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![]() 「パルマローザ」は、 今年設立20年を迎えました。 今年も、 「食」を通じて、 各地にお住まいの方々のココロとからだの健康づくり、 そして、最終目標を「生きがいづくり」と定め、 お手伝いをさせていただくために、 私たち自身、これからも学び続けます。 さて、パルマローザセミナーは、 今年も1月2日(日)に、恒例の 「新春ぶらパルマ」からスタートしました。 今年も昨年同様に、熱海へ。 昨年は、熱海から船で「初島」へ。 今年は、熱海市内にある、 《熱海ハーブ&ローズガーデン》。 前回は閑散とした熱海駅周辺ですが、 今年の熱海駅は、賑わいを取り戻していました。 熱海の新名所といえば、 SNS映えするというこのブランコ。 まるで、海の上をとんでいるかのような感覚。 (撮影技術にもよりますが) パルマローザのイベントは、 栄養士のご本人だけではなく、 ご家族連れで参加される方が多いため、 家族のみなさんと交流する機会ともなっています。 ランチから夕食まで、 たっぷり1日、熱海で過ごしました。 熱海報告はここまでとして、 恒例の新春セミナー、 そして「食ジム」についてご報告します。 1月8日(土)は 大橋禄郎先生に講師をお願いしている新春セミナー。 このセミナーには、少しばかりジンクスがあり、 「この新春セミナーに参加した方は、 その1年がハッピーになる!!」 実際、そういうお声が多くあります。 昨年はとくに、 「これまでの経験が起業というカタチになった」とか、 「行政の栄養士をしながら、 地元ミニコミ誌から依頼があり、 連載記事を担当することになった」、 「今までのキャリアをいかしたところに転職できた」とか、 「念願の1人暮らしを決行したことで、 仕事もプライベートも充実している」 などなどのハッピー情報が満載。 さて、今年の新春セミナーは、 《講話・講演・講義を楽しくスタートするために 「イントロクエスチョン名人」になる》というテーマで 講師・大橋禄郎先生のご講義で2022年をスタートしました。 イントロクエスチョンとは、 「講演や講義の『まくら』(落語家が演目に入る前に 雑談的な口調で話す小話)のようなもので、 聞き手に、頭のウォーミングアップをしていただき、 かつ、メインテーマを、それとなく示して 準備性を高めていただくのが目的」 (大橋禄郎先生のテキストから) 「世間でおこなわれている講演では、 演題となっている用語の説明や 講演の意図を示すことなく始めるものが多い」と 大橋先生は指摘されます。 先生のお話を拝聴していると、 私がここ最近の研修会に参加したときのことを 思い出しました。 場所は、自宅近くの会議室で、 行政の担当者が訪問出張というスタイルで 「フレイル予防」の講演をしてくださいました。 テキストはとくになく、 「フレイルとは何か」という定義がないまま いきなり、マンションの住民(60歳以上の方々が多かった)に、 「たんぱく質はとらないといけないんですよ」 「年をとると、昔より食べなくなるでしょ? だから、とにかく食べることがたいせつなんです」 と、突然上から目線の講義が始まったことを思い出しました。 大橋先生は、「イントロクエスチョン」は、 映画でいえば、「予告編のようなもの」と指摘されます。 こういう例をささっと置き換えてお話をなさるところが 毎回「わかりやすい!」「なるほど~」と、 参加者を納得させるのだと思います。 その例として、 「食事の栄養バランスとはなにか」という講演であれば、 「( )一汁三菜の仕組みは、中国の精進料理などから 伝わった献立の整え方の作法であるが、 日本人にとっては、結果的に栄養バランスを図る目安とするという、 副次的効果をもたらした」などのクエスチョンが可能である。 さて、これは「○」か「×」か、 と、先生は、いきなり「頭の体操」に誘導してくださいました。 興味深かったことは、 「人は、問いかけられると答えずにはいられない衝動をもつ。 道を聞く、好きな番組を聴く、夢を聞くなどによって 対人コミュニケーションが成立する。 テレビなどでクイズ番組が多いのは、 このような本能的傾向を前提にしているのである。 