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長崎~佐賀の2泊3日の旅から戻りました。 この旅の目的の1つは、 有田焼の老舗・深川製磁さんの 「チャイナ・オン・ザ・パーク」に伺うことでした。 「チャイナ・オン・ザ・パーク」について、 深川製磁さんのホームページには、 こう紹介されています。 「1650年、有田で窯に火を灯した深川家が 1894年に設立した工芸会社です。 1910年には、宮内省御用達を拝命。 上品で洗練された陶磁器は宮家をはじめ このお店の本店は、JR有田駅から徒歩10分の場所。 いつ訪ねても、ここの建物のすばらしさには目を瞠ります。 (深川製磁さんは、2024年に創業130年を迎えられたそうです) 一方、「チャイナ・オン・ザ・パーク」は、 深川さんの歴史に触れることができる プライベートな空間でありながら、 公共の博物館のような佇まい。 東京都内のデパートでは、 まず出会えないような深川さんの器たちの種類と数に、 興奮が高まるばかり。 この夢のような空間に、1日浸っても、 飽きることはないでしょう。 以前、栄養士メンバーとご一緒して以来、 7年ぶり、5回目の訪問。 栄養士仲間と伺ったときには、 長崎のハウステンボスに泊っている私たちのために、 有田から、チャーターバスをご用意くださいました。 しかも、そんなことが2回もありました。 うれしかったのは、 いまも、同じ方に、 20年間変わらず、ご担当いただけること。 有田に行けないときは、 電話1本で、 「お雛様の絵柄がついた食器をいただきたいのですが いま、どういうものがありますか」とか、 「急須を割ってしまったのですが 同じものはありますか」とかとお伝えすれば、 数日後には、横浜のわが家まで届けてくださいます。 プレゼントにさしあげる器も、 お電話1本で、 相談した内容にそって 期待以上のものをお送りくださいます。 20年も、同じ方にご担当いただけることのありがたさ、 すばらしさは、頭ではわかってはいるつもりでも、 お店で、その方のお姿を拝見すると、 うれしさと感謝の気持ちがこみ上げてきます。 食器のよいところは、 それを求めたときの季節、 有田の風景、同行した人たちの顔ぶれ、 そこで交わした会話などなどが、 あたかも、それぞれの器に盛りつけられたかのように、 場所も時間も隔てた、 ここ横浜でよみがえってくることです。 横浜で開催している料理教室「アクションクッキング」では、 深川さんの器のラインナップが増えたことで、 話題も、お料理も、器の鑑賞力も、 いただき方のバリエーションも広がっています。 まさに、「器コミュニケーション」の楽しみです。 「アクションクッキング」と名づけたのは、 教室で定番の料理を学ぶことにとどまらず、 アウェイにも出て、 いろいろのお料理を体験したり、 「有田・深川を巡る旅」を開催したりと、 フットワークをフル活用するため。 さて、今回の九州への旅は、 81歳の母を、長崎のハウステンボスと 有田の深川製磁さんを案内することでした。 母は、40年以上前は、 兵庫県の自宅で、 ご近所の方々にお料理を教えていたり、 お茶会を開催したり、 編み物を教えていたりしていました。 当時、私が学校から帰ると、 知らない人たちが家にいました。 70歳を超えたとき、 家族の事情で上京をして、 いまは、都内に1人暮らしをしています。 あれだけ料理が得意で、 毎日、料理づくりを楽しんでいた母が、 父が他界して以来、 「料理は面倒」と言うようになり、 得意レパートリーだった「マーマレードジャム」も 作らなくなりました。 昔は、自宅の庭になっていたたくさんの甘夏で マーマレードジャムを瓶詰めにして200本以上作って、 ご依頼いただいていた方々に差し上げていました。 母の作ったマーマレードジャムには、 多くのファンがいました。 以前、お知り合いの栄養士さんが 「主人(お医者様)は、こういうものは いっさいいただかないのですが、 このマーマレードジャムは格別。 またいただきたいのですが……」とおっしゃり、 青森県までお届けしたことも。 いまは、「なにもしたくない」という母が、 深川さんのたくさんの器を目にしたとたん、 その器たちを見ながら 「この器で、◎◎をつくっていただいたら おいしそう」とか、 「この湯飲み、ピンク色でかわいい」とか、 「この器、赤がきいているから、 元気が出そう」とかと、 目を輝かせて、吟味して器を選んでいました。 ここに来るまでは、 「もう器はいらないから」と、 かたくなに言い続けていた母が、 明治時代から続く、「深川」さんの器に対面したとたん、 そして、 有田のあちこちに販売されている おみかんの直売所で見かけた大きな甘夏を目にして、 「マーマレードを作りたい」と話す母に、 「久しぶりにお母さんのマーマレードジャムが食べたいな。 この夏みかんだと何個くらいつくれるの?」と聞く娘に、 母は、 「瓶にもよるけれど、10個はとれるかな?」 と、次のアクションを起こし始めました。 作っても、作らなくても、 母の、マーマレードジャムへの想いが復活したことを、 娘としては喜びたいと思います。 この日の母の輝きは、ずっと記憶に残るでしょう。 今回、私自身もたくさんの器を購入しました。 昔も、いまも、これからも、 「器コミュニケーション」を楽しみたいと、
by palmarosaK
| 2025-03-24 23:50
| ハウステンボス
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