金沢教育委員会主催の研修会の講師を担当させていただきました。
テーマは、
食コーチング」が考える食育とは。
学校や保育園で働く栄養士さん85名がご参加くださいました。
「食育」というコトバは、全国的に普及し、
定着した観がありますが、その意味を、
しっかり定義しているかというと疑問もあります。
そのために、どんな対処をすればよいかがわからず、
家庭でも、教育現場でも、
プレッシャーを感じている方が少なくないように感じます。
栄養士として、
そして、食コーチとしての視点で
2時間30分お話させていただきました。
ある学校の栄養士さんは
他の先生方とのコミュニケーションがうまくいかないと
お悩みになったり、ある栄養士さんの上役は、
食育というと、
「イベント」化した企画だけを考える傾向にあるなど、
いろいろのお悩みが持ち上がります。
「食育」の解釈をいつもと違った視点から考えると、
栄養士としていま、何が必要なのか、
何をしたらいいのかが、さらに明確になるようにも思います。
そうしたお役目を担わせていただけたこと嬉しく思います。
きょうの金沢は、ひんやりとした肌寒いお天気でした。
客室乗務員時代、
よくステイしていた金沢の「武蔵が辻」という場所が
大規模な都市開発工事がおこなわれているのを、
車窓から眺めながら、最終便の飛行機で金沢を後にしました。