「衣服は自分とのコミュニケーションである」大橋禄郎先生

2008年新春、
第１回目となる、
パルマローザ主催、
栄養士ブラッシュアップセミナーを開催しました。

テーマは、「栄養士の『非言語力』はどこまで伸ばせるか。
ー身だしなみから料理までー」。
講師は大橋禄郎先生
（大橋予暇研究所主宰、女子栄養大学非常勤講師）。
栄養士ブラッシュアップセミナーの中でも、
お問い合わせを多くいただく人気セミナーの１つです。


本日は、青森県、宮城県、
栃木県、富山県、埼玉県、東京都、
神奈川県、愛知県、広島県、岡山県から、
懇親会まで含め、
延べ９８名の方にご参加いただきました。

影山が提唱している「食コーチング」でも、
スキルの１つとして、
「非言語コミュニケーション力」を挙げています。
食事相談担当者、健康支援者にとって
「非言語コミュニケーション力」は、
重要なスキルの１つであり、
クライアントの方々へのご対応まで
大きく差が出るところです。
大橋先生には、以下の内容でご講義いただきました。

１．非言語コミュニケーション力とはなにか。
２．衣服の意味と記号
１）「着る」とはどういうことか
２）衣服の記号的意味
３）衣服のバリエーション１３
３．食の意味と記号性
４．献立の意味と記号性
５．食事相談における非言語表現
６．講演会における非言語表現

以上、４時間たっぷりと拝聴させていただきました。
わたし自身、大橋禄郎先生の研修会への参加は
最初に開催して以来、
欠かしたことがありません。
なぜなら、いつも、いまの私に、
必要なエッセンスを、濃縮していただけるから。

日本を代表する栄養士の諸先輩方の
コーチとして、何十年年も前から
サポートをし続けておられる大橋先生。
今までの栄養士の歴史の移り変わりを
見守り続けておられる先生ならではのご講義は、
栄養士としての基盤作りに欠かせないと思い、
研修に臨ませていただいています。

「衣服は、自分とのコミュニケーション」
ご講義中、先生が幾度となくおっしゃっていたお言葉です。
このお言葉が心に残った方々は
多くいらしたのではないでしょうか。

昨年に引き続き、
新春に大橋禄郎先生のお授業を開催できたことは、
とても意味があることだったとあらためて思います。

ご参加になられたみなさまが、
全国各地のご自分の所属組織、
家庭、地域に戻られて、
本日の研修の成果を還元していただけること、
心から願ってやみません。
２００８年のパルマローザ、
本日から始動しました。
本年もよろしくお願いいたします。