなく、
大いに誇りと自信をもってよい業種ということになります。
では、栄養士として、自分の"売り”を
どう示していけばよいのか。
それは、私が提案を続けている
「健康のカタチ」を全行動で示してゆくことでしょう。
『広辞苑』では、事例をあげていませんが、
コミュニケーションには、
言語によらない「非言語コミュニケ―ション」があり、
人間の場合、こちらのほうが割合が多いとのこと。
そしてもちろん、動・植物は、非言語コミュニケーションを
活発におこなっています。
講演では、
「非言語コミュニケーション」について
パワーポイントを使ってご紹介しました。
(一部、パワーポイントの不具合によって
画像が反転するというハプニングがありましたが)
パワーポイントの中で、
表情や身だしなみに関して、
交流のある方々の、ビフォー・アフターの事例をご紹介しました。
幸い、その方々が会場にお出でいただいていたので
アドリブで、ご指名して、コメントをいただきました。
3人の方が、
パワーポイントの画面から飛び出してきたように、
リアルに、そして、イキイキと、
お話しなさるご様子を
会場の方々にご覧いただくことができました。
まさに「健康のカタチ」を
表情や身だしなみ、
そして、トークで、お示しいただきました。
この臨場感こそ、"現場”の強み。
「栄養士として、
言語コミュニケ―ションの強化ポイント」という項目では、
数年前からご紹介している、
コミュニケーションスキル、
「肯定的指摘」「肯定的問いかけ」を
ほんの少しでしたが、ご紹介することができました。
人が健康になるには、
計画された食事をしっかりとることに加えて、
楽しいこと、うれしいこと、困っていることなどなどを
コトバで表現してモチベーションを高めたり、
問題を緩和・解消したりすることも必要。
シメは、
「人生100年時代に求められるコミュニケーションのカタチ」。
人生100年時代といわれる現代は、
「健康の3大要素」(運動、栄養、休養)だけで
目の前の方々とサポートし続けるのは困難です。
人生100年時代における
栄養士の社会的使命の1つは、
「心の栄養補給」にも貢献することを
お伝えしました。
人生100年時代とは、
そのためのモチベーションを強化し、
「心の栄養補給」にも気を配る時代といえるでしょう。
食生活や食行動には、
「心の栄養補給」になることがたくさんあるので、
栄養士の守備範囲はますます広がるはず。
(「台所仕事は、食後、すぐに片づけてしまおう」
「あのスーパーの売り出しに遅れないこと」
「クリスマスパーティーに着てゆくワンピースは、
どれにしよう?」)
いま、栄養士に、
なぜ、高いコミュニケーションスキルが必要なのかを、
会場のみなさまに、
少しでもご理解いただけたのではないかと思います。
決められた時間の中で、
1日研修の内容のすべてを盛り込むことはできませんが、
ご参加いただいた方々が
「時間が足りなかった」
「もっとそこを知りたかった」
と、思っていただけたら「成功」だと思うことにしました。
今回、4年ぶりに対面での研修会だったと
主催者の先生がたから伺いました。
階段教室で、講師の場所から遠くまで
見渡せる大きな会場で臨ませていただきました。
90分の講演会の時間は、
フライトタイムでいえば、
東京・羽田⇔鹿児島
東京・羽田⇔旭川 くらい。
着陸態勢に入ったくらいの講演の途中、
"ランナーズハイ”というコトバがあるように、
"講演ハイ”になったような状態に……。
幸い、会場後方にいらした、わがコーチが、
大きくジェスチャーで、
「そろそろ時間。次に進めて!!」との
サインをしてくださったので、
危うく軌道修正ができたことを、
ここだけの話として、ご報告いたします。
東京都栄養士会では、
「食コーチング」研修をシリーズで
2007年から、
数年間担当させていただいたことがあります。
特定保健指導がこれからまさにスタートする、
という時代でした。
そのときにご担当いただいた
先生がたもおいでになっておられました。
16年の月日が経っていることを
忘れてしまっていたくらい。
いまもなお、こうしてご縁をいただけることに
感謝した1日でした。
講演の後では、
多くの方々は、
お名刺交換をしたり、談笑なさっていたり……。
対面ならではの、
情報満載の温かい会場に
身を置くことができました。
外に出ると、
お茶の水女子大学の構内は、
大きな樹木が黄色の紅葉しており、
重厚な建物と樹木が
この大学の威厳をさらに深めています。
10代だった学生時代、
お茶の水女子大学の近くのエリアで
4年間の学生生活を送っていました。
当時の私に、一瞬、
すれちがったような錯覚にも見舞われました。
「これからも、一歩、一歩、前に進んでいきます」
講演会が終わった後、
横浜の自宅に着くまで、
そう心に誓った1日でした。
]]>
2023年12月~2024年1月までに開催する研修会のご案内。
http://palmarosa.exblog.jp/29756048/
2023-12-06T20:56:00+09:00
2024-01-08T15:31:41+09:00
2023-11-29T21:38:08+09:00
palmarosaK
スケジュール
2023年12月2日(土)~2024年1月末日までに開催する研修会およびイベントのご案内を以下にお示しさせていただきました。
お目通しいただけましたら幸いです。
お申し込みご希望の方は、
影山なお子までメールでご連絡いただけますように。
e-mail:palmarosa@yours.biglobe.ne.jp
その際、以下をご記入のうえ、
お申し込みいただけましたら幸いです。
1.お名前
2.所属(例 行政/フリー/企業/など)
3.お住まい(例 神奈川県 横浜市など)
4.ご希望のセミナー(例 ○月○日のセミナー希望など)
5.ご連絡先(お電話番号)
折り返し、
詳細についてご連絡させていただきます。
影山なお子
New!!
