10月のオンエアーに向けての撮影が終わりました。
私の担当は、減量を希望される芸能人の方の食生活に関して
コメントをお伝えするというもの。
コメント自体は、数分程度なのですが、
それにかかるロケは、4時間が経過。
「いや、もう一度その部分を撮っておきましょう」、
「味噌汁は、湯気が出てないから、あっためておきましょう」と、
何度も温めなおし、食材撮りをします。
その間、他の方がたは待機。
オフィスでは食器に興味を持ってくださった
スタッフの方がいろいろと質問をなさいます。
キッチンのディスプレイひとつで、
こんなにコミュニケーションが広がるんだわ、
と思う瞬間です。
広いキッチンではないけれど、
いま、ある場所で、いかに楽しく演出するか、
いつも楽しんで、模様替えしています。
毎回、ヘルプでいらしてくださる栄養士さんは、
「あら、また模様替えしたのですね。かわいぃ~」
撮影終了後は、いつものようにスタッフの方々に
お声をかけて、今日の撮影で使ったお料理の
味見をしていただきます。
次のお仕事に向かうスタッフの方がたは、
忙しく、立ったまま召しあがっておられます。
「僕たちは、立ったままのほうが安心するんですよ」
とおっしゃる、スタッフの方々は、分刻みのスケジュール。
ヘルプしてくださる、栄養士の方々の
おかげで、スタッフの方がたのいろいろな部分に
目を向けることができ、
気配り、心配りできる余裕が自分にできます。
この余裕、どんなに忙しいときにでも、
いつもどこかに忘れずに持ち続けたいと思っています。