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![]() 横浜で以下、2つのイベントを開催しました。 6月7日(土) 栄養士・健康支援者ブラッシュアップセミナー 第638回 《「ライフスタイル」を想定することなく、 好ましい健康支援ができるのだろうか。》 主催 パルマローザ 講師 大橋 禄郎先生 時間 11時~18時 会場 かながわ労働プラザ 6月8日(日) 「食ジム」第141回 《栄養士にとって、アウトドア活動には、 どんな効用があるか》 主催 食コーチングプログラムス 座長 髙橋 寿江さん アドバイザー 大橋 禄郎先生 時間 11時~18時 会場 かながわ労働プラザ 今回は、6月7日に開催した パルマローザ ブラッシュアップセミナーの内容を まず先にお伝えしておきたいと思います。 毎年、6月に開催している大橋先生のスペシャルセミナー。 大橋先生のお誕生月とあって この日は、毎年、1年前から 参加者のスタンバイがスタートします。 この日のために直前に発表されるドレスコードも、 そのモチベーションアップの1つといえるでしょう。 今年は、大橋先生からは 「青と赤」のドレスコードで、とご提案がありました。 さらに参加者の方々のモチベーションがアップしたように思います。 (イヤリング、ネックレスでの青や赤は対象外。 あくまでも服で勝負) 「服装どうする?」「何にするか決めた?」 ある人は、「もう準備している」と言い、 ある人は、「これから探しにいかなきゃ」と言い、 セミナーが始まる前からワクワク感アップ。 毎年恒例のセミナーで、 そのつど、ドレスコードの指定がある会は、 栄養士主催の研修会では、珍しいのでは? 今年のご講義のテーマの要は、「ライフスタイル」。 大橋先生のご講義の中でも これまで「ライフスタイル」に言及したテーマは、 何度もお聞きしていますが、 それによって、「ライフスタイル」について 端的に説明ができるようになったかといえば、 残念ながら「それは、あのぉ~」となりがちです。 栄養士の世界に身を置いてから今まで、 多くの講師の先生から 「食事相談」に関する研修を受けてきましたが、 1人の先生から20年以上、 定期的にご指導いただいているのは、 ここ・横浜の研修以外では 経験したことがありません。 今回、大橋先生は、 以下の内容で進行されました。 1.イントロクエスチョン 5題 2.「ライフスタイル」とは、どういう概念か。 3.栄養士、健康支援者が「ライフスタイル」について 理解しておきたい、これだけの理由。 4.「ライフスタイル」を話題にするとき、注意したいこと。 「イントロクエスチョン」自体が、 次に私たちがお聞きすることとなる 「ライフスタイル」とは何か……に、 つながる設問になっています。 大橋先生は、『ライフスタイル』をこう定義されています。 「人生観、価値観、生き方、生き様。 個々の感性、知性、思想、衣食住などを含む暮らし方、仕事、 将来の目標、経済感覚、趣味、宗教、人間関係など、 個人のアイデンティティを含む固有の生き方」 今までも、私たち栄養士は、 いろいろの人から、いろいろの場所で、 「クライアントの『ライフスタイル』にそって 食事相談を心がけましょう」と聞いてきました。 でも、「ライフスタイル」をこのように定義して 1日かけて学べる機会はありませんでした。 「生活習慣」と『ライフスタイル』とを、 混同して考えていたり、 いざ、『ライフスタイルの意味は?』と聞かれたら、 「……」と口ごもってしまったり……という経験は なかったでしょうか。 以前、お酒をよく召し上がっているという 方の食事相談を担当させていただいたとき、 「どんなお酒を召し上がることが多いのですか」 「そのお酒は、どちらの酒造メーカーさんですか」 と、尋ねたら、クライアントから驚かれたことがありました。 「栄養士さんといえば、 『アルコールは週2日まで。 休肝日をつくりましょう』と言われるもの、 とばかり思っていたので、 いま、あなたのお尋ねにびっくりしました」と。 その方の場合、よく召し上がるお酒が、 故郷・東北のものとわかり、 そこに共感をしながら 食事相談を進めてゆくことで、 いつもとは異なる手応えがあったことを 先生のご講義を拝聴させていただき、 思い出しました。 