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横浜で2日間連続してイベントを開催しました。
1日めの24日(土)は、 「サンセット『歩コム(アルコム)』in 山下公園~みなとみらい」 (パルマローザ主催(影山なお子) 「歩コム」サポート 大橋禄郎先生)
2日目の25日(日)は、 「食ジム」第80回 ≪栄養士・健康支援者は、 「日本語力」をどう強化すればよいか≫ (食コーチングプログラムス主催 座長 大橋禄郎先生 アドバイザー 影山なお子 時間 11時~18時 会場 関内ホール)を開催しました。
「歩コム」は、8月17日(土)に開催した ≪浴衣で「歩コム」in 靖国神社~銀座≫に続いて、 令和における第2弾の開催。
山下公園内・氷川丸前に午後3時30分に集合し、 赤レンガ~みなとみらいまでウォーキング。 歩数を稼ぐために歩くのではなく、 有酸素運動によって認知機能を高めるのがメイン。
そのため、 スタート前に、その回のテーマが出ます。 「山下公園~みなとみらいまで歩く間、 男女それぞれ1人ずつ 「カッコイイ!!」と思った人をあげ、 それぞれ、その理由をコトバで説明せよ」 がむしゃらに目的地まで歩こうとはせず、 まわりの風景を楽しみながらも、 そのお題に合った人たちを探そうとする自分がいる……。 脳が活性化していくのが自分でもわかります。 目を凝らし、頭を使って!!
山下公園から海沿いに歩くことで さわやかな風が頬にあたり、 「気持ちイイ!!」と お集まりになった方々は 口々におっしゃっていました。
みなとみらいにある、 「万葉の湯」の屋上にある足湯をしながら 全員が発表。 水色の帽子のおじさんのコーディネートがよかった」
*「道沿いに出会った外国人のご家族。 白を基調にしたコーディネートで 家族でキメていたのがかっこいい!」
*「山下公園で釣りをしていたおじさまたち。 カラフルな色がかっこいい! 地元広島の釣りおじさんとはファッションがちがう!」
*「同じく釣りをしていたおじさまたち。 子どもが持っていたアンパンマンのボールが 風に飛ばされて海の中へ……。 と、すかさず、おじさまたちが協力して、 釣りの道具でボールを岸に寄せて拾いあげてくれた! 釣りに集中しつつも、まわりの人に対する 配慮が感じられて、その心がステキだなと感じた」
「赤レンガで見かけた、消防の制服男子」
ファッションの「色合い」を見て、 「かっこいい」と感じた人、 「制服」という団結したチームワークで 炎天下、イベントでがんばる人たちを見て、 「かっこいい」と感じた人、 その人の「行動」から 「かっこいい!」と感じた人、 それぞれが感じた「かっこいい」を ディスカッションしあった、 サンセット「歩コム」でした。 ここで1日目は終了。
4月28日に開催した「食ジム」第77回 (栄養士は、ていねい表現をどう磨けばよいか)が、 ご参加いただいたみなさまからご好評を得たので、 その第2弾として大橋禄郎先生に座長をお願いしました。
冒頭で「日本語力の定義」を 先生自らがお示しくださいました。 以下、その中から一部抜粋させていただきました。
「日本語の文法に則って、 相手の性、年齢、属性、地位、話す場所、 文章を書く目的などに応じて、もっとも効果的に言語表現や 会話をする能力、および文章を読解する能力のこと」 ~~途中、抜粋~ 「著しい小声、早口、遅口、誇張、ウソ、不正確な解釈や説明、 敬語不足、流行語や流行表現の多様、相手の理解を妨げる話し方、 書き方などは、日本語力の不備とする」
今回の「食ジム」は、 以下の項目で進行しました。
1.親からもらった日本語、いまも感謝しているコトバや コトバづかい。(もらって困っている日本語があればそれも可)
2.私のモチベーションを高めてくれた、 あの人の、こんなコトバ、こんな一言。
3.私の一言が、人のモチベーションを高めたと思われる こんな例……。
4.私の「日本語力」(国語力)を支える コミュニケーション環境、 日本語の維持・強化で気をつけていること。
1番の項目は毎回、全員にご発言いただきます。
