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![]() 《パルマローザ》は、 2022年9月で発足以来、満20年を迎えました。 20年前の9月28日、東京新橋の公民館で、 第1回がスタートしました。 テーマは、 「あなたが目指す栄養士、世間が求める栄養士」 航空会社勤務の時代、 新任客室乗務員の私のインストラクターだった、 先輩客室乗務員・岡林温子(あつこ)さんにご協力いただきました。 ![]() ![]() リゾートホテルの立ち上げにも関わっておられました。 「フィリピン人のスタッフがよくしてくれるの~」 「モトムラちゃんもいっしょにフィリピンで仕事しない?」と、 国際電話をかけてくださったことも。 帰国されてからは、 地元横浜の経営者で集まる組織に所属され、 さまざまな経営者のコーチを担当されて、 成果を出されていました。 こんなことがありました。 岡林さん主催の社員研修会が開催されたとき、 「岡林さんがこうした企画をすると聞いたから、 北海道の出張を短縮させてここに来たんだよ」 という経営者が何人もいらっしゃったことに 驚きました。 スタッフの女性陣からは、 「私たち、岡林先生のファンなんです」という声も。 同行させていただいた研修会の先々で、 いかに、岡林さんが、 会社のトップからスタッフの1人1人にまで、 信頼が厚いかということも 間近に知ることができました。 会社を退職された後も、 世間に必要とされている岡林さんの、 ご活躍ぶりとお人柄とを いつも誇りに思っていました。 そうそう、 企業に所属する、 栄養士のための研修会を 岡林さんと1年間、 担当させていただいたことがありました。 岡林さんのお仕事のスタイルを 間近で拝見させていただけたことは 私の一生の財産になっています。 パルマローザ立ち上げのときには、 たくさんのご協力やアドバイスをいただきました。 たとえば、こんなことがありました。 それは、管理栄養士として著名なある先生に 講師をお願いしようとしたときのことです。 岡林さんにそのプランをお話すると、 岡林さんは 「……う~ん……。どうかな~……。 著名だからというだけでお呼びすれば、 人は集まるかもしれないけれど、 まだパルマローザのカラーが決まっていない段階で、 その先生にお任せしてしまうと、 モトムラちゃん(私の旧姓)のカラーでは なくなってしまうのでは?」 「そこは、モトムラちゃんが担当すればいいじゃない?」 栄養士ネットワーク《パルマローザ》という組織を 立ち上げた大きな理由は、 いろいろの職場で働く栄養士さんたちと 情報交換する場の必要性を感じたから。 セミナーなどで、 多くの同業の人と同じ会場で学びながら、 終わると、それぞれが黙って帰途につく。 いま学んだことを、 席の近い人と少しでも語り合えたら、 いろいろの受け止め方と接することができるし、 いろいろの評価基準があることを知ることができる、 それは、自分の情報に磨きをかけることになり、 情報の価値が何倍にもふくらむはず。 それなのに、みなさんは、 ひとことも語り合うことなく、家路を急ぐ。 これでいいのかしら? 航空会社のCAから病院の栄養士になったものの、 栄養士の同期は1人、あるいは誰もいない…… 私自身、そういう環境にあったために、 語り合う仲間がほしいと思いつつ、 いろいろの研修会に参加していました。 こう経験を繰り返すうちに、 「待っていてもダメ。 それだったら自分でネットワークをつくろう」 と考えたのが20年前だったのです。 そんな思いや夢を、 フリーで働いている知人の栄養士さんにお話ししたところ、 「すごくおもしろそう! 私も参加してみたい! 」 と、おっしゃってくださいました。 「やっぱり、私のような想いは、 みなさんももっているのだ」 そこで『栄養と料理』の催しものコーナーで この企画を紹介していただきました。 当時、集まってくださった方は5人。 たった1人の企画に、5人もの方が都内各地から お出でいただいたことは、 私にとって大きな励みになりました。 それからは、 セミナーが終わった後は、 主催者として、 近くのカフェでお茶をすることを提案し、 きょうの感想をお聞きしたり、 今のお仕事をお尋ねしたり、 この先のご自身の将来や夢をお聞きしたり……ということを くり返しました。 当時、勤務していた病院の院長が、 私たちの企画に賛同してくれて、 複数回、ほぼボランティアで 私たち栄養士に、最新の情報を教えてくださったり、 同じく勤務先の臨床検査技師さんが、 私たちの活動を応援してくださったりしました。 