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日本栄養士会 集団健康管理栄養士協議会主催の 3日間シリーズ研修の2日目のテーマは、 「もっと輝くためのコミュニケーションスキル (身だしなみから文章力まで)」でした。 主催者の先生方からは、 定員を上回るお申し込みがあったため、 お断りしなくてはいけない状況だったとうかがいました。 参加された方は、 関東近郊、宮城県、長野県、岐阜県などなど。 たくさんの方々が、 コミュニケーションの必要性を 感じておられることをきょうも実感しました。 わたしの担当は、 「食コーチングの立場から考える輝く栄養士とはなにか」について、 10時~12時までの2時間。 「食コーチング」を初めて聞いたとおっしゃる方が ほとんどだったため、食コーチングとは何か、 その定義をお示ししました。 1.栄養士が「輝く」とはどういうことか。 2.栄養士自身の方向性 3.栄養士のコミュニケーション力 4.食事相談のときに注意したいこと 5.栄養士が輝くためのセルフチェック42項目 栄養士と接する人に 心から「よかった、また会いたい」と思っていただくために まず、私たち自身が輝いていなくては……と思うのです。 輝きたいと思ったら、 まずは、周囲の人や家族を尊敬すること。 その結果として、 自分自身が尊敬されることになるでしょう。 参加者の方々は、 深くうなずかれたり、 笑ったり、苦笑されたり……、 率直な反応を示してくださいました。 わたしが主催する栄養士サークル 「パルマローザ」の研修会では、 うなずきや笑顔などのあるシーンは 日常的なのですが、 集団健康管理部会に属している方々なだけに、 社会性のある対応力が 身についておられるように思いました。 午後の3時間は、 大橋予暇研究所の大橋禄郎先生による研修会。 「栄養士に必要な文章力とは」というテーマで 実習があったり、 栄養士の文章力を強化するために どのようなことを実践していけばよいのかを 具体的にお示しになったり、 栄養士が書く依頼書など、 事務文書の文例を見せてくださったり、 新聞記事の正しい読み方などの ポイントをお示しくださいました。 「栄養士の社会的地位がまだ低いとすれば それは、栄養士の表現力が低いから」 と大橋先生はおっしゃいます。 このようなお話は、 きょう聞いてあしたからよくなる というものでもありませんが、 きょうご参加になった方々の意識は 変わってくるでしょう。 日本栄養士会の研修会で、 コミュニケーション力、 しかも文書表現力についてのご講義を、 大勢で学べる時代になったのです。 もう後戻りはできません。 なぜなら、 文書スキルを学ぶメリットを たくさん知ってしまった以上は、 これからは、そのスキルを維持したり 伸ばすだけなのですから。 「人は文章で考える」 と大橋先生はいつもおっしゃいます。 だから、人は生きている限り、 このスキルを磨くことに終点はないのでしょう。
by palmarosak
| 2008-11-08 22:34
| 日本栄養士会
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