・12月2日(土)
第18回 東京都栄養士大会
《人生100年時代の栄養士のカタチ》
――「食コーチング」の視点から――
主催 東京都栄養士会
講師 影山なお子
時間 10時50分~12時20分
New!!
・12月3日(日)
《栄養士のための映画鑑賞会》
主催 食コーチングプログラムス
ガイド 大橋禄郎先生/影山なお子
*集合場所、上映映画内容などの詳細は
お尋ねください。
どなたでもご参加いただけます。
*影山なお子からひとこと。
映画大好き栄養士の影山なお子が、
2022年『RRR』の映画鑑賞会から立ち上げて1年。
大きな映画館で鑑賞するのはやっぱり気持ちイイ!!
影山セレクトの映画を栄養士のみなさまとごいっしょに、
映画館で鑑賞して、その後、
場所を移して、感想を述べ合います。
1人で鑑賞するよりもっと深く
立体的に映画を観る視点が鋭くなることを
ご実感なさることでしょう。
詳細はお尋ねくださいね。
New!!
・12月9日(土)
《アクションクッキング》
――沖縄料理がある食卓――
主催 食コーチングプログラムス
講師 影山なお子
時間 14時~17時30分
場所 影山なお子横浜中華街オフィス
*影山なお子からひとこと。
1年に1回は必ず訪れている沖縄。
大好きな沖縄のお料理をはじめとした食文化を
ご紹介させていただきます。
どなたでもご参加いただけます。
お申し込みご希望のかたは
ご連絡、お待ちしています。
ご持参いただくもの
・エプロン
・筆記用具
・ハンドタオル
New!!
・12月10日(日)
「食ジム」
テーマ
《栄養士として、家族の健康観・食生活観を高めるには、
どのようなアプローチがあるか》
主催 食コーチングプログラムス
座長 小林 美穂さん
時間 11時~18時
会場 かながわ労働プラザ
*影山なお子からひとこと。
体力を強化するスポーツジムがあるように、
こちらは、
コミュニケーションを強化する
「コミュニケーション専門のジム」です。
どなたでもご参加いただけます。
ご参加ご希望の方へ。ご連絡お待ちしています。
・12月16日(土)
《デコパージュでクリスマスをデコレート》
主催 パルマローザ
ガイド 影山なお子
時間 11時~17時
会場 関内ホール
*影山なお子からひとこと。
クリスマスリースやオーナメントを
今年はデコパージュしてみませんか。
デコパージュ研究家の影山なお子が、
みなさまをデコパージュの世界にご案内させていただきます。
・12月17日(日)
旧名称
《栄養士のための身だしなみセミナー》
新名称
《健康をカタチにする身だしなみセミナー》
主催 食コーチングプログラムス
講師 大橋禄郎先生/影山なお子
時間 11時~17時30分
会場 イギリス館(港の見える丘公園内)
*影山なお子からひとこと。
健康をカタチにする身だしなみは、
ここでしか学ぶことができないセミナーの1つ。
ぜひ、私たちとごいっしょに、
身だしなみから、世の中を変えてゆきましょう。
New!!
