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2025年1月26日(日)、 今年初めての 《栄養士のための身だしなみセミナー ――ジャケットで描く、ライフデザイン――》 というテーマで開催しました。 この身だしなみセミナーは、 2008年9月20日(日)に スタートしました。 当初は、 《栄養士のためのファッションショー》というテーマ。 でも、 ファッションショーとネーミングすると、 「最先端のファッションに身を包む」 というふうに考える方もいらっしゃるのではないかと考え、 2回目以降は、 《栄養士のための身だしなみセミナー》という タイトルで開催し続けました。 また、2022年11月からは、 《健康をカタチにする身だしなみシリーズ》と 名前を変えて、今に至っています。 ちなみに、「身だしなみ」とは、 身のまわりについての心がけのことで、 コトバづかいや態度をも含むとか。 昔は、教養としての武芸や芸能も含めたそう。 これまで開催した 身だしなみセミナーは、 地元・横浜以外にも、 各地の栄養士会や栄養士組織からもご依頼をいただき、 それらを合わせると200回近くになります。 これまで開催した身だしなみセミナーの テーマを以下に、ほんの一部ですが ご紹介させていただきます。 ・ワークショップ形式による、 栄養士のためのコミュニケーション力アップ ――聞くこと、着ること、話すこと―― ・「私的なよそ行き」のトータルファッション ――ジャケット、バッグ、シューズまで―― ・わたしのスタンダードをつくる。 ・輝く栄養士になる!! ・「衣服は人生の設計図」 ――食べ方から歩き方まで―― ・オンナ度を上げるコートテクニック さて、先日、1月26日(日)に開催したセミナーは、 以下の内容で進行しました。 1.ごあいさつ 2.きょうの身だしなみプレゼンテーション(全員) 3.身だしなみクリニック 4.生地の素材 5.春~夏用によく使われる素材 6.秋~冬用によく使われる素材 7.ジャケットのバリエ―ション 8.ジャケットに「リトルブラックスドレス」を。 9.「リトルブラックドレス」とは? 10.「リトルブラックドレス」は勝負服。 11.パンツの選び方。パンツは1サイズ大きめを。 12.バッグはデイリーユースからビジネスユースのものまで。 13.これだけはスタンバイしておきたいアクセサリー。 14.行きつけの「靴店」を持つ。 15.ヘアスタイル。美容院は2か所以上に。 16.栄養士がスタンバイしたい「香り」。 これまで開催してきた身だしなみセミナーでは、 「ジャケット」の選び方やコーディネートに関するご要望が どの組織からもご依頼が多いようです。 「ジャケット」はどなたでもお持ちのアイテムなのですが、 そのデザイン、色、素材などが多用で、 ボトムスとのコーディネートにも頭を使います。 それゆえに、 ストックがふえるほどに、 コーディネート力が求められます。 それゆえ、定期的に「ジャケット」を中心にした セミナーを開催しても、終点はありません。 身だしなみセミナーでは、 毎回、ゲスト講師に大橋禄郎先生に おいでいただきます。 先生がいつもおっしゃっていることの1つに、 「その人の身だしなみを見れば、 その人のつくる料理が想像できる」と おっしゃること。 これは、先生が『栄養と料理』の編集長時代に、 よくご経験なさったことの1つとして 私たち栄養士によくお話ししてくださいます。 身だしなみ1つをとっても、 その人の作るお料理の盛りつけが、 「衣服のコーディネートのセンスと通じる」と知れば、 栄養士としてがんばらなければなりません。 そしてもう1つ、先生によると、 「ジャケットライフを楽しむことは 結果として、健康寿命の延伸、 そして、認知症対策になるはず。 調査を数十年続ければ、 きっとエビデンスが得られる」とか。 今回は、ジャケットがメインの身だしなみセミナーでしたが、 ジャケットに袖を通すということは、 そのジャケットにインする服はどうするか、 ボトムスとしてのスカート、パンツはどうするか……。 「寒い(暑い)から◎◎を選ぶ」 「動きやすいから◎◎を選ぶ」 と、衣服を選ぶのは当然として、 それ以外にも、 「衣服もコミュニケーション」ということを理解して、 きょう1日の服装の選び方について ご紹介させていただきました。 私は、栄養士であって 服飾の専門家ではありません。 でも、 学生時代、洋服が好きで好きで 好きすぎて、アルバイトをしたお金を 衣服に注ぎ込んでいたことは、 今では、自分の財産になっていると思います。 社会人になってからも、その熱意は変わらず、 選びに選んだ衣服を着て、 いろいろの場所に出かけたり、 いろいろの人に出会ったりするチャンスが たくさんあります。 