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2008年1月、 ある保健関係の機関からいただいたご依頼の、 保健士、医師を対象とした研修会で、 「効果的な食生活指導」のあり方について お話しさせていただきました。 現在の「栄養指導」の問題点を指摘し、 食コーチングの考え方をお伝えしました。 問題点としては、「食の洋風化」や 「生活習慣病の急増」を過度に強調することは、 データ上の実態にも即していないし、 クライアントの注意を喚起するための この種の脅かし手法は、 従来の悪しき食事相談であり、 クライアントの自発性や持続性には プラスになるとは思えない、という趣旨のお話をしました。 終了後、1人のドクターから質問形式の指摘。 いわく、現在の日本は、 聖徳太子の時代から明治時代までは別として、 それ以降は「洋風化」している、と。 「洋風化」の定義をしない議論は、 土俵のないお相撲のようなものだから、 議論が混乱しやすい、という講演のあとで、 いきなり土俵を「聖徳太子」や「明治時代」にまで広げる 強引さに、びっくりしました。 そのドクターの論に従うと、 鎖国が終わったあと、 日本の近代化は、 すべて洋風化というのはいいとして、 すべてが「負」の輸入のように聞こえます。 日本の近代化は、 確かに「洋風化」の始まりでしょう。 牛鍋(いまのすき焼き)も、カレーライスも、 豚カツもパン食も、 明治政府も学校制度も、 栄養学や医学の輸入も すべて「洋風化」に違いありません。 こうした洋風化によって、 どれだけ日本人の健康が増進し、 健康寿命が延びたかは、 厚生統計協会の生命表の推移を見れば明らかです。 残念なのは、医師や食関係の学者の中にも 昔(多くは何年前の「昔」かの特定がない)のほうが 日本人の食事がよかったようにいう人が少なくないこと。 「日本人がキレやすくなったの洋風化の結果」と、 なんとも非科学的な論法を展開しています。 特定医療健診がいよいよ始まりますが、 オピニオンリーダーというべき医師にも、 観念論がまかり通っています。 こういう知識を振りまくプロが多い中で、 クライアントのモチベーションをあげることは、 ちょっとタイヘン。 でも、少なくとも一部の栄養士は、 根拠のない「昔はよかった」論から脱却しつつあります。 食に関しては、すでに医師の食事論の不備を 栄養士がフォローする、という時代に入っています。 さて、そのドクター、 質問のとき、 「あなたはねえ、そういうけれど……」と著しい上から目線。 講演会で、人との接し方、笑顔や身だしなみなど、 非言語コミュニケーションのたいせつさを説いても、 一部の医師のこの尊大さは、 ちょっとやそっとでは改善されそうもない。 ますます「食コーチング」の理解者を増やさなくては、 とファイトを誓う1日でした。
by palmarosak
| 2008-01-23 09:02
| 影山なお子 研修会
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