・12月23日(土)
「食コーチング」セレクション
主催 食コーチングプログラムス
講師 影山なお子
時間 11時~17時30分
会場 影山なお子中華街オフィス
*影山なお子からひとこと。
「食コーチング」研修とは別に、
「食コーチングセレクション」は、
単発でご参加いただけるイベントです。
どの回からでもご参加いただけます。
今年最後のセレクション。
どなたでもご参加いただけます。
New!!
・12月30日(土)
《アクションクッキング》
――わが家のおせち料理はおいしい――
主催 食コーチングプログラムス
講師 影山なお子
時間 14時30分~17時30分
会場 影山なお子中華街オフィス
*影山なお子からひとこと。
おせち料理教室は、
2007年から毎年、
12月30日に開催しています。
「おせち料理をつくるのは初めて」
の方も大歓迎。
容器はこちらでご用意させていただきます。
つくったおせち料理は、
その場でお召し上がりいただきます♬
もちろん、お持ち帰り用のお重もご用意。
毎年、リピーターさんが多い料理教室です。
New!!
・2024年1月2日(日)
《恒例 新春ぶらパルマ》
主催 パルマローザ
ガイド 大橋禄郎先生
時間 11時~
集合場所 横浜みなとみらい周辺
詳細はお尋ねください。
ご家族連れのご参加も歓迎します。
New!!
・2024年1月6日(土)
パルマローザ新春セミナー
《栄養士のバランス感覚――21のチェックポイント》
――栄養バランスからライフスタイルまで――
【要旨】
人に栄養バランスを説く栄養士の中には、なにをもって「栄養バランス」というのか、その説明をうまくできない人が少なくない。そして、「話力」と「文章力」のバランス、身だしなみのコーディネートなどなど、これからの人生をワンランクアップさせるためには、どこに着目し、どのように〝一生もの〟のバランス感覚を身につけていけばよいか、この際、徹底的にチェックしてみましょう。
主催 パルマローザ
講師 大橋禄郎先生
時間 11時~18時
会場 横浜市技能文化会館
*影山なお子からひとこと。
「パルマローザに興味がある」
「20年以上続いている栄養士サークルって?」
「なんだか楽しそう!!」
「栄養士さんたちがイキイキしている!!
私もその1人になりたい」
とにかく、そう思われたあなた、
ぜひいらしてください。
あなたのご参加をお待ちしています。
New!!
・2024年1月7日(日)
《栄養士のための文章教室》
主催 ロッコム文章・編集塾
講師 大橋禄郎先生
時間 11時~18時
会場 横浜市技能文化会館
*影山なお子からひとこと。
栄養士として文章力を磨きたい、
いまご自身の仕事を文章として残したい
そうお考えの方は、こちらのセミナーがオススメ。
「参加できてよかった~」
「出会えてよかった~」
とみなさまおっしゃるセミナーの1つ。
影山も、アシスタントとして毎回参加しています。
New!!
・2024年1月14日(日)
「食コーチング」第27期入門研修 最終回
主催 食コーチングプログラムス
講師 影山なお子
ゲスト講師 大橋禄郎先生
時間 11時~18時
会場 イギリス館
*影山なお子からひとこと。
「食コーチング」入門4回シリーズ最終回となりました。
第1期~26期までご修了された方々は、
どなたでもご聴講いただけます。
第27期入門研修を修了される栄養士さんを
みなさまごいっしょにお祝いしましょう。
次回、第28期「食コーチング」入門研修は、
来年3月頃のスタートを予定しています。
「食コーチング」を学んでみたい、
「肯定的指摘」「肯定的問いかけ」
もっともっと学びたい、深めたいと
思ってくださったあなた、
来年3月にお会いしましょう。
New!!
・1月20日(土)
《栄養士のための話し方セミナー》
主催 パルマローザ
講師 渡辺 由佳先生
(テレビ朝日元アナウンサー)
時間 13時30分~16時30分頃を予定
会場 大佛次郎記念館(港の見える丘公園内)
最寄り駅 みなとみらい線・元町中華街駅。
対象 話し方をさらに強化したいとお考えの方大歓迎。
詳細はお尋ねください。
*影山なお子からひとこと。
栄養士は「話力」もたいせつ。
でも、その「話力」はどのように磨けばよいのでしょうか。
パルマローザでは、
テレビ朝日元アナウンサーの渡辺由佳先生に、
10年以上、
「話し方」についてのご指導をいただいています。
ご自身の「話力」がスキルアップすることで、
栄養士としての可能性がもっと広がることを
お約束できるセミナーです。
New!!
