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2023年12月10日(日)、 「食ジム」第126回を開催しました。 (主催 食コーチングプログラムス 座長 小林美穂さん 会場 かながわ労働プラザ 時間 11時~18時) 今回のテーマは、 《栄養士として、家族の健康観・食生活観を高めるには、 どのようなアプローチがあるか》。 小林座長は、 以下の項目で進行されました。 1.私が家族の健康維持・向上に努めている、 こんなこと、あんなこと。 (考え方や行動など。過去の例も可。 現在、家族が近くにいない場合は、 自分自身に対してのアプローチ) 2.この人の存在(自分も含む)が、 家族やご近所、職場、余暇活動において、 私やコミュニティの健康度を上げている、 (または下げている)」と思われる考え方や行動。 3.今、栄養士や健康支援者が推進している健康法や食事法、 生活習慣の中で「それ、ちがうでしょ」と思う、考え方や支援法。 4.「人生100年時代」にふさわしい健康観・食生活観を、 栄養士はどう更新し、人々にどんなアプローチをしてゆくか。 1番の項目は、 参加者全員が発表するコーナー。 ここでは、以下のような発言が出ました。 ・ときには、私が家にいないようにすることで、 家族の自主性を高める。 ・(子どもたちもそれぞれ独立しており、 夫の退職後は、夫婦2人暮らしという環境) 朝起きたら、元気にあいさつをしている。 夫が3食とも食事をつくっているので、 食後、毎回「おいしくいただきました」と 感謝の気持ちを述べるようにしている。 ・外食を1週間に1回はかならずするようにしている。 ・家族が全員そろう夕食時、 「きょうは、どんなことがあった?」と、 子どもや夫にかならず聞くようにしている。 ・「いただきます」「ごちそうさま」を、 食卓ではかならず家族全員がそろって言うようにしている。 ・仲がよくなかった父だったが、 結婚式には思い切って、招待したことで、 家族一同がそろう機会になった。 それがきっかけとなって、 子どもたちが、父に少し歩み寄れるようになった。 ・高齢の両親の実家に、 「お片づけ」を名目に行くようになったら、 両親が喜んでくれていることを実感した。 ・夫が会社員だったころ、 「弁当はつくらないで」と釘をさされた。 「同僚、後輩、先輩、取引先、営業先、上役と、いつどこで いっしょにランチをするかもしれないから、 お弁当があると、コミュニケ―ションの機会が激減するから」 「会社の中で食べるより、 外で食べたほうが、気分転換にもなるし」という理由で。 以来、一度も弁当はつくっていない。 ・研修などで1日外に出かけるとき、 あえて、夕食の用意はしないようにしている。 「家族だって夕食は自分で選びたいはず」 ・子どもたちが小さいころから、 ご飯を自分で炊けるようにしてきた。 ・食卓で「野菜が足りない」とあえて口に出し、 冷蔵庫から1品添えるようにしたことで、 大人になった子どもたちは、それぞれ実践しているよう。 ・「頭が痛い」という夫に、 「どうしたの?」「なにか心当たりはある?」 「血圧は?」(夫は高血圧気味)と問いかけた後 「いっしょに血圧計はかってみる?」と、 あえて、2人でいっしょに行動するようにしている。 (夫は1人ではなかなかアクションをおこさないので) ・食卓であえて、家族に、 「マヨネーズは1杯100キロカロリーだよ」 「野菜を1品追加しようっと」と口にだしていた。 (1人暮らしをしている家族は、いまもそのことを 覚えているようだ) ・狭いユニットバスだが、 毎日湯船につかるようにしている。 ・寝たきりの妻に食事を介助するとき、 興味深かったことは、 もし、これが別の栄養士組織でのことであれば、 発表内容までちがってきたのではないでしょうか。 たとえば、 「なるべく外食をしないように、 手作りの食事を心がけている」とか、 「3食栄養バランスを考えて食事をつくっている」 といった発表が多いのではないでしょうか。 ここでは、 「食」以外にも、 健康維持・向上に努めている事例が たくさんあがったことで、 健康には、たくさんの切り口があることを みなさまますます実感なさったように思います。 ある方は、 週に2回、健診センターに出勤なさる 保健師さんを、 「モチベーションが下がる人」として、発表されました。 「とにかく、仕切り屋で、仕切り始めると周囲が見えなくなり、 大声で人をどなったり、なじったり。 でも、その人、権威に弱いようで、 ○○大学の教授という肩書きの人には、 態度や声まで変わる」 ある方は、 「趣味で通っているテニス教室で、 コーチが指導をしているそばで ある男性が、『まるで自分も指導者』 のように、指導したがる人がいて迷惑している」と発表。 大橋先生は、その事例をお聞きになり、 「いるいる、そういう人。 どこの組織にもいるものですよ」 と、具体的に、そういう人に対しての 対応策を具体的にお示しされました。 (クラブの例会で、人が指導しているときは、 担当者以外は口を挟まないことを厳しく伝えた) 私は、いま、お仕事でお世話になっている、 ある食堂の70代のスタッフさんたちのことを ご紹介させていただきました。 そこは、70代、80代のスタッフ、調理師さんが 働いています。 お客様の層も60歳以降の方々が多い。 