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2023年12月23日(土)、 「食コーチングセレクション」を開催しました。 「食コーチングセレクション」とは、 「食コーチング」のマインドを基軸に保ちつつ、 栄養士・健康支援者が出合うであろう、 いろいろの場面を想定して、 演習を中心とした1日研修会。 「食コーチング」入門研修の4回シリーズを 終えられた方々は、 「食コーチング」スキルアップ研修で、 「問いかけ100本ノック」 「こう尋ねられたら、こう答える100本ノック」 「『肯定的指摘』『肯定的問いかけ』100本ノック」 《健康をカタチにする身だしなみセミナー》で スキルアップを続けておられます。 「食コーチングセレクション」は、 「食コーチング」入門研修を受けていない方にも ご参加いただけるようにと、 2021年10月から、現在のネーミングに変えて、 単発で開催しています。 これまで、 以下の内容で開催しています。 1.2021年10月 《「食コーチングマインドとは》 (定義、およびコトバで言えるように) 《食コーチングマインドの特徴 13か条》 講師 影山なお子 2.2021年10月 《食事のものさしの使い方――「四群点数法」を例に》 講師 影山なお子 3.2021年11月 《健康を深く理解し、いつでも、だれにでも、 わかりやすく印象的に伝えるには》 講師 影山なお子 会場 影山なお子横浜中華街オフィス 4.2022年1月 《人生100年時代の食事相談にどうシフトするか》 講師 影山なお子 会場 影山なお子横浜中華街オフィス 5.2022年3月 《朝食をとっていないというクライアントに、 どのように対応すればよいか》 講師 影山なお子 会場 影山なお子横浜中華街オフィス 6.2022年4月 《食事相談の場所に合った、 身だしなみの整え方、訪問の仕方》 講師 影山なお子 7.2022年6月 《塩分、糖分、飲酒など、制限のある人への 食事相談の進め方、注意点》 講師 影山なお子 会場 影山なお子横浜中華街オフィス 8.2022年7月 《人から年齢や寿命に関する話題が出されたとき、 どのように対応するのがよいか》 講師 影山なお子 会場 影山なお子横浜中華街オフィス 9.2022年9月 《気づきを促す問いかけには、 どのようなバリエーションがあるか》 講師 影山なお子 会場 影山なお子横浜中華街オフィス 10.2022年11月 《異業種の人と会食をするとき、 栄養士としての態度、メニューの選び方、話題力とは》 講師 影山なお子 会場 影山なお子横浜中華街オフィス 11.2023年1月 《食事の栄養バランス》をわかりやすく伝える12のポイント。 講師 影山なお子 会場 影山なお子横浜中華街オフィス 12回目の今回は、 《食事・食生活の面から、ご自身のライフスタイルを 見直していただくための 「問いかけ」のバリエーション》 をテーマに、お話しさせていただきました。 (講師 影山なお子 会場 影山なお子横浜中華街オフィス) 「食コーチング」では、提唱の初期から 食事相談・健康支援の目的の1つは、 「生きがいづくり」であることをご提案し続けています。 しかし、一般的には、いまだにライフスタイルを 軽視した食事相談が続いています。 その1つの理由としては、 「ライフスタイル」は、 栄養学の領域外だったことがあげられます。 いえいえ、「ライフスタイル」をサポートする職業は、 たぶん、現在もないか、あっても、ほとんど知られていません。 あえていえば、各種のカウンセラーや、 精神科医でしょうか。 私たち栄養士は、 いま、ライフスタイルに関する「問いかけ」を もっと強化できるのではないかと考え、 今回「問いかけシート」を作ってみました。 シートというカタチに残るものを創ることで、 ご自身の問いかけが、 いかに「食」に終始しているかが 一目でわかるようになります。 演習では、 朝食を食べていない、 朝食を食べているという2つの事例について それぞれ、参加者が「問いかけ」してゆきます。 2つの事例で、まず事前にお約束ごととして ご明示させていただいたことは、 「ライフスタイルを話題にするときは、 あえて、『食』に関する問いかけをしない」ということ。 ところが、演習をしてみると、 すぐに2つの問いかけから、「食」に入ってしまっている。 