・2024年1月27日(土)
《栄養士のための食文化研究会》
主催 パルマローザ
ガイド 影山なお子
時間 13時30分~16時頃を予定。
会場 《利休庵》
*影山なお子からひとこと。
横浜を代表する老舗そば店《利休庵》さん。
出川哲朗さんのご親戚がなさっておられるお店としても
地元では知られています。
私も大好きなお店の1つ。
今回は、その利休庵さんで、
そば文化のあれこれを
出川社長にお伺いしながら、
そば会席をお召し上がりいただく予定です。
栄養士の方であれば、
どなたでもご参加いただけます。
New!!
・2024年1月31日(水)
《人生100年時代のいま、
栄養士に求められるコミュニケーション力とは?
――「食コーチング」の視点から――》
主催 練馬区保健所
講師 影山なお子
時間 14時30分~16時30分
会場 練馬区立区民・産業プラザ
]]>
「秋」を描き、「秋」を見つける暦。
http://palmarosa.exblog.jp/29756570/
2023-11-30T23:15:00+09:00
2023-12-01T02:18:22+09:00
2023-11-30T15:59:18+09:00
palmarosaK
絵手紙
2023年11月23日(木/祝)と、11月25日(土)は、
パルマローザ主催のイベントをそれぞれ開催しました。
11月23日は、
《栄養士のための絵手紙セミナー》、
11月25日は、
《ぶらパルマ in 小石川植物園》。
まずは、絵手紙セミナーから。
恒例になった絵手紙セミナーですが
今回は、
前回から約1年ぶりの開催となりました。
「栄養士が絵手紙? なぜ?」
と問いかけられそうですが、
このセミナーは、
栄養士さんにとても人気のあるセミナーの1つ。
筆で絵や文字をしたためるという生活習慣が
激減しているこの日本で、
あえて、肉筆で文字を書き、
季節の便りを絵にしたためて仕上げる。
今回は、事前に「秋を描く」というお題が
出題されていたため、
参加者は、それぞれが考える「秋」の材料を
持参するところからスタートしました。
「私は絵が苦手だから」
とおっしゃっていた方々が
先生の描かれる「秋」を間近にするだけで
「なんとなくサマになってくる」のです。
下書きはほとんどなく、ぶっつけ本番。
ある程度描いたら、
先生にその都度チェックしていただきます。
「その都度チェックしていただける」ことで、
参加者は安心して前に進めることができるのだと
あらためて今回も実感しました。
もっとも難しいのが
絵に添える文字とその内容。
先生から愛ある厳しいご指摘が……。
「字がしょぼい」
「字の大きさがなっていない」
「……(絶句)」
私たちも負けてられません。
「この絵だったら、先生は、
どんなふうに文字を書かれますか?」
「この絵には、どんな表現がふさわしいでしょう?」
できあがった絵手紙は、
世界に1つだけのオリジナルとあって
とっても愛おしい……。
さっそく仕上げた絵手紙を
母に送ったら、
母も絵手紙で返事をくれました。
「昔、絵手紙を習ったときのものが
あったから、思い出して出してみたんよ」。
絵手紙コミュニケーションは、
まずは家族間から温まっています。
絵手紙セミナーの翌々日は、
《ぶらパルマ in 小石川植物園》
このネーミングは、
タモリさんの番組《ぶらタモリ》にちなんでいます。
今回の《ぶらパルマ》の舞台は、
小石川植物園。
最寄り駅は、都営三田線の「白山」(はくさん)。
15年前に一度、大橋先生にご案内いただいて以来の
訪園となりました。
「こんなに広かったの?」
というのが正直な感想です。
午前11時過ぎに入園して、
午後3時くらいまでじっくり散策したからこそ、
この植物園の偉大さをあらためて実感することができました。
大橋先生は、
ご自宅がご近所だったこともあって
小学生の低学年ころから
この植物園が遊び場だったとおっしゃいます。
「昔は、正門から時計台が見えたんですよ」と先生。
いまでは、うっそうと生い茂った木々たちで
時計台がその近くまで行かないと見えないくらい。
当時の禄郎少年が見た景色とは異なって当然でしょう。
人間だって80年経つと変わるように、
自然界の80年はかなり異なるでしょう。
いまは、東京大学の付属施設であり、
植物の研究・教育を目的として運営されています。
面積 161,588m2(48,880坪)
江戸時代に徳川幕府が設けた、
《小石川御薬園》(1684年)がその前身なのだそう。
歩き続けると、
ご家族連れも多く、中には、園内でお弁当を
召し上がっている方々もいらっしゃり、
「都内でこんなに森のような場所があるんだ」
と、あらためて感激した一同でした。
「東京には緑がない」と、
おっしゃる方もいらっしゃいますが、
まずは、この植物園にいらしていただきたい。
イチョウが有名だそうで、
小石川植物園のシンボルマークにもイチョウが……。
実際、きれいに紅葉したイチョウの木があちらこちらに。
しかも、街路樹ではないので、
イチョウの木がとにかく大きい!!
