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2018年10月1日~9日まで、 鹿児島・徳之島&沖縄・那覇で過ごす予定でしたが、 台風24号、25号の影響で、 徳之島に1泊した後、 鹿児島空港経由で、 東京・羽田空港に戻りました。 旅行中止であいた期間を有効利用するために、 旅行直前の分を含めて3つの映画を観ました。 1.「マンマミーア HERE WE GO AGEIN」 アメリカ 2・「輝ける人生」 イギリス 3・「1987、ある闘いの真実」 韓国
今回は、 「輝ける人生」の感想を以下に。 原題は 「FINDING your feet」 「自分の足で立って!」 という意味でしょうか。 映画の主人公は、サンドラ。 主人公をはじめ、 主人公をサポートする仲間たちは、 全員が60歳以上。 35年連れ添った夫の定年退職を祝うパーティーで 夫と親友の浮気現場を目撃した瞬間から、 「今までの人生はなんだったのだろう」と、 自分の人生を「問いかける旅」に出る。 夫の肩書、夫の社会的地位によって 一見、安定した日々を送ってきたサンドラに対して 姉のビフは、恋でも人生でも 「誰かの付属物にはなりたくない」と、 マイペースで過ごす楽天家。 この対照的な人物配置がおもしろい。
10年以上、会っていない姉の家に 居候をすることになるのだから、 何かが起きないわけがない、と 観客は、やや身構えながらスクリーンに集中します。 姉のビフは趣味のダンスレッスンに通っている。 妹のサンドラよりもアクティブで若々しいのは、 趣味であるダンスを通じて、 いろいろの仲間たちと出会い、 話し、笑い、食事やお酒をいただいたり……、 という場を持っているから。 ここにもあるよう。 ダンス仲間の経歴もさまざま。 最愛の妻を亡くしたばかりのテッド、 ある事情から船上生活を送っているチャーリー、 5回の離婚歴を持つ美人弁護士ジャッキー……。 人生の終盤に、 今まで出会うことがなかった人に、 出会える喜び! 感動! 夫に裏切られて悲劇のヒロインだったサンドラが、 物語が進むにつれて 髪型、化粧、衣服……に少しずつ変化が。 女性の細やかな心理が、 こうした非言語的な部分に現われます。 その微妙な変化を映像でさりげなく見せるのは 監督かシナリオライターの作戦でしょう。 そんなことに気づくのは 同性のほうが早いのかもしれません。 ビフがサンドラに、「気分転換」にと シニア向けのダンス教室へ連れ出す。
かつて、サンドラが少女のころに、 ダンスに夢中になっていたことを 姉のビフは覚えていて、 そのことを、さりげなく、気づかせてくれる。 初めは居心地が悪く感じた ステップを踏むごとに、 心と体が解放されていくのを感じるサンドラ。 冬が近づくころ、 恵まれない人たちのために ダンス教室のメンバーで 暖房費を募るゲリラライブをおこなうこととなり、 ピカデリーサーカス路上でダンスを披露する集団の中に、 吹っ切れたように踊るサンドラの姿が。 ゲリラライブは大成功。 動画サイトでその評判を知った ローマ・ビエンナーレから 一行に、出演依頼のサプライズが……。
シニアといわれる年代の人たちが イキイキと踊って、笑って、楽しんでいる様子は、 世界中の人の元気にもつながることを あらためて実感しました。 「ああ、私もあの中に入って踊りたい!」 サンドラの夫は、 愛人と再婚することとなり、 それによって、 サンドラの存在の大きさを知ることとなりますが、 「覆水盆に返らず」で けっきょくは離婚。 「あなたに裏切られていたと思っていたけれど、 ほんとうに裏切っていたのは私だったと気づいた。 私は、自分の正直な気持ちにもうずっと 嘘をついて暮らしていたんだわ」 というサンドラのセリフは、 人間らしさを表現せず、つまらない妻を演じ続けた自分を 総括するひとことなのでしょうか。 作家の谷村志穂さんが、 この映画のパンフレットに寄せた一文。
「はじめは、そんなつもりではなかったはずの、 甘い新婚生活で、いつしか、型通りの良い妻、 良い母を演じ始めてしまう。 床を隅々まで掃除して、 庭には見事なまでに花を植える。 すばらしいわが家を、夫やわが子、 人に褒めてもらおうと躍起になって、 いつしか 自分の正直な楽しみを見失っていく。 自分の正直な気持ちなんて、 どこにあったかさえ忘れてしまう……」 イギリスだけではなく、 世界中でヒットしているということは、 全世界の女性たちの心に響くものは 同じなのだということでしょう。 満席の映画館で、 誰もが、この映画のラストシーンに 心はずんでいたのではないでしょうか。 サンドラが真っ赤なワンピースをまとって、 これからの人生のパートナーを 追いかけるシーン!! 何度も、あのシーンだけでも見続けていたい! うまく、ジャンプできたかしら!! 映画の余韻が続いています。 そして、 赤いワンピース! 私もこの秋、 新調してみたくなりました。 赤でいくか、黄色でいくか、 いやいやホワイトでいくか ロイヤルブルーでいくか……。
by palmarosaK
| 2018-10-10 11:25
| 人生100年時代
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