岡山県栄養士会主催の「食コーチング」による
食事相談パート5の講師を務めさせていただきました。
「特定健診・保健指導をどう理解し、
どう対処するか」を、「食コーチング」の視点から
6時間お話しさせていただきました。
この栄養士会は、
2006年から、
食コーチング研修を最初にシリーズ化してくださった組織です。
自分が主催する
「食コーチングシリーズ」よりも、
研修期間も1回の時間も長いのです。(1回6時間)
いまのところ、何回で終了するかも未定です。
途中からの参加不可という、
受講者のみなさんにとっても、
厳しいものですが、職域異なる栄養士の方々が、
「この日が楽しみ」と集まってくださいます。
食コーチングの体系化を進めている提唱者にとっても、
スキル開発を迫られる、
とても刺激的なシリーズとなっています。
このような企画をし、
運営されている岡山県の栄養士会会長の
リーダーシップから学ばせていただくことがたくさんあります。
「これは栄養士には必要な情報」と直感される感覚、
それを実践する行動力……、
このように魅力的な人のまわりには、
多くの栄養士の方々がお集まりになります。
キャリアが浅い栄養士の方々のお話を
実にていねいにお聞きになり、
それらを実行に結びつけます。
その受容性も、リーダーの資質の1つでしょう。
優秀なリーダーというのは、
みなさんの働き場所をどんどんつくっていきます。
それは、1本の樹木が空に向かって枝葉を広げてゆく
自然界のしくみに似ています。
食コーチングの話から、
フェイスストレッチ、栄養士のための話し方教室へと、
研修のテーマが広がりそうな気配。
横浜発の食コーチングが、
岡山県栄養士会のみなさんによって
成育させていただいている、
そう実感する5回目の研修会でした。
岡山県は日本の中で、
食事相談スキルを
もっとも磨いている県の1つであることは確かです。