
ひと足早い夏休みを、チューク島(旧トラック諸島)で
4泊、グアムで1泊過ごしました。
チューク島は、日本からの直行便はないため、
グアム空港で乗り換えます。
グアムからチューク空港までのフライトタイムは約1時間30分。
ご一緒させていただいた方々はガイド
(マナティーズ主宰/山崎由紀子さん)を含めて8名。
60代でダイビングに出会ったことで、
人生を重ねた人々がさらに輝きを増していらっしゃるように感じました。

トラック島は、サンゴ礁で囲まれた島で、
遠くからでも、エメラルド色と深いブルーのグラデーションがくっきり美しく見えます。
スノーケリングをしたときには、
15メートル下をダイビングしている人たちまで見えます。

ラッキーだったのは、ベタなぎといって、
穏やかな海だったので、オススメのポイントまで行けたこと。
サンゴ礁のまわりには、たくさんの魚が回遊していました。
陸上からほんの数十メートル下に来ただけですが、
もう1つの世界があることに、いつも感動します。

パルマローザ組が、始終カメラモードである姿勢に、
「栄養士さんがカメラ教室を主宰しているの?」
「栄養士さんがカメラを撮る目的は、
お料理をきれいに撮りたいから?」
と、初日はみなさんからの質問がありました。
そのようなご質問に、
「料理を作ることも、文章で書くことも、カメラで撮影することも
栄養士に必要な表現力の1つなんですよ」とお返事をします。

1日1日が過ぎるうちに、それらの質問が、
その日ご一緒したダイビングのポイントや、
いままでに経験なさったことや、趣味のこと、
お孫さんのことに話題が広がります。

ダイビングはマリンスポーツとしてくくるのではなく、
「エコツーリズム」であると聞いたことがありますが確かに、
それは未知への興味であり、
自然との対話であり、
自発性を促す
より高いレベルの健康行動であることを実感しました。