栄養士のための写真教室 in 岩手。

2006年９月９日～１０日の１泊２日で、
パルマローザ主催の、
ブラッシュアップセミナーを開催しました。
今回の開催場所は、岩手県北上市。
パルマローザメンバーの栄養士、
高橋裕美さんのお父様が経営される
農家レストランが会場。
2日間のセミナーは、
３名の講師で担当しました。

１日目：
東北を誇る小岩井農場が会場！！
さあ、イザ、
栄養士のための写真教室スタート！青空の中での写真教室で、
写真の基本となるたくさんのことを学習。
そして、実践。
小岩井農場という大きな空間では、
いい被写体がたくさん!!撮ってはすぐに、先生に報告します。
デジカメのいいところは、
すぐに、見ていただけること。
初参加のかたがたも、
「写真ってこんなに楽しいなんて！
人生変わりそうです」
とおっしゃってくださいます。
みなさんのいきいきした笑顔を拝見して、
こちらまで感動……。
夕食は花巻温泉旅館で。
１９時３０分～２１時３０分まで研修。
「栄養士は表現力や文章力をどう磨けばよいか」
講師：大橋禄郎先生
（大橋予暇研究所主宰、女子栄養大学非常勤講師）
講師の大橋先生は、こうおっしゃいます。
「栄養士に足りないのは、
　栄養知識ではなく、表現力の不足です」
　みなさん大きくうなづきます。
その他、ホームページ、ブログの文章の書き方、
非対面の食事相談の基本、
栄養士が克服しなければならない点などを
お話してくださいます。
今回新たにお勉強したことは、
料理記事（レシピ）の書き方、チェック方法。
演習をしながら、「へぇ～！！」と納得します。
学生時代に習いたかったわ～、と真剣に思います。

お夕食の後は、
撮った写真をテレビに映し、
先生のアドバイスを受けました。
みなさんの写真を先生が批評し、
それも勉強になります。
２日目：午前中　
宮沢賢治記念館、農家レストラン周辺の散歩
りんごや桃をもいだり、プルーンを
枝からとって食べてみたり……。
う～ん幸せ！

１２時～１３時３０分
「食コーチング」３年の歩み　
講師　影山なお子
影山の活動実績をお見せすることで、
どういう傾向が各年代にあったのか、
そして今後の展望をお話しました。

「影山さんも悩まれていた時期があるんですね。
　普段聞けないことが
　盛りだくさんなのでよかったです」と、
　みなさんからフィードバックをいただきました。

２．チーム医療を支える、コ・メディカルの役割
講師：諏訪部章先生。（岩手医科大学教授）

病院に初めて来られた患者さんに
病院で働く職種の認知度について、
アンケートをしたところ、
医師や看護師、薬剤師の認知度は高かったけれど、
臨床検査技師は、２６％。
栄養士は、２１％の人しか答えられなかったとか。
そこで、臨床検査技師の認知度アップのために、
病院で合同勉強会をおこなったり、
検査結果を待つ間に、
検査室を希望者に見学をご案内したり、
待合室にクイズを毎週提示したり、
クモリガラスを透明なものにしたり……。
身近なところから、実践しておられる姿に、
参加した栄養士さんがたの感想は、
「臨床検査技師さんの
　認知度を上げておられる先生の姿に感動しました。
　私も、栄養士の認知度を上げるためにがんばる」。
１３時３０分～「さん食亭レストラン」
さん食亭の所有する畑でとれた、
新鮮野菜やくだものを
ふんだんに使ったお野菜をいただきました。
景色も最高！
北上市のオススメスポットベスト３に選ばれたのだそう。

この合宿では、講師の先生方、
メンバーの高橋裕美さん、お父様、
そして、花巻温泉「愛隣館」のみなさまに
大変お世話になりました。
心からお礼申し上げます。

最後に、合宿にご参加くださいました、
栄養士のみなさま、ありがとうございます。
この体験を、社会に、組織に、
そしてご自身に還元していきましょう。