第１７０回栄養士ブラッシュアップセミナーを開催しました。

２００６年１２月に開催したワークショップで、
「２００７年はパルマローザに"部会”を作りましょう」
と提案して８ヶ月が経ちました。

その間に「食育部会」と「スポーツ栄養部会」が発足。
各部会のリーダーを中心に、
いろいろの問題について考える力や、
イベントの企画力などが強化されるなど、
「ゼロから立ち上げるそのすべてのプロセスが勉強になりました」
と、おっしゃってくださる方も。

関東近郊県からのご参加以外にも、
茨城、愛知、岐阜、京都、
岡山県からのご参加もいただきました。
活動報告会は、５時間。
パルマローザで鍛えた文章力、話し方、
写真表現力、食コーチング力など、
それらすべてのエッセンスが
いかされていたように思います。

初めてご参加になられた
栄養士さんがたのご感想は、
「職域が違う栄養士さんがたのご発表がこうして
身近に聞けたり、
情報交換できたりする場があっていいですね」とか、
「きょう参加して学んだことを、
地元に持ち帰り、
私たち栄養士も頑張ります」などと、
お話してくださいました。

ご発表された栄養士さんがたは、
「日ごろの業務を
こうしてまとめる機会をいただけたことで
気づきがたくさんありました」
「次の課題が見えてきました」、
「定期的にこれからも　
こういう報告会を開きましょうよ」、
「次回は私も発表したいです」
「話し方教室に通わなくてはと思いました」
などお話してくださいました。


後半の１時間は、
食コーチングが考える「食育」について、
お話させていただきました。
「食育」を推進していくための基本的な考え方
推進の仕方、定義などについて
表にし、それをお示ししながら
お話させていただきました。

教育委員会、ＰＴＡの方々から
「食育」についての研修のご依頼をいただき、
お話をうかがっていると、
いろいろの現状がうかびあがってきます。

そうした現状を分析して、
シェアさせていただくことで、
私たち栄養士が
何をしていかなければならないのかが、
よりいっそう明確になってくると思い、
この場をお借りして、
お話させていただくことにいたしました。

発足６年目を迎える
パルマローザは、
来年始動にむけて、
いま、大きな転換期を迎えています。
今回の部会連絡会開催が、
これからの、パルマローザが向かう
大切なスタート地点にもなったのでないか……
いまはそんな気がしています。