そして、
「イチョウの精子発見記念碑」
なるものも発見しました。
福井県出身で、
東大の植物学教室の平瀬作五郎氏が、
明治2年(1896年)に、
「イチョウの精子が胚珠の中で泳ぐのを観察した」
という短文を「植物学雑誌」に投稿した、
その内容が、世界中に大きな反響をよんだ研究だったのだとか。
平瀬氏がイチョウの精子を発見したという「イチョウ」の木は、
いまも植物園にそびえ立っていて、
その古木の姿からは、この木の誇りが感じられます。
植物園では、
いろいろの人との出会いもありました。
大きな望遠カメラを持ち歩いている人に、
大橋先生が
「何ミリですか」と尋ねたら
「500ミリです」
「鳥を狙っていらっしゃる?」と先生。
それに答えて、ご自身のフェイスブックにアップしているという
珍しい鳥たちの写真を見せてくれました。
私たちが
「こういうお仕事をなさっているのですか」
と尋ねると、
「以前、カメラ会社にいた関係で
有名なカメラマンの先生ともお知り合いになれる
チャンスがあったんですよ。
ボクは、趣味でやっているだけなんですが。
週末は、だいたい植物園に来て写真を撮っています」と
おっしゃるその男性。
お見かけしたかぎり、
数年前に退職をなさった後、
ご趣味の野鳥撮影をハイアマチュアの腕前で
撮りためておられるご様子。
初対面の私たちにも、
感じよく受け答えをしてくださって、
これまで撮影したコレクションを
パパッと見せてくださるフットワークの軽やかさに、
定年後の人生は、
「こうありたい」と、思ってしまいました。
一同、植物園の中にある売店&カフェで
カレーやうな丼、ちまきをいただき
暖をとった後、再び、2時間歩き続けました。
「年賀状に使える写真がたくさんできた♬」
そうおっしゃる参加者のみなさまのお顔は、
紅葉、いえ、高揚しているようにも見えました。
植物園のお近くにお住まいの
栄養士さんのご提案で、
徒歩で、文京区シビックセンターの
展望フロアに移動。
遠くにはスカイツリーが見え、
天気がよいときは富士山まで見えるのだとか。
これで「無料」なんてステキすぎる。
午後5時過ぎまでその展望台に釘付けになっていた私たち。
最後は、トンカツの名店
「カツ吉(カツキチ) 水道橋店」で
大きなトンカツをいただき
大満足の1日となりました。
絵で秋を描いた私たちは、
すぐに、その足で、秋を探しに行く旅となりました。
次回の「ぶらパルマ」は、
2024年1月2日に開催します。
新しくなった横浜をみなさまと
ご一緒させていただくことを楽しみにしています。
]]>
「食」を語る書物を、ごちそうさま。
http://palmarosa.exblog.jp/29749599/
2023-11-22T01:06:00+09:00
2023-12-01T14:50:04+09:00
2023-11-21T13:03:32+09:00
palmarosaK
輪読会
2023年11月19日(日)、《栄養士のための輪読会》を開催しました。
(主催 パルマローザ 講師 大橋禄郎先生
会場 関内ホール 時間 11時~18時)
パルマローザで初めて輪読会を開催したのは、
2013年1月。
そのときのテーマは、
「『食品成分表』を読む。」でした。
栄養士であれば誰もが手にしたことがあり、
自宅や職場の身近な場所にある1冊。
にもかかわらず、
輪読会でみんなで読み合うことで、
「見えなかった情報がたくさんある」ことに
一同、驚いたことを覚えています。
それ以来、
みんなでリレー式に声を出して
読みあう輪読会のセミナーが、
パルマローザサークルで定着しています。
今回は、
以下の書物を大橋先生がご準備くださいました。
テーマは、
「人は、"食”をどう語ってきたか」
*『アジアの食文化』P21~28
「インド・タミルナードゥの食生活」
(秋野晃司・小幡 壮・澁谷利雄 編著
建帛社発行)
*『味覚の探求』 P194~205
(著者 森枝卓士 株式会社河出書房新社発行)
*『文藝春秋』2023年12月号 P338~346
(著者 秋元康 ロングインタビュー)
これまでも、
たくさん「食」に関する書物を
ご紹介いただいた先生ですが、
今回は、
アジアの食文化についての文章を
輪読し合いました。
そこには、
インドの人の食生活から生活習慣、
ライフスタイルまでもが載っており、
「まだまだ知らないことがたくさんある」
