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≪健康をカタチにする映画鑑賞会≫の2回目を、 日本橋の映画館で開催しました。 (第1回は、2022年12月11日(日)開催。 インド映画『RRR』を鑑賞) 映画のタイトルは、 『生きる LIVING』 監督 オリヴァーハーマナス 脚本 カズオ・イシグロ 出演 ビル・ナイ/エイミー・ルー・ウッド/ アレックス・シャープ/トム・バーク他 製作 スティーヴン・ウーリー/エリザベス・カールセン 黒澤明の不朽の名作『生きる』をリメイクした本作は ノーベル賞作家のカズオ・イシグロ氏が脚本を担当。 『生きる』の舞台が、日本からイギリスに変わっても、 黒澤のシナリオはほぼ変わらず、 イシグロ氏が、 原作をリスペクトしていることが感じられた映画でした。 物語は、 自らの死期が近づいていることを悟った 公務員の市民課の課長が主人公。 「お金はあっても、使い方がわからない」。 無味乾燥、 波風が立つことがなかったこれまでの人生をリセットして、 自分がこの世に「生きた証」として、 今まで真剣に向き合ってこなかった課題に立ち向かおうという筋書き。 70年前に日本で上映された映画が、 現代のイギリスで「リメイクしよう」という企画が通り、 実際に映画をつくってしまう推進力がすごい! 「昔の映画は旧い映画ではない」ことを、 あらためて証明してくれる映画です。 私が映画というものに目覚めたのは、 大学進学のために上京した18歳のころ。 高校生になるまでは、 自分で映画を観に行ったことがありませんでした。 それまでは、 兵庫県姫路市に住んでいたのですが 当時、映画館がある周辺は、 子どもたちだけで観に行けるような場所ではなかったし、 映画館で流れるCMには、 子どもに不適切なホテルのCMなどがあって、 子どもには、「ちょっと怖いところ」でした。 でも、小学4年生だったある日、 担任の先生が 「『ET』はぜったい観たほうがいいから、 みんなで観に行こう」と、 クラス全員で映画館に行って、 『ET』を観たことはあります。 その先生は、他にも 「きょうのテレビは絶対観ておきなさい。 『モダンタイムス』といって、 チャップリンが出ている映画だから」 「きょうテレビで『ローマの休日』があるから、 観たほうがいい」などと紹介してくれました。 映画館に行ったのは、みんなで行ったのはその1回でしたが、 先生が教えてくれる映画を、 テレビではあっても、 観ることができたのはラッキーだったと思います。 大学進学のために上京をし、 日本女子大学の寮に入寮したとき、 当時4年の先輩が 新入生の私たちに、 「誰か、映画館でアルバイトしない? 『岩波ホール』といってね、 総支配人が、私たちの大学の大先輩なの」 と、案内してくれたことがきっかけとなって、 人生初のアルバイトをすることに……。 神田神保町にあった「岩波ホール」での仕事は、 映画のチケットやプログラムの販売など。 当時としては珍しく「入れ替え制」であったため、 お客様への声かけや お席のご案内などもさせていただきました。 そのバイトは、大学1年生から4年生まで続きました。 このアルバイトをきっかけに、 自分でも、映画を観るようになりました。 映画好きの方が多かったので、 ホットな情報がいろいろと入ってきました。 岩波ホールをはじめ、 銀座、飯田橋、池袋、高田馬場などにあった ミニシアターなどには、 名画やマニア向きの映画を上映するところが いくつもありました。 そして、寮の先輩から紹介されて、 早稲田大学のサークル「シナリオ研究会」にも所属。 「映画を、こんなに熱く語る学生たちがいる!!」 ことには驚きました。 そして、先輩たちの映画に 出演させていただいたこともあります。 高田馬場にあった、 小さな映画館・‶ACTミニシアター” オールナイトで1日5本は観ていました。 夜10時過ぎからスタートして、朝まで。 畳敷きの観客室だったので、 寝ながら映画を鑑賞できる、珍しい映画館でした。 フェリーニ監督の「道」のほか、 「戦艦ポチョムキン」 「戦争と平和」「ドクトルジバゴ」 「第3の男」「アラビアのロレンス」などなど ここで、昔の名作といわれる映画に たくさん出会うことができました。 今までの人生に大きく影響を受けた映画をあげるとすれば……、 ・『ローマの休日』 オードリー・ヘップバーンが扮する、アン王女。 王女様という立場ながら、 窮屈な皇室生活から飛び出して、 強く美しく動き回るオードリーの姿がとても魅力的でした。 お転婆なところ、高貴なたたずまい、どのシーンも 目を離すことができません。 グレゴリー・ペック扮する新聞記者が住んでいたアパートが、 いまも現存すると聞いて、 6年前に見に行ったほど。 アン王女になったつもりで……。 ・『舞踏会の手帖』 10代のころ、高田馬場にあった‶ACTミニシアター”で観た映画。 主人公のヒロインが、 手帖にあった昔の男性たちに会いに行くところから 物語が始まります。 かつて自分に恋していた男たちが、 いま、どんなふうに変わったかが 切なくなるほど現実的……な美しい映画でした。 ・『ライアンの娘』 紛争が絶えなかった時代のアイルランドが舞台。 地元アイルランドで教師をしている男性のその妻が出会い、 敵対するイギリス軍将校と恋に落ちる。 2人は、逢瀬を重ねる仲に……。 妻よりずっと年上の夫が それに気がついて苦悩するが、 見て見ぬふりをする。 やがて、 2人が逢瀬を重ねていることが村中に広まり、 騒然となる。 『ライアンの娘』の映画を知らない人でも この映画のBGMは、 きっと、どこかで聞いたことがあるはず。 日本でも、このBGMを耳にすることがあります。 カフェで、歯科医院の待合室で……。 そのたびに、遠いアイルランドの風景が浮かんできます。 ・『カミーラ』 東京国際映画祭で上映されていたときに観た作品、 その後、岩波ホールでも上映され、再度鑑賞。 実話に基づいて描かれたというこの作品は、 衝撃的で、終わった後、放心状態になってしまうほど。 男女の愛は、陳腐な表現になりますが、 「死ぬことで永遠になった」 現代版、ロミオとジュリエット。 ・『マリーゴールドホテルで会いましょう』 私の大好きな俳優さんジュディ・デンチが出演。 御年88歳。 『生きる』で主演のビル・ナイも重要な役で出演。 歳を重ねたシニアたちが、イギリスからインドに旅をして、 インドにある「マリー・ゴールドホテル」で、 それぞれの「生きる」目標を見つける……という物語。 成熟した映画のストーリーに惹きつけられたと同時に、 歳を重ねたからこそ、こんなステキな物語が生まれるのだと 確信できたこと、そして、 だれしも心の中に 「マリーゴールドホテルのような出会いがある」のだと、 気づかせてくれます。 昔、映画評論家の ‶小森のおばちゃま”がこうおっしゃっていた。 「時間が少しでもあったら映画を観なさい」 「映画はすべてを教えてくれる」 「恋をしたかったら映画を観なさい」 「そこに答えがある」 次の 「栄養士のための『健康をカタチにする」映画鑑賞会」は、 6月を予定しています。
by palmarosaK
| 2023-04-08 00:01
| 映画鑑賞
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