印象的だったのは、 母親の言葉を引用された方が多かったこと。 それだけ幼少期は、 母親と親密な時間を過ごすということなのでしょうか。 それに対してお父様は、 申し合わせたかのように無口で どちらかと言えばちょっと怖い存在。 女の子にとっての印象なのでしょうか。
母親に感謝していることを あげる方が多い中で、 今回、ゲストでお出でいただいた 岡林温子さん (ブライトレーン代表)は、 父親から 「わかるように説明しなさい」という一言が いまも、影響を受けているとおっしゃいます。
ブライトレーン代表として ファシリテーター、企業研修講師、 フォトブック作家としてご活躍の方。
影山がANAの国内線客室乗務員として 乗務していたときにお世話になった大先輩。
新人時代は、岡林さんの訓練生だったことから ANAを退職した25年後も 家族ぐるみでおつきあいをさせていただいています)
岡林さんに大いに助けていただきました。 パルマローザ第1回~7回までのセミナーは、 岡林さんに講師としてご登壇いただきました)
いざ「親からもらった日本語で いまも感謝していることは?」と尋ねられると、 考え込まれている方も少なくなく、 「思い当りません」とおっしゃる方も、 順番に発表していただくうちに、 「思い出しました!」と、ご発言される方も。
多かったご発言には、 「ありがとう」という感謝の言葉(母) 「おかげさまで」(母) 「いただきます」(母) どちらかというと、 「あいさつ」に重点を置いた 教育的なメッセージが込めたコトバから、
「よろしゅうおあがり」(母) (「行ってきます」に対して)「おはようお帰り」(母) という、地方独特の言い回しが 結婚した今も自分の子どもに引き継がれているという事例や、
「お金は貸してはいけない」(母) 「コトバづかいには気をつけて!」(母) 「お天道様に感謝しなさい」(祖母) 「ぐちゃぐちゃ音を立てて食べない」(母) 「みんなが見ているよ」(母) 「お姉ちゃんだからお願いね」(母) 子どものときとはいえ、 おとなになったいまも、 よく覚えているもの。
ゲストでお出でいただいた岡林温子さんは、 「ANAのCA試験を受け、1次、2次は合格したものの、 最終試験の身体検査を残すのみになったとき、 視力が悪いので、絶対受からないと考え、 試験に行かない」と考えていたら、 お母様からは 「やってみないとわからないんじゃない?」と、 言われたことがいまも人生においての教訓になっているとの ご発言がありました。
影山は、以下のように発表しました。 いつも試験直前になって猛烈に勉強している私に、 母から 「あなたはもっと準備をして臨めば、もっとできる子なのに」 そのコトバをよく覚えています。
大橋先生は、 「コトバのルーツにはかならず両親のルーツがある」 と、全員の方の発言を待って、そうご指摘されました。
(あとで先生が以下の解説を。 食ジムでは、まず、だれもが発言できる話題を 用意すること。今回のように日本語力の話題となれば、 ますます幼少期の言語生活を振り返る意味がある。 「母の舌」Mother tongueという言い方があるように、 お母さんの話し方の影響は大きい。 お母さんからの言語刺激を受けて、 子どもが本能として持っている言語本能にスイッチが入り、 そこから子どもの言語表現が始まる。
「きょう、保育園で、 地震のときの避難の練習があったよ」は、 お母さんが使ったことのない、 つまり、お母さんの真似ではない、 子ども自身の文法表現なのです)
参加者の中には、 お子様がいらっしゃる方も多く、 「子どもに、将来プレゼントできるコトバを かけてあげられているだろうか」 という自問自答の場にもなっていたご様子。
今回は、いつもの「食ジム」と異なり、 23項目の実例をもとに、 各自が気になる部分を指摘する、という演習がありました。
*「私がいちばんに指名されるなんて、とんでもございません。」 ここでは、「とんでもございません」が間違い。 正解は、 「とんでもないことでございます」。
「とんでもない」までが形容詞の1語。 「美しい」という形容詞に、 「美しございません」とつけ加えたらおかしいし、 「おかしい」という形容詞も、 「おかしいことはありません」とは言うけれど、 「おかしございません」とは言わない。
ある作家のお嬢さんが、 電話で人と話していたとき、 「とんでもございません」と言ったら、 お父上がやってきて、 「とんでもございません」なんていう日本語はない、 と、電話の相手も驚くような大声で叱ったとか。
