2006年9月14日の読売新聞で、
「賞味期限」を五感で判断、
という記事を興味深く読みました。
甲南女子大学の奥田和子教授の
研究室は、期限表示のある食品が
「実際にいつまで食べられるのか」という
研究に取り組んでおられることで有名です。
食べても健康に影響がない安全性の限度を示す「消費期限」。
おいしく食べられる目安を示す「賞味期限」。
食品の色や味、においなど五感を使ってチェックする。
期限切れの食品が無造作に捨てられる実態に
歯止めをかけようとするのが狙いなのだそう。
日ごろ食事相談をしていると、
「料理はほとんどしません」と、
おっしゃる方は少なくありません。
「賞味期限」の表示が1日でも過ぎると捨てる、
という数字だけの目安で判断するということは、
日ごろから、料理をしていない、ということの
現われでもあると思います。
五感で判断するということは、
やっぱり日ごろから、新鮮な食材の色やにおいを
知っているからこそできること。
明日は、料理教室の日。
五感をフルに活用する、
「食コーチング」による料理教室を
クライアントの方がたにお届けする予定です。