学生時代は、 「衣服1つで、こんなに気分が高揚するなんて感激。 そんな場所に私も身を置きたい」と、 実際にアパレル会社の就職説明会にも行ったりしました。 『ローマの休日』でアン王女を演じた、 オードリー・ヘップバーンは、 彼女の名言集の1つに、こんな エピソードを残しています。 「アメリカの女性がカウンセラーに依存しているように、 私は、『ジバンシー』に依存しているのよ」 精神的な気分の落ち込みは、 彼女の大好きなブランド「ジバンシー」の服を 着ることで、ストレスの緩和になるというのです。 時代を隔てて、いま、このコトバは、 わがコーチとして、私を支えてくれています。 今回の身だしなみセミナーでも、 「身だしなみクリニック」を同時開催しました。 これは、 今までお買いになった衣服の中で 「買ったけれど、着ていない服」 「この組み合わせでいいのだろうか」 「スカートは気に入っているのだけれど、 トップスは、どうしたらよいのだろうか」 などと、お悩みの衣服をみなさま持参され、 なるべく捨てないで、 その洋服に再び光をあてることはできないか、 という視点で、 たくさん、アドバイスをさせていただきました。 たとえば、 ある方は、 ご自身のワンピースに どんなジャケットがよいかと悩んでおられます。 でも、すべてのタイプのワンピースに ジャケットが似合う……とは限りません。 ビジネス仕様なのか、リゾート仕様なのかという TPOを、それぞれご持参いただいた1つ1つに対して お話しさせていただきました。 ある方は、 知人にいただいたネイビーのジャケットに あわせるコーディネートがわからないと おっしゃいます。 そこで、私が持参した インナー(白のトップス/ノースリーブでウール素材)を インして、トップスの「白」と同じ色のパンツで コーディネートしてみました。 またある方は、 他の方から 「ツイードのジャケットにインしている、 アイボリーのニットが、 あなたの顔色を悪くしているのでは?」 と、指摘されたものの、どうしたらよいか わからないご様子。 そこで、影山手持ちのインナー (黒のトップス/ノースリーブでウール素材)に していただいたところ、参加者から 「うわぁ~!! ちがいますね。すっきりした印象になっている」 と、歓声があがりました。 ある方は、 「韓国で買った、お気に入りの大きめのジャケットを どのようにコーディネートしたら よくわからない」とおっしゃったので、 こういう淡い色(ベージュ)には、 明暗はっきりしたインナーをおすすめし、 とくに、ロングジャケットには、 「リトルブラックドレス」をおすすめしました。 持参したワンピースを、お召しになったとき、 ご本人は 「すっきりしますね。 ジャケットをいかしたインナー選びなんですね」 と、納得なさっておられたご様子。 アクセサリーの選び方1つをとっても、 つける位置、大きさで ずいぶん印象が変わってきます。 私たちの最初の印象が、 5年、10年、20年後……と続きます。 なかには、「服装より中身よ」 とおっしゃる方もいらっしゃいます。 もちろん、そうおっしゃる理由もよくわかります。 が、外見を整えることで中身がついてくる、 という事例も私たちはよく見聞きすること。 たとえば、 スキーやゴルフ初心者の方が スキーウェアやゴルフウェアを 自分の好みのものでそろえることで、 スキーやゴルフの腕も上がってくる……、 ということだってよくあること。 「こんなにステキなウェアをそろえたのだから、 がんばらなくっちゃね」というモチベーションが そっと後ろ支えしてくれるという事例です。 栄養士は、「健康」という看板を背負って お仕事をしている職業です。 自分自身の「健康状態」が 服装によって、一目で相手にわかってしまう……こと、 (「健康的な服装」「健康的でない服装」などと) 衣服というコミュニケーションを、 今まで以上に、意識することがたいせつだと あらためて実感します。 「最近元気がない同僚」について、 栄養士として相談されたとき、 元気がない原因を「食生活」だけに言及せず、 ときには 「最近、お洋服、新調なさった?」 などと、「問いかけ」てみるのも一案。 「新しい衣服が新しい自分の環境となって きょうの活力になる」かもしれないのですから。 栄養士が「食」だけで人々を健康にサポートする と決めつけないで、 栄養士は「食」「衣服」「コミュニケーション」を 通して、心の健康をもサポートできる職業なのだと、 私たち栄養士が証明し続けてゆきたい……と思った 1日となりました。
by palmarosaK
| 2025-02-01 23:47
| 身だしなみ
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