「ゴールデン モチベーション」は100年。

２０１８年４月２８日（土）～
５月６日（日）まで連続して、
以下のイベントを開催しました。
１．４月２８日（土）
「食ジム」第６６回
テーマ　
栄養士・健康支援者が知っておきたい
異性のライフスタイル。
座長　髙橋寿江さん
（「食コーチング」第８期修了
特別養護老人ホーム　関野記念鵠生園）
アドバイザー　
大橋禄郎先生
２．４月２９日（日）
栄養士・健康支援者のための写真教室
東京／お台場から浅草まで。
講師　大橋禄郎先生
３．５月３日（木/祝日）
栄養士のための身だしなみセミナー in 銀座
ゲスト講師　大橋禄郎先生
講師　影山なお子
４．５月４日（金/祝日）
「ぶら　パルマ in あしかがフラワーパーク」
ガイド　大橋禄郎先生５．５月５日（土）
食コーチングスキルアップセミナー
「問いかけ」による自発性の促し
――問いかけ　１００本ノック――
講師　影山なお子６．５月６日（日）
食コーチングスキルアップセミナー
魅力的な食事相談をおこなうための
「肯定的指摘」１００本ノック
「肯定的問いかけ」１００本ノック
今回は、上記のうち、
４月29日、５月３日、４日に開催した
イベント、セミナーについて
ご紹介させていただきます。
その他のイベントについては、
大橋先生のブログで話題にされておられます。
https://rockyroad1.exblog.jp/
2007年から毎年、
4月29日に開催している写真教室。
これまで横浜を舞台にしておこなっていたイベントを、
今年は、お台場から浅草への移動撮影という趣向に。
まずは、お台場海浜公園からスタート。
初参加の人へのレクチャーと、
この日のタイムスケジュールの紹介。ユリカモメのような、
動く被写体を撮るときのポイントは、
ユリカモメだけを撮っても、
お台場という場面説明がないと、
ただの野鳥の撮影になってしまう。

ロケや旅先での撮影は、その土地柄らしさを出すこと。
そんなポイントを念頭に置いて、
各自被写体を探しながら散策しました。
撮っては、すぐに先生にご指導をいただき、
またすぐにそのアドバイスをもとに撮り、
またご指導をいただける……。
カメラ三昧の贅沢な1日、
カメラの腕が上がらない理由がないのです。
小学6年生の塚本初音ちゃんは、
長崎県から栄養士のお母様と、お父様とご一緒に
毎年ご参加くださっています。
初音ちゃんの腕前は、
地元やその他のフォトコンテストで何度も入選するほど。
お台場で撮影し、ランチ終了後は、
船で隅田川を上って浅草へ……。
川辺の風景は、
昭和の東京と、高層マンションが並ぶ新東京。

浅草はさすがの人出。
外国人旅行者も少なからず目に入ります。
浅草寺境内の混雑を押し分け、すり抜けの前進。
体力勝負と持続力勝負。
この日の歩数は、２万歩近く。街の風景をカメラを通して楽しむことは、
人生を楽しむための手段の１つだと感じます。

「写真に『後で撮ろう』はない」
と大橋先生はいつもおっしゃいます。
その瞬間、瞬間の「今でしょう」が勝負。
人生100年も、
そこへ向けての長距離レースではなく、
きょうを、全力で切り取り、生き抜くこと、
それ×100年。

