
都内のホテルで、
知人の栄養士さんがたと中国茶のお勉強を兼ねたサロンに参加しました。
中国茶は時々は自分でも楽しみますが
本格的に講義を受けたことは今回、久しぶり。
ランチをいただきながら、
中国六大茶と言われる、
6種類のお茶をじっくり試飲させていただきました。
茶葉によっては、沈むまで10分はかかります。
最近は、ゆっくり時間をかけて
お茶を飲むことは以前より少なくなったと感じます。

ホテルの方のご説明をうかがいながら、
みんなの視線は、その方の手に集中します。
タンニンが出過ぎないように、お湯をお茶椀で
何度も入れかえながら冷ましている手さばき、
1人1人の小さなカップに注ぐ様子。
静まり返った空間で、その視角で癒されるわたしたち。

「このゆとりっていいですね。
こういう余裕の時間って自分から作ろうとしないと、
なかなかできないですよね」と
ご参加になった栄養士さんはおっしゃいます。
明日からのわたし。
まずは3時、自分のためのお茶タイムを実践しよう。
自分のために、
とびっきりのおいしいお茶を入れて
おいしい!と唸りながら、味わう時間を明日からとろう。

贅沢な時間とは、
こうした心にゆとりがある時間なのだとも思います。
心にゆとりを作るための時間をあらかじめつくる。
茶葉が開くのを待つ喜び、見て味わう幸せ、
いつも感じていたいと、あらためて思いました。