イントロクエスチョンも同様」と、 明言されているところ。 そういえば、 講演のタイトルで悩んでいたとき、 大橋先生にご相談をさせていただいたら、 「なぜ、いま、栄養士が『食コーチング』を学ぶ必要があるのか」、 「人生100年時代における「食事相談」とは何か」、 などという、問題提起をするような「問いかけ」型の タイトルをご提案いただいたことが多くあります。 「なぜ、いま、栄養士が身だしなみを考える必要があるのか」 という文言を見たり、聞いたりしただけで、 その答えを知りたくなり、 「行かなくては!」という気持ちになる。 イントロクエスチョンは、 昨年開催した 1年間シリーズの 「食コーチング」講師養成講座でも、 先生にご講義いただき、実際に自分たちでも、 挑戦してみたものの……。 これが、難しい……。 イントロクエスチョンは、 自分だけが知っている内容や、 推測で答えるような内容のものはNG。 たとえば、 「私の勤務している病院のベッド数は?」とか、 「私の郷里、○○市の平均寿命は?」とか。 (そんなの知っているわけないでしょ!) 私自身が、母校の女子栄養大学や、 体操関係者や、 国立劇場で歌舞伎の研修生の研修などの 講義の冒頭で、しばしば設問する イントロクエスチョンの1つに、 こんなのがあります。 (1( )日本では、食生活の欧米化によって、生活習慣病が急増している。 (2( )カルシウムが不足するとキレやすくなる。 (3( )なす、きゅうりは体を冷やす働きがあるので、 熱中症対策に有効である。 (4( )人間は、からだに必要な栄養素を自然に欲するようにできている。 答えは、全部(×)。 時間に余裕があるときは、 答え合わせのときに、 「○と思う方?」「×と思う方?」などと尋ねて、 手をあげていただいています。 このとき、大橋先生がご講義でご指摘されているように、 どなたかを指名して、「なぜそう思われるのですか」 と、理由を尋ねることもしています。 問いかけに従って、お考えを述べていただくとき、 私の場合は 1人1人の意見にその場で「○」か「×」かを評価しないで、 「そうお考えになったのですね」とか、 「そういう考え方もあるんですね」とかと、 それぞれのお考えを肯定的に受け止めます。 最初は、恥ずかしがって発言を渋っている方でも、 講師が「1人1人の意見を尊重している」 ことに気がつくと、 さらに活発な意見に発展した……という事例は よく体験します。 大橋先生はこの後、 「答え合わせしたあと、『全問正解の方?』 と、尋ねることを忘れずに。 その方にはしかるべくコメントをしてあげたい」 「オリンピックなら金メダルものですね」や、 「普段から、ご興味ある分野なのですか」などと、 私たちにご教授くださいました。 最後は、演習タイム。 「母校の高校の後輩(2~3年生)に、 「栄養士のお仕事、私の場合」という演題の 講話をすることになりました(1時間) みなさまの卒業後へのモチベーションを高めるのが目的です。 ・最初にイントロクエスチョンを設けたいと思います。 ・クエスチョンは3問とし、「○」と「×」とを適宜、まぜてください。 ここを作成した段階で、 タイムアウト! 各自、大橋先生に添削していただきました。 この演習は、 昨年、「食コーチング」講師養成講座でも 時間をかけておこなった課題と同じ。 復習をともなったこの課題ですが、 参加者は四苦八苦……。 そういう私も……。 「自分はまだまだ。やることがたくさんある」 と、思わせてくれる新春セミナーを開催できたことが 大橋先生のご指導のおかげで、 いつも、 謙虚な姿勢でいられること、 そして、 いつも、 「もっとがんばらなくては」と 思わせてくださる場を提供できることを、 幸せに感じた1年のスタートでした。 新春から、 仲間たちと集える幸せ、 何気ない会話ができる幸せ、 お互いの近況を毎回お聞きできる幸せ、 お互いの近況を応援できる幸せ、 お互いの幸せにエールを送ったり、 送られたりする幸せを、感じたスタートでもありました。
by palmarosaK
| 2022-01-13 21:45
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