やがて、 臨床検査技師の総会に、 私《栄養士代表)を講師として招いてくださり、 臨床検査技師のみなさんに、 栄養学の話や、 まだ構想段階であった 「食コーチング」についても 「食コーチング」のお話をさせていただいたときに、 お聞きになっていたその企業の役員の方が、 「この話はおもしろい。 もっと多くの場でお話してみませんか」 というご依頼をいただき、 2005年神戸で開催された、 糖尿病学会のランチョンセミナーで 「食コーチング」の講話を担当させていただくことになりました。 お聞きしたところ、 栄養士が糖尿病学会でランチョンセミナーを担当したのは、 この年が初めてだったそうで、 ありがたいことに、 担当させていただいたこのランチョンセミナーは、 たくさんの方がたにお集まりいただきました。 自分のアイディアを夢のまま放置しないで、 第三者に声に出して言い続けたことで、 どんどん夢が現実になり、 そこにご参加いただく栄養士さんたちの夢もいっしょに 大きくなりました。 パルマローザ発足2年目のころ、 『栄養と料理』という、 多くの栄養士が購読する食の専門雑誌で、 《がんばれ栄養士》という特集が1年間組まれました。 2003年7月に掲載される特集のために、 2003年4月ごろからインタビューが始まりました。 そのインタビューで2人のかたとお目にかかり、 東京・駒込にある女子栄養大学5階にある、 「松柏軒」という実習用レストランで インタビューを受けました。 そのときは、 私が提唱し始めていた 「食コーチング」についての話題がメイン。 そのインタビュアーは、私にこうお尋ねになりました。 「影山さんは、栄養士さんのサークルをつくっておられますよね。 《パルマローザ》ってどういう意味なのですか。 なぜそれをつくろうと思われたのですか」 パルマローザは、ハーブの名前です。 イネ科の植物で、一見地味なハーブであるけれど、 その香りは、バラやレモン、オレンジなどがミックスしたような 温かい、そしてスパイシーで魅力的な香り。 「バラの香水」によく使われる原料の1つに、 このパルマローザがよく使われていると、 アロマセラピースクールで学びました。 お値段がバラよりもお安いことも理由のようですが。 「一見地味なサークルのように見えて、 内面は、熱く、燃えている人たちの集団。 そしてじっくり1人1人とおつきあいをすることで、 1人の魅力が、お互いの相乗効果となり、 そこに集う全員が、 さらに魅力的になるというようなサークルにしたい」 「人は栄養素だけでは健康にならない。 人々の生きがいを見つけ、それを応援することで ますます健康になっていただくということを、 栄養士自らが体感し、 それを実践できるようなネットワークにもしたい」 最後に、こうお伝えしたことを覚えています 「自分のためにこのサークルをつくったのだと、 お話ししていて確認することができました。 誰かのため……ではなく、 まさに自分のために必要だったんです」 すると、そのインタビュアーは、 こうきっぱりおっしゃいました。 「それが大事。 自分のために必要だからつくった……というのが いちばん続くんですよね。人のためにはそこまでがんばれないもの」 自分でも予期せぬ返事が返ってきたことで、 「これでいいんだ」とうれしかったことはもちろん、 「長く続けようと考えていたわけではないけれど、 いまおこなっていることが未来に続くのか……」と、 心に響いたことを覚えています。 このインタビュアーこそが、大橋禄郎先生であり、 いま、パルマローザが継続しているのは、 つねひごろ、アドバイスをしてくださる大橋先生のおかげ。 インタビューしてくださってから18年経ちました。 先生は、 グループ活動においての細やかな法則を ご自身の著書の中で(『「予暇」で自分を組みかえる』) 述べておられます。 ・年齢幅があるほうが活性化する。 ・開催する会場は、いつも決まったところではなく、 ときには異なる会場でおこなう。 ・セミナーなどに初めて参加する人がいるときには、 アテンドをする係を決めて、 「きょうはどちらからおいでくださったのですか」 「どなたかの紹介ですか」 「きょうのセミナーはいかがでしたか」などと、 声をかけ、その人が少しでも居心地がよい環境になるよう 対応する。 ・会社名(組織名)、役職などの肩書きで人を呼ばない。 ・歳を聞かない。 この20年間は、 以下のことを意識してセミナーを企画しました。 (1)その道のプロの先生から継続して、学び続ける。 ・栄養士のための立ち居振る舞いセミナー ・栄養士のための英会話セミナー ・栄養士のための話し方セミナー ・栄養士のための文章教室 ・栄養士のためのフェイスストレッチセミナー ・栄養士のためのメイクセミナー ・栄養士のための写真教室 ・栄養士のための輪読会 ・栄養士のための身だしなみセミナー 上記は、発足時から続いている いまも大人気のセミナーです。 (2)1年に数回、合宿というカタチでセミナーをおこなう。 コロナ禍など関係なく、毎年、定期的に合宿を通じて、 大いに遊び、大いに学んでいます。 ここ1年間で尋ねたところは……、 沖縄県、長崎県、福岡県……。 (3)主催者である影山も会費を支払って参加している。 主催者の影山も、一会員として、年会費、参加費を支払って 毎回参加しています。 自分のお金で学ばないと身につかないというのが理由ですが、 主催者自らが、参加費を払って学び続ける姿勢は 他の栄養士さんたちの刺激にもつながっているようです。 (4)自主独立をコンセプトに。 (組織的にも経済的にもどこにも拘束されない状態) パルマローザ発足当初は、 企業の会議室をお借りして セミナーを開催したときもありました。 しかし、研修を中断して その会社のPRをする時間を設けなくてはならない、 などの制約が窮屈になってきたこと、 自分の主催するセミナーであるにもかかわらず、 自分たちの好きにできないもどかしさを感じてから、 パルマローザは、 スポンサーをつけないで開催し続けています。 (5)会員証がある。 お知り合いのデザイナーのかたに、 毎年デザインをしていただき、 ステキな会員証をつくっています。 パルマローザに所属することが、 ココにいらっしゃる方の誇りと自信になるよう、 (5)定期的に『エンパル』で情報発信をしている。 『エンパル』とは、 栄養士ネットワークパルマローザの略称 『エンパル』を2006年9月から発行。現在47号。 「他の栄養士組織(出版)では書けない、見ることができない 貴重な情報が、ココにある」ことをコンセプトに、 大橋先生にアドバイザーになっていただき、 1年に3~4号、配信している。 『エンパル』は定期購読制をとっており、 毎号、日本各地からご依頼いただいた方々に、 会員と手分けして郵送しています。 (6)毎年、「皆勤賞」と「輝いていたデ賞」を表彰している。 参加者の士気を上げるために、 毎年、上記の賞を設け、 「今年いちばん輝いていた人」を参加者全員に推薦していただき、 各部門別に輝いていた人たちを表彰するというシステムをつくっています。 こんなありがたい言葉をいただくことが多くなりました。 「元気でないときこそ、ここに来たくなる」 「私の趣味は、横浜の『パルマローザ』に毎月出かけること」 「ここに所属していなかったら、今の自分がなかった」 「ここに出かけることが、私の健康な証」 「もうどの組織も退会したけれど、 ここには退会というコトバもない私」 身に余るコトバをいただいた私は、 「もう後戻りはできない……」と 不安や迷いを押さえつけて前進を続けています。 後戻りしようなんて思ったことはないけれど、 1つ1つのイベントを、 企画し続けてきたことで、 たくさんの人に出会い、たくさんの人から 20年前、 「パルマローザ」をつくったばかりのころ、 同時に、 外野からは、 「10年後、あなたが、どうなっているか見届けたい」 グループ活動の名人・大橋先生からは、 「10年、とにかく続けてみると、 そこから次の10年が見えてくる」と お言葉をいただいて以来、 いま、10年が経ち、20年が経ちました。 パルマローザは、衰退するどころか、 20年前にいらしていた方が、 いまでは組織のトップになっていたり、 教育機関で教授クラスになっていたり、 フリーランスの栄養士として、 各地の栄養士組織からご講演のご依頼、 お仕事のご依頼があったり……。 いま、組織にいる方は、 次のステップへ着々と準備されています。 参加者の1人だった方々が、 いまでは、 パルマローザを担ってくれるたいせつな1人になり、 私は、いま、とても心強い気持ちでいっぱい。 主催者の私以上に、 参加してくれている人たちが、 「次はこうしたい」「次回はどこで何をしますか」 などと、提案をしてくれるまでになりました。 主催者の情熱しだいで、 組織の衰退が確実になることを、 いろいろの組織を見聞きしたことで学ばせていただきました。 さあ、これからの10年、20年はどうするか。 「人生100年時代の栄養士の社会的使命」というタイトルで、 この秋、各地の栄養士組織から研修のご依頼をいただいています。 まさに、いまの私は、 その100年時代の後半戦をスタートさせたばかり。 この先も、 おおいに遊び、おおいに学び、おおいに人生を謳歌しながら、
by palmarosaK
| 2022-09-27 22:42
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