マイカメラは、
そのときどきのモチベーションを
ぐーんとアップさせてくれます。

5月3日（木）は、
2年ぶりの銀座での身だしなみセミナーを開催しました。
身だしなみセミナーは、
2008年9月にスタートし、
今年で満10年になります。
2010年6月からは、
株式会社<ジュン　アシダ>さんにご協力をいただき、
ブティックアシダ銀座店、
ブテイック　アシダ本店でも
開催させていただいています。
毎回参加の方から
今回、初めてご参加の方まで、
各地から15名。
ウェルカムドリンクとして
シャンパン、ジンジャエール、
ぺリエなどのドリンクをいただきながら、
ご参加の方々の自己紹介、
近況報告、今回ご参加いただいた目的などを
各自ご発表いただきます。
15名中、学校の栄養士さんは3名。
　こんな発表をされていました。
「アシダさんのお洋服を職場に着ていくと、
　同僚から褒められることが多いんです」
「保護者の方々との面談で、
　アシダさんの服があることで、
　堂々と臨むことができるんです」
「立場上、栄養士のリーダー的なポジションになり、
　ますます服装の大切さを実感しています」
「日本を代表する一流のブティックで、
栄養士が1日かけて学んだり、
試着を繰り返したりするセミナーが、
日本中のどこに、
いや、世界のどこにあるでしょうか」と、
大橋先生。
そして、
「センスがいい、悪いは、生まれつきのものではない」
「センスは、空気感染みたいに、皮膚感覚で伝わるもの」
「自転車や水泳と同じで、
机の上だけでは、けっして身にはつかない。
そんなにして身につけたセンスも、
ちょっと怠けると、あっという間にナマってしまう」
画家の松任谷國子氏（画家/1938年生まれ）は、
『婦人公論』1975年11月号で
こうお話しされています。
「旅行をしていると、顔と服装だけが私の身分証明書となる。
とくにニューヨークでは、
よい洋服を着た女は洋服分だけ大事にされる。
ドアマンだって、私の荷物を部屋まで持ってきてくれる」

さて、1日試着を繰り返されたみなさま、
ブティックアシダ銀座店のご協力もあって、
特別価格にしていただいたりしたため、
みなさまのお買いあげ点数は順風満帆。

１人ではなかなか行きにくい高級ブティックでも、
みなさまとご一緒だと居心地のよいところ。

これがセンスアップというもの……、

そんなご感想が聞かれました。

栄養士は健康をカタチにするプロフェッショナル。
服装に自信が持てるようになると、
表情や行動（歩き方、姿勢）にもかならず変化が現れることは、
これまでの１０年間のエビデンスが証明してくれます。
最後にゲスト講師の大橋禄郎先生が
「みなさんが投資された金額は、
　全部回収できます」とおっしゃってくださったことも、
勇気づけられた方も多かったはず。

翌日、5月4日（金/祝日）は、

栄養士・健康支援者ネットワーク

≪パルマローザ≫主催の

「ぶら　パルマ　in あしかがフラワーパーク」を開催。

今まで、≪ぶら　パルマ≫シリーズは、

ここ数年、東京都内で開催していたため、

栃木県で開催したのは今回が初めて。

あしかがフラワーパークといえば、

何種類もある藤棚の美しさで知られます。

外国人観光客のあいだでも評判らしく、

世界各地からの来訪者も多く、

いつもにも増しての混雑ぶり。

今回は、藤の開花1週間早かったそうで、

ほとんどの藤は終わっていました。

が、藤以外のバラ、クレマチス、

ペチュニア、芝桜などは咲き誇っていて、

被写体はいくらでも。

ぶら　パルマだからこその

思いがけないご縁が、今回もありました！！

あしかがフラワーパークを鑑賞した後、

パーク内からも、駅からも山頂に見える、

栗田美術館を目指しました。

栗田美術館は、

創立者・栗田英男氏（平成8年没）の蒐集による、

伊萬里、鍋島を館蔵する世界最大級の陶磁美術館。
http://www.kurita.or.jp/kankou/index.htm

3万坪の敷地には、

本館、歴史館、無名陶工祈念聖堂、陶磁会館、

また阿蘭陀館、世界陶磁館が点在。

広大な敷地を歩いていると、

私たちが何度か伺っている、

佐賀県有田市の老舗窯元

「深川製磁」のチャイナ・オンザパークにそっくり！

偶然にも、

栗田館長、ご夫妻にお目にかかることになり、

栄養士のお仲間とご一緒に、

各地で旅を楽しんでいる私たちに

興味を持っていただけたことも嬉しいことでした。

パークの混雑とは対照的に、

広大な地域に訪問者はわずか。

その落ち着いたたたずまいは、

花々に話しかけられて少々疲れた私たちを

静かに包んでくれるようでした。

「もう一度、ゆっくり

栗田美術館に行き、あの緑あふれる敷地を散策したい」

そう思わずにはいられない、すできな場所でした。

ゴールデンウィークは1週間で終わるけれど、
ゴールデンライフは、少なくとも100年。

足腰を鍛え、目を肥やし、

そして、ひょっとして適正栄養素とエネルギーを補給し続け、

仲間と刺激し合い、

生きがいを強化し続ける人生。

それを「ゴールデン　モチベーション」とでも、

呼びましょうか。