

洋服のリフォームをお願いしました。
知人のデザイナーの方に自宅にいらしていただき、
海外で購入したパンツや
フリーマーケットで購入したブラウスを
サイズぴったりのものにしあげてくださいます。
そのIさんとランチをしながらいろいろのお話をしました。
「以前務めていたお店で、ご主人の上着を持っていらして
主人の形見を私用のジャケットにしあげてください
というご注文をいただいたことがあるんです」
ご主人との思い出を、自分の洋服にリフォームする。
この仕事をしていてよかった!とおっしゃいます。
お金を出せば新しいお洋服はいつだって手に入る。
洋服はモノではない。
旧い洋服にだって、
その洋服1枚1枚に大切な思い出がつまっている。
「そんな大事なお洋服をまかせてもらって
ありがたいです」とIさん。
音楽を聴けばその当時を思い出すように、
洋服を見れば、その当時の状況を思い出すように。
Iさんは、クライアントの思い出パタンナー兼デザイナー。