「朝食はどんなものを召し上がることが多いですか」 「きょうの朝食はどんなメニューでしたか」 「えっ? 食事相談の現場で、食を話題にしないでどうするの?」 と、首を傾げる方がいらっしゃるのは当然。 そのとおりなのですが、 食は、個々のライフスタイルの一部ですから、 ときには、クライアントに、 地盤となっているライフスタイルのほうに 目を向けていただくことには意味があります。 英語由来の「ライフスタイル」とは、 「生き方」「価値観」「人生観」「理念」「健康観」 「信仰・宗教観」までをも含む、 壮大でとらえにくい概念。 自分のライフスタイルだからといって、 よほど知力を集中しないと、 自身にも見えてこない、抽象的な存在です。 英語だから、というわけではなく、 日本語にも「生き方」や「人生観」などのコトバはあっても、 自分の「生き方」や「人生観」を 人に明確に伝えられる人は、そう多くはありません。 昔、『徹子の部屋』という番組を、 パルマローザメンバーで、 何度か見学をさせていただいたとき、 黒柳徹子さんが、ゲストがいらっしゃる前に、 その方の出演作、インタビュー記事、著書などの多様な資料に 目を通しておられることを知りました。 これもまさに、 ゲストの「ライフスタイル」の一端を知ってから ご対面に臨む姿でした。 しかし、それによって把握できるのは、 その方のライフスタイルの、ほんの一部でしかありません。 食事相談の場合、 従来は「朝食は召し上がっていますか」 「体重が、また増えたようですね」 などと、「食」とその関連の話題から入るのが、 長年の習慣になっています。 実際、それ以外のことを話題にしている時間的余裕はありません。 しかし、食生活のカタチは、 ライフスタイルを反映したものです。 人生に夢や希望を持たない人にとっては、 食はどうでもいいこと、 その時々のモチベーションに従って、 気ままに過ごしていたりします。 その反対に、 食べること、お酒を飲むことに 例外的に強いモチベーションを持つ人もいます。 ライフスタイルに関心を持たない食事相談では、 クライアントのライフスタイルや生活習慣などには目を向けず、 「朝食は、ちょっとでもいいからとりましょう」 「お酒はほどほどに」 「夕食後は、少し、からだを動かすお仕事をして」 などと、一方的に理想論を押しつけたりします。 これを「火元ではなく、炎や煙に水をかける 消去法と同じで、まず火は消えない」と 指摘した人がいます。 現在の特定保健指導では、 ライフスタイルに目を向けるまでの 時間的、スキル的な準備はありませんが、 食コーチングでは、 それだからといって、 ライフスタイルにまったく目を向けないのは、 クライアントに対して温かさが足りないようにも思いますし、 栄養士の食事相談スキルとしても、 不備が多いように思います。 けっして、食事相談よりも優先して まずライフスタイルに目を向けるように、 とは考えていませんが、 食事相談の話題に飽きや行き詰まりを感じたとき、 何回かの相談で、時間に余裕が出てきたとき、 食事相談の終わりころ、少しリラックスしたいとき、 なんとなくライフスタイルに関係のある話題になったときなどは、 むしろ話題をそちらに移して、 クライアントご自身が、 ご自身の人生に目を向けていただくことは、 今後の心身の健康の維持のために 意味があることと考えます。 朝食をとらないクライアントに対して、 その理由をお聞きすることは欠かせませんが、 かならずしも「朝食はたいせつ」という方向で問いかけるのではなく、 就寝時刻、その前の時間の過ごし方、起床時刻、その理由など、 ライフスタイルを伺う方向で問いかけることで、 クライアントご自身が ご自身のライフスタイルに目を向ける機会になれば、 ホースの水は、炎や煙ではなく、 火元に注がれることになります。 この種の問いかけに関しては、 現在のところ、 栄養士の準備性は低く、 まさに「地獄の特訓」が必要になりそうです。 食コーチングでは、 いろいろの「問いかけシート」を創って どんなクライアントにも(クライアントに限らず) 対応できるように トレーニングを重ねてゆきたいと思います。 来年以降の講演や研修のときにも、 これらをご紹介をして、 真に、人生100年時代にも対応できるスキルを
by palmarosaK
| 2023-12-28 23:59
| 食コーチング
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