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3回シリーズで開催した、 「講話力スキルアップセミナー」の 最終回を、先日、12月17日(土)に迎えました。 第1回 8月13日(土)、 テーマ 一生の財産としての スピーチ力、司会力。 講師 大橋禄郎先生 会場 横浜市内(以下同文) 第2回 11月26日(土)、 テーマ 10分間講話を 完全に自分のものにする。 第3回 12月17日(土)、 テーマ パワーポイントに 寄りかからない講演のカタチ。 この企画を開催しようと思ったきっかけは、 「栄養士・健康支援者は、 人前で話すことが多い職業であるものの、 その内容および話し方について、 職場以外のしかるべき人に ご指導いただいたり、 評価していただいたりする機会はないに等しい」 と、栄養士になったばかりのころから、 ずっと感じていたから。 栄養士同士でさえ、 自分の講話的な話を 職域が異なる栄養士さんに 聞いてもらうことはないし、 その逆に、 仲間の話を聞いたり論評したりすることも ほとんどありません。 今回は、前回の宿題からスタート。 「自分の『売り』をアピールする」を 全員が3分以内に発表。 各地からお集まりいただいた 27名の方々のプレゼンテーションは、 大橋先生のお1人ずつのご講評もあって、 すべての方のご発表が学びとなりました。 たとえば、 自分の「売り」を発表した方の中には、 大橋先生から 「まるで就職試験の面接に臨むようですね」 とご指摘があったり、 自分の「売り」というテーマであるのに、 ご自身の口から何度も 「私の『強み』は……」と、 「売り」が「強み」に変わってしまっていたり、 *売りと強みはニュアンスや目的が異なるとは 大橋先生からご指摘がありました。 「明るい性格」 「『いつも笑顔ですね』といわれる」 「クライアントから喜んでいただいている」 「相手の方の話を否定しない」などと、 発表された方に対しては、 「そういうのはコミュニケーションの基本だし、 当然のことなのでは?」と、バッサリ。 全員を唸らせるプレゼンテーションを された方もおられました。 その方々に共通する点は、 1.声が大きい。 2.話し方がはつらつとしている。 「えー」とか「うー」とか、 「え~と」とかの無駄なコトバがない。 3.情熱を感じさせる。 4.聴衆全員に目が行き届いて話をしている。 5.話す内容が、職場内だけではなく、 世間一般にも通じる内容である。 自分の仕事の内容や経歴、 得意分野などを話すのにとどまらず、 いわば「商品」となる得意を 日ごろから意識し、磨いていなければ、 人を感動させるスピーチにはならないことを あらためて実感しました。 また、大橋先生は、 「流行っているコトバを安易に使わないこと」 ということもご指摘してくださいました。 たとえば、ある栄養士さんは、 「私はウィン・ウィンの関係を大事にしています」 とおっしゃったのですが、 そのコトバに先生は「待った!」。 「ウィン・ウィンというコトバは、 最近、政治家やビジネスマンも よく使うようですが、 あと数年もすれば誰も使わなくなる。 そもそも、『お互いさま』『五分五分』 『持ちつ持たれつ』は 人間関係、組織関係では大前提。 それをことさら強調するのは、 普段、そういう意識がないことを 露呈しているようで 薄っぺらさを感じてしまう。 『安心安全』『地産地消』なんかも、 実態があいまいな、空虚な流行語でしょう」と。 「せっかくいいスピーチをしているのだから、 自分のコトバで考えてみては?」 とのアドバイスでした。 自分では自分の「売り」がよくわからない…… という人も、 こうした30名近くの方々の 「売り」をお聞きすることで、 自分の「売り」をより鮮明にするための 青写真ができたように思いました。 その他 研修会は以下のように続きました。 2.「パワーポイント」時代にどう対処するか。 3.講演のスタンダードを身につける。 4.いま、健康支援者にどんなテーマの講演が求められているか。 5.アンケートに意見を求められたら。 6.終了後、講師として、主催者にどんな対応をすればよいか。 7.演習 話のまとめ方、プロットの立て方。 基本的に、 パワーポイントに頼りすぎないことが よい講演のカタチだと 以前から教えていただいていますが、 この日も、あらためて実感しました。 以前、編集部の方々との打ち合わせがあったとき、 「学会などで栄養士さんの話をよくお聞きしますが まあ、正直いって、つまらない…… という印象がありますね。 下を向いたままで、 パワーポイントに頼りっぱなし。 自分のコトバでしゃべっていないので、 ×●△×●△って感じ……」と伺ったときのことを 思い出していました。 その他、講演のスタンダードとしては、 1.まずは自己紹介。 2.主催者の方々に、 自分を指名してくださったことへの 感謝の気持ちを述べる。 3.きょうのテーマや タイトルなどについて説明する。 