高知県「食と栄養の会」主催の
研修会講師を務めさせていただきました。
食と栄養の会は、
おもに病院や福祉施設に勤務する栄養士で構成されている
伝統ある高知県の栄養士ネットワークです。
研修が終わった後、いろいろいただく質問のなかに、
グループ活動の拠点づくりの話が出ました。
いろいろチームで勉強会をしたり、
レクリエーションをしたりというイメージが浮かぶものの、
最初の一歩が踏み出せない人が多いことが
あらためてわかりました。
その理由を考えてみると、
1.いきなり10人、50人という大きな規模のものを
イメージし、そのため最初の一歩が踏み出せない。
2.50人の組織でも、100人の組織でも
最初は1人、2人の発案があって、
1人、2人の同調者がいて
輪が広がっていくのだと思います。
積み木細工が最初の1個が大事なように、
ネットワーク作りも最初の1人、2人の同調者を
作ることが必要不可欠です。
もし、最初の1人が得られないとすれば、
それはまだ機が熟していないこと、
と考えるしかないのかもしれません。
3.スキルとして、一番大事なことは
事務力では ないでしょうか。
電話をかける、メールをうつ、
いつ、どこで集まるというようなプランが
最初の一歩 でしょう。
ここがしっかりしていれば、
50人、100人のネットワークも
スムーズに運営できます。
ところで、高知市内にある「ひろめ市場」という
フードマーケットを見学しました。
地元高知の郷土料理のお店、
讃岐うどんのお店、中華料理店、インド料理店……、
65軒のお店がひしめく楽しいフードコートです。
さて、このネットワークは
どんなふうに始まったのかしら?