お客さんは、もちろん食事を召し上がりに いらっしゃるわけですが 長く自分のことを担当してくれている、 そのスタッフさんに会いたいために、 お店に足を運んでいる様子。 「いつものでいい?」と70代スタッフのAさん。 「ちょっと頼みすぎじゃない?(多すぎない?)」と、 スタッフなのにお客に注意をする。 しかし、お客さんは「食べられるよ~」と。 30年以上通っているという、その常連さんは、 店員とのそんなやりとりがうれしいみたい。 お互いが口には出さないけれど、 「ここに来てくれた(来られた)ってことは、 健康な証だね」という気持ちなのではないかしら。 さて、話は変わります。 うれしかったことは、 参加者の少なからずが 「私が、みんなの健康度を上げていると思います」 と、堂々と自分自身の「何がすごいか」を、 分析してご発表いただいたこと。 「マンションの施設管理人さんが 夫に、『お宅の奥さんは、シャキシャキ歩く人ですよね」 と、おっしゃったのだとか。 そう教えてくれた栄養士さんは、 いつも姿勢がよく、確かに、余計な贅肉がつかないような 歩き方をなさっておられる。 ある栄養士さんは、 趣味のヨガやピラティスのレッスン時に、 更衣室でヨガウエアから、 ジャケット姿に着替えていたところ、 「いつもちゃんとしていますね」 「ヨガのときとのギャップがまたステキ」 と、仲間からそう言われることが、 しばしばあるのだとか。 都内の保健所に勤務される栄養士さんは、 「保健所に行くと、 かならず服装をほめてくれる保健師さんがいらっしゃるんです」 「ネックレス、ステキね~」 「○○さん、いつもおしゃれだから」 「きょうもかわいい~」 そのことによって、 ますます身だしなみに関して、 「手を抜いてはいけない」と思われているそう。 特定保健指導で企業に訪問したところ、 担当させていただいた会社員の方から 「ところで、きょうの洋服のコンセプトは?」と、 聞かれたのだそう。 (この社員の方は、只者ではない?) そのときの服装は、お気に入りのジャケットに、 ワイドパンツというキリっとしまった感じの服装。 「さわやかなきょうの青空をイメージして参りました」 と、おっしゃったとのこと。 「ここは身だしなみセミナー?」と思ってしまったほど、 「きょうの服装のコンセプトは?」なんて、 クライアントからまさか尋ねられるとは思ってもいなかったと、 おっしゃっておられたのが印象的でした。 公私にわたって 多くの方々の健康度を上げていることが よくわかりました。 そして、 「そのことを口に出して、指摘される方々もすごい」 というお話にもなりました。 3.では、今、栄養士や健康支援者が推進している健康法や 食事法、生活習慣の中で 「それ、ちがうでしょ」と思う、考え方や支援法を 発表いただきました。 ベストセラーになっているご本について 言及された栄養士さんは、 ある栄養士さんが提唱する、 「牛乳のカゼインはNG」 「小麦のグルテンはNG」というご発言に 「これは、おかしいと思った」と発表されました。 その他、 参加者の方々は、パーソナルトレーナーを つけておられる方も多く、 そのスポーツトレーナーさんの指導についても 言及されました。 「とにかく、タンパク質、タンパク質……としか言わない」 「アミノ酸が大事」というだけで、 具体的な対策は、サプリメントのみ。 ある栄養士さんは、 「私はスポーツトレーナーさんの食事に関するアドバイスは、 スルーしています。 『自分のやり方があるので』と断った上で」 とおっしゃったので、 影山は、 「そのスポーツトレーナーさんは、 どのような食事のアドバイスをなさっておられるのですか」 と、お尋ねしたところ、 「……。まったく相手のお話を聞いていなかったことに 気がつきました。 栄養士だから自分のやり方がある、と思わないで、 これも、『問いかけ』なんですね。 相手がどのような内容の話をするのか、という 情報収集できるチャンスを逃してしまっていたんですね。私」 人生100年時代は、 情報を収集して、相手に「問いかけ」をすることを、 厭わない栄養士になりたい……。 これらのやりとりをお聞きになっていた 参加者の方々は、 そう思われたのではないかと確信しています。 栄養士だから食のことなら何でも知っている、ではなく、 いろいろの情報は、 どこから来ているのか、 そもそもその方は、 「健康をどんなふうにとらえているのか」 というまで理解できるチャンスと考えてみる。 人生100年時代は、 栄養、運動、休養以外にも さらに3つの要素を加える必要があることは、 このブログでもご紹介させていただきました。 栄養士の考える健康とは何か。 これからの栄養士は、 どういう切り口で、相手の健康をサポートしてゆくのか。 今年最後の「食ジム」は、 座長・小林美穂さんの スムーズな進行で、大いに笑い、大いに盛り上がった 今年の"トリ"にふさわしい「食ジム」でした。 今年は、「食ジム」を10回開催しました。 皆勤賞の方は8名。 来年の「食ジム」は、 2月4日(日)に、開催する予定です。 みなさまのご参加を、 心よりお待ちしています。 *「食ジム」の会場から近い、 日本大通では、 まだイチョウ並木が黄金色の葉が 残っていました。 その他、
by palmarosaK
| 2023-12-11 23:17
| 食ジム
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