食事話の魅力が倍増する、食事基準の見せ方、話し方。

２００７年、初めてのセミナーを開催しました。
当日は、定員を上回るご参加をいただいたため、
急遽、和室のお部屋をお借りして、
対応させていただきました。

ご参加になった方々のアンケートを拝見させていただくと、
「学校でも教えてくれなかったことですね」とか、
「栄養士として、自分自身が食のものさしを持っていなかったこと、
実践しなかったこと痛感しました」とかといただきます。

みんな悩んでいらしたのだ……とあらためて実感しました。

本日の進行。イントロダクション１０項目チェック。

次の文章のうち、同意するものに○をしてください。（以下抜粋）
　１（　）話がおもしろくない栄養士には、
　　　　　食や栄養中心の話しかしない人が多い。
　３（　）「栄養バランス」を説く以上、
　　　　　　バランスとは何かを端的に説明する準備が必要。
　９（　）からだに必要な栄養素を自然に欲するようになるのは
　　　　　ホメオスタシスによる。
１０（　）今までの食事基準がどれも普及しなかったのは、　
　　　　　内容がむずかしすぎたからである。
　　

１．健康な人を対象とした食事基準のいろいろ。
貝原益軒の『養生訓』から、現在の食事基準に
いたるまで、６つの基準の歴史と解説をしていただきます。
なぜ作られたかという歴史１つ１つを改めて教えていただいたことで、
ご参加の方々は、「目からうろこ・・・」とおっしゃいます。

２．食事基準を使って食事話をおもしろくするときのポイント５つ。
「いまある食のものさし」がつまらないと感じるのは、
その内容なのか、それとも伝え方なのか、
そうした１つ１つをふり返るよいきっかけとなりました、
というお声を多く頂戴しました。

現場で悩んでいることをアウトプットし、
解決できる場所を作っていく・・・。
こうしたセミナーを開催することが、
ご参加いただいく方々の「心強い場所」としてあり続けるために・・・。
今年も私たちは努めてまいります。

★終了後は、赤坂でスウェーデン料理をいただきました→→