2006年4月23日と、5月21日の2回連続シリーズで開催する、
栄養士のための文章スキルアップセミナーの打ち合わせにでかけました。
最近は、遠方にお住まいの栄養士の方からのお問い合わせが増えています。
講師の先生と、
「みなさん、文章力が必要だとようやく実感なさったということでしょうか」と、
その反響の大きさに驚いています。
この文章教室では、2回を通して、以下のことを目標とします。
1.文章は、人とのコミュニケーションのツールである以前に、
自分とのコミュニケーションツールであり、
論理的な思考に欠かせない情
報メディアであることを学ぶ。
2.文章力とは、国語表現力だけではなく、
情報の質を含むことを知る。
3.「表現」には、少なくとも
言語的、非言語的表現があることを学び、
それぞれの表現力を強化し、
栄養士の私的、公的な地位の、
いっそうの向上を図る。
4.文章コミュニケーションは、
目的ごとにいろいろの形式がある。
その基本を学んで
栄養士の社会的適応力を高める。
5.講演、研究発表、原稿執筆、
取材要請などへの準備性を高める。
6.非対面の栄養相談やカ
カウンセリングの文書形式と原則を学ぶ。
実習や宿題もあり、中身の濃い講座です。
「毎回出席していますが、本当に勉強になりますね」と、
参加なさった方がたは口々にそうおっしゃいます。
1回で急には変わらないけれど、意識が変わる!
栄養士ならではの文章表現力を
磨く機会ってほとんどないと思うのです。
業務報告書や、講演会のテキスト、講演依頼の文書、
企画書の作成、チラシ、ポスター作成、論文……。
栄養士が文章力を磨くことは、
相手に読みやすいように文章を書いたり、
話したりすることにつながります。
栄養士が文章力を磨くことは、大きな意味で、
社会貢献するために必須のスキルだと思うのです。