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![]() 「一般体操指導員」の資格取得のための、 研修の1コマを担当させていただきました。 私が都内の病院栄養士として勤務していたときに 同僚のドクターからの紹介で、 2003年8月に、日本体育大学で 「スポーツコーチのための『食コーチング』」というテーマで お話させていただいたのが最初でした。 それから19年間、 毎年、担当させていただいています。 一般体操指導員とは、 市民の健康や体力づくりを促進する有資格者のこと。 講習会は年に1回(2日間)開催されます。 受講者は、すでに一般の方々に運動を教えている指導者や、 将来、「運動」を通して地域、組織、社会に 貢献したいという学生さんなどを対象にしています。 自己流で教えてしまっていないか、 昔の知識やスキルのまま教えていないか、 などの振り返りの機会とするほか、 最新の運動事情、トラブル事例、海外での体操の取り組みなどを 専門講師が講義をし、スキルアップしていくという2日間。 私が担当する1時間は、以下の内容で進行しました。 1.イントロクエスチョン(一部抜粋) 同意できるものには○を、同意できないものには×を。 *( )人間のからだは、 自分に必要な栄養素を自然に欲するようにできている。 *( )試合前にトンカツなどを食べて「勝つ」ことを目指すのは 栄養的にも極めて有効である。 2.誤った食事観を人に押しつけない指導員として……。 ・「フードファディズム」を流布させるランナーにならない。 ・「フードファディズム」の定義。 ・こんなのが「フードファディズム。 3.食生活から見たベストパフォーマーの条件 4.こんな質問をされたらどうする? 5.人にとって「食」の持つ意味とは。 どの研修会でも、 「イントロクエスチョン」を冒頭でおこなうことが多いのは、 このイントロクエスチョンで、 参加者の準備性がぐーんとアップするのを、 毎回、拝見しているから。 お互い、初めて会う者どうしが、 このイントロクエスチョンで熱く熱くなる!! 受講者からは、 「え~? 自分に必要な栄養素って、 なにもしなくても自然に欲するようにできていると思った~」 「確かに、もしそうであれば、医者いらずですよね?」 自らが考え、自らが分析することで、 健康に関する情報には矛盾が少なからずあることを、 自ら気がつくようになる貴重な1コマ。 今回も、「フードファディズム」への関心が 高かったように感じます。 アシスタントを務めてくださった栄養士・甲斐和恵さんも 後ろの席からご覧になり、 「みなさん、身を乗り出して聞いていました」 と、指摘してくれました。 大橋禄郎氏は、 「フードファディズ」を、 「食品の成分的特徴と健康との関係を むりやりに結びつけるご都合主義のこと」 と定義しています。 会場の半数以上が大学生だったこともあり、 「『フードファディズム』というコトバを 初めて聞いた」という人が 1/3くらい、いらっしゃいました。 世間ではいろいろの健康法が次から次へと出てきます。 ・1日2食が人を健康にする。 ・○○という食材は「体によい」。 ・○○という食材は、「体を冷やす」からよくない。 などなど。 こういう俗説に惑わされて、 体調を悪くしたり、珍説を人に押しつけて 敬遠されたりする人も少なくないでしょう。 「からだを冷やす食品」などは、 いまも、公共放送の連続講座の中にも出てくるとか。 「一般体操指導員」を目指す方々は、 食のプロになろうとする人ではないけれど、 「食」の話題は、 どの年代からも質問受けると、とおっしゃいます。 一般の方にとっては、 相手が栄養士ではないからこそ、 「食」の疑問について尋ねやすいし、 指導員のほうも、知らないがゆえに、 浅い知識のまま、 自信たっぷりに話すことにもつながってしまう……。 講義の最後は、演習で、 「こんな質問をされたらどう答えるか」 というテーマで、 ・即答することで、相手の質問の意味など、 その背景を遮断してしまう。 ・問いかけることで、相手のニーズが掘り起こされる。 ・「答え」は、相手の中にあることが少なくない。 だから、核心をついた「問いかけ」をおこなう。 今年も、一般体操指導員の資格取得のお仕事が終わりました。 このお仕事が終わったら、毎年、秋の訪れを感じます。 日本大通りのイチョウ並木の下には、 たくさんのギンナンが……。 まもなく、この周辺も黄色一色になるのでしょう。 「運動の秋」にもなります。
by palmarosaK
| 2022-09-24 22:28
| 一般体操指導員
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