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パルマローザ主催、 「栄養士・健康支援者のための輪読会」を開催しました。 (テーマ ≪日本人の食生活史を振り返る≫ 講師 大橋禄郎先生 会場 横浜市技能文化会館 時間 10時30分~午後5時30分) 「輪読会」は、 2012年6月3日の スキルアップセミナー、 「栄養記事・健康記事の正しい読み方」 (講師 大橋禄郎先生)が、きっかけとなり、 参加者のみなさまから 「継続して企画してほしい」というご要望を たくさんいただいたことから 輪読会がスタートしました。 「食品成分表をフル活用しよう」を 第1回セミナーとし、 以下、順次開催し、 今回の「輪読会」で 14回目の開催となりました。 栄養士・健康支援者のための「輪読会」 ―新聞を読み込む。コラムから社説まで― 栄養士・健康支援者のための「輪読会」 ―専門誌の記事・論文を検証する。 栄養士・健康支援者のための「輪読会」 ―食を語る文章を読むー 栄養士・健康支援者のための「輪読会」 ―人間を多角的にとらえるために 関連書物を読む― 栄養士・健康支援者のための「輪読会」 ―人間を多角的にとらえるために 関連書物を読む」② 栄養士・健康支援者のための「輪読会」 (感性を豊かにする書物/愛、恋など)①&② 栄養士・健康支援者のための「輪読会」 ―食のものさし・「四群点数法」を極める― 栄養士・健康支援者のための「輪読会」 ―写真、絵画を読み解く。 非言語情報を言語化するとは― 栄養士・健康支援者のための「輪読会」 ―食生活雑誌はどんな視野を持っていたか― 栄養士・健康支援者のための「輪読会」 ―「食文化論」に視点を持つー 栄養士・健康支援者のための「輪読会」 ―「ワケアリ文章」の鑑定ポイントと、 健康論、リーダー論。 いろいろの「人」とお仕事を通し、 食を通してサポートさせていただくたびに、 臨床栄養をはじめ、 栄養素の勉強はもちろんですが、 「食生活史」をあらためて 見直す必要を感じたり、 「日本における歴史と食文化」を 再度学びたい……と思ったりすることがしばしばあります。 自分の視界に入る本の中から探し出すのは大変。 幸い、私たちの近くには、 大先輩であり、 「食の歴史」や「栄養士の歴史」に詳しい、 先輩がいらっしゃいます。 みんなで輪読し合い、 その1行1行の意味について 語り合う充足感は格別のもの。 「輪読会」をシリーズ化にして開催しています。 輪読会が進行しました。 1.「日本人の食事はどう『洋風化』してきたか」 資料で見る「洋風化」の転機 コメント/小池五郎 内野澄子 『栄養と料理』1990年10月号から コメント/牛島秀彦 (ノンフィクション作家 東海大女子大学助教授) 『栄養と料理』1983年10月号から 3.『戦前学生の食生活事情』から「食生活こぼれ話」(部分) 1992年11月 三省堂選書 上村 行世(かみむら ぎょうせい) 新聞の広告欄をテキストに、 ある著者が、「人がすすめる本は当てにならない」 と書いている部分を指摘され、 大橋先生は、 「ほんとうにそうだろうか?」 「生まれてきてから読んだ本は、 全部自分だけで選んだ本だっただろうか」 などと、私たちに問いかけてくださることで、 こうした、新聞広告での1行にも、 注意をしながら読み進めていく姿勢をあらたにしました。 企画されたという、 今回の「教材」にもなっている 資料で見る「洋風化」の年表は、 今、拝見しても、古びていないことに驚かされます。 こうした食の歴史は、 ますます貴重な情報として、 後世にも残るのでしょう。 「小池五郎」先生のコメントも 印象に残ります。 昭和1ケタ時代の学校給食で 「魚のフライ」に驚いたとのこと。 それまでは、 魚は焼くか、煮るかの時代に、 子どもごころに、 「洋風化」を感じられたのだと。 「洋食発祥の地」であったり、 「文明開化時代の牛鍋発祥の店」があったり 「アイスクリーム発祥の地」であったり、 「牛乳を飲料として初めて販売した地」であったり することは、一般に知られています。 が、上記、小池先生の「魚のフライ」エピソードや 当時の厚生省人口問題研究所の内野澄子氏による 「食事の『洋風化』はけっして戦後のものではない ことは資料によって充分うかがうことができる」 などの資料に基づいた分析、コメントは、 いまの時代に生きる私たちにも貴重な情報だと実感しました。 男性44.82歳。 女性46.54歳。 日本人の平均寿命は、 男性50.6歳。 女性53.96歳。 この年、平均寿命が初めて50歳を超えると資料にある。 いま、人生100年時代へ……と、 過去を知り、現在、未来へと向かう私たちが 知っておかなくてはならいことは 過去のデータにもたくさん学ぶことがある。 昔の食生活のほうがよかった」 とは、こうしたデータを見ている人であれば そうしたコトバは言わないでしょうし、言えないでしょう。 ≪パルマローザ≫で開催するようになって、 私たちは、神田神保町で 「食」の専門書を古書店で買うようになったことも、 この輪読会の相乗効果だと自負しています。 誤った栄養学が叫ばれたことも知られていますが、 (「米を食べると頭が悪くなる」と指摘した 某私立大学の教授) そうした誤った言い伝えも教材となり、 みなさまとご一緒にあらためて学ぶことで、 栄養士・健康支援者としての 「地盤」を強化できていられる……と思います。 どの記事も、大橋先生の解釈が入ることで、 1行1行の難しい言い回しや当時のコトバも、 ストン……と心に入ります。 自分自身に問いながら、 これからも、 「文明開化の幕開け」となった舞台、 世界に向けて開港して158年経った横浜で、 ≪栄養士・健康支援者のための輪読会≫を、 継続し続けていきたいと、決意を新たにしました。 いつか未来の「栄養士史」の1つに 刻まれることになるのでしょうか。
by palmarosaK
| 2017-08-23 10:30
| 輪読会
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