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144年の歴史の幕を閉じました。 歴史の1コマが終わる瞬間に立ち会いたいと、 出かけた松坂屋の並びに、古本屋さんがありました。 『海からの贈物』というタイトルが私の目に飛び込んできました。 以前、「一度は目を通しておきたい本」 と聞いたことのある、 吉田健一訳の新潮文庫です。 最近は、本を読む時間を少しでも増やそうと、 毎日カバンの中に1冊は、 文庫本を持ち歩くようにしているのでこの本も、 その1冊となりました。 世界的な超ロングセラーとして評価されるこの本の著書は、 大西洋横断飛行に最初に成功し、 機内で「翼よ、あれがパリの灯だ」 とつぶやいたと言われるリンドバーク大佐の夫人、 アン・モロウ・リンドバーグ。 ご本人も、世界の女流飛行家の中では 草分けの1人であり、 他にも著書がいくつかあると、 訳者が、あと書きに書いています。 「たこぶね」などの貝別に項目を立て、 そこから自分の生き方、女性の生き方、 そして、人生とは何かを語ります。 毎日の生活をできるだけシンプルにすることで 本質が見えてくること、 女は与える役目があると同時に、 満たされることが必要、 そのためには、1人になること……と リンドバーク夫人は示してくれます。 夫人は、この本をアメリカ女性のために書いたと されていますが、世の中に本が出て60年近く経った今、 日本人の女性が読んでも、 「いま」の問題として考えられます。 「ある種の力は、 我々が1人でいる時だけにしか湧いて来ないものであって(中略)」 「1年のうち1度は、また1日のうちに1時間でも、 5、6分でも、 一度は自分1人でいるようにしなければならない……」 限られた人生の中での時間の使い方、 自分と向き合うことの大切さを この本は教えてくれる。 夫人は、「牡蠣」(カキ)が、 結婚して何年かになる夫婦生活を 表すのに適した貝のようだと記している。 さらに、サン=テグジュペリのこんな言葉を引用している。 「愛というのは、 互いに相手の顔を眺め合っていることなのではなくて、 同じ方向に2人で一緒に目を向けることなのである」 そして言います。 中年(40代、50代)は衰弱の時期だというのは 間違った考え。第2の開花、第2の成長、第2の青春であると 夫人は語ります。 つまり、「心の年齢は自分で決めよ」 ということでしょうか。 「女は自分で大人にならなければならない」、 「我々の生活が引潮になっている時に、それを どうすれば生き抜くことができるだろうか」 肩の力を抜いて、人生を生きる。 リンドバーク夫人の静かな提案に 静かに何度も頷いている自分がいました。
by palmarosak
| 2008-10-30 01:47
| 海からの贈り物
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