
日本女子大学時代のクラスメートに、
小柄でかわいくて、
メガネをかけていて、身ぶり、手ぶり、
一生懸命話をする姿勢が印象的な女性がいました。
男女雇用機会均等法が施工されたその直後から
就職活動していた私たち。
彼女は、JR東日本初の
文系大卒女性総合職第1期として就職しました。
「私の働きひとつが、
次の女性採用にまで影響するの」
と、内定直後から使命感を持ってらした、
頭がよくて、しっかりした女性。
その女性こそ、
後に、大宮エキュート、品川エキュートを
大成功に導くことになる、
現在、㈱JR東日本ステーションリテイリングの
代表取締役社長、鎌田由美子さん。
2001年、立川駅、大宮駅プロジェクトリーダーに
抜擢され、「エキナカ」プロジェクトは、
彼女をトップに部下の男性と3人のチームで
スタートなさったのだそう。
前例がない試みのなかで、既存の構内店舗の
売り上げや乗降者数のデータを示し、
「新しい駅を私たちと一緒につくってください」と
熱い思いをクライアントに訴えられたことは有名です。
2007年、
JR立川駅の構内に「エキュート立川」がオープン。
鎌田さんの熱い思いはまだまだ続く……。
そして、そんな彼女のご活躍をテレビ、誌面で
拝見するたびに、
「私もがんばらなくては!!」と勇気をもらっています。