羽生善治氏の著書、『先を読む頭脳』のなかで、
言語化の重要性という項目がありました。
「将棋の世界で、言語化の重要性?」と意外に
思いましたが、読み進んでいくうちに、
「なるほど、どの分野でもみんな同じ」と納得しました。
プロの将棋は対局が終わると
「感想戦」がおこなわれるそうです。
両対局者がふりかえりながら、
勝敗のポイントとなった局面を中心に
読み筋を披露しあい、勝因や敗因を分析する検討会のようなもの、
と羽生氏はその著書のなかで説明なさっておられます。
1時間~1時間30分かけての「感想戦」は
プロにとって非常に大切な意味を持つのだそうです。
言語化して相手に伝え、相手からも受け取る「感想戦」が、
ときとして1+1=2以上の効果を生むことがあるという。
さあ、明日は、会員講師の栄養士さんによるセミナーの日。
参加なさった方々が、講師を育てる・・・、
そんな会員講師による今年最後のイベントになりました。
セミナー終了後の、栄養士による「感想戦」、期待しています。