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2016年1月8日(日)、9日(月/祝日)、 横浜で2日間にわたり、イベントを開催しました。 1日目は、 ≪パルマローザ≫ 主催、 大橋禄郎先生による恒例の新春セミナー。 テーマは、 「栄養士・健康支援者の社会的使命 いま求められるバージョンアップ。 ――健康の6大要素を中心に――」 翌、2日目は、 ≪食コーチングプログラムス≫主催の「食ジム」。 2011年10月にスタートし、 今回で52回目の開催となりました。 テーマは、 「栄養士・健康支援者としての 私の『生きがい』とは……」 座長は、大橋禄郎先生。 いずれのテーマも、 新春にふさわしい、 未来に生きる私たちに密接するテーマで、 2日間の研修会を開催することができました。 1日目のパルマローザ恒例の 新春セミナーは、 大橋先生のブログ「ロッキー・ロード」で お示しくださっているので、 ここでは、2日目の「食ジム」で開催したことを 記しておきたいと思います。 http://rockyroad1.exblog.jp/ 今回の進行は以下のとおり。 1.子どものころ(小学校6年くらいまで)、 憧れていた職業、生き方、人間像……。(複数可) 2.子どもから聞いたことがある「なりたい自分」事例。 3.私の周囲にいる 「この人、生きがい持ってるな!」と思える人って、こんな人。 4.私にとっての「生きがい」のカタチ。 5.健康支援者・栄養士は、 人の「生きがい」をどう気づかせ、どう引き出せばよいか。 6.国語辞典の「生きがい」を検証してみる。 ・「生きるはりあい。生きていてよかったと思えるようなこと。」 (『広辞苑』 東京堂) ・「生きていることに意義・喜びを見いだして感じる、心の張りあい」 (『新明解 国語辞典』 三省堂) 7.人間にとって「生きがい」は必要なのか、必要でないのか ――両方の理由を考えてみよう 1.2番の項目は、参加者全員が発表しました。 子どものころ憧れていた職業として、 参加者27名のうち、26名が栄養士であるからか、 「とにかく手に職をつけなさい」と、 親に言われて育ったという方が 少なくなかったようです。 幼いときから、 栄養士、看護師、薬剤師、美容師になりたい、 という人が思っていた以上に多い。 他には、親の職業への憧れから、 建築士、大工と発表される方も。 幼児期になりたかった職業として あげられたものは、 いまもトップランキング上位の職業。 保母さん、幼稚園の先生、ケーキやさん アイドル! 歌手!アナウンサー、 それよりちょっと前には バスの車掌さん、バスガイド、スチュワーデス……などなど。 ちなみに、 私は、小学生低学年のときに、 「スチュワーデスになりたい」 とノートに書いていたそうです。 (客室乗務員になったとき、 妹に指摘されて思い出しました) 幼いときに憧れた職業を、 いま、時を隔てて思い出すことは、 みなさんを活気づかせることになりました。 ここでの共通点は、 「子どもは、身近な人の影響力が大きい」ということ。 自分の憧れというよりも、 「親がなりたかった職業」や 「親の憧れの職業」が、 子に受け継がれるケースも少なくないようでした。 ちなみに、座長の大橋先生が 昔なりたかった職業は、 戦時中では、戦闘機の操縦士(パイロット)や 「戦車隊の隊長さん」であり、 戦後では、漫画家とプロ野球の選手だったそう。 子どもがなりたい職業は、 時代によっても変わることを 先生のお話から実感しました。 一昔前、「公務員が人気」という時代もありました。 女性が社会進出をすることで、 憧れる職業にも、 「女性の活躍が目に見えてわかりやすい」 「尊敬すべき対象」であることも 共通点のように感じました。 2番の項目、 「子どもから聞いたことがある、 『なりたい自分』事例」では、 以下のようなご発言がありました。 ・警視総監 ・お医者さん ・ゲームクリエイター ・サッカー選手 ・AKB48 ・アイドル ・アニソン ・発明家 ・ユーチューバー ・兵隊(アメリカの幼稚園児) 昔であれば、聞いたことがない職業も、 いまは1家に1台以上ある「パソコン時代」の影響で、 新しい職業が誕生しつつあります。 参加者の方の中から 「アイドルになりたいお子さんは、 アイドルになるためのノートを持ち歩いている!」 という事例の発表がありました。 そのノートは、市販品だそうで、 「アイドルはいつも笑顔でいなくてはならない」などの、 いろいろの決まりごとが書いてあるというのです。 アイドルになりたい女の子は、 毎日そのノートに日記をつけ、 肌身離さず持ち歩いているといいます。 座長の大橋先生からは、 「そのノートをビジネスにした人の 着眼がすごい!」と大絶賛。 まさに行動科学の産物だとか。 