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2018年10月20日(土)、 日本を代表するファッションデザイナー、 芦田 淳(アシダ・ジュン)氏が、 逝去されました。御年88歳。
この「スタンバイ・スマイル」ページでも、 芦田氏が設立された 「ジュン・アシダ」「ブティック・アシダ」のことを 何度か書かせていただきました。
私が初めて、芦田 淳氏の名前を知ったのは、 大学4年間の寮生活のころ。 京都が実家であるという寮生 (その人は家政学科)のお洋服が いつもおしゃれだったから。 「母の服で、アシダジュンっていうブランドなの。 私もお揃いで着ているの」
彼女の着ている服、それを着こなしている 彼女がとてもまぶしく、 寮生の多くが、彼女に憧れていました。 この人を通して、芦田さんのことを知りました。
それからです。 「彼女のようになりたい」と、 大学時代の4年間、 家庭教師や映画館のアルバイトをして貯めたお金で、 毎月1枚ずつ、当時、 憧れの人と同じブランドの衣服をまとうというだけで、 ちょっぴり背伸びをしつつ、 高みに行ける夢と可能性を抱くようになりました。
全日本空輸株式会社に就職した理由の1つも、 「アシダさんの制服を毎日着られるから!」 平成元年からは、 公私ともに毎日、芦田さんの服を着て 充実したCAライフを送りました。 初めての大学(日本女子大学)の卒業式、 航空会社の入社式から退職のとき、 2度めの大学(女子栄養大学)の入学式、 卒業式、そして、結婚式の衣装など、 ここ一番というところでは、 芦田さんの哲学と衣装とが生きました。 栄養士という職業に転職してからは、 「栄養士・健康支援者の身だしなみセミナー」 という企画を実践し(2008年9月~)、 芦田氏が経営する直営店、 ≪ブティックアシダ≫にご賛同いただき、 会場の提供、 栄養士や健康支援者に必要な服の数々を お打ち合わせをして手配いただいています。
当初、ジャケットを持っていない方々が 赤坂、銀座、代官山のブティックで ジャケットやワンピースなどに袖を通される瞬間、 みなさんの表情が輝き、姿勢までもが変化することを 毎回、拝見してきています。
居心地のよい服はもちろんですが、 芦田さんの服は、 誰もが袖を通した瞬間、 エレガンスという知性をまとうことになるのです。
以前、芦田さんは、 自社の広報誌に 「遠くから見ても美しいシルエット」 を心がけている、と書いておられました。
服装というコミュニケーションツールの意味に、 10代から気づけたこと、 それも、 日本を代表するファッションデザイナーの 芦田さんのファッション哲学との 出会いであったことは、 私にとってラッキーだったと思います。
ファッションに現われる「品格」や「知性」は、 ことばを使っても表現しにくいものでしょう。 もともと「生きるとはどういうことか」 などという哲学的テーマも ことばでは語り尽くせぬもの。
それは非言語的メッセージそのもの。 色、柄、フォルム、シルエット、素材…… そこから生まれる品格や知性。 人間という生体は(動物も同じかも) まとう衣服で表情も呼吸も、 姿勢も歩き方も変わってくる。 芦田さんの衣服には、 そういう佇(たたず)まいがある。 それを私は「哲学」と感じています。 私の専門分野では、 盛りつけ、供し方、 そして、いただき方などがそれに当たるでしょうか。 いま、横浜に研修のためにおいでいだく 栄養士・健康支援者のお仲間たちの ファッション表現にも 芦田さんの哲学は継承されていると確信しています。 エレガンスという「知性」をまとうと、 立ち居振る舞い、メイク、ファッション、 話し方、歩き方、食べ方、料理の演出方法まで 変わってくることを、 ここに集う栄養士全員が証明しています。
大橋禄郎先生が提唱される、 人生100年時代における ≪健康の6大要素≫には、 「運動」「栄養」「休養」の他に、 「ストレスの緩和」 「よい人間関係」 「生きがい」があります。
私にとって、 「好みである衣服を身にまとうこと」も 自分が「健康だからだなぁ」と思える1つ。
好みの衣服を着ることで、 日々の「ストレス緩和」につながったり、 衣服を新調することで、 まわりの人との コミュニケーションが弾むようになったり、 その服を着て、 「今度はどこに行こう!」 「30年ぶりの同窓会に行こうかな」と 予定をつくるようになったり……。
健康支援者、栄養士の姿勢、表情、 身だしなみ、話し方などについて、 養成校のカリキュラムに入れられる日は 100年待っても来ないでしょう。
しかし、 上記の1つ1つが、 周囲の人の、いえ、社会の健康度を 確実にあげていることは、 たくさんのエビデンスによって 証明できます。
とすれば、 食コーチングのマインドやスキルも、 さらに広範囲に、 そして緻密に追究して、 カリキュラム化していきたいと思います。
インターネットの時代ともなれば、 整った身だしなみを どう写真に収めるか、 撮り方、撮られ方にもノウハウがあります。
芸術系や写真系、 ファッション系の教育機関では 実施していないことでしょうから、 食コーチングのカリキュラムに 入れてゆく必要を感じます。
旅立たれた芦田淳氏に 大きな声でお伝えしたいと思います。
「あなたのファッション哲学―― 身だしなみ、シルエット、 そこから生まれる品格と知性、 そして、畏れ多くも食コーチングのマインド、 『身だしなみは環境の健康度をあげる』を つけ加えさせいてただいて、 その哲学は、いまも、そして、これからも、
by palmarosaK
| 2018-10-23 14:49
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