ことを痛感させられました。
参加者の中には、
特定保健指導の一環で
企業に訪問して食事相談をなさっておられる
フリーランスの栄養士さんがいらっしゃいます。
その方が
ご自身に起こったつい最近のエピソードを
反省をこめて私たちにお話しくださいました。
「インドの方の食事相談をさせていただいたんです。
その方が、『毎日カレーを食べている』と
おっしゃったので、
つい、うっかりこう聞いてしまったんです」
「毎日カレーで飽きないのですか」
クライアントのその方はご立腹気味に、
「日本人が毎日味噌汁を食べるのと同じですよ!!」
私たち栄養士は、
日本人だけを対象に食事相談をするとは限らず、
日本に住み、日本で働くいろいろの国の人の
食事相談や健康相談をすることも少なくありません。
前述のようなお話をお聞きしたとき、
「ああ、いろいろの食文化のお話が聞ける、
この輪読会のようなセミナーが、
各地にたくさんあるといいのに」と、
思わずにはいられません。
「インド料理」といっても、
北と南では料理そのもののスタイルが異なります。
北は小麦粉が収穫できるエリアのため、
日本人にもなじみの深いナンやチャパティ、
チャパティーを揚げた"プーリー”などが主食。
今回の文献では、
南インドのベンガル湾に面する州・
タミルナードゥの食生活が取り上げられました。
米の種類が豊富であり、
“ドーサ”とよばれる、
米と豆をペースト状にして塩を加え、
一晩おいて発酵させたものを薄く焼いた、
クレープのようなカタチ。
パリパリとした食感でカレーと合わせていただく主食。
その他
レモンライス、ココナッツライス、
トマトライス、ギーライスなどもあるという。
さっそく、この日のランチは、
横浜中華街の外れにある
インド料理専門店に行って、
みんなで、
ドーサ、レモンライス、ナンを主食に、
南インド料理と北インド料理を満喫しました。
その他
『味覚の探求』のエピローグでは、
「おいしいってなんだ」から輪読しあいました。
冒頭のシーンでは、
黒沢明監督の回想シーン。
「で、ひとことでいえば、
監督はこの映画で何を訴えたかったのですか」
「馬鹿なことを言うんじゃない。
一言で言えるようだったら、映画なんか撮りはしないよ」
と、名監督はそうおっしゃったのだとか。
で、この著者は、
「おいしいってなんなのか」
という問いかけに、著書の最後でこう終わる。
「ぼくにはまだ答えが見つからない」と。
輪読会の講師・大橋先生は、
こうおっしゃいます。
「『おいしい』は絶対的なものではなく相対的なもの。
どんなにおいしいものでも、
食べ続ければ飽きて、見るのも嫌になる。
また、ある人が『おいしい』と感じても、
ある人には『おいしいとは思わない』と感じるように。
しかし、このテーマを取り上げた以上、
そのおいしさを、コトバでしっかり表現しなければ!!」
このご本では、
引用の方法、「用字用語」の不適切箇所や、
「テクスチャー」というコトバより
日本人であれば「口当たり」「のどごし」「舌ざわり」「歯ざわり」
のほうがわかりやすい……などなど、
本を声を出して読んだからこそ見えてきた
文字のいろいろについてたくさんの発見がありました。
ちなみに、
著者は、文中で「そういった」「こういった」
というフレーズを使っている。
大橋先生は、こうしたフレーズも見逃すことなく、
「本来であれば、『そういった』は『そういう』に、
『こういった』は『こういう』でしょう」
と、国語学者としての知見を私たちにお示しくださったことも、
おおいに学びが深まりました。
(昔は、肉体労働をする男性などが使うことの多い言い回しだったとか)
最後は、『文藝春秋』の秋元康氏の"ロングインタビュー”。
前回の輪読会に続いて第2弾。
秋元康さんのロングインタビューは、
自分で自分をセルフインタビューするというもの。
前回の輪読会のときに、
初めて読ませていただき、
今回も楽しみにしていました。
ロングインタビューは、
「今回、秋元に呼び出されたのは、
『室町砂場』の赤坂店だ。
昼時は混雑するので、
客もまばらなこの時間を指定したのだろう」
という冒頭から始まります。
『室町砂場』は、
創業150年を誇る、
日本橋室町にあるおそば屋さん。
"天ざる""天もり”発祥の店という。
このそばやで一杯やりながら、
自分で自分をインタビューして、
読者に読ませるというユニークな試み。
秋元氏と親交のある
