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8月から9月にかけて、 以下の映画を鑑賞しました。 ・『はちどり』2018年日本公開 韓国・アメリカ映画 監督 キム・ボラ 劇場 ジャックアンドベティ 鑑賞日 2021年8月27日(金) 鑑賞後、映画監督のキム・ボラ監督と オンラインファンミーティング ★★★★ この映画が、初の長編デビュー作。 釜山国際映画祭NETPAC賞・観客賞を受賞。 その後、ベルリン国際映画祭審査員大賞、 韓国版オスカー「青龍映画賞」最優秀脚本賞など、 世界中の主要映画祭で50を超える賞を獲得した話題の映画。 1994年のソウルが舞台。 家族と集合団地で暮らす14歳の中学生の女の子 ウニがこの映画の主人公。 学校になじめず、両親は小さな店の切り盛りに必死で、 子どもの心に寄り添う余裕がない。 ウニは、自分に無関心な大人に囲まれ孤独な思いを抱えていた。 ある日、学習塾に女性教師・ヨンジ先生がやってきた。 ヨンジ先生は、ソウル大在学中でいまは休学しているという。 ヨンジ先生も、なにかを抱えて生きていることを、 ウニは気がつき、そんな先生が気になり……。 1994年が舞台の本作。 私自身は、同時期(1996年の夏)、 韓国・ソウルに滞在していました。 (韓国語を学ぶために、 韓国外国語大学に短期語学留学をしていたため) 1996年は、 2002年サッカーワールドカップ、 韓日共同開催が決定した年。 初めての韓国で、初めて1人暮らしを経験した、 あのときの懐かしい風景が、 あのスクリーンの中に……。 1988年のソウルオリンピックで急成長した韓国。 そのひずみが、 1994年、1995年……の大惨事につながります。 1人の少女を通して、心に寄り添いながら カメラの視点をブレさせないでラストに突入。 そのとき、ウニは……! おとなになったウニは、 いま、どんな仕事に就いているのだろうか。 ★★★★ ・『キネマの神様』2021年公開 日本映画 監督 山田洋二 劇場 グランドシネマサンシャイン 鑑賞日 9月1日(水) 当初、志村けんさんを主人公に撮っていたこの作品。 志村さんが急逝されたことで、 急遽、ご生前、親交のあった沢田研二さんが代役に。 物語は、映画という娯楽が 大衆に最も愛されていた全盛期の日本。 若き日のゴウは、映画監督を目指し、 撮影所で助監督として働いている。 ゴウに憧れる、撮影所の近くの食堂の娘「よし子ちゃん」。 映画技師の「テラシン」は、よし子ちゃんに片思い。 若き日に、 映画に対する情熱だけで夢を見ていた若者たちも、 やがては歳をとる……。 映画監督の夢破れたゴウは、 昔の姿はまったく見られない。 ギャンブル好きで、借金をし、 妻の「よし子ちゃん」を泣かせる。 1人娘からも愛想をつかされている。 そんなある日。 ゴウの孫が、祖父のゴウの昔の脚本を見つけるところから 後半戦、手に汗をにぎることになる……。 ラストは……。 個人的には、 映画全盛期の日本を知らない世代なので、 「日本人にとって映画とは何なのか」 をもっと、突き詰めてほしかった。 昔の映画フィルムは、 ある映画館から次の映画館へと、 自転車でフィルムをやりとりをしていたとも聞きます。 観客は、前の映画館の上映時間が少しでも遅れると、 そのフィルムを待って映画を観る……ということも たびたびあったのだとか。 イタリア映画「シネマパラダイス」のように、 「映画愛」をもっと入れ込んだ内容であれば、 その歴史を知らない世代にとっても 意義の大きいことだと思いました。 ★★★ ・『シャネル 時代と闘った女』2021年 日本公開 フランス映画 監督 ジャン・ロリターノ 劇場 横浜シネマリン 鑑賞日 9月3日(金) 2021年は、シャネル没後50年、 シャネルの香水「No.5」誕生から100年。 日本の暦では、シャネルは明治16年生まれ。 世界中に自身の名前をゆるぎないものにし、 ファッションの世界に革命を起こした人物。 これまでにも何度か鑑賞しています。 今回は、1時間のドキュメンタリーとして それぞれの時代の証言者が シャネルについて話しているのです。 興味深かったことは、 『悲しみよ、こんにちは』の小説家、 フランソワーズ・サガンが インタビューで、 「シャネルとの会食で2度席を立ったことがある。 話題がほんとうに退屈で、イヤだった」と 語ったり、 フランスの女優、 ガブリエル・ドルジアは、 「気難しい人だったわ」と語ったり、 シャネルのサロンで働いていた男性のスタッフは、 「ほんとうに難しい人だった。 