朝日新聞、2月12日付夕刊の
「健康おやじのランチ拝見」という記事の中で、
「定食力」の提案をさせていただきました。
「鈍感力」やら「美白力」やら、
いまは「力」をつけることの提案が盛ん。
ビジネスマンの食事力アップの1ステップとして、
一汁三菜を選ぶ能力を高めるために、
「定食力」という造語をしてみました。
外食や中食など、ますます食の外部化が進んでいますが、
新しい食文化に適応するには、
「定食力」をつけておくことは欠かせない。
それによって、いつでもどこでも、
本来の「食事」が選べる--そういう提案です。
もちろん、これですべてが解決するわけではありませんが、
半歩前進、というつもりで申しあげました。
食のヘルスプロモーション(健康促進)には、
既存の知識を運ぶだけでは充分ではなく、
そのとき、その人に合ったコトバを選び、
共感を促すことも必要でしょう。
これも、栄養士が文章力を磨く目的の1つかもしれません。