長島一茂氏、石橋貴明氏が
『天才は、確かに存在する』として
彼らの天才といわれるエピソードが紹介されています。
そしてユニークなのがココ。
対談場所であるそば屋の名店
『室町砂場』で
日本酒をたしなみながら、
そば前である、ねぎ焼きや玉子焼きを注文して
最後に、天ざると天もりを両方注文し、
自分で自分にこう問いかける。
「天ざる」と「天もり」の違いは?と。
江戸のそば屋は、
そば前からスタートして、
最後に、そばでしめる。
だから、そばの量は少なめ。
秋元氏が、
ざると、もりを2枚注文していましたが、
1枚の量が一般のおそば屋さんの
「小盛り」くらい。
最後に、そば湯で腹をくくり、
「そばぜんざい」でしめる。
食シーンが、
インタビューを中心に、
脇役ながら存在感を示す。
「ああ、『室町砂場』に行ってみたい」
『文藝春秋』の秋元氏の連載をご覧になった方は、
そう思われたのではないでしょうか。
3本の文章を読み、
自分では選ぶことができないご本を
読めたことに大々々満足の1日でした。
そして、
大橋先生から
他にも、「この本は買ったほうがよい」
とおすすめいただけるのもうれしい。
輪読会は、
栄養士として自分の「食」のフィールドを
たくさん広げることができる貴重なチャンス。
2023年の輪読会はこれで最後となりましたが、
2024年の輪読会も定期的に開催していきたいと
考えています。
輪読会が終わった後は、
居酒屋さんで焼き鳥を片手に、
生ビールや梅酒、サワーなどで乾杯。
昼はインド料理、夜は日本式スタイルで、
実践的な学びとなりました。
]]>
30年目のハッピー広島フライト。
http://palmarosa.exblog.jp/29746648/
2023-11-17T16:26:00+09:00
2023-11-22T01:31:42+09:00
2023-11-17T13:08:28+09:00
palmarosaK
コミュニケーション研究会ひろしま
2023年11月12日(日)《ひろしま文章教室》に参加しました。
(講師 大橋禄郎先生
主催者 高藤法子さん)
主催者の高藤法子さんは、
現在、山口県にお住まいで
病院栄養士としてご活躍の方。
高藤さんは、
横浜で、3か月に1回のペースで開催されている
《ロッコム文章・編集塾》遠距離クラスに
10年以上通っておられます(大橋先生主宰)
「広島をはじめ近隣の県の栄養士さんたちにも、
文章を学ばせてあげたい」と、
4年前から、広島での前任者から
引き継がれ、今回が2回目の開催となりました。
広島やその近県の栄養士さん方には、
この文章教室に通ったことで、
栄養士人生が大きく変わった、とおっしゃる方も、
少なくありません。
広島での文章教室開催の前夕には、
前・広島県栄養士会長の松原知子先生が
いらしてくださり、
大勢の方がたと会食を楽しみました。
松原先生は、
ご在職当時、
「食コーチング」研修や、
「文章教室」「写真教室」の開催を
広島県栄養士会の企画として
10年近く開催し続けておられた方。
現在は、
地元でボランティア活動をなさったり、
5つもの写真サークルに所属して
各地の祭りに出かけて写真撮影をなさったりするなど
アクティブにお過ごしになっていらっしゃるとのこと。
懇親会の席には、
関東チームから10名が加わり、
にぎやかな前夜祭的懇親会となりました。
翌12日は、朝早く、
広島に前泊されたみなさまがたと
マツダスタジアムの周囲や
広島駅周辺をランニングして
爽快なスタートをきりました。
いよいよ、
大橋先生の文章教室がスタートです。
4年ぶりの開催となった
《ひろしま 文章教室》の今回のテーマは、
《複数の人との話し合いに強くなるには……
【一家団らんから会議まで】》。
先生の文章教室は、
一般の文章教室とは異なります。
人生100年時代を生きる
栄養士に必要なコミュニケーション力としての
「文章」や、生きる力を与えてくれる先生の文章教室。
大橋先生は以下のように進行されました。
0.イントロクエスチョン
1.複数の人(3人以上)との話し合いの場目の例。
2.複数の人との話し合いに強くなる意味。
3.「会議」と呼ばれる話し合いのあれこれ。
4.個人にとっての会議の意義。
5.会議の「戦場」としての一面。
6.「会議力」をどう強化すればよいか。
先生は、
ご講義の中で、
シンポジウムとワークショップのちがい、