アイドルを夢見る女の子にとって、 夢が叶おうとも、叶わなくとも、 いま、彼女を支えているのは、 「夢を叶えるノート」の存在なのだと お話をお聞きしてそう実感しました。 そう考えると、大橋先生が 研修の中でよくご指摘されている 毎日「ネタ帳」を持ち歩いている人と、 そうでない人とでは、 5年後、10年後の未来が変わってくるのはもちろんですが、 いま、この時点でも、 人生の充実度、張り合い度が、 異なるようにも思いました。 人生は結果以前に、 日々のプロセスが大事。 なぜなら、それこそが人生の本体だから。 大統領になった人は、そこで人生が終わるのではなく、 そこから次のプロセスが始まるはず。 とすると、 大統領職も、人生のほんの一部、 8年間のプロセスなのでしょう。 「生きがい」がテーマの「食ジム」は、 台本がないので、思わぬところに、 話が弾み、いろいろの気づきが 各自に生まれます。 たとえば、 特定保健指導を担当している栄養士さんは、 クライアントの女性に、 「週末はどんなふうにお過ごしなのですか」 「お仕事が終わった後は、どんなふうにお過ごしですか」 などとお聞きしたら、 相手が泣き出してしまったことがある、とお話されました。 泣き出したという女性は、 パートでお仕事をされている女性。 栄養士の問いかけによって、 「自分の人生、なんにもしていないことに気がついた」 と、悲しくなって泣いてしまったという。 栄養士としては、まさかそこで泣かれるとは!! という思いで、おろおろしてしまいそうですが、 大橋先生は、 「それはよいこと。相手が自分の想いを 吐き出していただけるチャンスを与えたのだから」 とおっしゃいます。 「泣く」というのもその人の表現方法。 かならずしもマイナスの行動ではない。 健康相談で栄養士の面談を受けたら、 自分の人生を考えるきっかけにもなった……としたら、 栄養士冥利に尽きるかも……。 泣き出すことは、 「生きがい」を感じていない人にとって、 その空白を埋める動機になりうる。 それは、健康度を上げるための、 最初の、小さな小さな1歩にもなりうる、と。 大橋先生は、「生きがい」には大小があり、 多様性があるとおっしゃいます。 生きがいは1人に1つというものではない。 大小とりまぜた「生きがい」が、 どんな人にもあるはず。 それに気づかない人が多いにしても。 夕食後のデザートも、団らんも、 スマホいじりも、入浴も読書も、 そして、あしたの「予定」も、 あさっての外出も、 「生きがい」のカケラか、実体か。 「目標」とは、 そんな小さなモノやコトの集積かも。 小さな星雲が宇宙の中で練られ練られて、 やがて一人前の星になった、 そんな宇宙の歴史が頭に浮かびました。 プライベートでは、 語り合える人がいない人でも、 病院に行くと、自分の体調を心配し、 ときに叱ってくれる人がいるというのは、 病院こそが「生きがい」という人もおられるでしょう。 また、「子どもや孫が私の生きがい」という人も、 やがて子どもや孫がおとなになると、 喪失感を味わうことがあるので、 別の何かを用意しておく必要もあることでしょう。 また「いつも夫婦一緒に」行動している ほほえましいご夫婦も、 歳を重ね、どちらか一方の具合が悪くなったりすると、 貴重なネットワークが切れて、 双方が孤立する恐れがあるでしょう。 そんなとき、 周囲の環境の変化に関係なく、 継続している予定があったり、 継続している趣味があったり、 家族以外のネットワークを いつも維持しているものがあれば、 どんなに心強いことでしょう。 石川県からご参加の栄養士さん、 笹川真澄さんは、 私にとっての「生きがい」は、 誰かに必要とされること、 とおっしゃいます。 そして、生きがいは、 「私にとって『心の玉手箱』」だとも。 これこそ、 継続性が期待できる生きがいの代表格でしょう。 自分の居場所を複数持っているという人は、 人と人とのかかわりを持つことで、 心のエネルギーで満たされているということにも なるのではないかと改めて思います。 人の健康は、「食事」だけで健康にはなれないように……。 新春の2日間のセミナーには、延べ70名の方々に お集まりいただきました。 この2日間の「予定」が、「結果」となり、 また次の年の「予定」=「生きがい」となる……。 この日を毎年楽しみにしてくださる方のために、 今年も「食コーチング」は、 みなさまの健康づくり、 そして「生きがい」づくりへとサポートさせていただけるよう、 努めてまいります。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
by palmarosaK
| 2017-01-12 11:37
| 食ジム
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