
ご依頼いただいた講演会や自分自身が主催するセミナーで
一番苦心することが、
まずはタイトルのネーミングです。
栄養士としてまだ駆け出しのころ、
セミナーを自分で開催したい!
と意気込んでつけたタイトルは、
「生活習慣病予防のための食生活」
というようなものだったと思います。
今だったら絶対そんなネーミングはしないけれど、
当時の私には、タイトルの重みまで
考えられなかったのかもしれない、
そう思います。
今年12月におこなう研修のご依頼をいただいたとき、
「影山さんのセミナーは集客がいいんですよ」と、
ご担当の方がお話してくださいました。
昨年度参加なさった方がたの感想をもとに
「今年もお願いします」
とおっしゃってくださいます。
そううかがうことで、
またまたよい意味でのプレッシャーに。
講演のタイトルは、
すべてこちらで考えて提出するようにしています。
仮に、先方が出された案だとしても、
「えぇ?」と思ったことは、そうお伝えし、
変えていただくように、提案することも多いかも。
ネーミングする、そのタイトルで、人が集まり、
ひとつ、ひとつの情報が線になり、面になる。
だから、ネーミングすることって大切だと
本当にそう思います。
「あ!この研修、絶対聞かなきゃ損だよね」
と、思っていただけるのも、
ネーミングひとつで大きく変わる。
これからも、自分が生み出す作品に対して、
ひとつ、ひとつ、責任をもって
ネーミングにとりかかろうと思います。