大橋先生は、 「『ライフスタイル』というコトバは流布はしているけれど、 目の前のクライアントに、いきなりそのコトバを使ったら、 警戒される可能性が高いから、原則としてこのコトバは 使わないほうがよい」とご講義の中で何度もおっしゃいました。 確かに、 「栄養士さん=栄養素の話をする人」 「栄養士さん=食事の話をする人」というイメージで いらしたクライアントにとって、 いきなり「ライフスタイル」というコトバを突きつけられると、 「ついてゆけない……」というクライアントも いらっしゃるかもしれません。 大橋先生は、そのようなことも先手をとって こんなふうに「問いかければよい」と、 表をつくってくださいました。 *ライフスタイルをうかがうきっかけとなる 最初の問いかけの例、として、 1~6項目にわたって、詳細な「問いかけ」集を 私たちにプレゼントしてくれました。 (一部のみ抜粋) 1.現状 ・夕食後はどのようにお過ごしですか。 ・週末はどのようにお過ごしでいらっしゃいますか。 2.嗜好/趣味 ・お食事でお好きなお料理は? ・晩酌のお酒は、おビール、日本酒……? 3.経験や体験 ・ご出身地をうかがってよろしいですか。 ・お仕事の内容、うかがってもよろしいですか。 4.予定 ・お休みが何日かとれたりしたとき、 どのようにお過ごしになるのですか。 5.生活習慣 ・お休みになる時刻って何時くらい? 6.生活環境 ・体重が減ったことについて、 どなたか、お気づきの方はいらっしゃいます? 相手の「ライフスタイル」について、 クライアントから聞き出そうとして 失敗する理由の1つには、 栄養士自身が、ライフスタイルに関しての 「問いかけ」の仕方を学んできていない……ということが あるように思います。 そういう私も、そうでした。 「栄養士さんの話は、いつも同じ」と 言われ続けている理由は、ココにもある、 と、ご講義を拝聴しながらますます実感しました。 糖尿病の方には、この話。 高血圧の方には、この話。 特定保健指導でお目にかかる方には、この話……、 というように、相手かまわず、 そのストーリーを聞かせ続けていると、 「栄養士さんの話は、もうイイよ」 となるのではないかと……。 目の前の検査値に終始する食事相談は、 『森を見て、木を見ず』というスタイルの 栄養士になってしまうのではないか」と……。 以前、勤務していた内科の病院で、 食事相談をさせていただいたとき、 カウンセラーの先生が、 私にこうお話をなさったことがありました。 「栄養士さんは、クライアントの背景(心)に入り込んで ほしくないんですよね」と。 いま、考えてみると、 「自分たちの領域に、栄養士が入ってほしくない」 という警告だったのかもしれませんが、 当時の私は、 「へぇ~!! なんでそんなことをおっしゃるのだろう」 というくらいにしか思っていませんでした。 もちろん、私たち栄養士は、 心の治療を謳っているわけではありません。 でも、栄養士が相手の背景を考えることなく、 食事相談を進めることができないことは、 いまでは、世間が周知しているはず。 大橋先生のご講義をお聞きした翌日、 小学校でお仕事がありました。 小学3年生の女の子2人が、 私に「なお子先生の趣味って何?」 と、聞いてきたのです。 そういう想定がない場所での問いかけだったので 一瞬、驚き、口ごもっていたら……。 「なお子先生が好きなことだよ。 なにをしているときが楽しいかってこと」 と、さらに子どもたちはこう問いかけてきたのです。 「先生は、お友達(お仲間)と、いっしょに、 映画を観たり、海で泳いだり、お勉強をしたり しているときが、いちばん大好きな時間なの」 「『ダイビング』って知ってる? 海の中をお魚のように泳ぐの。 『ジンベイザメ』といっしょに泳いだこともあるよ 楽しかったなあ~」 子どもたちに通じたかどうかわかりません。 子どもたちの期待していた答えは「1つ」だったとすれば、 私は、複数の答えをあげたので……。 「人生は複数の『ライフスタイル』でつくられる」 「ライフスタイルなしの人生は、ありえない」 先生のお授業を通じ、 私の人生が、 いつも満ち足りている理由は、 「ココにある!! 」と、 ありがたく感じた1日でした。 最後に、大橋先生、80代最後のお誕生日、
by palmarosaK
| 2025-06-16 23:10
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