話しかけても怒られるし、 話さないでも怒られるし……。 どう接していいかわからなかった」 と、話していたり……。 世界中のファッション界に革命を起こした人の偉大さは、 その当時を生きる人にはわからないかもしれない。 シャネルに限らず、当時のフランス人は、 自分の歴史を、「伝記作家」という職業の人たちに、 依頼をして、 生前から伝記をつくることが 上流階級の「証」だったようです。 その伝記作家さんの1人は、こう証言します。 「シャネルは虚言癖があり、 毎回、話している内容が異なり、 ほとんどの伝記作家から断られていた」と。 「幼いとき、修道院で育ったシャネル」と、 今まで私たちはそう思っていました。 ところが、新しい資料が見つかり、 シャネルは、修道院に収容されていなかったことが このドキュメンタリーが静かに伝えます。 ナチスのスパイとしての黒歴史の事実、 これまでの過去を封印したかのように スイスに亡命……。 晩年は、とても攻撃的になり、 仲のよかった家族である叔母も離れ、 まわりは、おべっかを使う取り巻きだけで、 真の友だちはいなくなってしまったという。 唯一、社会とのつながりを持つのが、 「何か挑発的なことを言って関心を集めること」 というのが、なんとも寂しい。 シャネルの幼少期の複雑な人間関係が その後の人生観にも反映されているのでしょう。 この映画では、 シャネルの香水「No.5」の争いについても、 シャネルが言及しています。 マリリン・モンローをも虜にした世紀の香水に、 こんなエピソードがあったなんて……。 今までとは異なる視点で綴られていたこの映画。 大きなスクリーンで観ることができてよかった。 人は、いつでも、自分の人生をリ・スタートできる。 70歳から、不死鳥のように甦ったシャネル。 「私もまだまだがんばれる」 そう思ったファンは多かったはず。 ★★★★★ ・『テーラー 人生の仕立屋』日本公開2021年 ギリシャ・ドイツ・ベルギー合作 監督 ソニア・リザ・ケンターマン 劇場 ブルク13横浜 鑑賞日 9月5日(日) 「食コーチング」スキルアップ研修が終わった日に、 ご受講いただいている栄養士さんと鑑賞。 この映画のタイトルを見た瞬間、 「観なきゃ」と思わせてくれたのです。 原題は『テーラー』。 「食コーチングは、テーラーメイドな食事相談です」 と、いつも研修でお話させていただいていることもあって、 「見逃すまい! 」と、期待を込めて鑑賞しました。 ギリシャ・アテネで36年間、 父と高級紳士服の仕立て屋を 営んできた50歳のニコス。独身。内気。 ある日、銀行から店が差し押さえられることになり、 ニコスは、今までの紳士服の売り方を、 変えざるをえないことに気がつきます。 待っていてもお客は来ない。 だったら、 自分から街に出て売ろう! と。 屋台を手づくりし、街に出るニコス。 興味を持ってきてくれた客に、「いくら?」と聞かれ、 ついつい、今までの店と同じような感覚で 値段を言うと……客はいなくなる。 そんな繰り返しの日々。 ある日、「女性ものはないの?」 「ウエディングドレスをつくりたいんだけれど、つくれる?」 と、女性客から依頼が入る。 「私は、紳士服しかつくらないんですよ」と、 言ったとたん、そっぽをむく客に、 ニコスは、「やります。やりましょう」と宣言。 そこから、ニコスの人生の旅がスタートした。 華やかなウェディングドレス、 テーブルクロスをつかったアイディア。 お金はかけられないけれど、 ウェディングドレスはほしい人たちはたくさんいる。 お客は支払ったお金以上に、 ニコスのつくる服に感激する……。 栄養士である私と、ニコスの人生は まったく別に見えるけれど、 本質は同じなのではないか。 「待っていても、人生はやってこない」 「行動を起こした人から、人生が変わる」 「人生100年時代、いつだって遅くない」 ニコスの人生は、 これからの私の人生にちょっぴり 影響を与えてくれそうです。 「移動式 食コーチング」スタートするかも! 屋台で販売している私を見かけたら お声をかけていただけましたら幸いです。 ニコスのように無口ではありませんが♪! ★★★★
by palmarosaK
| 2021-09-11 00:22
| 映画鑑賞
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