4.きょうの講演会の進行(構成や段取り)について、 おおよその説明をする。 5.講演が終わったら、 本日のまとめをピックアップして 復唱する。 6.最後のごあいさつ。 主催者および参加者の方々に。 (「ご清聴ありがとうございます」) アンケートに関しては、 主催者がやってはいけないアンケートの1つが、 以下のタイプ。 講演会(研修会)が、 よかった、ふつう、悪かったのいずれかに、 〇をつけるというもの。 NGの1つめの理由としては、 参加者にもいろいろの人がおり、 準備性が低いまま参加している人から、 研修に臨むにあたり、 前のほうの席に座り、 マイノートを持参してくるような人まで。 そのため、 「よかった」「ふつう」「悪かった」 というような短絡的な思考のアンケートは、 あまり意味がない。 2つめの理由は、 主催者にとって、このようなアンケートは、 参加者の情報が得られないため 無意味なものであること。 「自分たちが主催するのだから 自信を持って開催している」 という自負心を持って臨んでもよいのでは? そのためには、 「この研修会で印象に残っていることをお示しください」とか、 「きょうこの研修会に参加し、実践したい!! と思った項目があればお示しください」とか、 といった、参加者のモチベーションが上がるような 項目を書いていただいたり、 この研修で学んだことや印象に残ったことを 書いていただいたりするようなアンケートづくりの 実例をお示しになられました。 (今回作成した、講話力スキルアップセミナーの アンケートもテキストとしてお使いになられました) 大橋先生は「アンケートは『問いかけ』の1つ。 参加者にとって、 もう一度研修を ふりかえることができるものであり、 さらに、参加者の理解度を深めることができる」 とご指摘されました。 先生のお話をお聞きし、 いま、私が担当させていただいている、 福島県栄養士会主催の 3回シリーズの研修会でも、 こちらで作成したアンケートを 2回目の研修会の後、お使いいただきました。 さて、 3回シリーズ最後の締めくくりとなる演習は、 30種類の講演会の対象者を選び、 その方々に1時間の講演をするという設定で、 プロットをたてました。 先生がお示しになられた対象者(20~50人)は 以下のとおり。 *30から50歳代のビジネスマン *サッカー Jリーグの現役選手 *日本の総合病院勤務の看護師さん *やせ願望の若い女性 *パルマローザ系以外の栄養士 *百寿(100歳)の男女 *「栄養素士」派の栄養士 *地味でおとなしさが売りの栄養士 *若手医師の会所属のドクター *少年サッカー選手を持つ母親 *スマホ依存系や草食系男子 *小学校4~6年生 *石川県七尾市で働くOL *100%パワーポイント依存講師 *病院勤務の調理師 *日本料理店の板前さん *パソコンとにらめっこの仕事人 *女子高校生 *タクシー運転手 *小学校教員 *現役力士 *不特定多数の栄養士 *午後10時のテレビ番組 *オリンピック候補選手 *スポーツコーチ *芸能人、芸能プロダクション社員 *〇〇栄養士会会員 *タカラジェンヌの新入生 *ヨーロッパからのコスプレ旅行者に *北朝鮮の一般市民に いつも担当する(ご依頼いただく)ことが多い、 クライアントとは異なり、 想像したこともなかった対象者との出会いを 想定することで、 栄養士の活躍する幅は、 もっともっと広がるのではないかと、 先生がご提示くださる課題を拝見し、 ますます実感しています。 ちなみに、私は、 ヨーロッパからのコスプレ旅行者を対象に、 あらかじめ提示された課題、 ≪日本で見つけよう「カワイイ」食事≫について、 プロットを立てました。 ところが……、 このプロットを、 先生にご指導いただいたとき、 「ぜんぜんなっていない!!」と、 先生からご指摘いただき、猛反省。 なぜなら、私がつくったプロットには、 「食事」についてしか 書いていなかったから。 先生は、「コスプレ旅行者に 「日本の銘々膳とか、一汁三菜とかって 唐突ではない?」とお尋ねになりました。 私のつくったプロットは、 すべて「食」に偏った構成で、 対象者を見ていなかったことに猛反省。 対象者が異なれば、今までの話も その対象者の興味あるところを切り口に、 変えなくては!! また、 この2日間で、 「講話力が10段階あるとしたら、 今までよりも2ステップ、3ステップは、 アップしたように思います」 と、参加者のみなさまのアンケートを拝見し、 これからのますますのご活躍が 頼もしくなりました。 みなさまからいただくご要望もあって、 「講話力スキルアップセミナー」の 続編は、 来年5月4日から5日、 ゴールデンウィーク期間中の 連続した2日間で開催する予定です。
by palmarosaK
| 2016-12-21 11:31
| 「講話力」強化セミナー
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