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「食ジム」第76回 ≪女性の社会的活動のための環境を どうつくっていけばよいか≫ というテーマで開催しました。 (主催 食コーチングプログラムス 座長 影山なお子 アドバイザー 大橋禄郎先生 時間 10時30分~17時30分 会場 横浜市技能文化会館)
今回の「食ジム」は、 以下のように進行しました。
1.祖母、母、姉(その他、親戚など)は、 こんな「社会的活動」または「社会活動」をしていた。 (いまも、している) そのことから学んだこと、今も学んでいること。 そのとき、彼女の配偶者はこんな対応をしていた。
2.若いころ(大学時代くらいまで)、 憧れた社会活動や社会的活動、 または、そんな活動をしていた人をあげるとしたら。
3.現在の「わが家の事情」……夫または父か母かは、 私の社会活動、社会的活動に、どんな反応をしているか。
4.社会活動や社会的活動が、 本人にとって健康的メリットになるのはなぜなのか。
5.女性がのびのびと社会活動や 社会的活動に積極的に参加するためには、 どんな対処の仕方があるのか。 このテーマで「食ジム」をおこなうにあたり、 大橋先生から以下のご指摘をいただきました。 それは、 「社会活動」と「社会的活動」の定義を それぞれしておくほうがよいかも、と。
「社会活動」という場合、 「社会のためにお役に立つような活動をする」 =ボランティアとか、NPO活動とか……と 限定されたイメージを持つ可能性もあるため、 それとは区別するために、 今回は「女性の社会的活動」として、 その定義をお示しくださいました。
「女性の社会的活動」の定義。
女性が、勤めを含め、単発的な仕事、 社会活動、勉強、自己研鑽、趣味、旅行、 その他の余暇活動、レクリエーション、交際など、 自発的意志によって、おもに家庭外で行動すること。
上記、「社会的活動」の定義をお示しいただいたことで 参加者の発言の幅が広がったように感じました。
こんな「社会的活動」または「社会活動」をしていた。 (いまも、している) そのことから学んだこと、今も学んでいること。 そのとき、彼女の配偶者はこんな対応をしていた。
上記、1番の項目では、
母が自宅で私塾を開いていた。 ・姑が長野県栄養士会で活躍していた。 住職の父をサポートしている。 (お礼状を書いたり、地域との連絡をとりあったり) ・母は点字のボランテイァをしていた。
父をサポートしていた。 その他、婦人会で活動をしたり、 民生委員をしたりしていた。
母が働くことに父が反対したため、 専業主婦として、畑仕事を趣味とし、 地域の婦人会に入って活動をするなど、 イキイキとしていた母を思い出す。 ・母は、スポーツジムに通ったり、絵手紙、 エレクトーンを習ったりしていた。 ・母は自宅でピアノ教室をしていた。
・義理の母は看護師で、旅が大好きな人だった。 嫁の私を誘って旅をしたのが想い出。
・祖母が九州長崎で乾物屋を営んでおり、 九州名産のしいたけ、海苔を販売していた。 100歳近くまで看板娘としてお店に出ていた。
・離婚し、シングルマザーとして 働きながら子育てをしてくれた母。 母の働く姿勢を見て 「働くってかっこいいな」と思っていた。
私たち女性が働くということは、 やはり身近な女性の働き方、考え方に 大いに影響を受けるのだと、 みなさまのご発言をお聞きして実感しました。
影山の場合、 母は専業主婦だったので、 子どものときから 「お母さんに働いてほしいなぁ」 と考えていました。
学校の参観日のとき、 友だちの働いているお母さんが きれいにメイクをして、 きれいな服を着ていたのを見たとき、 無意識のうちに、 「働いている=きれいなお母さん」 と、そのときに刷り込まれた印象は おとなになってからもずっと変わりませんでした。
アドバイザーの大橋先生は、 お母様が美容師。お父様が理髪師。 戦後、若い女性たちが、 美容師になるために(手に職をつけるため) 都内にあったご自宅兼美容学校に住み込みで 修行をしていたとのこと。
いま、先生が 栄養士として働く女性たちに いつもエールを贈ってくださるのには、 このような家庭環境にあったからでしょうか。
2.若いころ(大学時代くらいまで)、 憧れた社会活動や社会的活動、 または、そんな活動をしていた人をあげるとしたら。
みなさまの憧れた女性として あげられた方は、
・曽野 綾子さん(作家) ・兼高かおるさん (日本人の海外旅行が 今ほどメジャーではなかったころ、 女性1人で海外に行き、1人で交渉し、 1人で海外レポートをし、海外ブームの火付け役として 名を知られた女性。横浜人形の家 2代目館長) ・次原 悦子さん その他、 小学校、中学校、高校時代の先生をあげた方、 なかには、 「京都の大学時代に とおっしゃった方も!