座談会と討論会のちがい、
ファシリテーションなども、
複数の人との話し合い場面の一例として
とりあげておられました。
2010年10月からスタートした
「食ジム」(主催 食コーチングプログラムス)も、
ワークショップ型の話し合いに近い形式と、
具体的な例をお示しいただけたことも、
ありがたく感じました。
将来、栄養士として
ワークショップやシンポジムに参加したり、
それらを企画する側にまわる方も
ご参加のかたの中にはいらっしゃるでしょう。
そのようなとき、
物事の本質をわかっている方が
その場に1人でもいると、
誰もが心強く感じられることでしょう。
複数の人との話し合いに強くなる意味。
という項目の2番で、
とくに興味深く拝聴したのが
以下の点。
「人間の『適応性』は、
1対1のときだけでは測りにくく、
3人以上の人が集まったとき(いわば社会の最小単位)、
つまり社会においてどういう位置に立ち、
どういう役割を担うか、ということがポイントになる。
そこでは、『適応性』が求められ、
同時に『人間性』や『社会性』『健康度』を図る
ポイントにもなる」
いつも、
身近な人たちだけで活動していると、
自身の「人間性」「社会性」までもが
発達しない未熟な大人になってしまう恐れを感じました。
お知り合いの大学の先生が、
以前、「学生たちと過ごすことが1日の大半なので、
おとなとの会話がほとんどない生活なんです」
と、おっしゃっていたことを思い出しました。
その結果、
「話し方が上から目線だと指摘されてしまったり、
敬語の使い方が適正ではないと指摘されたりすることがある」
と、ご自身を分析されていました。
(そういう認識をお持ちの方には救いがあります)
社会活動をしていても、
一部の社会だけに閉じこもっていると、
そういうことにもなるのでしょう。
先生は身近な例として
冠婚葬祭の場をご提示くださり、
左右前後、見知らぬ人びととも
どんな会話をするか、
こうした問いかけが、
次へのコミュニケーション力の強化にもなり、
自分の世界が広くなるのだということを
文章で教えてくださいました。
「会議力」をどう強化すればよいか。
というフィナーレでは、
13項目のアクションプランをお示しくださいました。
「会議力」を強化するまず最初の項目の
最初の項目は、身だしなみのことが書かれています。
1.身だしなみを整えて出席する。
ジャケットがあれば着用する。
履物にも配慮する。
この部分を復習していて考えたのは、
栄養士の私たちにとって
「会議力」とは、
私たちが人前でお話しさせていただくときに問われる
「研修力」「講義力」などと同列の、
社会に積極的に参加するための不可欠な能力であるとともに、
われわれ栄養士には、
ずっと問われ続けている社会的「能力」の1つなのだ、と。
余談ながら、
このセミナーにご参加になられた
ある起業家の栄養士さんは、
その直後、神奈川県の行政の研修会で
特定保健指導についての講演を担当されました。
1時間30分の講演が終わってから、
「どこかの劇団にはいっておられますか。
ほんとうに栄養士さんなんですか」
「女優さんのようって言われませんか」
「来年もまたお願いします」
「講演内容が、『食ジム』のようで、
みなに語りかけていたのが新鮮だった」
「動じることなく、質問されても、即答しないで
相手に問いかけて、相手に答えがあることを
みんなに証明していたような講演だった」
と、大成功を示すご感想を伺いました。
さて、今回は、私たちは
前泊から後泊まで、
広島市内や宮島の街を3日間楽しみました。
広島空港は開港30年だそうで、
空港では、
開港30年を祝うための、
たくさんのイベントが開催されているそうです。
30年前は
私が航空会社を退職した年。
私のCA人生は、
羽田から広島便の初便でスタートしました。
期待と不安でいっぱいの気持ちで乗務していた
新人CA時代の自分に、こう伝えてあげたい。
「30年後は、もっと楽しい人生待っているから安心よ」
栄養士人生に、
たくさんの「灯火」を点火してくれた大橋先生のおかげで、
各地にお住まいの栄養士さんとも
20年近く交流が続いています。
次回の《ひろしま 文章教室》は、
来春4月頃に開催になるとのこと。
もちろん、
横浜から駆けつける予定です。
]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/