「食コーチング」入門研修 第27期スタートしました。

2023年9月24日（日）、

「食コーチング」入門研修（4回コース）を開催しました。

この入門研修は、2007年にスタートし、

今回が27回目となります。

コロナ禍を含むこの4年間、

ほとんどの研修会がオンラインになり、

「食コーチング」研修についても、

「オンラインで」というご依頼もありました。

しかし、「対面派」の私としては、

そういうカタチでのご依頼には、

申し訳ないとお詫びしつつも、

どうしてもお受けすることができませんでした。

そうしたブランクのあと、

いま、ようやく

「対面」で研修ができるようになりました。

もっとも、その間も、

沖縄やハウステンボス（長崎）、京都などの旅は

オンラインではなく、「対面」（？）で

続けてはいましたが。

さて、

「食コーチング」第27期入門コース

4回シリーズの目的を、

以下のようにお示しさせていただきました。

《このシリーズのいちばんの目的は、

栄養士に「ライフスタイル・アドバイザー」としての

ココロとスキルを身につけていただくこと。

従来の「栄養指導」は、

とかく話題が食卓や食生活に限定されがちでした。

このシリーズでは、人生100年時代に対処するため、

従来の「生活習慣病」に加えて、

フレイルや認知症などの発症を1日でも遅らせるための

サポートスキルを学んでいただきます》

第27期の研修は、

以下のように進めました。

1．開講にあたって

2．イントロクエスチョン

次の情報はいずれも科学的根拠が疑われるものです。

その理由を考えてみましょう。

（以下、抜粋）

・フレイル対策として、

　中高年くらいから動物性たんぱく質の摂取がますます大事になる。

・淡色野菜より緑黄色野菜のほうが栄養価は高いので

　緑黄色野菜を優先してとるようにしたい。

・毎日働いている胃腸も、ときには休めてあげたほうがよい。

3．これに対して、

　「食コーチング」はこんな道をたどってきました。

（1）他業種から見た「栄養士」という職種。

（2）健康支援者サークル「パルマローザ」の立ち上げ。

　　　（2002年9月～）

＊パルマローザは、きょうで21歳になりました。

（3）病院栄養士になって。

（4）「食コーチング」創設（2002年～）

（5）フリーの栄養士になって。

（6）「リーダーシップトレーニングゼミ」（2010年5月～2011年4月）

　　「食ジム」（2011年10月～現在）

　　「アクションクッキング」（2006年9月～現在）

（7）ライフスタイルとしての「身だしなみセミナー」

　　（2008年9月～現在）

（8）「歩コム（アルコム）」創設

　　（2014年4月～現在）

（9）「食コーチング」講師養成講座開催

　　（2020年3月～2021年4月）

（10）「食コーチングセレクション」

　　（2021年10月～現在）

（11）「映画鑑賞会」（2022年12月～現在）

（12）「食文化研究会」（2023年8月～現在）

4．コミュニケーション力としての「食コーチング」。

1）「食コーチング」定義。

2）健康支援者にとっての「クライアント」とは。

3）「食コーチング」9つの特徴

4）「食コーチング」が考える、

　「栄養指導」と「食事相談」のちがい。

5）食コーチングは、「宅配型食事相談」。

6）「コーチング」「行動療法」「カウンセリング」のちがい。

7）生活習慣とライフスタイルのちがい。

5．栄養士が理解しておきたい「食」の意味。

6．「健康」とは何か。健康の6大要素。

ご参加いただいた

行政の栄養士さんからは、

セミナーが終わった後、

こんなご感想をいただきました。（要旨）

「食コーチング」入門研修の第1回が終わった翌日、

　高齢者のみなさま(１５名)の前で、

　フレイル予防について、

　お話をさせていただきました。

　影山先生がご講義でおっしゃっておられたことを胸に、

　当日臨みました。

「会場においでくださるみなさまは、

　健康についてご関心が高い方々。

　その方々に対して、栄養士側が

　『お教えしなくては!!』という思いが強すぎると、

　一方的な講義になってしまう場合も……」

「栄養士として、もっと気にしなくてはならないことは、

　ここにお出でいただいていない方々の健康状態」

「健康についての関心が高い方々だからこそ、　

　すでに、何かいろいろのご対策を持っておられるはず」

「お出でいただいたみなさまから、

　ご自身の『健康』についてすでになさっておられることを、

　お話しいただく……という気持ちも忘れずに」

ご参加いただいた100歳の方から、

まずはお食事のご様子をみなさまにお話しいただきました。

すると、他のみなさまもコメントをくださり、

あっというまに30分間が和気あいあいと進みました。

ご参加いただいた方々からは、

『わかりやすかった。

　◎◎、やってみます』とのコメントをいただきました。

講義の進め方以上に、

先日の『食コーチング』入門シリーズの講義から

私自身の心のありようが、

いちばん大きく動いたよう感じています。

影山先生から教えていただいたことを一つずつ実践し、

書きとめ、反芻していくことで、

筋肉がついていくように感じております。

まだまだ、はじめたばかりなので焦らず、

1つずつ大事に進めていきます。

（以上）

1日の研修で、すでに手応えを実感されたという

ベテランの栄養士さんのおコトバに、

「心強いお仲間がここに、また誕生した」

という気持ちでいっぱいになりました。

次回、第2回は、

10月29日（日）、

横浜・関内にある、「関内ホール」で開催します。

どなたでもご参加いただけます。

第2回目からご参加の方も歓迎します。

（1回目の補講をしっかり

　フォローさせていただきますので

　ご安心ください）

ご参加ご希望の方はお知らせください。

すでに、「食コーチング」研修

第1期～26期までご受講いただいている方で、

27期のご聴講をご希望の方はお知らせください。