*(抜粋)「ご存知ない方が意外に多いんですよ」 ここでは「ご存知」は不適切。 「知」は当て字。 そのため、「ご存じ」(存ずる)が正解。
*「きょうは、急に会議が入ってしまったので 教室は欠席いたします」は、 「欠席いたします」がまちがい。 この場合は、 「欠席させていただきます」が正解。 職場を退職するときは、 「退職届け」ではなくて「退職願い」と。
*「ご聴講された方は、 アンケートの用紙を入口にある箱に入れて お帰りください」は、 「ご聴講された方」がぎこちない。 そこにいる人はみな「聴講した人」なのだから、 「みなさま、お帰りになる際には……」でよい。 あえて「ご聴講される」と言うのなら、 「される」は軽い敬語表現なので 「ご」は省いたほうがよい。 「聴講された方は……」 超ていねいに言う場合は「ご聴講なさった方は……」
私たちが日ごろよく使っている事例を 先生が例題にしてお示しくださいました。
今回、その中でも話題にのぼったのが と指摘を受ける私。 大橋禄郎先生は、 以下の事例で参加者にお示しくださいました。
*(飲食店の入口でお客が店員に) 「11人なんですが大丈夫ですか」
まちがいは、もちろん「大丈夫ですか」。 「丈夫」は、 本来「しっかりしていること」 「頑丈でこわれにくいさま」 「一人前の男子」を指す。 そのため、 「体」や「健康」以外の意味で使うのは そもそもの意味ではないことを知っておく。
「うーん!!」と頭を抱え、唸りながら、 まちがいはわかっても、 その理由をうまく説明できないことに 歯がゆさを感じたと同時に、 日本人として 国語力を磨いていない自分を 猛省した時間となりました。
食ジムプログラムの2番の項目、 「私のモチベーションを高めてくれた、 あの人の、こんなコトバ、こんな一言」では、 挙手制で発表しました。
*最期を迎えた祖母から 「いい娘になったね」(20代前半のとき) *勤務先で上役から 「〇〇さんに任せておけば大丈夫だから」と言われたこと。 *勤務先で「いつもブルー系のお洋服をお召しなんですね」 と、肯定的指摘を受けたこと。 *「今のままでOK」と言われたこと。 *「今のサッカーチームが強くなったのは 〇〇さんのおかげです」と言われたこと。 *まわりから「(尊敬している)〇〇さん似ている!」 と言われること。 *とくに次の予定がないままに、 勤めている病院を辞めようかどうか悩んでいたとき、 「〇〇さんならフリーランスでもやっていけるのじゃない?」と 言ってくれた人のひとこと。
座長・大橋先生は、 「自分の持っているコトバは 人生の設計図にもなる」とおっしゃる。 「清く、正しく、美しく」 「自分を育ててくれた親や社会への恩返し」 などは、コトバで描く人生の設計図。
「態度で示す」場合もあるけれど、 それにコトバが添えられると、 いっそう印象が深くなる。
「どんな人にも、 目には見えない『健康』をカタチで示しつつ、 コトバによってモチベーション引き出し、 コトバによって記憶に残るようにする」 そんなスタイルや話力があってのこそ、 「令和」に生きる栄養士なのではないか……、 そうも思いました。
最後の項目、 ≪私の「日本語力」(国語力)を支える コミュニケーション環境、 日本語の維持・強化で気をつけていること≫では、 参加者のみなさまから ここ、横浜で 「食ジム」に参加したり、 大橋先生が主催される「文章教室」に参加したり、 パルマローザの掲示板「メーリングリスト」に 投稿し続けることで、 維持、強化できているというお声を多くいただきました。
組織に勤めている限り、 組織に適応することはもちろんですが、 自分の一生を考えたとき、 仕事以外の場でも通用する コミュニケーション力の維持、強化に これからも努めていかなくては!!
2日間の「歩コム」と「食ジム」を通して、 コミュニケーション力の維持・強化のたいせつさを あらためて実感することとなった そろそろ夏も終わりに近づいた2日間でした。
by palmarosaK
| 2019-08-29 23:05
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