遠い存在であるかに関係なく、 憧れている人がいる、ということは、 その後の自分の将来に大きく影響を与えるのだと、 みなさまのご発言を伺って感じました。
3.現在の「わが家の事情」……夫または父か母かは、 私の社会活動、社会的活動に、どんな反応をしているか。
3番のこの項目では、 仕事以外にもスキルアップのために 横浜で研修を受講することをよく思っていない」
研修に出かける私に、 『そんなお金があったら結婚してほしい』 と、心理的プレッシャーをかけてくる」 というようなご発言が少なくありません。
「研修日の前の週くらいから家族サービスに徹します。
そうかと思えば、 特定保健指導のお仕事で活躍される栄養士さんは、 「私の夫は、公務員を定年退職したあと、 毎日食事を用意してくれています。 私が働きやすいようにと。 また、私が研修で外に出かけることを 喜んでくれています。 買った服や靴も褒めてくれます」。
そのご発言に、参加者全員がうっとり……。
すると、その栄養士さん。 「ここ、横浜でコミュニケーション研修を しているのですから、 私もそれを夫婦間で実践しているだけです」 と、さらりとおっしゃる。
主催者としては、 心から誇らしく思います。 この「食ジム」の場に、 そうおっしゃってくださる方がおられること、 そしてまた、 コミュニケーションが人生の質を ここまで豊かにしてくれる事例を 示していただけること……について。
「夫の立場から言うと、世界中の夫のうち、 妻が1人で定期的に外出すること、 そして、いかにも楽しんでいること、 ますます若返ったり、きれいになっていくことに 心の底から喜ぶ夫というのは、1割いないのでは?」 確かに、 横浜での研修会に参加することを 家族にはオープンに説明できず、 ほかの口実をつくっていらしたり、 夫から「家族とパルマローザとどちらが大切なんだ」 とつぶやかれたりする人は、 けっして少ないとは言えないのが現状。
平成が終わろうとしているここ数年の話です。
女性が社会的活動、社会活動に力を入れれば入れるほど、 こうした問題も繰り返しされることでしょう。
『生活習慣と健康』の研究で知られる レスター・ブレスロー(アメリカ)は、 「家族という『強い社会的ネットワーク』だけの人よりも、 『弱い社会的ネットワーク』(同僚や余暇活動など)も 同時にもっている人のほうが、 どちらか一方だけの人よりも健康状態がよい」 という報告をしています。
定年の年齢も引き上げられ、 ますます女性の働く時間も長くなることは まちがいありません。
そんなとき、定年後の人生を ますますアクティブに、 魅力的なものとするためには、 「いまのライフスタイルの延長線上に 定年後の人生がある」 と大橋先生はおっしゃいます。
「健康の6大要素」とは、 人生50年時代の「健康の3大要素」 「運動、栄養、休養」に、 「ストレスの緩和、よい人間関係、生きがい」 3つを加えて6大要素としたもの。 人生100年時代に必要な健康の要素だと 説いておられます。 家族という強い絆で結ばれた環境が むしろストレスの主因にならないよう、 というよりも、 男女にかかわらず、 家庭や職場以外にも 自分を身体的にも精神的にも 伸長させてくれる機会を持つこと、 尊敬し合える、快い居場所を持つことは、 人生の質を大いに高めてくれることでしょう。
ここ横浜が、そういう環境づくりに ほんの少しでも貢献できているとすれば、 どんなにうれしいことでしょう。 参加してくださるみなさんの影響を受ける人が 何十人、何百人といらっしゃるとすれば、 実のところ、 そんなに小さな環境とは言えない、 と思えてきます。 前述のように、 家族を、自分の自由度を阻む敵にしてしまわないで、 まだまだ努力が足りない、 まだまだ時間が足りないと考えて、 努力を続けなければならないのでしょう。 一見、シンドイことに思えるかもしれませんが、 そういうプロセス自体が、 人生の目的であり、 人生の質を形づくってゆくのではないでしょうか。
満開の桜は、 ことしも、やがて桜吹雪になってしまうのでしょうが、 その瞬間から、 次の年を期して、またまた準備を始めるはず。 桜の人生(?)は、 そうして100年以上も続けているのでしょう。
by palmarosaK
| 2019-04-07 01:07
| 食ジム
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